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No.151〜No.175までの25件

175. ちょっとした買い物(2005/5/5)
 皆様、子供の日やらGWはいかがお過ごしですか? 私は仕事に
明け暮れておりましたが、その合間を縫って都心に買い物に出かけ
ましたよ。帰宅したのは0時過ぎだったという強行軍で、いやもう
寝ないで24時間以上ぶっ通しで動いてると、けっこう疲れるもん
ですなぁ(笑)。

 さて、今週はまず読書リストに含まれないムック本4冊のご紹介。
最初は掲示板でも「買う」と書いた白亜右月の初画集「flamboyant」
です。これは「爆裂天使」がメインで、その設定ラフとかも収録。
他にもHPで掲載されたイラストがあって、かなりお買い得でした。
ちなみに本書には初回特典としてリーフレットが同梱されてます。
ファンなら「初版ゲット」がお約束でしょう。
 2冊目も画集で「Φ(ファイ)」です。うるし原智志がコミック
「TENMA」で描いた表紙を集めたもの。本書はその「前編」と
いった内容で、次の画集には本誌掲載のカラーページが収録される
とのこと。作者いわく「次はすげぇエロエロ」だそうだ(笑)。

 3冊目はHなパソコン雑誌「P−mate」の表紙を描いていた
門井亜矢の画集「HANA−花」です。これは同誌の表紙イラスト
が創刊号から全号収録されていて、そのラフや本誌のカットなども
ありました。かなり見応えがあります。本書は宙出版からの発行で、
昨年休刊した本誌も同社から復活しました。
 4冊目はテックジャイアンの増刊「ブリリアント」で2004年
下半期版。これは本誌掲載のHゲーム画像を半年分収録したもので、
2002年ぶんから毎年2冊ずつ(上・下半期)発行されている。
発売されたほとんどのHゲームの情報が掲載されてるため、資料的
価値も非常に高く重宝します。

 しかし……10時間以上かけてるショップ巡りを「ちょっとした
買い物」とは言い難いな(笑)。しかも未確認情報をいくつか入手
したため、それらはネット検索で確認しますよ。来週あたりにでも
また改めて出向くことになるやもしれません(泣)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」はDVDが2本追加。今回入手したコミックなどの
紹介は「以下待て次週」ということで(笑)。

 今週の1本目は「コンボイ」です。本作はサム・ペキンパー監督
のトラッカー映画。製作は1978年ですが60年代の社会現象を
うまく取り込んでます。
 今回見直して初めて気がつきましたけど、これってイギリス映画
だったんですね。ちょっとオドロキ。舞台は完璧アメリカンですが、
そういや台詞とかにどことなく英国調の「嫌味」があります。時代
設定からして反抗心が全面に描かれてますから、そう感じるのかも
しれませんけどね。個人的には「イージー・ライダー」とかと並ぶ
名作だと思ってます。

 2本目は「激突!」です。こちらはトラックでもサスペンス物。
スティーヴン・スピルバーグ監督71年の出世作ですな。TV用の
作品としては「恐怖の館」が先だったと思うけど、評価では本作が
ダントツで上ですね。一般的にスピルバーグというと「E.T.」
などのSF作品が人気ですが、本人はヒッチコックとかから影響を
受けているそうです。この作品ではそれが巧いこと結晶してますね。
 そういや「ターミナル」のDVDが出ましたけど、あれはどんな
もんなんだろう?

 早いもので、もうDVDが58+150本ですよ。そろそろ過去
データページに50本ほど移動しようかと思ってます。

174. あいてむページを更新(2005/4/28)
 いや〜、久しぶりに更新しましたよ。四ヶ月ぶりになりますかね。
本当はもっとマメに更新しなくちゃイカンのですが、なんせひとつ
のアイテムを調べるのにもとても時間がかかるんですよ。
 で、今回の更新では「ホビー・その他」が2ページに分割されて、
解説の一部も改稿した。しかし、左腕の激痛(笑)の休みの合間に
やってたため、多少場当たり的な更新になります。従って追加した
アイテムは、ちょっち少なめの13件となっております。

 我ながら興味深い発見もありました。過去の資料を調べてると、
ミリタリー関係のアイテムが多いことに気がつきます。昔からこの
系統が好きだったんですな。シュミレーション・ゲーム(SLG)
は最近ご無沙汰だけど、またやってみたくなりましたね。
 ちゅうか、いま現在SLGといったら恋愛ゲームSLGが全盛で、
昔ながらの戦術SLGは「大戦略」ぐらいしか残ってない(泣)。
サターンで出た「千年帝国の興亡」をプレイしたのが最後かも?
中古で「スーパーロボット大戦」でも買おうかと思案中。

 しかし、今後はもそっと更新ペースをあげたいなぁ(泣)。

〜今週の更新情報〜
 前述の通り「あいてむ」ページが久々に更新。追加は13件。
それと今回、トップ絵も更新した。今度のは「海賊船長」です。
「らいぶらり」はDVDが2本追加。コミックが新規2作追加。

 DVDの最初は「バイキング」です。これはカーク・ダグラス
主演の歴史劇。共演のトニー・カーティスは「手錠のままの脱獄」
が最も有名ですか。
 内容は8〜10世紀頃の中世以前の舞台設定で、イングランドと
北欧バイキングの戦いを描いた作品。1958年の製作なんですが、
いま見てもちっとも古臭く見えないところがスゲェ。城の尖塔での
剣戟シーンは圧巻ですね。これって合成じゃないからな。スタント
だとしても、スゲェ怖いよ。
 誰かこの作品リメイクしてくれないものだろうか?

 2作目は「パイレーツ・オブ・カリビアン」。これはかの有名な
「カリブの海賊」のリメイク版。しかし、ほとんど新作のノリです。
主演はジョニー・デップとオーランド・ブルームですが2003年
の製作なので、ブルームは「ロード・オブ・ザ・リング」で人気が
爆発する前です。解説でも「その前で良かった」と言ってる(笑)。
人気が出るとギャラが大変なことになりますからね。
 内容は大航海時代のカリブ海。呪われたドクロの金貨をめぐって
争奪戦が始まります。ジョニデの海賊役がハマリ過ぎですね。この
いいかげんでふざけた感じが最高です。SFXもオチにからんで、
効果的に使われてて良かった。ただ、剣戟シーンは物足りなかった
かも。やはり海賊は帆船のマストの上で戦ってくれないと(笑)。

 コミックは柴田昌弘「サライ」第1巻。これって「メイドSF」
という、ちょっち不思議なジャンルのお話です。今まで手を出して
なかったのは、前作の「クラダルマ」の途中で購読が途切れていた
からです。もう古本でもかなり出回ってるので、これからぼちぼち
読もうかと思ってますよ。
 この作者はHPもありますけど、そこは同人誌のイラストとかが
あって非常に笑えますね。アシスタントの一人は「スパンキング」
マニアで、メイドさんのお尻を叩きまくり(笑)。それとエヴァの
アスカとレイは、SM緊縛ポーズの絵がありましたよ。困ったもん
ですな(笑)。

 次は吾妻ひでお「失踪日記」です。この作者の単行本を買うのは
本当に久しぶり。今まで何やってたんだろ? という疑問は、全て
氷解ですよ。正に「謎は全て解けた!」って感じです。
 作者は仕事がイヤで家出して、浮浪者やってたらしい。しかも、
二度失踪してます。本書はそのネタばらし。おまけにアル中で入院
しちゃてたそうです。スゲェ内容ですな。
 ところでこの本、初版から一ヶ月半でもう四刷りですよ。これも
かなりオドロキですね。

173. ぐるめ道(2005/4/21)
 先週からバナナとイチゴを大量に食べている。どのくらい食べて
いるかというと、バナナが30本(5本x6パック)に、イチゴが
100個(20個x5パック)ほど。しかもこのうち自分で買った
のは10本&20個で、あとは頂いた物である。
 というのも友人宅に遊びに行ったら、ちょうど彼のお母上サマが
ご実家から出てきていて、食べ物いっぱいくれるワケなんですよ。
なんちゅうか、田舎の人ってそうですよね? お客サマがくると、
とにかく食べ物たくさん出すワケなんです。私の実家もそうですが、
いいですね、こういう習慣は!(笑)

 しかもコレは「おみやげ」で、夕食もごちそうになりましたよ。
餃子12個と、焼き鳥5個。ヤキトリも串ではなく照り焼きチキン
みたいなでっかい焼き鳥です。
「これは今日中に食べないと、日持ちしないからね」
「そうですよね。では頂きます……おお、これは旨い」
「そう? まだたくさんあるよ」
「いただきます」
 かなり調子に乗ってましたね。友人からは呆れられましたけど、
私は食べ物には遠慮しない性質ですから。それにほら、出された物
は残さず食べないと逆に失礼でしょう?(笑)
 バナナとイチゴもおかげでどの銘柄が旨いのか判別できましたよ。
ごちそうさまです。お母上サマがまたいらしたら呼んでね(笑)。

 これだけで済んだなら話のネタにはならなかったのだが、一昨日、
友人宅に実家からお米が20キロ届いたそうだ。そういうオチなん
ですよ(笑)。いやまったく、い〜いお母上サマですなぁ。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが2本追加。コミックが新規6作追加。

 さて、今週もDVDはSFだ(笑)。好きだよな、私も(笑)。
でその最初は「トロン」です。これはディズニー製作のCG映画で、
1982年とはいえかなりのデキ。さすがにCGは古臭く見えます
けど、映像は非常にキレイな仕上がりです。ひどく懐かしい気分に
させられますね。フルCGで描かれたバイク「ライトサイクル」の
チェイス・シーンは、いま見ても最高にカッコイイ。
 それと主演のジェフ・ブリッジスをどっかで見たような気がして
たんですが、本作より前74年にクリント・イーストウッド主演の
「サンダーボルト」に出演してました。彼はそれでアカデミー賞の
助演男優賞にノミネートされている。

 次は「ウォー・ゲーム」です。こちらは83年の映画。ここでも
CGがふんだんに使われてますね。ただ本作では特殊効果ではなく、
舞台の背景になってます。しかしTVの画面を映画フィルムに撮影
するのはけっこう難しいのだ。ヘタなドラマだとモニターの走査線
が映ってしまう。さすがに本作ではそんなヘマはしていない。
 監督のジョン・バダムは「御三家」のひとり。特撮監督でジョン
といったらカーペンターかランディスなんでしょうが、彼の場合は
「サタデー・ナイト・フィーバー」で知られている。

 続いてコミック新規6作は全てH系統。最初は小林拓己「TARGET」
です。作者はつい最近ビタマン連載の「ヴァージンな関係」が完結
しましたが、これはそれよりかなり以前の作品集。表紙と中身本編
の絵柄がぜんぜん違ってます(笑)。レディース・コミックで掲載
された作品だそうで、解説を読んだら納得しました。
 2作目はそのビタマンから「プライベートフェティシズム」です。
こちらは同じ「たくみ」でも安達拓実。これはフェチ&コスプレの
短編集で、作者のうんちく「考察」ページの解説もナイス。なんか
G−テイスト以来この系統の作品がグッと増えましたよ。

 3作目もビタマンで、倉上淳士「彼女が一番・」です。この「・」
はハートマークなんですが、文字が出ませんね(笑)。トランプの
マークをPNGファイルで表示すればこんな感じ→ 『
これなら「彼女が一番」も「よみきりもの」も表示可能です。
まぁそれはさておき、本作は2冊目の作品集。内容はフェチ・エロ
といったところ。しかし、本人にはまだまだ不満があるようなんで、
もっとエロエロにしてもらいたいもんです(笑)。
 4作目は井荻寿一「気まぐれナイチンゲール」です。これも作品
集ですが、この作者の単行本を買うのは本当に久しぶり。以前には
「霊能探偵ミコ」を読んでたっけ。確か最初は同人誌で見た記憶が
あり、その後少年チャンピオンでデビューしたハズです。すぐにH
雑誌にシフトしましたけど(笑)。今巻の収録作ではやはりメイド
物が一番ですか。

 5作目は「猫のゆりかご」あるまじろう。これで「安藤慈郎」と
改名する以前の単行本は全て揃った(3冊)と思うが、小説の挿絵
までは手が回らない。内容では妹キャラが多いのがこの作者の特徴
と言えますが、それがどうしても「しおんの王」とダブって見えて
しまいます(笑)。
 最後の6作目は八月薫「本当にあったHな体験教えます」です。
本作は最近流行りの読者投稿エピソードのマンガ。この人は何でも
描いちゃいますね。それとこの作者にはHPがあるので、お仕事を
追っかけるのが非常にラク。読者に優しい作家ですな。

172. 桜が満開ですな(2005/4/14)
 と思ってたら、雨が降りだしてスゲェ寒いよ。ほんとに今は4月
なのだろうか? 関東地方は今日から晴れるという予報なのだが、
この温度差はかなりキツイ。
 ところで、先週は夜更しばかりしていると述べたが、どうも調子
に乗りすぎていたようだ。というのも、タイピングのやりすぎから
左腕が痛くなってしまったのである。指を広げて物をつかむと激痛
がはしる(泣)。これはハッキリ言ってヤバイ状態、腱鞘炎の一歩
手前ですな。仕方が無いので、現在は右手だけでタイプしてます。
左手はシフト&エンターぐらいにしか使用していない……これじゃ
めっちゃ遅いよ(笑)。

 さて、今週は激痛の原因となっている創作小説3点の中間報告を
しようと思う。本来ならこの時期に一部を掲載公開する予定だった
のだが、そううまくはいってくれんもんだ。
 3作同時に書いているのはそれらが相互に関連する話だからで、
大筋は「修道士マルコ」の物語である。

 1作目は上梓6作目の長編作「小さな英雄」の続編で、作品中で
「ふった前フリ」の始末をつける話を書いている。後日談から話を
書き出すのもアリと思ったのだが、文章全体のテンポを考えて前回
終了の翌日からスタートさせた……これが失敗の元である。
 この作品の時間進行はかなり遅く、前作では原稿用紙で400枚
近い枚数を書いたにもかかわらず、作品中の時間は一週間しか進ん
でいないのだ(泣)。この進行ペースで続編を書くと、また一週間
ほどしか進まないのである。現在は約1/3ほど書いたところで、
続編400枚には収まりきらないことは確実になってしまった……
さて、どうするか?(笑)

 2作目は、前述の問題を解決するべく、旧・同人誌版の「小さな
修道士」をリニューアルさせた新作を書いている。ここで基本的な
舞台設定や背景を説明できれば、続編の方での重複は避けられる。
 ただ、ここでも問題がある。
 同人版は連作短編の形式だったため、特に時間・時期を設定して
いなかった。リニューアルに伴い、それらを連続した時間軸に組み
込む必要が出てきたのだ。これらのエピソードをもう一度書くのか、
それとも(そこはとばして)他の話を書くのか、全体の流れとして
非常に難しい選択を迫られている。
 過去の作品の内容は、上梓4作目の短編作「小さな約束」と同様、
かなり暗い。リニューアル新作とは全く正反対の雰囲気で、各章に
エピソードとして挿入するにも無理があり、そんなら全然別の話に
しようかと執筆中断で推敲中。

 最後の3作目は「小さな英雄」中に登場したマルコの師匠、聖堂
騎士ローランが主人公の作品。これは放ったらかしのままになって
いた未完成作品で、続きを書いて仕上げている途中だ。実はこれも
非常に長くなる話なので、途中で止まっていたもの。
 現在は物語初期の部分だけを抽出し、エピソードをまとめている
ところ。マルコのシリーズとは逆に、すごいスピードで話が進んで
いる。長編400枚で一年ぐらいの時間進行になるペースだ。最新
第7作目の短編「忘れじの丘」よりも早いテンポで、これもかなり
無理がある(泣)。

 というような作業を、ここ数週間集中的にやっていた……したら
突然激痛ですよ。読書も控えてタイピングしてたのに、私のタイプ
能力の限界点に達した様子。これじゃ益々作品の発表が遅れるな。
ここは某大作家のごとく「口述筆記」しかないのかも?(笑)

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが2本追加。

 今週もDVDは古典作品の紹介です。1本目は「華氏451」。
本作は題名パクリの批判映画ですっかり有名になってしまったが、
元はレイ・ブラッドベリの傑作SF小説です。それと見てから気が
つきましたが、監督は「フランソワ・トリフォー」だったんですね。
この監督は1959年の「大人は判ってくれない」という作品で、
一躍ヌーヴェル・バーグの旗手と目された超有名人。これはその後
1966年の作品です。
 内容は、本を読むことが禁止された未来社会のお話。蔵書を摘発
して焼却する「消防士(FIREMAN)」の主人公が、読書家となって
社会に反旗を翻すという筋立てです。これといった特撮は目につか
ないものの、映像的には「モノレール」が斬新ですね。近未来的な
乗り物として巧いこと絵になってます。

 この監督は「未知との遭遇」に「出演」してたくらいしか記憶に
なかった。ヌーヴェル・バーグという演出ムーヴメントぐらいなら
知ってましたけどね。しかし、この監督が社会派ということは納得
できますが、いかにもSFというシチュエーションは嫌いらしい。
やはりこの人は思春期の情緒不安ドラマが本職のような気がします。
ま、本作は原作付きですから、そこは監督の責任外ですけどね。
 それとDVDのパッケージで注文をつけると、映像特典に日本語
字幕が無いのは噴飯ものです。手抜きじゃなかろうか?

 2本目は「未来世紀ブラジル」です。これは古典作というよりは
カルト・ムービーですね。既に廉価版も出てますけど、私は2枚組
のスペシャル・エディションを捜し出して購入しました。ちゅうか
偶然中古を発見したので衝動買い(笑)。
 カルト作になった経緯とは、公開時にカットするシーンの調整で
テリー・ギリアム監督と映画会社の間で悶着があったりしたからだ。
これは「バトル・オブ・ブラジル」などと呼ばれ、監督が編集した
米国発売のレーザー・ディスク(クラリオン版)が現在では完成版
とされている。解説書でも詳細に語られているので、これは必読。

 内容は高度に管理された未来社会が舞台。公務員の主人公が夢で
見た女性とそっくりな理想の女性に出会って、次第に管理規則から
逸脱していくというお話。テロリスト役でロバート・デ・ニーロが
出演しているのにはオドロキ。この人はどんな役でもやりますね。
 本作は監督作の中では評価がかなり高く、これで「奇才」の地位
を確立したそうです。それなりに人気もある作品ですが、興行的に
は失敗したらしい。まあ、このラストでは仕方ないだろうが、私の
好みですね。SFのラストは「破滅」的でないといけない(笑)。
カルトSFというには相応しい結末といえるでしょう。

171. 春先って眠いの?(2005/4/7)
 やっとポカポカとしてあったかい陽気になってきましたが、私は
ナゼか不眠症です(笑)。近頃ずっと夜更ししてたせいかもしれま
せんけどね、なんか眠くならないんだよ。一般的には春先は眠気を
誘う季節らしいのだが、私は正反対らしいです。

 しかし不眠症のおかげで、創作小説の方はかなり進みましたよ。
現在は3作同時に執筆していてけっこう大変ですが、全体の1/3
ぐらいは書けました。この3作は全て関連する作品なので、お話の
整合性を確かめるのが大変なんですよ。でも、これで夏までに1作
ぐらいは完成する目処が立ちました。
 そういや、執筆してるとよく「ハイ状態」になることがあります。
調子良くタイピングしてると止まんなくなってそのまま朝まで……
なんてことがよくあるんですね。途中で気がつき、寝ようと思って
ベットに入るんだけど、頭が冴えてて全く眠れない。2時間ぐらい
横になっただけで出勤することもある。
 しかも一旦このハイ状態になるとなかなか元に戻らない。一日中
ハイ状態が続くこともあって、とんでもなく原稿が進みます。でも
翌日には「電池が切れたように」ぶったおれるので、かなりヤバイ
ですね(笑)。

 このハイ状態について心理学関係の書籍を調べたところ、心理学
よりオカルトに近い資料が沢山ありました。それらではハイ状態に
なることを「ゾーン(領域)に入る」と表現していて、一般人でも
けっこう頻繁に起こる事例らしい。
 著名なオカルト書籍の解説書によると、ゾーンにはゲート(門・
入口)があり、このゲートをくぐるためにはグリフ(愉快なこと=
グリーフル)を思い描くことが必要だという。かなり修行を積んだ
神秘主義者はこの領域にスグに入ることができ、一般人の数倍から
数十倍の速度で精神活動ができるそうだ。

 これが創作活動に応用できれば、10年かかる物語も一年ぐらい
で書けるかもしれない。スイッチをポンと入れると思考速度が数倍
になる……夢のような能力ですな。それって加速装置ですかね?
きっと奥歯にスイッチがあって、カキンと光ると残像がでる(笑)。
 しかし、もしそうできたとしてもタイピングによる処理速度には
「物理的限界」があります。考えた文章がモニターに直接出るか、
一日が30時間ぐらいあれば別ですが(笑)。

 さて話は変わって、今週もムック本を紹介しよう。これは掲示板
でもチラッと書いたランブル画集「Rumble Roses BEST SHOT」です。
本書はDOAなどと同じく高精密印刷の(株)文化堂印刷が担当。
ソフトバンクからの発行です。
 内容はオビの売り文句の通り「ぎりぎり・もりだく」のセクシー・
ショットが満載で、ファンなら買って損はしない。できればゲーム
中でのからみ(Hムーブ)の絵があると更に良かったかも(笑)。
私のお気に入りキャラはイーブル・ローズ様ですが、友人大先生様
はクレメッツ警部だそうです。スペンサー先生の性格反転キャラの
ミストレスは……ちょっちありがちですかね(笑)。

 それともう一冊。ワニマガジン社発行の「Seiso」というH
雑誌の第6号。ここに私が追いかけてる「相沢早苗」のHマンガが
掲載されていた。タイトルは「享楽の罪」で、その前・後編。ただ
本作は既出の単行本「OLSEX」にも収録されていて、雑誌では
再掲載になります。この作者は持病があると聞いてますけど、再録
ばっかりだとちょっち心配になりますね。
 最近これらのH雑誌はテーピングで封印されていて、しかも表紙
に掲載作家名が書いてない場合もあり、お目当ての作家を探すのが
大変です。もっと読者に優しくなってもらえないだろうか(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが3本追加。コミックの続巻が3作追加。

 まずはDVDから。今週紹介するのは全てSFの古典作品ばかり。
その最初は「恐竜100万年」です。本作はレイ・ハリーハウゼン
が特撮を担当したことでも有名で、クレイ・アニメで動かしている
恐竜は見応え充分。とても1966年の作品とは思えません。もう
40年前なんですよ? 観客は今のSFX映画と同様に、ビックリ
したんじゃないでしょうか。
 それとヒロイン女優の「ラクウェル・ウェルチ」ですが、かなり
マニアックな人気があるようです。現在でも通用するハイレベルの
美貌と巨乳で、走ってるシーンではそれがぶるんぶるん揺れている。
こりゃたまらんでしょう(笑)。彼女は「着ているものが少ない」
というSFヒロインの定番・代名詞的存在だそうです。

 2本目は「地底探検」です。これはジュール・ヴェルヌの原作で
1959年の作品。特撮の巨人、L・B・アボットが最高の映像を
創り出した名作。ただし出てくるのは恐竜じゃなくて、合成により
巨大化させた爬虫類ですけどね(笑)。
 本作の主役は同59年のヒッチコック映画「北北西に進路を取れ」
の名優ジェームズ・メイスン。私は54年の「海底2万マイル」の
ネモ船長の方が印象的でしたが、この後もこうした作品に出てると
いうのは、やっぱりキワモノ好きなんでしょう(笑)。
 とはいえ、役者さんのなかにはわざわざキワモノ役に挑戦する人
もいます。その理由は様々ですが「自分についたイメージを変える
ため」というのが多いらしい。ヒット作の役柄の印象があまりにも
強いと、他の役に起用されなくなるという問題がありますからね。
日本だと声優さんがこのパターンですか。
 それと、人気歌手パット・ブーンが美声を披露してます。当時は
プレスリーと人気を二分していたというから、すごい豪華キャスト
なんですね。

 3本目は「地球の危機」です。これはTV「原潜シービュー号」
の原案となった61年の映画。ここでもL・B・アボットが特撮を
担当している。提督といったら「ネルソン提督」でしょう。本作は
ノベライズ化もされていて、そちらは「あいてむ」ページでも紹介
しております。
 おそらく本作で「海ではイカと格闘する」のが定番化したのでは
ないかと思われます(笑)。大元は54年の「海底2万マイル」で、
ジュール・ヴェルヌはイカが嫌いだったのかもしれません(笑)。
実際に海には体長10メートルぐらいにもなる「大王イカ」が生息
してますし、海洋SFにはもってこいの設定でしょう。

 続いてコミック。1作目は高橋しん「きみのカケラ」第4巻です。
少年サンデーでの連載終了からずいぶん経ちましたが、本作は完全
加筆で継続中。この作者は「ぽや〜ん」としたやわらか〜い絵柄が
特徴ですね。メカ物を描いてもどこか有機的であたたかい。そんな
雰囲気の作品です。効果音は「はにょ〜ん」でも可。

 2作目は柴田ヨクサル「エアマスター」第24巻です。個人的に
主人公よりも坂本ジュリエッタがお気に入り(笑)。今巻で見事に
散ってくれました。ヤングアニマルの本編連載では渺茫のバケモノ
ぶりが加速してますけど、どこまでいくんでしょうか……できれば
他の渺茫の解説が欲しいところ。単行本のあとがきマンガでやって
もらえないものだろうか。

 最後3作目は技来静也「セスタス」第10巻。本作は集中連載の
形式で、ようやく10巻ですよ。本誌ヤングアニマルは隔週の発売
ですから、単行本の発刊ペースは月刊誌以下になりますか。今巻は
セスタスとルスカの二場面構成。主人公の未熟ぶりから判断して、
まだまだ長くなりそうな予感。新キャラも登場したし、完結までに
はあと5年以上かかるのではないだろうか。

 しかしついに、というかなんというかDVDが200本に到達。
その記念すべき作品は「地球の危機」ですか……えらいマニアック
だよな(笑)。前の100本目到達は2003年2月だったので、
ほぼ二年で100本……1週間1本のペースでDVDが増えてます。
では、300本目は2007年の春ですかね(笑)。
 ちなみに、100本目の作品は「眼下の敵」でした。ちゅうか、
これも潜水艦モノかよ!? なんだかなあ、もう(笑)。

170. 明日から新年度(2005/3/31)
 先週はハナ風邪のせいで散々な日々だったが、今週に入ってから
全快しましたよ。暖かくなったら体調も良くなった。先週は蕎麦の
話をしたが、そしたら無性に喰いたくなって大量に買い込んでバカ
バカ食べてたらハナ風邪も治った様子(笑)。やっぱし普段からの
食生活に問題があるのかな?
 ちゅうか、私が体調を崩すのはたいてい「寝不足」のときである。
やることやらずにイイ調子で読書に耽っていると、いつの間にやら
寝る時間が無くなっていることが多いのだ。体調のためにも夜更し
は控え目にしなけりゃイカンが……とはいえ、そんなことが易々と
できれば苦労は無い(笑)。

 さて先日、普段は滅多に行かない書店に久々に出向いたところ、
探してる本がゴロゴロ置いてあったので、また散財しちゃったよ。
そこで今週は先に読書リストに掲載されないムック本とかをご紹介。
しっかし、これじゃお金は貯まらんし夜更しも止まらんよ(笑)。

 ご紹介は計3冊。最初はゲーム「シャイニング・ティアーズ」の
ビジュアル設定資料集です。これはキャラデザ担当の「Tony」
ファンなので購入した。見たときには1冊しか残ってなかったので
危ないところ(笑)。内容は「ビジュアル」という売りだけあって
イラストが多く、雑誌「電撃姫」の表紙なども載っていた。これは
非常にお買い得ですな。
 あと「Tony」インタビューを読んだら、ちょっちビックリ。
このヒト食が細くて、一日一膳なんだそうだ……大喰らいの私には
とても信じられません(笑)。

 2冊目はゲームの攻略本で「KUNOICHI −忍−」です。
これはファミ通版ですがアスキー(アスペクト)版もあり、それも
現在捜索中です。私はこのゲームでは主人公「緋花(ヒバナ)」の
コスチュームにイカレちゃってます。ちなみに、友人に言わせると
これは「けっこう仮面のオマージュ」なんだそうです(笑)。そう
言われてみると確かに似てるかもしんない。
 最後もゲーム攻略本「零(ZERO)−紅い蝶− 魂鎮ノ書」。
これもファミ通版で、電撃PS版もある。他に実業之日本社からは
ファンブックも出てます。双子の姉妹「澪・繭(みお・まゆ)」が
超お気に入り。隠しコスチュームでは和服やゴスロリもあるので、
製作者もそこらへんはちゃんと解ってますね(笑)。

 ところで以前(だべり・166)紹介した「ランブルローズ」の
画集(ベスト・ショット版)が出たらしいのだが、これがどこにも
置いてない……ナゼにして? 超人気で売り切れたのだろうか?
それとも、近所の書店にはそもそも入荷してないのか?(泣)

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。

 さてDVDの1本は「カジノロワイヤル」です。これはイアン・
フレミング原作のダブルオー・セブン第1作目を映画化したもの。
1967年の作品なので、映画第1作「ドクター・ノオ/007は
殺しの番号」(’62)からだと5年後の製作になります。内容は
「元祖おバカ映画」といったノリなので、ナニも考えずに鑑賞する
のがいいでしょう……最近こんなコメントばっかりだ(笑)。
 本作は出演者が超豪華なので、古い映画ファンには絶対オススメ。
主役の二人「ピーター・セラーズ」と「デイビッド・ニーブン」は
ピンク・パンサー第1作「ピンクの豹」のふたりですな。個人的に
後者のデイビッド・ニーブンは好きな俳優の一人。他の出演作だと
「ナバロンの要塞」や「80日間世界一周」があって「80日間〜」
もDVDが出てたし、ジャッキー・チェンが出演のリメイク新作も
ある……また買うモノが増えちゃった(笑)。

 ところで売り文句には「ドクター・ノオ」の初代ボンド・ガール
「ウルスラ・アンドレス」の名前が挙げられていたが、驚いたのは
「デボラ・カー」の方だった。彼女はユル・ブリンナーと共演した
「王様と私」が有名です。思わぬところに意外な人が出ているもの
ですな。これには私もちょっち気づかなんだ。
 そういや、イアン・フレミングの原作は読んだことが無いことに
気がつきましたよ。彼は「チキチキバンバン」も書いている。確か
ハヤカワと創元で全部揃うハズだが、どれがどっちから出ているの
かよく解らない(笑)。今度ちゃんと調べて読んでみよっと。

 リストのDVD本数がもう47+150本に達したよ。あと残り
18本あるんで、200本の大台を超えるのはもうスグですな……
我ながらちょっちオドロキ。

169. 風邪の季節(2005/3/24)
 最近の天候不順にちょっちあてられたせいで、バナがぜをびいで
じまいまじだよ……口調がほんとにこんな感じ(笑)。なんかもう
電話に出たときに知り合いから「お前、ダレ?」とか言われるし、
今週はとにかく体調がサイテーでしたね。

 ところで、この件で医者にかかったら時節がら「花粉症かも」と
言われて、アレルギーの検査を受けました。この検査って、ワリと
簡単なんですね。腕に数種類の検査薬を塗りつけ、その反応を見る
だけです。その結果は……

「見事に反応しないな。普通は何らかの反応があるんだが……」

 つまり、私はこの検査により全く普通でない体質だということが
解ったワケです(笑)。どうやら私は「アレルギーが無い」という
特異体質だったのだ……なんか素直に喜べないのはどうして?(笑)
でもアレルギーってほんとに「体質による」ので、体質が変わると
出ることがあるそうなのだ。だから「今はナシ」といっても「この
先も出ない」という保証はドコにも無い。

 私の親戚(姻戚)には「蕎麦アレルギー」の人がいるが、これは
かなりキビシイ。蕎麦を食べると過剰反応し、命に関わるのである。
実際に救急車で運ばれたこともあるというから、シャレにならない。
私は大の蕎麦好きなのだが、その人と一緒のときは食べないように
している。その人は気軽に「気にせず食べてもイイよ」とか言って
くれるのだが「皿や箸にそば粉がついてても危険」という状況では
とても食べれません。
 このアレルギーの治療法としては、毎日「漢方茶」とかを飲んで
「体質改善」するしかないらしい。花粉症では過剰反応を押さえる
薬もあると聞いたが「治る」ワケではないということだ。

 体調を崩すたびに「健康が一番」と思うのは、私も年をとったと
いうことなんでしょうねぇ……ふう。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックの続編が2作、新規
1作が追加。

 バナがぜをびいででもDVDばびる……もうやめろって(笑)。
でその1本とは「チャーリーズ・エンジェル」の1・2作目ツイン
パックです。これは既にバラ売りでも2本3千円くらいで買えると
思うが、わざわざツインパックを中古屋で購入。定価で5980円
(税抜)が半額の2980円(税込)だったからね。半額以下だよ。

 本作は本来TVシリーズ(1976〜81)として放映されてた
作品で、過去にも何度か映画化されているらしいのだが、私が記憶
しているのはTVのだけ。その当時はケイト・ジャクソン、ファラ・
フォーセット、ジャクリン・スミスの三人だった……と思う。この
ニューバージョンではキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、
ルーシー・リューの三人だ……でも、チャーリーの声を担当したの
は当時と同じジョン・フォーサイスである。ちょっちオドロキ。

 内容はというと、イイ感じのおバカ映画なので、なんも考えずに
見るのがよろしかろう……キャメロン・ディアスのおバカっぷりが
非常にナイス(笑)。かなり笑えます。この「おバカっぷり」では
1作目の方が確実に上でしたね。
 2作目の「フルスロットル」の方には、その名に恥じない名車が
登場してるのが非常にマニアック。発表前のフェラーリの新車とか、
シェルビーGTコブラなんかは7台ぶんも破壊されている。

 チョイ役で出演しているキャリー・フィッシャーにはビックリ。
スター・ウォーズのレイア姫も、今では立派なオバサンです(笑)。
 それとこれもチョイ役でしたが、ジャクリン・スミスにも驚愕。
彼女はTV版の初代エンジェルのひとり(ケリー・ギャレット役)
ですからね。今でもスゲェ美女っぷりなのはさすがでした。

 ところで、敵役のデミ・ムーアは「フルスロットル」でラジー賞
(ゴールデン・ラズベリー賞)の「ワースト助演女優賞」を受賞。
彼女はこの賞の常連で、ワースト主演女優賞も何度かもらってます。
キワモノ女優もここまで徹底すると気持ちがイイですな。
 しかし「過去のエンジェル・メンバーが敵役」という設定では、
オールド・ファンからは反感を買うんじゃないだろうか?

 さて、コミックの続編1作目は槙ようこ「愛してるぜベイベ☆☆」
第7巻です。今巻で完結ってコトなんだけども、なんだかなぁ……
あっさりまとめすぎ? という感じ。でも、この重いストーリーを
無難に終わらせるには、これが最善なのかもしれませんな。
 2作目は木城ゆきと「銃夢 Last Order」の第7巻です。こちらは
まだ続いてますが、今巻ではガリィ=陽子の精神が一応修復された
ので、今後の展開がちょっち楽しみです。個人的にはノヴァ教授の
イカレっぷりが少ないのが寂しいところ(笑)。

 新規の1作は大山玲「真夏の夜のユキオンナ」全3巻です。前に
買おうかどうしようか思案中とか言ってたんですけどね、やっぱり
買っちゃいましたよ(笑)。別に内容とかには変更点は無いみたい
ですけど、各巻に「あとがきページ」が追加されてます。この作者、
士郎正宗のファンだったんですね。そう言われてみれば似てます。
特にエッチーな作画とか(笑)。
 作者本人も言ってましたけど、どこか別の雑誌でもいいですから
未完の続編「とと」を描いてほしいですね。いやほんとに。

168. 古書店巡りの結果報告(2005/3/17)
 今回は文庫本を20冊ほど購入してきましたよ。あらかじめ収集
目的の本をネット検索してから出向いたので、効率良く書店巡りが
できました……ただし、20冊で3万円もかかったよ(泣)。

 さて、その20冊中で最も高額だったのは創元のSF。エドガー・
ライス・バロウズの「金星シリーズ・全5冊・全初版」で、これが
1万円……1冊あたりの単価は2000円だ(泣)。さすが価値の
解っている古本屋は値付けもハンパじゃないです。こんな値段でも
私みたいなマニアが買うからでしょうね(笑)。
 しかし、買った直後に再版されたら……笑うしかありませんな。
最近は再版ブームですから。創元の系統だとフリッツ・ライバーの
「ファファード&グレイ・マウザー」とかも再版されてます。でも
これ確か全5巻のハズが3巻まで出て終わってたシリーズなんで、
厳密にいうと「再刊行」になるのかな。
 ま、他にも3冊4500円とか2冊で3000円を2組買ったり
してたんで、アッという間に3万円までいきましたよ。

 この他には、DVDを20本ほど買った……いや、なんちゅうか、
今ちょうど安売りしてるワケなんですよ。2本で2000円とか、
2500円とかでね。とりあえず1本1000円ぐらいのDVDを
10本買ったら、その勢いが止まらなかった……そういうことで。
ここで言い訳してどうするってか?(笑)
 でもね、20本にかかった金額は3万円でしたよ。文庫20冊と
おんなじ金額なんだよ? なんだかなあ、もう(笑)。

 これらの本とDVDは、おいおい紹介していきます。オイオーイ、
じゃなくて(笑)。いやほんとに。これでしばらくは古書店巡りも
しなくて済むでしょう。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」に書籍が1冊追加。

 その1冊はヘレン・エラーブ「キリスト教暗黒の裏面史」です。
監修が一風変わった歴史認識をするので有名な井沢元彦だったので、
かなり期待して読んだ本。でも、既に知っていることばかりだった。
 本書で語られるキリスト教とは「ローマ・カトリック」のことで、
それがいかにしてローマ帝国の権力と結びついたか、などが詳細に
解ります。その後の現代史まで要点を解説してくれるので、初心者
には最適でしょう。でも海外でこの系統の内容を書くのは「タブゥ」
なので、著者はかなり勇気のある人ですな。

 本書は書店巡りをするのに電車の中で読んでたんだけど、なんか
スグに読み終わっちゃいました。きっと文章のテンポが早いせいで
しょうね。歴史の解説書としては非常に読み易い本です。

167. 古書の季節(2005/3/10)
 この3月4月は卒業と入学のシーズンなので、古書店にも大量の
出物がある季節なんです。最近はなるべく書籍の購入は控えてたん
ですが、この時期だけはちょっとパスできません。

 とりあえず先週から今週にかけては近場の書店巡りをしてました。
昨年から捜索中だった(だべり・144)全10巻2セットの残り
2冊が発見できたのが超ウレシかったです。これでやっと読み始め
られますよ。
 ただ、もう一方の15冊については在庫が一部無くなってたので、
かなりユーウツです。こんなことなら先にこっちを購入しておけば
よかったのだが、時すでに遅し。なんでこんなマニアックな書籍を
購入するかな……ま、私は人のコト言えませんけど(笑)。
 でもコレ、まだアマゾン・コムに全巻在庫があるんで、それほど
急ぐ必要はないのかも……どのみち古本で収集するつもりですから。
定価だと1冊1000円だから、1万5000円になっちゃう計算
ですよ(泣)。これが古本なら計7500円ぐらいで済むハズです。
1冊100円とかでブックオフに並ばないかな……ムリか(笑)。

 ブックオフといえば、以前から捜索中だったハードカバー上下巻
も発見しましたよ。これがなんと各100円だったから爆笑です。
まともに定価で購入したら各2000円もするから、計3800円
ほど得した計算になります。ちなみに、前述の全10巻2セットは
20冊で1万ちょいかかりました。各7〜800円の文庫本なので
半額とまではいかなかったけど、かなりお買い得でしたよ。
 これらは今後ヒマを見つけて読破する予定……ちゅうか、先週は
「ラヴクラフト全集」を1巻から6巻まで読み直したりしてたんで、
かなり寝不足です(笑)。でも、意外と内容は憶えてましたね。

 この他の捜索中のアイテムもネット検索で在庫状況を調べたので、
来週はちょっち遠出してみるつもりです。いやしかし、探してれば
けっこう見つかるもんですなぁ。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが8作(新規4、続巻4)追加。

 さて、今週は近場で買ったコミックを紹介しておこう。来週から
また大量の古本の紹介が始まる(かもしれない)ので、このへんは
先に済ませておきたい。

 最初は続巻の1作目から。河井克敏「モンキーターン」第30巻。
これが最終巻ですね。寂しくなるなぁ……ちゅうか作者もあとがき
4コマで描いてましたけど、私も「青島優子」が1番お気に入りの
キャラでした。なんか「すごく勿体ない」結末だった。このような
構成上の失敗は、次の作品構成に生かしてもらえばいい……って、
まずは「おつかれさま」ですよね。

 2作目は魚戸おさむ「イリヤッド」第7巻。この作品は巻が進む
ごとに進行が遅くなっていくような気がしてならない。ページ数を
引き伸ばしているだけのような気もするのだが、これがこの作者の
作法なのだろう……でも、ちょっち遅すぎ。
 3作目は太田垣康男「MOONLIGHT MILE」第10巻です。こちらは
すごいスピードで話が進んでますね。もう前巻から二年後の話です
から。私にはこのくらいが丁度いいテンポです。

 4作目は竹本泉「よみきり・もの」第8巻。作者初めての8巻に
突入です。本はちょっち薄いんですが、これはすごいコトですね。
内容では月刊ドラゴンマガジン増刊号に掲載された単発作品が2本
収録されていたので、これがウレシイ限り。また何年も待つハメに
なるのかと危惧していた矢先だったので、ホッとしましたよ。この
調子で単行本未収録作品をここで順次収録していくというのはどう
だろう? これなら無限に続いていくハズなのだが(笑)。

 新規1作目は小林拓己「ジェノサイド」第1巻です。これは漫画
アクション連載の伝奇時代劇。やっと単行本になったんだな……と
思ったら、なんか中だるみのような展開なのでちょっとアレ(笑)。
もっとサクサク進めましょうよ。前出の「イリヤッド」もそうだが、
原作付のマンガって、みんなこうなんかな?
 2作目はさんりようこ「B型H系」第1巻。作者は4コマ系雑誌
では人気の作家で、ちょいHなネタが得意。本作はヤンジャン連載
ですが、いつも通りのH4コマです。これでメジャー誌デビューを
果たして、さらに飛躍してもらいたいもんですな。

 3作目は冬目景「幻影博覧会」第1巻です。これは「Bstreet」
という単行本から、コミック・バーズに移動してきた連載。やっと
通読できて嬉しい……と思ったら、バーズ連載分はイマイチな話。
この人も「絵」が先行するタイプですね。しかしこの単行本、出た
直後に購入したのに2刷。一ヶ月以内で2刷り……スゲェ人気だ。
 最後4作目は滝沢麻耶「リンガフランカ」です。これは単発作で、
アフタヌーンに連載してた「漫才」もの。個人的にはすごいお気に
入りなんですが、人気は今ひとつだったようです。非常に残念。

 アフタヌーンは、もしかで編集長が変わったのかもしれませんね。
以前はもっとマニアックな作品が多かった気がする……このような
個性的な作家は、そのうちみんな他誌(小学館の「IKKI」とか)
に取られてしまうんじゃなかろうか? 篠房六郎や鬼頭莫宏とかと
同じパターンにならなきゃいいけど……ま、アフタヌーン本誌での
1番人気が「げんしけん」という状況では仕方ないのかも。
 過去のアフタヌーン本誌の魅力とは、様々なジャンルのマンガを
ごちゃまぜにした「キャパの広さ」にあった気がするのだが、最近
は新規の読者に寄り過ぎているような感じがする……と思うのは、
私だけだろうか?

166. 最近の復刻モノ(2005/3/3)
 世間ではひなまつりですが、私個人では「復刻まつり」がブーム
となっております。最初にご紹介するのは、竹本泉がキャラデザを
担当したカードゲーム「セーラー服をあなたに…」です。

 このカードゲームは「あいてむ」ページでも紹介しておりますが、
1990年に「やのまん」から出たもの。15年ぶりの復刻です。
竹本泉はマンガは復刻されてますが、これが復刻するとはちょっち
オドロキですね。発売元は「ブッキング」で、復刊ドットコムから
出たものです。すごいマニアック……以下はその該当ページ。

ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=3701

 もう1件15年ぶりに復刻したマンガ作品があります。大山玲の
「真夏の夜のユキオンナ」がそれで、以前は全4巻でしたが今回は
全3巻・新表紙にて復刻。ちなみに1巻の発行は1990年です。
 実はこれ「あいてむ」ページで紹介しようと思ってたんですが、
先に復刻されちゃいましたね(笑)。改めて買おうか買うまいか、
かな〜り思案中です。

 ところで話は変わりますが、最近購入した必勝本を2冊紹介して
おきましょう。その1冊目は「どろろ」です。手塚治虫のマンガも
ゲームになる時代がやってこようとは、お亡くなりになった当時、
誰が予想したでしょうか? しかもキャラデザは「無限の住人」が
人気の沙村広明、美術は雨宮慶太ですよ。すごいメンツだよな……
しかし、ゲーム自体の人気はいまひとつだったみたい(笑)。

 もう1冊は「ランブルローズ」です。掲示板でも「買う」と述べ
ましたが、即購入ですよ(笑)。読んでみてちょっと驚いたのは、
キャラ設定が意外と複雑なことですかね。ただのお色気ゲームじゃ
なかったんだ(笑)。キャラの「性格反転」というのも斬新でイイ
感じですよ。DOAの「かすみ=あやね」のような対極キャラとは
またちょっと違った雰囲気で楽しめそうですね。

 さて、最後は萌え系の実用書をご紹介「もえ式英語攻略法」です。
出したのはなんと宙(おおぞら)出版。この系統は「萌え単」以来、
どれも売れまくってるみたいです。まぁ、ほとんどギャグですが。

 I can get along without a real lady.
(三次元の女性と付き合わなくても、なんとか生きていけるもんだ)

 こんな例文は絶対に使わないよ!(爆笑) なんちゅうか、これ
「使えない」という点では既存の学習書と何ら変わりありませんね。
でも「読んで笑いたい」という方には絶対オススメです。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」に書籍が1冊追加。

 その1冊とは「ラヴクラフト全集」第7巻……やっと完結だよ!
これは長かったです……なんせ1巻が出たのが1974年ですから、
完結までに30年もかかった計算になります。6巻の初版が89年
11月24日だから、そっからでも15年も経ってるんだよ。よく
無事に完結できたもんだ。翻訳者の大瀧啓裕も、解説でその苦労を
語っておられます。初出目録では同人誌掲載の記録まで調べている
のに驚愕ですよ。これは必読でしょう。

 内容は細かな作品集になっているので、マニア垂涎の内容です。
一説には初期作品の多くは「ダンセイニ風」と評価されているよう
なんですが、この語り口調はそれ以前から独自のものを持っていた
感じがします。でも、影響を受けているのは確かでしょう。
 収録作では「眠りの神」が一番「らしい作品」で良かったですね。
最初からここらへんを読んでしまうと面喰らうかもしれませんけど、
この雰囲気は独特のものと言っていいと思いますよ。

 余談になりますが「団精二」といえば「荒俣宏」の前ペンネーム。
「ダンセイニ」と掛けてたんですが、知ってる人はごく少数。

165. 価格破壊というか崩壊(2005/2/24)
 先週マイPCのドライブを交換すると述べたが、いざショップに
出向いてみてらビックリ仰天しましたよ。DVDメディアの全てが
読み書きできる「スーパーマルチドライブ」がなんと8000円!
もちろんバルク(プチプチ包装)品だったが、ついにここまで安く
なったのか、というオドロキである。

 私は以前からパイオニア製の記録ドライブを愛用していたのだが、
これを機会に乗り換えたよ。今まで使ってたドライブの最新機種が
6500円なのに、スーパーマルチとの差がたった1500円しか
ないからである。この激安ドライブのメーカーは「LG電子」で、
前は低電磁波モニターが人気だった会社だ。
 問題は、この激安価格のワケである。考えられる理由としては、

1.戦略的理由
 記録ドライブのシェア獲得のため、価格勝負に出た。
2.生産的理由
 単に製品がだぶついている。生産計画が甘かったか、メーカー製
PCに搭載予定のハズがキャンセル等の理由で余剰が発生。
3.経営的理由
 決算期のため、在庫は全て負債になってしまう。利益がなくとも
現金化しないとマズイから。

 この三つのうちのどれかだと思う。1なら全く問題ないのだが、
2と3の場合はかなり不安がある。今後このメーカーが存続できる
かどうかの瀬戸際だから。つぶれたらサポートも受けられないので、
シャレや冗談では済まされない。

 念のため購入前に自作系の雑誌で製品の評判を調べてみたところ、
どの紹介記事でも絶賛である。販売店での売上げもダントツ1位を
記録していて、全く問題は見当たらなかった。
 まあ、他のメーカーの製品がやっと1万円を切るかどうかという
価格帯のところなのに突然8000円まで値下げしたら売れるのは
当たり前だろう。ちなみに、昨年コレの前の型が発売された時には
1万6000円だったのだから、スゴイことである。わずか半年で
新品の価格が半分になってしまったのだ。

 そういや、ソニーとかの大手メーカーは年度下半期の決算を下方
修正している。その理由は価格崩壊の速度にコストダウンの速度が
追いつかなかったからだそうだ。こうなるとメーカーの生産計画も
益々スピード勝負の短期決戦になっていき、製品自体の寿命も短く
なっていくことが予想される。記録ドライブのメディアは今後HD
(ハイ・DVD)やブルーレイになっていくのが確実のため、現行
機種の激安競争は今年が山なのだろう。この激安ドライブにしても、
それを市場が先取りしてしまったというところか。

 新技術が登場するのはいいことなんでしょうけどね、個人的には
互換性のあるメディアで供給してもらいたい。ビデオとレーザーと
DVDで同じ映画を買うというのもバカバカしかったけど、これで
また新しい規格になったら、もう映画ソフトの購入は「卒業」する
のが妥当でしょう……なんか、ゲームをやらなくなった頃の気分を
思い出しましたね。それは「もうXXはいいだろう」てな感じの、
飽きたというより「醒めた気分」のことですな。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。

 さて、DVDは先週鑑賞の途中で終わってた「ワンス・アポン・
ア・タイム・イン・アメリカ」です。長いタイトルですなぁ(笑)。
本作は既に廉価版が1500円で発売されてるんですが、それには
映像特典が含まれていないため、私は旧版を探して購入しました。

 内容はユダヤ系マフィアの人生記で、現在と少年期の時代が錯綜
する構成は「ゴッドファーザー・パートII」とそっくり似てますね。
ちゅうか、そのまんま?(笑) ロバート・デ・ニーロ主演なので
これまた二番煎じという感が拭えない。ちなみに「〜パートII」は
74年の製作で、本作の製作は84年です。こんなに雰囲気の似て
いる作品をつくられても……評価のしようがありませんね。

 廉価版ではカットされてしまった特典映像ですが、撮影スナップ
とインタビュー集です。Q・タランティーノとかも出てますけど、
監督のセルジオ・レオーネを絶賛することに終始していて、かなり
違和感があります。どう考えても「〜パートII」の方が優れた作品
……だからカットされたのか?(笑)
 まあ、名匠セルジオ・レオーネ監督でも「玉石混合」ということ
なんでしょうね。別に「〜パートII」と比べさえしなければ、作品
自体は良質ですから。あと、本作が実質デビューのジェニファー・
コネリーがスゲェ可愛いので二重マル(笑)。公開は「フェノミナ」
と同じ84年だがこちらの方が幼く、撮影時で12〜3歳くらいと
思われます。

 余談になるが、本作は「ユダヤ・マネー」の臭いがプンプンして
仕方がない。英・米では「ユダヤ批判とナチス礼賛は厳禁」なので、
インタビューのコメントにもそうした「配慮」が感じられる。
 最近だと、映画「パッション」がユダヤ批判とされて資金提供を
断られたほか、英国の王子がパーティでナチスの服装をしたことで
散々しぼられている……大抵の場合、映像作品での「敵役」はナチ
である。インディ・ジョーンズでもリーグ・オブ・レジェンドでも
そうだった。その方がユダヤ・マネーの資金援助を受けやすいから
なのだろうが、いいかげんこのパターンからは脱却してもらいたい
ものである。

 そういや前に紹介した映画「タイタス」はシェイクスピアの原作
なのに、撮影はフランスのチネチッタ撮影所でやっている。どうも
悪役が黒人なのがその原因らしい。原作のタイタス劇は、英国では
かなりの人気らしいのだが、現在では公演はあまり行われていない
という。なんとも寂しい話である。

164. ドライブは消耗品(2005/2/17)
 今週の記事を書くにあたって、購入したDVDをパソコンで鑑賞
していたところ、突然「ぷっ」という不快な音(放屁のような)と
共にDVDドライブが停止しました。PCを再起動してディスクを
取り出し、再度試みましたが……ディスクを認識してくれません。
どうやらドライブの寿命が尽きたようです(泣)。

 いろいろ調べた結果、2層式ディスクだけが読めないコトが判明。
ふつうのDVD(片面1層式)やCD−ROMは問題なく認識して
くれるので当面の作業には困らないのだが、2層式DVDの映画が
途中のままになっていて、それがスッゲェ気になります(笑)。
 考えてみると、私が今までドライブを交換したのは2回なので、
今度交換すると3回目。ドライブは4台目になります。現在までに
鑑賞したDVDは194本(我ながら驚愕)なので、1台ドライブ
あたり65本(1本2時間だと130時間)で寿命が尽きたことに
なります。もっとも、他のCD−ROMとかの使用時間を含めると、
ドライブの平均耐久時間は200時間弱でしょうか。
 ま、ドライブは回転体ですから、運用時間の経過で消耗するのは
当たり前ですな。消耗しなかったら「永久機関」ですからね(笑)。
今日中に新品のドライブを購入するつもりでおります。

 でも、東京地方は今日は雨(泣)。電化製品を購入するには最悪
の天候だ。当然のコトながら電化製品は水(湿気)にヨワイので、
買い物には用心してでかいビニール袋を持っていくつもり。
 そういや、前のドライブが逝ったのは9月の台風時だった。この
「だべりかころぐ」だと2003年9月(だべり・088)である。
1年半もったのだから、ヨシとすべきなのだろうが……ドライブの
価格が6500円なら1本鑑賞するのに100円かかる計算だよ。
これって温泉宿のTVと一緒なのか?(笑)

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが2本追加。コミックが新規1作追加。

 DVDの1本目は「ミッション クレオパトラ」。本作はモニカ・
ベルッチがクレオパトラ役だったのだが、出番はさっぱり(笑)。
ちゅうか、フランス映画史上最大という制作費を注ぎ込んだ割には
余りにもムダ使いに終わった作品と思われる。私はこのようなB級
ノリの作品には理解がある方なのだが、おフランス風のギャグには
閉口せざるを得ない。文字通りの「ギャグ(拘束具の意)」という
のが相応しい駄作と言える。
 キビシイことばかり言ったが、群集シーンで突然ダンスが始まる
センスは面白いと思った。北野武「座頭市」でもタップ・ダンスの
シーンがあったけど、このような演出は、海外のちょっと気取った
映画ツウにはウケるのだろう。

 2本目は「タイタス」です。これ実はシェイクスピア戯曲の名作
「タイタス・アンドロニカス」を映画化した作品。本来は舞台劇で、
監督のジュリー・テイモアも舞台演出家です。
 原作はシェイクスピア史上最も過激で悲惨なストーリーで、全編
これ「復讐劇」である。映画の演出手法では、過去のローマ時代と
現代のリミックス仕様となっている。これ自体は斬新ではないが、
全体の色調に統一感があって、秀逸の出来だと思う。
 この作品、私は原作をあらすじぐらいしか知らなかったのだが、
見た感想を率直に述べると「すごい傑作」だ思いましたね。原作も
ちゃんと読もうと思ったのだが、邦訳は全く無い様子(泣)。唯一
お手軽に入手できるのは「ちくま文学全集」中の一冊しかない。
 ちゅうか、これを読まずしてシェイクスピアを語るというのは、
エセ文学者と言ってもいいでしょう。久々に面白い作品を見たので
かなり得した気分……とはいえ、いままで本作を読まずにいたのが
損していたんですな(笑)。

 コミックの1作は「やさしい気持ちになれる本」。これは漫画家
10人のアンソロジー本。執筆陣は竹本泉や須藤真澄ほか8名で、
表紙も竹本泉です。その竹本泉の収録作「フライング・ゾーサー」
という短編3本が非常に笑える傑作。
 竹本泉の作品は全部持っていると思うが、これは非常に気がつき
にくい一冊だろう。

 さて、私は午後から街中にでばってドライブを購入してこようと
思ってます。なんか丁度いいタイミングで雨もあがった様子ですし、
このぶんなら来週は鑑賞途中だったDVDを紹介できるでしょう。

163. 掲示板が新旧交代(2005/2/10)
 前に述べた通り、旧掲示板は閉鎖いたしました。サーバー提供の
CGIBOY様には、長い間まことにお世話になりました。ここで
改めてお礼申し上げて、契約終了のご挨拶とさせていただきます。
また、新・画像掲示板のAvi−Ban様には、これから本格的に
稼動させていただきますので、どうぞよろしく。

 いやしかし、画像掲示板の力はスゴイものがありますな。一ヶ月
間の試運転期間中だけで3600カウントに到達しましたよ。美女
ネタという魅力もあるんでしょうが、やはり画像の力は絶大ですな。
 今後の展開としては、画像板では主に時事ネタを中心に書き込み
していこうかと思っております。この「だべり」ページでは今まで
通り週一回木曜日更新で、書籍・DVDなどの購入アイテムを紹介
するつもり。

 本来ならこのサイトの「イラスト」ページの企画も、もっと早く
実現させなければならんのでしょうが、いかんせん私にそのような
時間的余裕が無いのが問題(泣)。
 とりあえず、現在は次回作の創作小説を煮詰めている最中なので、
サイトマップの再構成はちょっち先送りになりそうです……ふう。
その新作小説の方は、今夏までには発表する予定。

 う〜む……年初の目標通りには執筆ペースがあがってないような
気もしてますけど、ま、これは「努力目標」ということでカンベン
してもらいましょう(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」に書籍が1冊追加。

 その1冊は「運命の剣 のきばしら」です。PHP文庫。これは
7人の作家による時代劇のリレー小説。海外ではよく見られる形式
ですが、現在国内作品では非常に珍しいと言えます。そこらへんは
文芸評論家の縄田一男が解説で述べてますから、これは必読。
 ストーリーは「のきばしら」という剛刀にまつわるエピソードが
足利時代から幕末まで続いていくという構成です。参加した7人の
なかでは第四話担当の「宮部みゆき」がかなり良かった。以前には
同文庫の「初ものがたり」を読んでますが、この人は現代物(例・
模倣犯)より時代劇の方が面白い気がします。ま、あれはちょっち
クド過ぎた感がありました。

 でも、小説家というからには「小説は書けて当たり前」ですか。
プロはそれより先、このようなテーマ(または「依頼・要求」でも)
に沿った作品を供給できるかどうかなんでしょう。他の作家さんと
読み比べてみるのも非常に興味深い一冊です。

162. マツリとは何か?(2005/2/3)
 最近ネットでよく「お祭り」という単語を見る。2chでいえば
「お祭り騒ぎ」のことだろうが、マツリ本来の目的とは、支配者が
民衆の支持を得るために編みだした「政策」のことだ。

 日本には古来からの祭り(神事)が多いが、これらも元は政策の
一環である。これらのマツリの性格からして「豊作」や「繁栄」が
多いのは当然だろう。現実に「ご利益」が無ければ誰もやろうとは
しないものだ。ご利益の無いマツリは時代と共に廃れてしまって、
現在では影も形も無くなっている。
 マツリの目的とは、参加者(民衆)の意識を統一し、日々生活の
鬱積したストレスを発散させることにある。従って、マツリが成功
するかどうかは支配者の最重要政策だったのだ。民衆の意識が統一
されれば施政がうまくいくのは当り前で、集団農耕もうまくいくし
豊作も期待できる。非常に解り易い。

 さてこのマツリだが、本来のお題は「山笠祭り」である。これは
博多のお祭りだが、この参加者はすべて褌(ふんどし)姿で、見る
からに「粋」な感じがする。
 問題は、祭り参加者の「少女ふんどし写真」がエロ画像掲示板に
貼られたことから始まった。
 サーバーの管理者は「少女ふんどし写真」が「児童ポルノ法」に
抵触するとして、貼られた画像を削除。この「ふんどし」が「下着」
に相当するというのが理由らしい。
 このあおりを喰らって、一般の「山笠祭りを紹介しているサイト」
にも削除依頼がいき、それらのサイトが閉鎖または移転するという
事態に発展。2chではこの問題のスレが乱立し、アクセス障害が
発生するほどになっていた。

 削除反対側の意見としては、

1.街中で堂々と行われている山笠祭りの写真を貼るのがダメとは
 考えられない。
2.少女と大人の線引きが曖昧で、削除される明確な基準が無い。

 というところだ。もっともな意見である。
 また、削除側の言い分としては、

1.少女ふんどし写真が多数貼られると、画像掲示板がロリータ・
 マニアの溜まり場になってしまう。
2.山笠祭りにロリータ・マニアのカメラマンが殺到する。または
 参加者の少女の身に危険が迫る。

 ということだ。これももっともな意見である。

 私個人の見解を述べさせてもらうと、マツリとは前述の通りスト
レスを発散させるための行事であるから、画像の削除はマツリ本来
の目的からいうと正反対の悪行である。ただしこれは参加していな
ければストレス発散の意味が無い。
 マツリが観光資源であって、商業ベースで考えられるのならば、
その画像を貼るのには「主催者の許可が必要」なことは当然である。
画像を貼りたければ、主催者に許可を取ってから貼ればよろしい。
無許可で貼ったあとで、関係者とかサーバー管理者から削除依頼が
きたのなら削除するのは当たり前だろう。

 ちなみに、本サイト「光子力研究室 画像掲示板」に削除依頼が
きた場合は即削除されます。これはサーバー管理者の「Avi-Ban」様
との契約でそうなっているからで、これに反対するなら最初っから
掲示板を借りなければいいだけの話です。
 ちゅうか、削除に文句つけるくらいなら自分でサーバー立てれば
よろしい。「他人のふんどしで相撲をとる」のでは何も反論できん
だろう……巧くオチがついたな(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が3作追加。

 最初の1作目は平野耕太「ヘルシング」第7巻です。前巻に引き
続いて「よう兵」隊長が大活躍。セラスお嬢ちゃんもついに本当の
吸血鬼となった。一方、主人公のアーカードは最終ページでやっと
間に合ったというところで、この作品はほとんど場面のノリだけで
進行していく感じ。バスタードと似たようなところがあるなぁ。

 2・3作目は聖悠紀の超人ロック・シリーズ「久遠の瞳」第3巻
(通巻66)と「冬の虹」第2巻(通巻67)です。これって同時
進行・同時発売だよ。すごいことやってるな。
 前著はこの3巻でエピソードが完結したが、後著はまだまだ途中。
主人公ロックの過去は明らかになるのだろうか……かなり期待。

 しかしアレだな、事件が発生するたびに慌てて規制を厳しくして
いるが、根本的には何も解決していないのが浮き彫りになるだけだ。
もっと古代からの先人の知恵に学んだらどうかと思う。

161. 最近のレアもの(2005/1/27)
 今週は読書リストに掲載されないムック本を5冊ほど紹介しよう。
そのうち3冊はゲーム関係の本で、2冊は写真集です。

 最初は「DOAU」のCG集と解説ムック本です。この書籍名は
CG集が「DEAD OR ALIVE Ultimate BEST SHOT」で、解説本の方が
「DEAD OR ALIVE Ultimate -Official Guide-」です。
 この2冊は攻略記事とかCG部分で重複している個所も多いため、
どちらか一方なら大判のCG集がお薦めです。ソフトバンク発行で
2200円。解説ムック本の方はファミ通Xbox・エンターブレイン
からの発行で1800円。どちらも税抜き価格。でも私は2冊とも
即買いしましたけどね(笑)。

 3冊目は「マグナカルタ・ナビゲーションガイド」です。これは
角川書店から発行された攻略本で、現在はどこでも売り切れ状態。
いま入手できるのはファミ通版の攻略本だけでしょうね。これらの
攻略記事の内容は大きく違う部分はないのですが、この角川版には
キャラデザ担当の韓国の絵師「キム・ヒョンテ」のインタビューが
顔写真入りで掲載されています。

 4冊目は講談社発行の写真集「アンヌへの手紙。」です。本書は
ウルトラセブンでアンヌ隊員を演じた女優・ひし美ゆり子の写真集。
 これは初版なのでかなり貴重な一冊ですが、絶版ではないらしく
新装版も出ているようです。内容は36人の著名人のフアンレター
ですね。本編の写真ではヌードもあり、解説では全出演作データが
掲載されてます。アンヌのファンなら必見でしょう。

 最後の5冊目はAV女優の友崎りん初写真集「ring」です。
メディアックスの発行。彼女は2000年にデビューした女優で、
本書にはサイン印刷ポスターが付いている。
 彼女はルックスは良かったのだが演技がいまひとつだったため、
爆発的に売れた女優ではない。しかし素人ムッチリ系の顧客層には
大ウケで、写真集は出る度に完売。特定のマニア受けというところ
でしょうね。古書店でも滅多に見かけないのはその証拠ですな。

 ちゅうか、新規設置した画像掲示板でもアイドルとかAV女優の
紹介をしようかと思ったのだが、検索してみるとそれらのページは
ほぼ100パーでアダルト・サイトだった……そりゃそうか(笑)。
 まあ、通常の検索でヒットするならわざわざ紹介することもない。
アニメや漫画イラストの画像も大量にあるのだが、画集や写真集の
ページを丸ごとスキャンしたようなサイトを紹介するのは違法性が
高いと判断したので、紹介は見送ることにした。
 本サイト「あいてむ」ページでは「書籍の表紙・外観」の画像は
紹介しているが、内容をスキャンした画像は全く無い。ふつう版権
問題とかを考慮すれば、それが当然だろう。

 現在、画像掲示板では「ねこ画像対戦」がボッ発中(笑)。

〜今週の更新情報〜
 この「だべり」ページの「かころぐ」が6ページ目に突入した。
丸3年もやってれば25週x6Pだから、けっこうな量である。
「らいぶらり」にコミックが3作追加。

 さて、コミックの追加は全てHコミック(笑)。1冊目は鬼ノ仁
「近親相姦」です。昨年中に出ていたもので、やっと入手できた。
内容はタイトル通りの兄・妹モノですが、他に学園・不倫物もある
短編集で、かなりお得な感じです。一枚絵の魅力もさることながら、
ストーリー展開も凝ってますね。
 2冊目は「脱衣志願」きお誠児。こちらも学生物ですが、絵的に
ロリ度はずっと高目です。作者本人も奥付で言ってますけど、年に
2冊出すのはかなり大変ですね。

 3冊目は「ありすブレイカー」ゴージャス宝田。これは私の友人
がアシスタントに行ってる作家さんなので、個人的に非常にウケる。
奥付の楽屋ネタ漫画「ガハハも11」にマジ爆笑で、アシ友人との
会話ではウラ話も聞けました。

「えっ? これって、マジネタなの?」

 彼は答えてくれませんでした……ウソですが(笑)。ここ本人も
見てるので、ウソはマズイですね。
 こんなオチでよろしいでしょうか?(笑)

160. 負け犬?(2005/1/20)
 昨年からこの「負け犬」というキャラで売るのが、落ち目の芸能
タレントの間で流行っているようだ。似たような売り方だと前から
「苦労自慢」とか「貧乏自慢」いうのがあるが、この負け犬キャラ
では「開き直り」が基本フォーマットらしい。
 しかし、女優の杉田かおるは玉の輿となって、一転して勝ち組の
仲間入りである。こうなると「シンデレラ」キャラという売り方も
出てくるのではないだろうか? 最初っから玉の輿が決まっている
タレントを、それを秘密にして売り出す……考え過ぎだろうか?

 芸能界では「やらせ=仕込み」はあたり前。タレントも下請けの
映像プロダクションも、そんなことは知っていてやっているワケだ。
私が見た一番ヒドイものは、古くは「川口某・探検隊」だったが、
これと似たようなことをNHKが特番で放送して大失敗している。
最近では「バイク便」会社の紹介だった。
 バイク便とは急ぎの原稿などを作家から出版社、または印刷所へ
の入稿に使うものだ。これをTVでは原稿の受け取りから入稿まで
カメラが追っかけて取材していたのだが、マンガ家のアシスタント
をしている友人にこの話をしたところ、

「撮影班に先回りされるような、遅いバイク便は使わねぇよ」

 というお返事だった……そりゃそうだよな(笑)。つまり原稿の
「受け取り場面」と「入稿の場面」は、別の便のものだったのだ。
この映像プロに限っていうと、私はその後も担当した番組を何度か
見たが、似たようなことを毎回やっている。
 やるならもっと巧くやってもらえないだろうか?(笑)

 さて、今週は読書リストに掲載されないムック本を一冊ご紹介。
それは「圧巻! 無頼派時代劇」です。本書はチャンバラ時代劇の
特集本で、ほとんどがモノクロ作品。これらの作品はフィクション
だからヤラセもOK!(笑) ただコレ、発行元が学研なんだけど
「歴史群像シリーズ」から出すのはマズイだろう? 木枯し紋次郎
とかって、どう考えても歴史じゃないし(笑)。
 冗談はさておき、内容はタイトル通り圧巻です。紹介されている
作品はDVDの発売情報もあって、解説も読みやすい。また、公開
された当時のポスターもカラーで掲載され、非常にマニアック。

 先週みなもと太郎のコミック「挑戦者たち」を紹介したが、こと
「時代劇」では時代考証をしてはイカンらしい。作者もそのことは
承知で描いていたが、江戸期の女性の「お歯黒」は描かないそうだ。
時代劇は歴史物とは違い「時代劇」という独自設定で製作するのが
決まりなんだそうだ。
 これは「水戸黄門」などを見ても解るだろう。うっかり八兵衛は
「ご隠居にサービス」などというセリフを平気で言う。江戸時代に
「サービス」という言葉は無い(笑)。八兵衛はジョン万次郎より
英語に詳しいらしい。つうかこの頃の外国語といえばオランダ語か
ポルトガル語だろう。種子島(単発ライフル銃)だろうとギヤマン
(ガラス器)だろうと「南蛮渡来の一品」である(笑)。
 だから、見る方はそれを「解っていて」見ないとダメですよ。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が1作追加。書籍が1冊追加。

 コミックは太田垣康男「MOONLIGHT MILE」第9巻。やっとロスト
マンが登場したと思ったら五郎と敵同士に……これから面白くなり
そうですな。でも、ありがちな戦争ドラマは避けてほしい。
 そういや土星の衛星タイタンに無人探査機が着陸したとかしない
とか……現実の宇宙開発もすごいスピードで進行してますね。

 書籍は「物理と数学の不思議な関係」です。著者マルコム・E・
ラインズ博士は英国人ですが、アメリカのベル研究所にお勤めです。
理論物理学の博士で固体物理学が専門。
 本書は物理学(者)と数学(者)の関係について述べた本ですな。
物理学者は「適当に」実験を行ってますが、その理論は「厳密な」
数学に基づいている。別に物理学者がいいかげんなワケではなくて、
実行可能な実験をしているだけ。この違いが非常に面白い。
 本書はハヤカワ文庫の「数理を愉しむ」というシリーズですけど、
出る度に買ってるような気が……買ってるな(笑)。

159. 新たなる掲示板(2005/1/13)
 旧掲示板の契約切れに伴い、新たに画像掲示板を作成しました。
これは画像掲示板で、「Avi-Ban」様の無料レンタル掲示板をお借り
しております。ここではウェブ上で見つけたサイトの紹介と、この
「光子力研究室」の連絡・告知などに使用するつもりです。
 旧掲示板の方は、今月末には閉鎖する予定。

 これは前々から思ってたんですけど、こうした海外の情報を掲載
してくれるサイトって、ほとんど無いんですよね。そこで「じゃ、
自分でやっちゃるか!」てな軽い気持ちで立ち上げたんですけど、
これを長期間運営していくのは大変そう(笑)。ここ数日は掲示板
の試運転にかまけていて、ちょっと寝不足気味です。
 でも友人大先生様のご協力もあって、なんとか体裁が整いました。
感謝感激です……しかしアレだよな、よく見るまでもありませんが、
私と友人大先生様の女の子の好味はぜんぜん違ってますね(笑)。
彼はイケイケで派手目の美女がお好味のご様子なので、これからも
そっち系統の情報提供をよろしくお願いいたします。敬具。

 さて話は変わりますが、先週は正月ボケをカマシて年初の目標を
掲げるのをすっかり忘れていましたね(笑)。このぶんだと今年も
大変かもしれない(泣)。

「創作小説を書くペースをあげる」

 というのが今年の目標です。ちゅうか、昨年は長・短編一作ずつ
書いたんですが、現在のこのペースでは執筆予定の作品を掲載する
のに10年ぐらいかかってしまう……そんなアホなぁ(泣)。
 ですので、今年は少し読書や映画鑑賞を控えてでも、執筆活動に
勤しまなくてはイカンと思っているワケです。でもまあ他にもやる
べきことは沢山ありまして、本サイトでだと「あいてむ」ページの
解説改稿ですとか、自作イラストを掲載するページの作成ですとか、
ううむ……時間が足りない。
 ぼちぼちと急いで(笑)やっていくことにします。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが1作追加。書籍が1冊追加。

 コミックは「挑戦者たち」です。みなもと太郎が「斬鬼」で連載
していたエッセイ漫画。この雑誌については以前(だべり・111)
創刊したときにも紹介しました。少年画報社からの発行。
 これはスゴイ面白い本です。みなもと太郎というと超人ロックを
描いている聖悠紀なども所属する「作画グループ」のメンバーで、
超ベテランのマンガ家ですよ。内容では作者の生い立ちから貴重な
エピソードが満載。中でも作者が「貸し本屋」のバイトをしてたり、
日活の「大将軍撮影所」では「仕出し=チョイ役」をしてたりと、
やっていた人でしか知り得ないウラ話があります。

 最近は時代劇ブームが再燃しているらしく、映画では「丹下左膳」
がリメイクされたりもしてますね。これはおそらく、ここ数年来の
「バガボンド」の大ヒットなどが影響してるんじゃないかと思う。
それと、社会の世相的にも「勧善懲悪」というストーリー仕立てが
受け入れられ易いんでしょう。なんか近頃はTVニュース見てても
番組製作費の横領とかオレオレ詐欺とか、不正ばかりですからね。

 書籍は「ジェニーの肖像」です。前に(155)ハヤカワ文庫版
を読んでますが、本書は偕成社文庫版です。やっと捜し出したよ。
初版は1977年で、昨年3月に増刷したものだ。なんと27年で
7刷りだよ。これじゃ見つかるワケ無いって(笑)。
 本書の解説には作者ロバート・ネイサンの写真が掲載されていた
ので超ビックリしましたね。これって少年少女向けの本じゃなくて、
マニア御用達のライブラリですよ。

158. 新春のお喜びを申し上げまする(2005/1/6)
 目出たく年も改まり、無事に新年初仕事も済ませました。皆様は
いかがお過ごしでしょうか? 本サイト主幹のEMUKEIです。

 私は正月といえば、毎年「箱根駅伝」を見てすごします。今年は
仕事で寝不足になりながらも全部見てました(笑)。いやしかし、
今年の箱根はスゴかったですね。第5区の山上りで、順大の今井が
11人を抜いて区間新記録達成……超人ですか? 箱根路は何度か
車で通ったことがあるが、とてもあんな速さで走れる坂道ではない。
駒大の四連覇とか本当にすごいんだけど、スポーツ誌のほとんどは
山上り11人抜きが一面でしたね。
 でも、控えの順大陸上部員ですが、ゴールの瞬間に間に合わない
からといって、バスを降りて高速道路を走っちゃイカンよ(笑)。
ま、気持ちは解るけどね。

 さて、話は変わりますが、年末に発売された書籍をいくつか購入
しましたよ。ここでは読書リストに載らないムック本4冊をご紹介。
 最初はPS2のゲーム「シャイニング・ティアーズ」の攻略本。
これはキャラデザが「Tony」で、それにつられて購入したもの。
攻略本は二種類出ていたので、両方とも買った。この人はPCのH
ゲーム絵師で人気だったんですが、これで一躍メジャーの仲間入り。
PC最近作では「そらのいろ、みずのいろ」があります。
 しかし、ゲームをやってないのに攻略本だけ買うというのもアレ
だよな(笑)。

 といいつつも、次も「マグナカルタ」の攻略本(笑)。こちらは
「キム・ヒョンテ」という韓国の絵師がキャラデザを担当している。
この人は初画集も出たハズなのだが、街中の書店をいくら探しても
見つからねぇ(泣)。とある書店では「完売しました。メーカーの
在庫も無く、再版は2月ごろ」という張り紙が……マジですか?
どうして私が買おうとする本はいっつも無いんだろう?
 断腸の思いで購入を諦め、とぼとぼと帰路につきましたよ。でも
自宅近くの書店に立ち寄ってみたら、4冊も置いてあった(笑)。
どうも郊外型書店(田舎の本屋)は客層が違うようですな。

 でその画集の内容ですが、マグナカルタの他にもジェネシスIII
とかが収録されていて、非常にお得な感じ。韓国の絵師というと、
なんかこう……誰かの物真似という感じがしないでもないんですが、
この人はオリジナリティがありますね。特に女キャラのフトモモの
描き方が非常にエロく見えるのは……私だけ?(笑)
 ちなみに書籍名は「Oxide 2x」オキサイド・ツーエックスです。
ハードカバーで2200円。エンターブレインからの発行。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDを1本追加。

 今回は「デイ・アフター・トゥモロー」です。もちろん特別編。
インド洋大津波の後で見ると、かなりキビシイものがありますな。
しかし本編内容は災害パニック作では定番ともいえる救出劇なので、
安心して見ていられます。
 映像ではオープニングの南極のシーンが秀逸。空撮だと思ったら
CGだったのでビックリ。本物かCGか判別できないほどの映像は
素晴らしいですな。こういう使い方をしてくれると非常に嬉しい。
でも竜巻は「ツイスター」とそっくりで、ちょっと拍子抜けかも。
 特典で一番ウケたのは「雹=ひょう」が降ってくるシーンですな。
ビニール製の雹が地面でポンポン跳ねてNGに……最高に笑える。
つうか、それくらい撮る前に気がつけって(笑)。

 ところで、インド洋大津波の死者は13万人に達したそうです。
邦人の犠牲者もどんどん増えてるし、この先伝染病とか発生したら
手がつけられない。国連では被災者数を3〜500万人と予想して
ますけど、もっと増えそうな雰囲気です。TVではタイの報道官が
「もうどうしたらいいか解らない」と嘆いていた……亡くなられた
方々のご冥福をお祈りします。
 ちゅうか、北に送る援助物資があるならタイに送ってやれって。
なんでこう日本の外交政策って弱腰なんだろう。もし石原都知事が
総理になったら、北に「NO」と言ってくれるのだろうか?

157. インド洋大津波(2004/12/30)
 26日にインドネシアのスマトラ島沖で巨大地震が発生。地震の
規模を示すマグニチュード=Mは8.9から9である。この影響で
インド洋沿岸諸国に津波が来襲。翌27日には各国公式発表による
死者が3万6000人に達し、行方不明者2万5000人。被災者
総数は10万人を越えて増加中……凄まじい大災害だ。

 日本は島国のため過去何度も津波に襲われているが、これほどの
被害は私もちょっと知らない。手元の資料(理科年表)によると、
昭和八年の三陸地震津波(M8.3。死者3008人)が最高か。
このときは家屋の流出・倒壊・浸水が1万戸に達し、津波の高さは
最大25mを記録した。今回のインド洋大津波の被害は、単純計算
するとこの12倍の規模になる。
 ちなみに、地震・火災だと大正十二年の関東大震災(M7.8。
死者9万9331人)がある。台風災害では昭和三十四年の伊勢湾
台風(死者4700人)で、このときは家屋全半壊・浸水の合計が
50万戸を越えている。

 ところで、災害のニュースを見ていて気がついたことは、各国が
ばらばらに救援をしていること。このような大災害では統一された
指揮系統が絶対に必要な筈なのだが、現状ではそのような国際共同
組織は無いらしい。一応、国連には広域災害対策の機関があるよう
だが、情報収集や公式発表が主な役目で、今後このような大災害が
発生した場合、効率よく救援活動することは期待できないだろう。
 私は映画「サンダーバード」のような「国際救助隊」が必要だと
思った。これはシャレや冗談ではなく、マジな話である。

 暗い話ばかりしていると憂鬱になるので、あったかい話をひとつ。
映画俳優のジェット・リーもこの大津波で被災したそうなんですが、
彼は津波が押し寄せる中、負傷しながらも人命救助をしたそうです。
 おそらく、被災地ではこのような行為がごくあたり前に、無数に
行われているに違いない。そう思うと優しい気持ちになれますね。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」に書籍を10冊追加。これで紹介予定の書籍は全部
終了したことになる。また、書籍も過去データに50作移動した。

 まず1冊目は鷲尾雨工「日本剣豪伝」です。これは富士見書房が
出していた時代小説文庫の一冊で、剣豪短編集です。本文に関して
言えば、非常に解り易い文体で好感がもてます。
 この作者は第二回(昭和十年下期)の直木賞を受賞してますが、
実は直木三十五とは早大の同級生で、本書もそのライバル意識から
書かれたもの。巻末解説を読むと、二人は出版事業をめぐる諍いで
犬猿の仲になっていたそうだ。本書でもあちこちに直木の著作への
反論があります(笑)。これはこれで非常におもしろい。

 2〜4冊目は林不忘「丹下左膳」です。リメイク映画を見逃した
ので、原作を読んでみました。本文は新聞連載だったこともあって、
かなり短いエピソードを「引く」連続です。しかし読むスピード、
というか読み進むテンポ的には、これくらいが私には丁度いいかも。
 それと原作の丹下左膳は、昔見た映画とは違ってよく喋りますね。
映画のちょっとニヒルな雰囲気は、俳優の持つ独自の雰囲気の方が
強かったんでしょう。

 5冊目は多田容子「双眼」です。これは柳生十兵衛の剣戟小説。
本文では対決場面の描写・ディティールがしっかりとしているので、
私の目指している文体にかなり近かった。要は「ここはこうだから、
こうなる」というような、理詰めの文が多いこと。納得できるので
読み進むテンポも落ちない。
 実はこの作者、現実に「柳生新陰流」の使い手で居合道にも通じ、
手裏剣も撃てるというから、これはもう本物である。実際、剣術に
精通していなければ解らない部分もあるようだが、さすがに私には
そこまで深く読み込めなかった(泣)。
 また、作者は何度も時代小説の賞を逃がしているが、それは「剣」
自体の現実と文章のギャップのせいなのではないだろうか。本書は
面白かったので、次作も読もうと思ってますよ。

 6・7冊目は歴史を旅する会・編集の「剣豪伝」天の巻・地の巻。
8冊目も同会編集の「幕末テロリスト列伝」です。これらは時代劇
アンソロジーで、収録作家は南条範夫、早乙女貢、安西篤子などの
直木賞作家がズラリ。しかもSF作家の光瀬龍もいます。
 この内容ですが、ハッキリ言ってこれはスゴイ本ですね。例えば
天の巻では「宮本武蔵」の章があるんですが、ここでは誰か一人が
武蔵の担当ではなく、8人の作家が書いた「武蔵の作品」を集めて
あります。こんな編集方針は見たことないですよ。それぞれ武蔵の
演出・表現方法が違うので、読み比べるのが非常に面白い。
 それと「幕末〜」収録の一作で、光瀬龍は坂本竜馬暗殺の犯人は
新撰組ではなく京都見廻り組ではないか、という私見を述べている。
これがまた穿ったところを突いていて面白かった。

 9・10冊目は泉秀樹の「戦国なるほど人物事典」と「幕末維新
なるほど人物事典」です。各100人の人物に焦点を当てて解説。
個々のエピソードは少量(3〜5ページ)ですが、年表もあるので
通読して歴史の大筋を知るには最適と言えます。かなりマイナーな
人物も紹介されてますが、その方が個人的に嬉しいです(笑)。
 前出の8冊は全て時代劇に関係した本ばかりだが、この二冊では
「歴史」と「伝奇」の差異を調べることもできる。解っているなら
何も問題ないが、混同するのは非常に危険だ。ちなみに「丹下左膳」
は創作された人物なので、実在しませんよ(笑)。

 さて、本年も残るは大晦日だけとなりました。今年は自然災害が
相次いで発生し、散々な一年だったような気がします。実社会では
「西のダイエー」と「東の西武」は経営危機状態で、NHKまでが
渦中にあります。唯一の明るい話題といえば「紀宮さま御婚約」で
しょうかね……来年は「平成」の元号通り、お平らに成ってほしい
ものだと、切に願っております。
 ちゅうか私は大晦日こそ休みだが、正月三日はずっと仕事(泣)。
休みは4日5日になってからですよ。ですので年明けの初更新は、
1月6日を予定しております。
 それでは皆さま、良いお年を……&あけおめ、ことよろ(笑)。

156. AVPを観ました(2004/12/23)
 タイトルは「エイリアンVSプレテダー」の略ですよ。これって
一応「年末年始映画」ってことになるのかな。観に行ったところは
いつものワーナー・マイカル館でしたが、席が前列の方だったため
スゲェ大迫力でした。おまけに巨大スピーカーの重低音ウーハーが
頭に響きまくり。これにはちょっち酔いが回りましたね(笑)。

 で映画の内容はというと、南極で見つかった古代遺跡の探検隊が、
エイリアンとプレテダーの戦いにまき込まれていく、というもの。
この古代遺跡とかのデザインがかなり良かったんですが、メインは
やはりバトル・アクションでしたね。本作でのプレテダーは一流の
「狩人」として描かれていて、カッコ良すぎます。一方エイリアン
はというと……なんか「ショッカーの戦闘員」みたいな扱い(笑)。
たぶん数が出てきたのでそうなっちゃったんでしょう。
 それと、お話の途中で「よくわかんない設定」もありましたね。
探検隊員の武器装備が充実しているのもそうです。しかも本編では
そのことについては何の説明もナシ(笑)。これってDVDとかで
大量の特典が付くことになるんじゃないでしょうか。
 あとヒロインの「サナ・レイサン」という女優ですが、どっかで
見たような記憶があるのに思い出せない。パンフの解説を読んでも
心当たりは全くナシ。えっと……アシャンティ、はミュージシャン
でしたっけ?(笑)

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが5作追加。今週は過去データに50作
ほど移動して、かなりスッキリした。書籍は10冊追加したけど、
これでもまだ半分(泣)。

 コミックスは続編が3作の新規が2作です。まず続編の1作目は
きたがわ翔「千夏のうた」の第3巻。今巻で第一部完結ということ
なのですが、初期エピソードが長すぎたのではないでしょうか?
今後引き続き第二部を描くのかどうか、かなり不安。
 2作目は「よつばと!」の第3巻です。相変わらず不思議な日常
マンガを描いてます。今巻でジャンボの職業が明らかになりますが、
これは個性的なキャラですな。
 3作目はこばやしひよこの「おくさまは女子高生」第6巻です。
前巻で初体験篇がひと区切りついたため、脇のエピソードが続いて
ますね。しかし、本誌での袋とじページはエロ過ぎ(笑)。

 新規1作目は田中ユタカ「ときめきエッチ」です。作者は久々に
見た気がしますが、変わりなく純愛H路線でした。しかしカバーの
絵柄では、ずいぶんアカ抜けた感じがします。
 2作目は「特選少女」です。本書は松文館のHアンソロジーで、
ゴージャス宝田のネームにつられて購入しました。私の友人がこの
作者のアシスタントをしている関係で、私もちょくちょく読ませて
もらってます。相変わらずゴイスーなお話(笑)。

 書籍の1冊目は電撃文庫「爆裂天使」です。これは現在OVAが
出てますが、そのノベライズ版。小説オリジナルの登場人物もいて、
OVAとはちょっと異なるストーリーですね。本作はキャラデザを
したのが「白亜右月」ということで、美麗なカバーと口絵イラスト
のために購入したもの。ただ、本文の挿し絵は別の人が描いている。
 白亜右月は「ツリ眼美少女」を描かせたら日本一だと思いますね。
個人的には直球ストライク・ゾーン(笑)。本サイトりんくページ
から本人のHPに飛べますが、Hゲーム「サムライジュピター」の
スタッフを降板した、という記事には残念至極。これで「テック・
ジャイアン」等に掲載されたイラストは「幻の設定資料」となって
しまった。

 2冊目はフランス書院の美少女文庫「あいどるな教え子」です。
イラストを担当している「ひよひよ」は、Hマンガ家として超有名。
一方作者の「内藤みか」は一般のエロ小説家と思っていたのだが、
このようなヤング・アダルト向けの作品も書けるらしい。
 3冊目は二次元ドリーム文庫の「おしかけサキュバス!」です。
ノベルズ版の好調な売上を背景に、文庫にも進出してきましたね。
本作はその第1弾作品ですが、ノベルズ版とジャンル・内容の違い
は無い様子。ちゃんと住み分けできるのか、ちょっと心配。

 4冊目はムービック発行「落下症候群」です。作者「館山緑」は
ゲームのノベライズ等をやっていた人で、本作はムービックのHP
連載をまとめたもの。しかもイラストは「たかみち」です。この人
は「どっかにいそうな娘」を描かせたら日本一ですね。
 5冊目は講談社「さくや妖怪伝」です。これは映画のノベライズ
ですが、初期デザインを担当したのが「冬目景」とは知らなんだ。
本書でもカバーと挿し絵を描いてます。映画は続編もやってるので、
それも小説にしてもらえないものだろうか。

 6冊目は赤城毅「贋作遊戯」です。本作は前作の「紳士遊戯」の
続編で、私は単発モノだとばかり思っていましたよ。出ているのを
知ってから探しまくって購入しました。本作はジャンル的には明治・
大正ロマンに属する内容なんですが、時代設定は昭和七年ですよ。
えらいマニアックだなぁ。イラスト担当が「村田蓮爾」というのも
見逃せませんね。
 7冊目は梶尾真治「インナーネットの香保里」です。作者は通称
「カジシン」と呼ばれるベテラン作家。近年「黄泉がえり」が映画
もされましたね。しかも本書はイラスト担当が「鶴田謙二」です。
徳間書店の「エマノン」シリーズと同様のカップリング。

 8冊目は「ナインティーン」です。本作は八月薫がキャラデザを
担当したHゲームのノベライズ。内容は別荘地でのひと夏の経験と
いったところ。この頃の絵柄は超有名Hゲーム「同級生」のキャラ
デザをした竹井正樹に似ているので、ルーツを見た気がしますね。
しかし本書の発行元「童夢舎コアラブックス」なんて聞いたことも
無かったですよ。かなりのマイナー作ですな。
 9・10冊目は鳴海丈(なるみ・たけし)の「悪漢探偵」の二冊。
「濡れた標的篇」と「淫の収穫篇」です。これらも挿し絵が八月薫
だったもので、カバーは大御所「村山潤一」です。この画家は画集
も買いましたね。すごいカップリング。また作者の鳴海丈は様々な
ジャンル作品を書けるクレバーな作家で、菊地秀行や夢枕獏と似た
タイプです。作風はエロ&ハードボイルドですよ。

 今週は書籍を10冊ほど紹介しましたが、私の書籍の購入基準が
よ〜く解る内容でしたね(笑)。来週は書籍も過去データページに
移動させよっと。

155. 短編小説「忘れじの丘」を上梓(2004/12/16)
 月日の経つのは早いもので、本サイトもあと二日で三周年を迎え
ようとしております。掲載した小説も7作目に到達してますから、
時の流れを感じさせますなぁ。

 今回上梓した短編はかなり古い時期に書いたまま放ったらかしに
なっていたもので、掲載されている作品の時間内でいうと一番古い
もの……じゃなくって、2番目に古いお話になります。本サイトに
掲載されている小説は全て同じ世界設定を使用しているため、この
時間軸を間違えるとお話の整合性が合わなくなってしまう。今回の
主人公二人は前作の長編「小さな英雄」にも出演してますし、一部
は設定をリニューアルして書き続けております。これはその中では
旧タイプに属する内容。つまり魔法の無い、中世歴史物の部類。
 今後の執筆予定としては、聖堂騎士ローランのお話を書こうかと
思ってますが、これがまたえらく長い話なので、どうしたものかと
思案中です。そんなことやってる間に「小さな英雄・修道士マルコ」
のお話も煮詰めていかなきゃならんのだが……絶対的に時間が足り
ませんな、マジで(泣)。
 来年からはもうちょっち速いペースで書こうかと思ってますよ。

 ところで、執筆にかまけて三周年記念の企画がふっ飛んでしまい
ましたが、この企画はいずれ完全体としてご紹介するつもりです。
とはいうものの、内容はグラフィック・ソフトに関する記事なので、
小説の読者はあまり興味がないかと思います。
 本来はこのサイトにも自作のイラストを掲載していく予定だった
のですが、絵を描くソフトに使い勝手が良いモノが無かったため、
自分でツールを作っていたのである。小説同様、絵を描く作業にも
非常に時間がかかるため、自動化できる部分についてはできる限り
自動化していく、というのがその主旨なのだ。

 今回、トップ「めいん」ページのイラストを更新したんですが、
これは「PCペイントブラシ」で描いてるんですね。このソフトは
ウィンドウズに付属してる「ペイント」を作った「ZSoft」社
の純正品。もう絶版になって久しい製品ですが、なかなかイイ感じ
で描けるんですよ。最近のグラフィック・ソフトでは、ほとんどが
「グラデーション」に特化したツールしか備えてないので、手描き
のような雰囲気の出せるソフトが無いんだな、これが。我が家にも
一応「フォトショップ」や「ペインター」があるにはあるんですが、
私の必要とするツールはあまり搭載されていませんね。

 まあ、ツールが完成したら自作イラストも大量生産が可能になる
ハズなので、ぼちぼちやっていこうかと思ってますが……元々この
「光子力研究室」は自作ソフトの製作サークルとしてスタートした
のである。まだHゲームが256色全盛の頃だよ。懐かしい思い出
ですな(笑)。

〜今週の更新情報〜
 前述の通り「そうさく」に短編小説「忘れじの丘」を掲載した。
トップページのイラストを更新。来年の干支「トリ年」です(笑)。
「あいてむ」ページの記事を一部修正。ほんとに一部だけ(泣)。
「らいぶらり」にコミックの続編が2作追加。書籍が6冊追加。

 ではコミックの続編から。最初は柴田ヨクサル「エアマスター」
第23巻です。本編ではバトルロイヤルが続いてますけど、今巻の
注目は書き下ろしの「昔の渺茫」ですか。今回は渺三のエピソード
が紹介されているが、これって十四人いる渺茫の昔話を全員分やる
つもりなのだろうか? だとしたらすごく期待。
 次は八神ひろき「G−taste」第7巻。今巻で完結ですよ。
かなり残念ですね、これは。作者本人も「この作品が終わることを
予想してなかった」と言ってるくらいですからね。掲載誌の休刊を
3回も乗り越えて続けられた人気作だったのに……アフタヌーンで
の復活を切に希望します。
 そういや今週の少年サンデーで「モンキーターン」の連載が終了
してしまった……寂しくなるなぁ。

 書籍の1冊目は香山滋「ゴジラ」です。本書は「ちくま文庫」版
なんですが、三一書房版の香山滋全集を底本として選集したもの。
現在は全集が入手困難なので、まともに原著を読めるのは本書だけ
でしょう。内容は小説「ゴジラ(1作目)」と「ゴジラの逆襲」で、
他に映画脚本の草案原稿やエッセイ、短編小説「獣人雪男」も収録。
えらいマニアックな構成です。
 映画版ゴジラは今年がラストだそうですが、これは原作の「あの
ゴジラが最後の一匹だとは思えない」という名文そのままですね。
十年後ぐらいに復活するんじゃないでしょうか。

 2冊目は「フランス料理を築いた人びと」です。著者の辻静雄は
「大阪あべの・辻調理師学校」の創始者として有名ですね。本書は
昭和五十年発行の文庫版。近代フランス料理史を解りやすく解説。
十九世紀の天才料理人「エスコフィエ・セ・フィニ」の呪縛からの
脱却を図ろうとする現代フランス料理人の意気込みなどは読み応え
があり、浮ついたグルメもどきには耳の痛い一冊。
 3冊目は「神田鶴八鮨ばなし」です。こちらは純和食。著者師岡
幸夫(もろおか・)は神田神保町「鶴八」の店主だった鮨職人で、
既に引退してます。本書は修行時代から一人前の親方となるまでの
エピソードが綴られている。歯切れのよい江戸っ子の口調が読んで
いて気持ちイイ本。本書には続編も出てるんですが、まだ文庫化は
されていません。

 4冊目は「ベン・ハー」です。映画は有名ですが、原作者のルー・
ウォリスについてはほとんど知られていません。私も本書で映画化
の経緯などを知ることができましたよ。ただ原作はとても長くて、
本書は短縮された抄訳版。作者は「クォ・ヴァディス」を参考に、
古代を舞台とした恋愛物語を創作したんだそうだ。ただコレ最近に
なって舞台劇が公開されたこともあって、全集も出ている様子。
 5冊目は「動物農場」です。ジョージ・オーウェルの痛烈な社会
批判小説。他に短編が三作収録されているが、本書は解説ページが
全体の4分の1ほどもあり、開高健も寄稿している。表題作の内容
は豚と人間の寓話ながら、読み込むほど穿った考えを誘発させる。
非常に象徴的な名著ですな。

 最後6冊目は「ジェニーの肖像」です。これはハヤカワ文庫版で、
やっと手に入れた。かなり有名な作品だと思っていたのだが、現在
翻訳本を入手するのは非常に困難。偕成社からも出ているハズなの
だが、実物を見たことは一度も無い。これも古書店で1000円で
購入したくらいだ。
 本書の内容は、売れない画家の前に現れた少女「ジェニー」から
物語は始まる。画家はジェニーの肖像を描くことで、次第に裕福に
なっていくのだか、果たして彼女の正体は? という謎めいた展開。
SFでも古典の部類に入ると思うけど、ちょっとメランコリックな
ファンタジーとして読めます。
 そういや、漫画「エアマスター」に登場する坂本ジュリエッタが、
相川摩季のことを「俺のジェニーを見つけた」と言うシーンがある。
作者は相当な読書家ですね。

 ちゅうか今週で読書リストも50冊+200冊に到達だよ。あと
残り20冊もあるんだけど……今年中に全て紹介できるのかなぁ。

154. 今は夏ですか?(2004/12/9)
 関東地方での、先週土曜日の大風はすごかったですな。なんでも
東京では最大風速40mを記録したとか。このようなごく短時間で
低気圧が急激に発達することを「爆弾低気圧」と呼ぶんだそうだ。
これは局所台風とも言えるだろう。アメリカ大陸の内陸では竜巻の
被害が報告されますけど、それも似たようなもんでしょうね。
 問題は翌日の日曜日。文字通り台風一過の晴天で、スゲェ暑い。
埼玉の熊谷では最高気温が26度で、これはもちろん12月の最高
気温記録を更新したそうです。街中ではみんな半袖で、突然7月に
なっちゃったみたいだよ。今年は夏頃から異常気象が続いてたが、
それもここに極まれり、といった感じ。

 私はというと、この急激な気温の変化に体がついていかず、おも
いっきり風邪をひきました(泣)。おまけにハラもこわしました。
下ったと思ったら詰まったままになってしまい、そのせいかもしれ
ないが、腰にきましたよ。座ったままで長時間執筆しているため、
これはかな〜り辛い。現在は病みあがりのため、関節がバキバキに
なって油が切れたみたい(泣)。改めて思ったが、やっぱり健康が
一番だよねぇ……ふう。
 ちゅうか、この大風では映画「ツイスター」を思い出しましたよ。
これは竜巻を追いかける気象観測士のドラマ。最近の天災映画だと
「デイ・アフター・トゥモロー」でしょうかね。よし。次はコレを
購入しよう。

 ところで話は変わりますが、メリッサ・Pという小説家をご存知
でしょうか? イタリアで若干19歳でベストセラーをとばして、
つい最近プロモのために来日したんですよ。著作は「おやすみ前に
ブラッシング100回」というゴイスーなタイトル(笑)。いや、
笑っちゃいけません。
 本作は赤裸々な性描写が話題で、本人の申すところによりますと
「ほとんど実体験」なんだそうだ。国内の作家(例・綿矢りさ)と
比べても、10代の作家としては良い方だと思う。
 また、今週の「週刊現代」にはグラビア記事が掲載されている。
これがまた脱いじゃってるからぶっ飛びですな。しかもかなり美人。
撮影は本人が大ファンだという、アラーキー(荒木経惟)が担当。
著作と一緒にご覧になられてはいかがだろう? 内容が想像できて
いいかと……いや、それじゃ妄想か(笑)。しかし……国内作家も
これに対抗して脱ぐというのはどうだろう?(爆笑)
 ふざけすぎでしたね、すんません。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックが2作追加。

 DVDは「ミシェル・ヴァイヨン」です。本作はカーレーサーの
ドラマで、実際にル・マン24時間レースにエントリーして撮影を
敢行したぶっ飛びの一作です。監督のルイ=パスカル・クヴレアは
元はCMの製作者。車のCMばっかり450本も撮ってきたという
その道の大ベテランです。やはり撮り方が解っているせいか、映像
は非常に美しいの一言。ル・マン以外にもレース・シーンがあり、
冒頭で雪中ドリフトをキメるのが超カッコイイ。WRCの一場面の
ようです。ちゅうか、そのまんまですよね。見終わったらWRCの
DVDが欲しくなりましたよ。
 まあ誉めてばかりでは何なのでちょっと苦言を申しますと、本作
のストーリー展開は荒唐無稽な気がしますね。様々なエピソードを
積め込み過ぎなので、もうちょっと的を絞った方が良かったのでは
ないでしょか。それとヒロインのダイアン・クルーガーはめっちゃ
美人で二重マルなのだが、未亡人の役では主人公とはからめない。
いっそ「友人の妹」ぐらいの方がいい気がする。でもコレ、原作の
コミックがあるんで、そこらへんは監督の責任外ですか。

 続いてコミックの追加は続巻と新規が各1作。続巻は藤島康介の
「ああっ女神さまっ」第30巻。発刊ペースが早くなった代わりに
厚さが薄くなった(笑)。20巻あたりと比べるとよく解ります。
ちゅうか、これで普通に戻ったと言うべきか。今巻はウルドの1級
昇級試験の続きから。
 新規は春輝「SPORTS HIGH!」です。この作者の単行本は2冊目の
購入になりますが、妄想全開な作風がいい感じ。前回はコスプレ風
でしたが、今巻ではスポーツ美女特集。次はどうなるんでしょうか?
今後にもちょっち期待してます。

 さて、現在進行中の創作小説ですが、予定通り来週には掲載でき
そうです。3周年企画はふっ飛び(泣)ということで、残り時間を
執筆に集中した結果なんとか間に合いそうですよ。ホッ。

153. 時は金なり(2004/12/2)
 先週はずっと創作活動に没頭していたため、他に何もできないと
いう状態だった。ほとんどヒキコモリ、またはカンズメ状態である。
今更ながら思うのだが、小説家というものは「元祖ヒキコモリ」の
職業だろう。私のようなプロでない、素人作家の場合は特にそうだ。
仕事でもなく、自らの意思でずっと自宅に閉じこもっているという
のは、ある意味時代の最先端(笑)と言える「かも」しれない。

 でその執筆中の小説の進捗状況ですが、一応全文の書き直し作業
が終了した……のだが、改めて最初から読み返してみると、これが
どうにもこうにも気に入らない(泣)。これから気に入らない文を
削除するか、加筆修正するという判断に入るワケなのだが、そんな
ことをやっていて果たしてあと2週間で完成するんでしょうか?
 めんどくさいのでこのまま掲載しようかとも思ったが、そのよう
な暴挙は許されない。それは許可の「許」ではなく容赦の「赦」を
使った「赦されない」と書く感じである。ちゅうかね、掲載済みの
作品にも修正したい個所が多々あるってのに、更に後悔するネタを
増やしてどうするよ?
 しかもこのサイトも3周年を迎えるというのに、それに関連する
企画は何も進行していない……誰か私に時間をチョーダイ。

「時は金ナリよ。解ってるナリか?」

 という嘲笑が聞こえてきそうだな。つうか、キテレツのコロ助の
モノマネはやめろって。耳に残るから(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックの続巻が2作追加。

 さてDVDの1本は「トロイ」です。これは以前に宣言した通り
「キル・ビル」と共に今月購入予定の品目。しかしこの一本、実は
先週までに購入済みだったのだが、見てるヒマがなくて紹介が間に
合わなかった。もう翌月になっちゃいましたよ。
 ブラッド・ピット主演の本作は、最初はありがちなイケメン物と
考えていた……のたが、劇場で見てビックリ。スケールでかすぎの
超大作だった。さすがペーターゼン監督、やるときはやりますな。

 DVDには特典映像があったが、これがまたビックリ。メキシコ
の海岸に建設した巨大なトロイ城塞のセットはスゴイ。半端でない
金がかかってるなぁ……と思って見ていると、それが突如来襲した
ハリケーンで全壊! これはシャレになってねえ。しかも三ヶ月も
かけてセットを再建した直後、主演のブラピが怪我で撮影から離脱。
怪我をした個所は「アキレス腱」ですよ。復帰したのはセット再建
から更に三ヶ月後……これで億単位の費用がふっとんだのは間違い
ありません。なんかもう「呪われてますか?」って感じ。
 撮影開始前にギリシャとトロイの遺跡にスタッフ全員で「お参り」
すれば良かったのではないだろうか。日本では新築の際に、神社に
お祓いを頼みますよね? あれと同じことです。

 ところで、パリス役で出演したオーランド・ブルームなんですが、
この人は役柄同様「名家のおぼっちゃま」なんだそうだ。撮影所で
「コーヒーの淹れ方を知らない」という事実が発覚。見かねた兄・
ヘクトル役のエリック・バナが、役柄同様に面倒を見てあげたそう
なんですってよ。ちょっとしたトリビアネタですな。
 それと、傾国の美女・ヘレン役のダイアン・クルーガーはすごい
美人ですな。元バレリーナで現役ファッション・モデルというのも
肯けます。ちょっち他の出演作も見てみようかと思ってますけど、
「ミシェル・ヴァイヨン」以外に出演作あるのかな? とりあえず
次の購入予定はソレです。

 次はコミック続巻のご紹介。最初は安彦良和「ガンダム」第8巻。
オリジン版として続いてますが、今巻でシャアが搭乗するズゴック
はアニメ版の方が好きですな。赤いだけではカリスマ性に欠けます。
改めて大河原邦男の初期デザインは秀逸だと思った。
 もう一作は岡田芽武「SHADOW SKILL」第4巻。この作品もかなり
長期に渡って連載が続いてます。休刊した月刊コミック・ガンマの
頃からなので、もう12年ほどになりますか。ちなみに竹書房版の
第1巻は1993年1月14日初版。今巻ではガウとレンの戦いに
決着がつきましたが、物語は更に拡大していく様子。アフタヌーン
本誌では、お気に入りの呪符魔術士フォウリーが活躍しそうな気配。
やはり時代は「人妻」ですかね(笑)。

152. やくざな休日(2004/11/25)
 私は勤労感謝の日も「勤労」していたので、今日明日が代替休日。
とはいえ平日のまっ昼間からゴロゴロしていると、いかにやくざな
仕事をしているかが自分でもよく解ります。
 昨晩は「キル・ビル」1・2パックを買ってきて、一晩かかって
見てましたよ。ではその話題から。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。書籍が4冊追加。

 改めて「キル・ビル」を見てみると、この作品は完成度が非常に
高いのが解りますね。1作目のオープニングで流れる最初の挿入歌
「BANG BANG My Baby Shot Me Down」が本作のテーマであることは
明白で「愛しい人が私を撃った」が、その内容。過激なアクション
ばかりが注目されてますが、そこは過去作品へのオマージュです。
監督のタランティーノは「復讐」を全面に出して、ブライドとビル
の愛憎劇を映像化した。
 ただこの映画、監督自身も「全ての人が(元ネタを)知っている
わけじゃない」と言っているように、好き嫌いの分かれる映画だと
いうことは確実ですな。この監督作品には久しぶりの出演となった
マイケル・マドセンも「幸運を祈っている」と、半ば呆れ顔(笑)。

 本作は全編が「面白ければ何でもOK」シーンの連続で、近年の
映画でこれほどパワフルな作品も珍しい。1作目は基本が時代劇や
任侠劇画で、アニメもあるという破天荒ぶり。2作目ではカンフー
映画や西部劇のパロディをやってますね。随所で流れるウェスタン
(メキシコ・スペイン)調の曲もイイ感じです。サントラも買った
ので、MP3に変換して聴きまくり(笑)。なかでも「Malaguena
Salerosa」(マラゲーニャ・サレローサ)は、チンゴンのライブ・
バージョンが特典で収録されていた。最高ですな。彼は監督の親友
なのだそうだ。また彼が音楽で参加したという「デスペラード」も
見てみたくなりましたね。
 私はメキシカンというと、映画テーマ以外では「トリオ・ロス・
パンチョス」ぐらいしかまともに聴いたことがなかった。曲目では
「ベサメ・ムーチョ」が有名だろう。ビートルズもカバーしている。
今後この系統にちょっちハマリそうな予感。

 話は前後するが、私は前に「最近の小説には名調子の文が無い」
と書いた。これは今の日本映画にも当てはまると思う。近年の日本
映画には「面白い作品」は多少あるものの、「カッコイイ映画」と
いうのが無いのだ。また、サントラ盤を買いたくなるような映画も
ありません。別に全部が全部そうしろとは言わないが、外国監督に
「ラスト・サムライ」や「キル・ビル」のような作品をやられては、
グウの音も出ませんよ。日本映画界も面目躍如のため、奮起を切に
希望します。

 さて、書籍の追加4冊は全て「文学ガイドブック」です。最初の
2冊は「世界・名著のあらすじ」と「日本・名著のあらすじ」です。
発行はどちらも永岡書店。本書では主に古典的名作について解説。
 世界編では「ハムレット」や「サロメ」、「失われた時を求めて」
などの項がある。それと「星の王子さま」や「夜間飛行」で有名な
サン=テグジュベリの項では、行方不明だった搭乗機体が地中海で
発見されたという、うんちくネタもある。
 日本編では「たけくらべ」や「蒲団」、古典の「竹取物語」など。
樋口一葉の「新五千円札」ネタは書いてなかった。

 3冊目は河出夢文庫「2時間でわかる世界の名著」です。これは
海外文学の名作50作を解説した本なのだが「これだけは必読」の
項目ではトルストイの「戦争と平和」が挙げられている。登場人物
500人超という大作を「必読」とは恐れ入る(笑)。だからこそ
このような文学ガイドが必要なのだろう。
 最後は「世界の文学」です。日本文芸社の「教科書が教えない〜」
シリーズの一冊。各国別に紹介されていて、地図もあるので非常に
解りやすい。ただカレル・チャペックの「ロボット」が紹介されて
いるのにはオドロキ。これはかなりマイナーだと思っていたのだが、
作者はノーベル文学賞候補になったこともあるという。

 ところで、書籍の累計が44冊+200冊になっている。50冊
ぐらいで過去データに移そうと思っているが、すでにコミックスも
57作+100作だ……なんかアッという間にたまっていくなぁ。
そんなのは私だけですか?(笑)

151. トリップ?(2004/11/18)
 ここ数日、ネットに接続しまくりの毎日が続いたため、寝ようと
思ってまぶたを閉じても眼がチカチカしてました。かなりサイケな
夢が見れそうです(笑)。
 その原因となったのは「アメリカVSイラク戦争」の報道記事を
ネットで調べていたから。アラファトも死んじゃったし……すごい
ページが見つかったんですが、あぶなくてアドレスは書けません。

 イラクにあるゲリラ組織がインターネットTV「アルジャジーラ」
を利用して声明を発表しているのは有名ですが、アルカイダなどの
組織も自分達のホームページを持ってるんですよ。そこはもう閉鎖
されましたが、過去ログを掲載している別サイトがありました。
 その昔、ペルーで日本大使公邸占拠事件をおこしたゲリラ組織、
「トゥパク・アマル」もHPがあります。この上部組織で、南米の
老舗ゲリラ組織「センデロ・ルミノソ」のページはスゴかったです。
ここは「暁の王道」を意味する南米解放戦線の総本山。欧米企業の
農民支配に対抗し、契約を無視して中国に農作物を売っちゃったり
してます。そういやアメリカは中国の農政を非難してましたっけ。
ヒドイのはチョコレートの原料・カカオマス栽培に関する記事で、
原価の買い取り価格が二十年前と一緒(笑)。アメリカの大企業も
あこぎなマネをするもんですな。

 マイケル・ムーア監督「華氏911」もイラク戦争バッシングを
してますが、まだまだ甘い感じ。以前にも書きましたが(065)
本質は企業による貧富格差の拡大ですから。この監督自身も映画で
大儲けしてるハズなんで、ただのクレーマーか、全て解ってやって
いる偽善者でしょう。
 これらは日本語版の海外ニュース記事で読めますが、リンク先の
元サイトに行くのは自己責任で行くように。頻繁に閲覧していると
アクセス解析されて「同志にならないか?」なんていうeメールが
来ちゃいますから。それはシャレになりません。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が1作追加。書籍が2冊(続巻1、
新規1)追加。

 最初は八月薫「アンチック・ロマンチック」第2巻。この作者は
最近になって次々とコミックスを出している。結婚したのだろうか?
漫画家や小説家は結婚すると、そのご祝儀に仕事の以来がくること
が多いのだ。確認はしていないが、どうもその可能性が高い。

 書籍の追加はヨーロッパの世界遺産第5巻「ロシア・ポーランド・
ブルガリア・ルーマニア・マケドニア・北欧」です。今巻で完結。
しかし、長いタイトルですな(笑)。本書での注目は何と言っても
ルーマニア。ドラキュラ伯のモデルとなったヴラド・ツェペシュの
生家が紹介されているのにオドロキ。これは伯爵の父、ドラクルの
実家である。
 書籍の新規追加はこれと関連した「世界遺産のミステリー」です。
こちらは河出夢文庫。本書は世界遺産の中から古代遺跡に関係した
エピソードを多数紹介している。この表紙は「アガメムノンの黄金
マスク」のイラストだが、これは「本人ではない」という説もある。
最新の鑑定によると、時代がミケーネ文化よりもっと古いらしい。
こうしてまた新たな歴史が判明するのだ。いや「謎は深まるばかり」
と言った方がいいのかも(笑)。


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