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− マンガ 編(1) −


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Date:手塚治虫 大都社・ハードコミックス
左「日本発狂」 S51.8.15(初版)
右「空気の底」 S50.5.10(二刷)

 西暦2003年はアトム誕生の年である。年代だけはマンガに現実が 追いついてしまったが、内容は全く追いついていませんな。
 手塚治虫関連のコレクターは大勢いるので、あまり珍しくはない。 ただし「日本発狂」は初版のためか、古書店では10万円もする。


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Date:藤子不二雄(F)
左「T・Pぼん」 S54.9.20(初版)潮出版社(全5巻)
右「エスパー魔美」 S53.2.5(初版)小学館(全9巻)

 藤子不二雄は「ドラえもん」が一番有名だが、細かい作品はそれ こそ無数にある。最近では短編集などが再販されている。
「T・P(タイム・パトロール)ぼん」は、潮出版社の月刊少年ワールド (旧・希望の友)連載。「〜魔美」の方は少年ビッグコミックス連載。 ただしこちらはカバー装丁が6巻からリニューアルしている。


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Date:石森章太郎(石ノ森)
左・右「宮本武蔵」上下巻 S49.8.20(九刷)潮出版社

 ペンネームが「石森」のころの作品。これも希望コミックス。
 石ノ森章太郎はTV特撮「仮面ライダー」シリーズなどでお馴染み だが、時代劇でも「佐武と市捕物控」などの傑作がある。
 これは史実の宮本武蔵の生涯を晩年まで追った作品で、後には 伝奇版(立川文庫)の宮本武蔵も描いている。


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Date:永井豪 秋田書店・少年チャンピオンコミックス
「キューティハニー」 S49.1.30・4.20(両初版)全2巻

 この作品は新装再販もされているが、画像は初版本。古書店で は5万円くらいする。最近ではリニューアル新作も描かれた。
 テレビアニメを見た人も大勢いるでしょう。主人公・如月ハニーの お色気たっぷり(笑)な感じが最高ですな。永井豪マンガでは一番 好きな作品です。放映当時のBGM集も買いました。


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Date:松本零士
1 「零士のメカゾーン」 毎日新聞社 S53.4.30(ニ刷)
2 「ロマンと幻想の世界」 S53.6.25(初版)秋田書店

 松本零士も細かい短編作品がすごく多い。しかもそのほとんどが単行本化 されておらず、短編集も出ていない。

 1は松本零士のイラスト入り兵器解説本。えらくマニアックな解説 がなされていて、面白いことこの上ない。しかし、メカに興味のない人 は引くこと間違いなしの一冊(笑)です。
 また、コミックマスター(ホビージャパン刊行)でも同じ内容のページ を持っていたが、こちらはすぐに終わってしまった。

 2の本には「有尾人の夢」という四色カラーの短編が再掲載されて いる。元はプレイコミック1975年9月13日号に掲載された作品。
 また巻末に昭和29年のデビューから53年前半までの作品リスト があるので、コレクターには必項の一冊です。


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Date:みなもと太郎 潮出版社・希望コミックス
「風雲児たち」(1巻) S57.3.10(初版)

 これはかなり長い作品で、関ヶ原から始まって途中ちょっと時代を 「はしょった」りしながら出版社を変えて今でも連載中。なんでも早く 幕末〜維新時代が描きたいのだそうだ。新装版が現在も刊行され てますが、通巻で何巻になるかはちょっと不明。
 作者は主に休刊した「希望の友」を中心に連載を続け、この他に 「レ・ミゼラブル」「ハムレット」なども漫画化しています。現在非常に 入手困難で、古本屋でもごくまれにしか見かけません。


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Date:ながやす功 潮出版社・希望コミックス
「リングの鷲」上下 原作・後閑秀雄 S53.3.15・10.10(両初版)

 これはボクシング漫画で、作者は原作つきの作品を数多く描いて ます。その中では「愛と誠」が最も有名でしょう。最近では「沙流羅」 などもあります。ちなみにそれらのデータは以下の通り。
「愛と誠」(原作・梶原一騎/講談社/全16巻)
「沙流羅」(原作・大友克洋/講談社/全7巻)


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Date:坂口 尚 潮出版社・希望コミックス
左から1〜6巻「石の花」 S59.10.15(初版)全6巻

 舞台は第二次大戦時のユーゴスラビア。現在でもボスニアなどで 内戦が続いている地域です。民族的対立をこの頃(1984年!) 作品化した人はほとんどいなかったと思います。作者の先見性には 驚かされますね。またこの作品は遺作となった「あっかんべェ一休」と 共に、講談社からデカ本で再販されました。


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Date:諸星大二郎 秋田書店・秋田コミックスセレクト
「マッドメン」 S60.10.20(初版)

 作者は本作品以外にも様々な伝奇・怪奇作品を描いてますが、 これはその中でも最も人気の高い作品です。
 ニューギニアの原始部族と日本神話をオーバーラップさせた物語 は、最初読んだ時には衝撃的でした。未だにこれを超えるような作品 が描かれていないところを見ると、誰もこの作品を超えられないん でしょう。また、この作品には「ちくま文庫」版もあります。


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Date:コミック・ゴン!(1〜5巻)
 ミリオン出版・ミリオンムック
1 1巻(ミリオンムック通巻25) H9.11.5
2 左から2〜5巻 2巻(35) H10.5.1/3巻(45) H10.11.10
/4巻(53) H11.3.1/5巻(64) H11.6.15

 この雑誌では昔のマンガの新作が読める。「カゲマン」「のらくろ」
「まいっちんぐマチコ先生」「うわさの姫子」「パンク・ポンク」などで、
その全てがマンガ家本人の書き下ろしで収録されています。

 特に1、3、4号に掲載された藤原栄子の「うわさの姫子平成版・ ウエディング姫子」には感動しましたね。これを持っていないと「姫子」 をコンプリートしたことにならない。それくらいの出来ですよ。
 あらためて考えてみると、私の女性の好みは「姫子」が原点のようです。 長い黒髪につぶらな瞳。活発というかオテンバ(死語)なところとか、 現在もあまり変わってないような気がします。
 しかしここでも「おはよう姫子」については一言も触れていない。


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Date:成井紀郎 講談社・TVマガジンコミックス
「ゴーゴー悟空」 S52.12.15(ニ刷)

 著作権表示が無い時代のパロディコミック。ヒーローが「新仙組」 (新撰組とは字が違う)で、怪人・怪獣は「悪者連合軍」。主人公の 悟空は科学者に改造された石猿(タマゴ猿)という設定。
 テレマガ系のコミックでは「へんちんポコイダー」などが復刻されて いますが、これは絶対に不可能。替え歌なんかもバリバリ入ってます。 当時のTVCMなどのギャグもあって、かなり笑えますよ。


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Date:あすなひろし
1左から 少年チャンピオンコミックス 秋田書店
 「青い空を白い雲がかけてった」1〜3巻
 S53.6.10(十四刷)・S54.5.25(七刷)・S56.2.15(初版)
2左から サン・コミックス 朝日ソノラマ
 「ぼくのとうちゃん」S53.3.31(二刷)
 「かたばみ抄」S57.6.28(初版)
 「白い星座」S58.5.25(初版)

 この人は非常に特殊なマンガ家だと思います。「叙情派マンガ」という言い方があれば、 それがピッタリですね。普通は中原淳一とか林静一の絵でマンガを描くのは無理ってもんです。 しかも、スクリーントーンをほとんど使っていません。今だと山田章博とかがその描き方 ですが、滅多にいないことだけは確かですね。
 特に「青い空を〜」は、ギャグとシリアスのバランスが絶妙です。

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