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−−−−− だべりかころぐ(8)−−−−−

No.201〜No.225までの25件

225. 蔵書はどこへ?(2006/4/20)
 先週は風邪をひいたと述べたが、そのせいで何もかも大幅な遅延
が生じている。本来ならば、今週は約一年ぶりくらいに本サイトの
「あいてむ」ページを更新しようと思っていたのだが、それも間に
あわない状況だ。とりあえず該当ページはオフラインで作業を進め、
でき次第更新する予定です。

 おまけに我が家では「住宅利用調査」なるものがあった。これは
マンションとかの持ち主が変わると行われる住宅の利用状況の調査
である。その連絡通知を忘れて(シカトして)たら、勤め先にまで
調査員が現れた。マジ、ビックリです。
 でこの調査だが、住居者本人の意思とは関係無く実施することも
できます、ということらしい。いやもう、勝手に入室されたら眼も
当てられないですよ。現在私の部屋は蔵書をひっくり返したままに
なっているため、寝る場所しか空いていないのだ。しかし……まだ
ちゃんと連絡がくるだけマシ、ということなのだろう。

 そんなこんなで蔵書の片付けを始めたのだが、これがなんでか、
元々あった場所に収まりきらない(笑)。なぜでしょうね?(笑)
おそらく、増えた量を計算にいれてなかったからだと思うが、また
新たに本棚が必要な状況です。しかし、我が家には既に本棚が8基
あるのだが……これ以上どこに置くのか?(泣)
 う〜む。真剣に引越しを考える時期に来たのかもしれませんね。
しかし、本を収納する場所が無いから引越しというのもアレだよな。
「ビブリオマニア」と呼ばれても仕方が無いか(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックの続巻が2作追加。
書籍が1冊追加。

 DVDの1本は「ヴァン・ヘルシング」です。ドラキュラ退治で
知られるヘルシング卿の話ですが、本作にはフランケンシュタイン
やヴォア・ウルフ(狼男)も出てきて、モンスターが盛りだくさん
の印象ですな。また日本では同テーマの漫画「ヘルシング」もあり
ますけど、コレとはまったく別モノです。
 最初に言っておくと、本作は「ホラー」ではなく「アクション」
映画なので、何も考えずに見るのがよろしかろう、と思われます。
個人的にはドラキュラがラスボスのハズなのですが、これが今イチ
弱すぎるというのが不満でした(笑)。逆にその手下のドラキュラ
三姉妹(と勝手に命名)の方が強そうでしたよ。
 また、本作でもCG特殊効果がふんだんに使われてましたけど、
CGに食傷気味の私としてはマイナス要因でしたね。ゴシック調の
背景セットとの違和感がすごいです。もうちょっとシーン構成等に
「落ちつき」があると良かったかもしれません。ただエンディング・
テロップは秀逸でした。久々に「凝った演出」を見た気がしました。
本作にはちょっと勿体無いくらいのデキでしたよ。

 コミック続巻の最初は竹本泉「てけてけマイハート」第5巻です。
本作は作者も言っている通り「よく続いてるな」という印象です。
4コマ誌の連載だけど、全然4コマじゃない作品。主人公の二人が
結婚してから「喫茶店でコーヒー」というパターンでなくなったの
が新鮮と言えば新鮮なのだろうか?
 それと、今巻には特別に後藤羽矢子の「でれでれマイハート」が
収録されている。これが妙な雰囲気で(笑)面白かった。

 続巻2作目は大島永遠「女子高生」第7巻です。本作はカバーが
リニューアルしたため、既に6巻まで持っている御仁にはちょっと
アレですけど(笑)、作品自体は大人気の様子ですな。これは元々
「漫画アクション」で連載されてたのが「コミックハイ!」に移り、
今巻はその再開分からのお話。
 内容は登場人物の紹介から始まりますが、通算の話数はそのまま
「58話」から。できれば本誌連載時のカラー・ページを再現して
もらいたかったな、というのが不満ですけど。まあ、今巻から読み
始めてもそれほど違和感はありません。しかし、次巻は修学旅行編
なのでコレちゃんと年齢が進んでいくマンガなんですな。すると、
高校三年間分で完結してしまうのだろうか? それはちょっと残念
な気がします。

 書籍の1冊は岩波現代文庫「チョムスキー」です。本書で述べら
れているのは「チョムスキー言語学」の痛烈な批判である。著者の
田中克彦は言語学・文献学の専門家で、その正確な指摘は他の解説
書の追随を許さないほどだ。しかも本家チョムスキー言語学の人々
からは「禁書」扱いされているというから面白い。
 私はチョムスキーの著作では前に「メディア・コントロール」を
読んでいるが、言語学の解説書はさっぱり意味が解らなかった記憶
がある。だからその本の紹介文では「チョムスキーは一級の知識人」
として紹介した。それから解りやすい解説書を探していたのだが、
本書は非常に解りやすい。

 本書を読むと、チョムスキーは「言語学者」でなく「思想家」と
いう印象を受ける。それはまず理論を構築するのに「〜ありき」の
形式を使用するからだ。それは「深層構造」と呼ばれる架空の構造
である。これは言語以前の思考の本質であり、異なる言語であって
もそこに還元できるとする、非常に便利な思いつきだ。
 チョムスキーの創作した「深層構造」とは、それまでの言語学を
「ひっくるめたもの」に等しい。無制限の構造と言ってもいいが、
チョムスキー言語学ではこの他にも、仮定的に「精神的器官」なる
ものが登場する。これはいわば「人体には心(ココロ)に相当する
(肉体的)器官が存在する」というもので、医学的に認められない、
架空の器官である。

 このような仮定というか前提がまずあり、初めて成り立っている
チョムスキー言語学が私に理解できなかったのも肯ける。この仮定
は広がり続けて、いつの間にかそれが普遍的な要素として扱われて
いる。本書でもこれらの特殊性が指摘されているが、それには非常
に解りやすい解説が加えられている。

 人には生得的に精神的器官があって、深層構造よりどの言語にも
共通する一般文法が生まれるとするなら、たった独りで育った人で
あっても「一般言語」なる言葉を使えるようになるはずである。
 現実には、そうはならない。

 これほど解りやすい説明は、他に見たことが無い。チョムスキー
の構築した言語学は、根本的な部分に誤りがあると言える。

224. 風邪をひきました(2006/4/13)
 ここのところ急に寒くなったり雨も降ったりで、すっかり体調を
崩してしまいましたよ。やはり帰宅時間が真夜中の十二時を過ぎて
いたのに、夜通し読書をしたのがマズかったのでしょうか? 対策
として、片付けようとしていた電気ストーブをもう一度つけたりも
したのですが、朝までつけっぱにしてしまったため、脱水症で唇が
割れて、枕が血だらけに……ちょっとビックリ。

「マズイ。これはビタミン不足だ!」

 自宅の近所に新しくできたコンビニで「わかやま」というミカン・
ジュースを買ってくると、ほぼ一日で空にする勢いで消費しました。
この「わかやま」の威力はスゴイ。あっという間に全快ですよ!
 ついでに春モノの果物の「苺パック」が特売(350円)だった
ので、それも買って食べました。これはあんまり知られていないん
ですけど、苺はレモンなんかよりずっとビタミンが豊富なんです。
これも効果覿面でしたね。なんか、夜でも寝れないくらい眼が醒め
てます(笑)。

 ちゅうか、普段の食生活がいい加減すぎだからなんですね(泣)。
皆様も、季節の変わり目には体調にご注意下さいませ。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックの続巻が2作追加。
書籍が1冊追加。

 DVDは「荒鷲の要塞」です。クリント・イーストウッド出演作
のためか、どこでも出た瞬間に売切れ状態。やっと入手できました。
もち中古屋で……ありがとう、ブック・オフ(笑)。
 本作はずいぶん前にTVで見たきりだったので、ほとんどの場面
が新鮮に感じられましたね。ちょっち得した気分です。最も記憶に
残っていたのは、ゴンドラの格闘シーン。しかし、いま見るとその
合成の具合がバレバレなので、緊張感も半減でした。高画質DVD
の弊害がこんなところで顕になるとは(笑)。本作も「E.T.」
みたいに、シーンごとのリマスターが必要でしょう。

 それと、スタッフ名簿を見ていて気がついたのですが、原作者の
アリステア・マクリーンが脚本もやってたんですね。知らなかった。
この人は有名な「ナバロンの要塞」の原作者。この「要塞」は戦争
モノでは欠かせないシリーズですな。続編には「ナバロンの嵐」が
あって、DVDも出ているのですが……戦場BOXセット中にしか
入っておりません。単品出してくれよ(泣)。ちなみに、こちらの
出演はハリソン・フォードです。抱き合わせ販売なのか?
 そういや、私はこれらの作品の原作本を読んだことがなかった。
こんどまた古書店を探して、読んでみようと思ってます。

 コミックの続巻1作目は貞元義行「エヴァンゲリオン」第10巻。
本作もかな〜り長期の連載期間になりますね。蔵書の1巻の初版が
1995年9月1日ですから、十年以上前になります。もう前巻の
話を忘れかけてましたが、読み出したら不思議と思い出しました。
今巻は「綾波爆死」のお話ですが、既にカヲル君が登場してたりと、
アニメとはちょっち異なる状況が興味深い。ま、本作を購入し続け
ている御仁は、ほとんど惰性なんでしょうけどね。

 続巻2作目は広江礼威「ブラック・ラグーン」第5巻です。本作
もTVアニメ化ですよ……でもこのスラング出まくりのセリフは、
放送できるんでしょうか? キル・ビルみたく「ピー音」が入るん
だったら、マジ笑えますけど(笑)。
 今巻は日本編の決着編ですが、どうもこの作品で「和物」という
のは違和感がありますね。非日常を描いているためか、日本国内の
情勢とは合致しません。ありがちな「外国人が見た日本」みたいな、
いや、今巻はそのお話なんですが(笑)。
 ところで、本作も「おまけ漫画」が異様に面白いですね。

 書籍の1冊は「大英帝国」です。講談社現代新書の一冊。本書は
英国ヴィクトリア朝時代の解説書です。これが「読める歴史書」と
なっていて面白い。著者の長島伸一は別に「ナイチンゲール」など
の著作もあり、社会生活史が専門です。大衆の暮らしぶりや、文化
にも言及しているため、この時代の情勢を通読して把握することが
可能です。かなりオススメ。特に英国好きの方には、オススメ……
奴隷禁止の法案より前に、奴隷の売買禁止法案が成立してるのが、
非常にふざけてます。さすがは大英「帝国」ですな。

 そういや、この講談社現代新書はカバーが新しくなったんですよ。
原色を多用した、かなりビビットな色合い……前の方が良かった、
と思うのは私だけですか? たぶんこれって最近流行の新書カラー
なんでしょうけど、なんでこう「右に倣え式」に変更するのかな?
新書の装丁に「オリジナリティはいらない」のでしょうか?

223. 桜吹雪(2006/4/6)
 今週はすごい強風の日がありましたね。擬音で書くと「ゴーッ!」
って感じの風で、満開だった桜も全て吹き飛ばされていた。歩いて
いた私も吹き飛ばされそうでしたよ(笑)。しかし、その桜吹雪の
中を歩いていて私が思っていたことは……

「遠山の金さんって、DVD出てないのかな?」

 ちょっとマニアすぎましたか?(笑)。最近は再放送もしてない
みたいなんで、ちょっともったいない気もしますね。もちろん私が
見たいのは初代「中村梅之介」の遠山桜ですよ。この俳優は「伝七
捕物帖」でも有名ですな……って、またマニーでしたね。

 この時代劇の話は今週紹介する書籍とも関係するので、とっとと
解説することにしましょう。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックは続巻が7冊あって、
新規は2作の追加。書籍が2冊の追加。

 DVDの1本は「エレクトラ」です。本作は別作の「デアデビル」
からのスピンオフ作品。元の映画では死んでしまったエレクトラが
魔術(気功?)によって生き返り、悪の一団と闘うという超B級の
娯楽作品です(笑)。
 エレクトラ役は同じ「ジェニファー・ガーナー」でしたが、本作
では暗殺者という職業で登場する。アクション的には見所充分なの
ですが、いかんせんストーリー展開がお粗末すぎましたね。暗殺の
標的となっている父娘と親しくなってしまい、逆にその父娘を悪の
一団から守るために闘います。ここで登場するのが中華系の善と悪
の組織なのですが、とってつけたようなこの設定は「キル・ビル」
とかの影響なんでしょうか? まあそれはいいとして、悪の手先の
魔術師はクンフーの達人がボスだけで、他には毒女とか猛獣召喚者
とか、怪力無双(ボブ・サップ)とかですよ。中華系である必要は
ありませんね……点が辛いなあ。
 ちょっと気になったのが娘役の美少女「カーステン・プラウト」
ですか。いかにもアメリカンな娘さんで、この役にピッタリです。
写真家イリナ・イヨネスコの娘「エバ」に似てる感じ……ってのは
マニーすぎてよけい解りにくいか(笑)。ネットで調べてみたが、
本作以外に出演作が見つからなかった。まだ新人なのだろう。

 コミックの続巻7冊は「ソムリエ」を購入しましたよ。ちょうど
2〜8巻が古書店に100円で並んでたので、ラッキーでしたね。
このマンガは全部本誌で読んでいると思ったのだが、雑誌には掲載
されてたコラムも収録してくれたのは非常にウレシイ。ワイン通で
なくとも読み応えのある内容なので、かなりオススメですよ。
 新規追加の2作は「華麗なる食卓」第1巻と「黄金の食卓」です。
2点とも「ふなつ一輝(・かずき)」の漫画ですが、後著「黄金〜」
は短編集で「華麗〜」のプロトタイプ作3編がメインとなっている。
内容はカレーが中心のグルメ作品で、既にかなりの巻数が出てます
けど、これから買い集めるつもりでいます。もち古書店で(笑)。
少年漫画風の絵柄がちょっとお気に入りなんですよ。

 さて、関係の書籍とは2冊とも学研M文庫で「日本剣豪列伝」と
「日本名匠列伝」。著者は江崎俊平、志茂田誠諦(・じょうたい)。
二人とも作家で歴史小説なども書いてますが、前者の本職は「歴史・
城郭」の研究者。つまり「お城」に詳しい人です。後者はその団体
「(財)日本城郭協会」の理事でもあります。
 二冊の内容はそのタイトル通り、古代からの剣豪と名匠の解説。
剣豪では「塚原卜伝」から「山岡鉄舟」までの十九名が紹介され、
佐々木小次郎や宮本武蔵もいる。巻末には九十九名の小伝がついて
いるのがうれしい。名匠では仏師「運慶」から人形師「人形忠」ら
二十名。刀工では御三家の正宗・村正・虎徹はもちろん、大工の左
甚五郎も紹介されている。こちらも他の名匠の小伝つきだ。

 これらを読んでまず驚くのは、本書はフィクションとは明確に線
引きされた研究資料だということ。伝聞も伝聞として掲載されては
いるが、全文で参考文献の資料名が明らかになっているのがすごい。
これが膨大な分量である。ほとんど書店ではお目にかかれない資料
のため、国立国会図書館に出向かなくては確認できないものばかり。
著者江崎俊平はここの資料請求カードを分類してストックしておく
ほどの研究者である。これがいかに大変な労力を伴う作業かという
ことは、一度でも国立国会図書館を利用したことのある人なら容易
に想像できるだろう。一冊の本を閲覧するのに4〜5時間かかるの
が当たり前なのである。

 剣豪では私も他に同様の書籍を何冊か読んでいるので、大まかな
ところは知っていた。問題は、数々の講談で有名な「荒木又右衛門」
だろう。実際の又右衛門はどうやら「剣豪ではなかった」らしい。
敵討ちの際には刀を折られてしまったり、木刀で打たれたりもして
いるという。伝聞では又右衛門は柳生宗矩から柳生流の教え・免許
を受けていたとされているが、柳生新陰流の戸波又兵衛に入門した
のは「敵討ち後」なのだそうだ。それ以前に何流を修めていたかは
不明なのである。
 ただ、この敵討ちが詳しく伝えられているのは、その敵討ち場所
となった「鍵屋の辻」が「鍵屋三右衛門の茶店の前」であり、他に
目撃者が大勢いたからだという。茶店の前で突然「仇討ちでござる」
と剣戟が始まったら、有名になるのも当然のことと思われる。

 名匠列伝での注目は「国友藤兵衛」だった。鉄砲鍛治という認識
しかなかったが、なんと「気砲(空気銃)」の日本初の製作者で、
オランダ製の物より数倍も強力だったという。大口径銃に相当する
大筒(おおづつ)や二十発入りの弾倉も製作して、弟子入り希望者
が殺到したそうだ。おまけに当時「神鏡」という名称だった「光を
あてると文字が浮き出る鏡」の製法を解明し、同じ鏡を作ることに
成功している。他に「万年筆」や「天体望遠鏡」も製作して、自ら
天体観測もしている……天才かね? この人は。
 この時期(1800年頃)の発明家では「平賀源内」が有名だが、
この国友藤兵衛も驚くべき才能の持ち主ですな。

 このような時代考証資料は、フィクションの「時代劇」が好きな
人には無用なのかもしれないが、歴史が好きな人には超オススメ。
なんちゅうか、また日本の歴史時代物が読みたくなってきましたよ。

222. 創作小説執筆計画(2006/3/30)
 早いものでもう年度末、新学期ですよ。ついこの前お正月だった
ような気がするんだけどね、なんか近所の川岸には桜が満開状態で
した。歳をとると時間の経つのも速く感じられます。

 さて私はここ数日の間、これからの創作小説の執筆計画を練って
ました。今年夏掲載予定の作品は昨年冬に掲載した話の続きです。
これは二章分で、第一部の完結となるハズだったのですが、どうも
一章と半分くらい(原稿用紙換算だと300枚前後)の分量になり
そうです。ちょっと中途半端な長さですね。そこで、次の第二部の
「伏線」を埋めておこうと思った次第。これらの時系列を確認する
作業がまたえらく面倒くさい……なんでこんなに入り組んだ構成に
しちゃったかな、このお話(泣)。

 現在連載中の「修道士マルコ」は同人誌時代に「小さな修道士」
のタイトルで三作ほどあり、ウェブ上では完結編の「小さな約束」
だけが掲載されている。ちなみに、前の三作のタイトルは発表順に
「小さな奇跡」「小さな幸福」「小さな秘密」である。新作として
ウェブ上でリニューアルするにあたってはこれら前三作も時系列を
再構成し、現在の「小さな修道士」内に納める計画なのだ。これが
うまくいっていないのである。

 とりあえず、現在執筆している二章分(第一部の三・四章)では
「小さな秘密」が折り込み済みなので、次の第二部の構成を決めて
おかないと伏線も張れない。ここ数日はずっとその作業をしていた
のだ。それと物語の進行ペースだが、現在の「1日/100枚」と
いう超スロー・ペースは、第二部以降は柔軟に対応する予定である。
そうでもしないと、この作品は「終わらない物語」になってしまう
からだ。この後は「第三部」くらいで既出の長編「小さな英雄」に
つなげる予定だが、もうちょっち頁数がかかりそうな予感。

 しかし、こんな調子では目標である「年1000枚」書ける日は
いつ来るのだろうか(泣)。いやしかし、何事も最初が肝心である。
ここで無計画に筆を進めてしまうと、後々取り返しのつかない事に
なってしまう。それに、他にも書きたい話が山積みのままだしね。
これら全てを執筆消化するには、やはりもっと執筆量を増やすしか
方法は無い。全体の構成をまとめることができれば、なんとかなる
……かもしれない(泣)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックが新規に2作追加。
書籍は2冊追加ですが、上下巻なので累計には1件として追加。

 やっとDVDを見はじめたぜ、こんちくしょう(笑)。もう正月
から積んだままになってる累計本数が二桁10本を超えちゃったよ。
これ以上どうあっても積むワケにはまいりません(泣)。
 その1本は1951年製作の「遊星よりの物体X」です。これは
ジョン・カーペンター監督のリメイク版「遊星からの物体X」では
なく元のモノクロ版ですね。えらいマニアックですな。本作は既に
再版されてトールケース版が出てますけど、私が購入したのはCD
サイズ版。中古屋で500円でした。
 内容ですが、本作の物体Xは植物に近い異星人という設定。その
怪物じみた風貌はフランケンシュタインを思わせる。日本だと怪獣
「ジャミラ」に似てる感じでしょうか? 原題は同じ「The Thing」
ですが、炎を燃やすようなタイトル出現がリメイク版とも同じ演出。
これがちょっと感動しましたね。ハスキー犬が犠牲となるシーンも
ちゃんとあります。個人的にはそのシーンが一番怖かったのだが、
ジャミラはあんまり怖くないなあ(笑)。

 続いてコミックの最初は門井亜矢「天然女子高物語」第1巻です。
これは芳文社「まんがタイムきらら」で連載中の作品。この雑誌は
「カワイイ系四コマ誌」という不思議なジャンルの雑誌なのだが、
前に買った竹本泉の「かわいいや」は全然可愛くないマンガ(笑)。
 内容は女子高ネタというより、普通に学園四コマ漫画という感じ。
登場人物の名前が駅名で、中野・三鷹・高円寺・阿佐ヶ谷になって
ます。かなり一般人を意識したネーミング(笑)。でも、これって
マニア誌じゃないのかな?

 次も同誌から。あづまゆき「Glee Green Island」です。本作も
学園物ですが、こちらは空中に浮かぶ島の物語。SFかと思いきや、
ネタ的には普通の学園物っぽい雰囲気。設定の「空中に浮かぶ島」
というのがタイトルですが、ちょいと中途半端です。後書きによる
と様々な演出にチャレンジしたそうなので、そのせいなのかもしれ
ません。ページ構成でも、途中で四コマが入ってます。
 それとこの作者、他紙(キャンドール)ではちょいエロな作品も
描いてますね。絵的には今流行の「萌え」系に属する作家。個人の
HPもあるので、見に行ってみるとよろしいでしょう。

 書籍の2冊は岩波新書の「世界史概観」上下巻です。これはSF
小説の大家H・G・ウェルズの著作で、本書以前には「世界史大系」
なる本も著している。作者は自身をジャーナリストと言っているが、
本書を読むと「学者」というイメージが強くなる。
 内容は、宇宙の始まりから1940年頃までの世界史を解説した
もので、前半は科学的な考察の多い「地球の歴史」といったところ。
作者の意図した「読む世界史」という目的は充分達成されていると
思われる。版ごとに削除された部分も掲載されているので、資料的
な価値も高いですな。

 また、訳者前書きで解説されているが、これも非常に興味深い。
作者ウェルズは第二次大戦後にガンであることが判明して、晩年は
かなり絶望感に襲われていたようだ。本書の最後でも国際連盟など
平和への希望を書いた部分を削除したりしている。その部分は再録
されているので、読み比べてみるといいだろう。
 私のウェルズの印象は「社会派のSF作家」だが、本人の性格は
本書を読んだ限りでは「非常に楽観的な人物」に思えてならない。
真面目な性格というか、ある程度の知的な人にありがちな「人間の
良心を信じて疑わない人」という気がするのだ。こういう人物ほど
挫折した時の反動も大きいと思うのだが、いかがなものだろう?

221. 野球小僧(2006/3/23)
 注目の野球ワールドカップでしたが、終わってみれば日本が優勝。
こりゃメークミラクル? それともマジックか? ちゅうか、海外
だと「マジック=いかさま」なので、非常に聞こえが悪い(笑)。
 ま、韓国に連敗した時にはすっかりあきらめムードでしたけど、
「ありがとうメキシコ!」って、そんな感じですか。なんでも日本
のメキシコ大使館にはお礼の電話が殺到したらしいですよ。あるん
ですな、こういうことが……オドロキでしたね。いやほんとに。
 しかし、あの審判はどうにかならんものか? とても世界大会と
は考えられない稚拙ぶり。思わず「アメリカの陰謀なのか?」とか
思いましたが、米国のメディアでも叩かれまくりでした。どうやら
あの審判、誤審が得意らしいですよ(笑)。

 さて、今週は読書リストに掲載されないムック本を1冊ご紹介。
それは「DOA4 ベストショット」です。本書はシリーズで毎回
出てますね。今回はXBOX360版の「4」の攻略記事が中心で、
ベストショットとは言いながらグラビアは女性キャラ各1枚という
ていたらく(笑)。おまけにラスボスというか、隠しキャラの一部
が掲載されていない。グラビアもネット上でも見れるものばかり。
まあ、コレクターズ・アイテムといった位置付けなら、これで充分
なんでしょうね。きっと次に出るのが本当のベストショットになる
んでしょう(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が4作、新規に1作追加。書籍が
1冊追加。

 まずはコミックから。続巻の最初は柴田ヨクサル「エアマスター」
第27巻です。これはもう本誌では連載が終了しちゃってますから、
次巻が最終巻ですね。私の興味は追加の描き下ろし。それと巻末の
おまけマンガです(笑)。

 2・3作目は竹本泉「よみきり・もの」第10巻と「さくらの境」
第2巻です。ちょっと驚いたのは「よみきり〜」は今巻で最後なん
ですね。毎回違った学園ものが読めるので非常に良かったのだが、
作者もネタがつらいところなんでしょう。今回は「雪だるま」特集
になってましたね(笑)。
 もう一方の「さくら〜」も学園ものですが、こちらは「ぼんより」
と次巻に続いてます。ネコの話が一段落しましたが、これって時間
がリアルタイムなのかな? だとすると、高校三年間だから連載も
三年で終了ってことなんだろうか?

 4作目は聖悠紀の超人ロック・シリーズ「冬の虹」第4巻です。
それと新規1作で「荒野の騎士」。アワーズで連載中の「冬の虹」
は今巻で終了。ラストの意味深なセリフがナイスです。新シリーズ
の連載は次号から開始されるという。しかもネットでも漫画を描く
という……このシリーズはまだまだ続きそうですな。
 メグコミックスの「荒野の騎士」はロックとハントの探偵もの。
これも何気にシリーズ物ですな(笑)。本作はロック・ワールド内
での時間設定が決まっておらず、外伝という位置付けですね。

 書籍の1冊は講談社文庫の「淀川長治映画塾」です。これが昨年
からずっと探し続けていた一冊だ。発行は1995年なのに、もう
どこにも置いてなかったよ。やっと古書店で発見したら、98年で
二刷りだった……もっと刷ろうよ(泣)。
 で本書の内容ですが、アテネ・フランセ文化センターで行われた
淀川長治の講義録となってます……全篇が口語体(泣)。あの独特
の口調で書かれているため、とっても読みづらい。しかもこの文化
センターでは講義に関連した映画作品の上映があったのだが、その
内容については「既に見て知っているもの」として話が進むため、
更に解りにくい……ちょっと別に解説をつけた方が良かったんじゃ
ないだろうか?

 しかし、これらの編集上の読み難さを差し引いても、ズバ抜けて
面白い本です。本人でしか知り得ないエピソードが満載で、注目は
モノクロ時代の大スターとの会見話だ。普段しゃべっている会話が
聞けるのが最高ですね。なかでも「バーバラ・スタンウィック」に
色紙にキスマークをもらう話がスゲェ。こんなこと絶対頼まないよ。
でも頼んじゃう(笑)。さすが淀川長治……もうこんな人は絶対に
現れないでしょうね。

220. ゲーム熱はどこへ?(2006/3/16)
 今日はFFの発売日ですね。昼の合間にチラッと量販店を覗いて
みましたが、スゲェ混雑ぶりです。平日の昼間だというのに、キミ
達はいったい何をやっておるのかね?(笑) いや、そのほとんど
が大学生風の兄さん達でしたが、背広姿のオジサン連中も混ざって
おりましたよ。懐かしい光景ですなあ……久しぶりにゲーム業界の
底力を見たような気持ちです。

 さて私はと言うと、このFF祭りを傍から眺めていて、かな〜り
醒めた気分でした。この「だべり」でも何度か述べましたが、3D
ゲームに飽きてきた、というのがその原因です。FFは見物だけで、
新しいニンテンドーDSライトを触ってみたりしてました。あの、
子供の頃から燃えていたゲーム熱は、現在は「ちまちま」ゲームに
集中しているみたいです。
 先日、知り合いがこれと関連して面白い事を言っていた。

「俺らはドット世代なんだから、3Dは体質に合わないんだよ」

 なるほど! 「ドット世代」とは言い得て妙です。私もその通り
だと、納得しちゃいました。

 購買意欲をそそられるのは、よりちまっとしたスタイルになった
NDSライトですが、コレ年末年始に購入してなくて良かったな、
と思う次第。買って三ヶ月で新タイプが出たらあまりにも馬鹿々々
しいでしょう? この「だべり」でも、年末年始からNDSがバカ
売れで「売り切れ」の報告をしましたが、今にして思えば新タイプ
に生産ラインを切り替えていたため、生産が間に合わなかったんで
しょうね。年末年始の時点では新タイプの発表もできず、売り切れ
続出という最悪の事態となった。でもまあ、そんな発表したら年末
商戦は惨敗ですからね……私のゲーム熱が冷めてきたのには、おそ
らくこのような「大人の事情」が想像できるようになったからだと
思われます。たぶんに。

 ところでゲームをしたいのは山々なんですが、私にはそんな悠長
な暇はありません。読んでない本が机の横に山積みの状態ですし、
30冊くらいはあるだろうか?(泣) それにDVDも10本ほど
観てないままですよ。かろうじてマンガだけは読んでますけどね。
でも年度末は出版物もとっても多い時期なので、また更にこの山が
高くなりそうです(泣)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」に書籍が1冊追加。

 その1冊は創元推理文庫「ジェニーの肖像」です。買っておいた
山積みの一冊(笑)。本作は別に偕成社とハヤカワ版を読んでいる。
本書は大友香奈子の翻訳で、表題作の他「それゆえに愛は戻る」が
同時収録です。
 恥ずかしながら私はこのロバート・ネイサンの作品は表題作しか
読んだことがなかったんですが、今回の併録作を読んでみて思った
ことがあります。それは「なんか似てるなぁ」でした。作品自体の
設定というか、不思議な、実態の掴めない訪問者があるという点で、
このふたつの作品は似ていたのです。

 その疑問に明解な回答を与えているのが、作品の解説を担当した
恩田陸の「喪失について」でした。僅か四頁の解説ですが、見事と
言う他はありませんね。この「実態の掴めない訪問者」とは、詩人
や芸術家に時たま訪れる「インスピレーション」をモチーフにして
いるのだそうだ。言われてみればその通りである。作者は元々詩人
であり、他にも似たような作品を書いているという。ちょっと他の
作品も読んでみたくなりましたね。
 それと恩田陸(おんだ・りく)というと、SFやミステリが得意
な女性作家というイメージだったのだが、感性はかなりスルドイ。
この人の作品も、ちょっと読んでみようかと思う。

 今週は文章が全体的にセンチというかノスタルジーな雰囲気だが、
これは読んだこの本の影響だろう……それとも、春だから?(笑)

219. 日本語辞書の誤変換(2006/3/9)
 ワープロを使っていると、よくあるのが誤変換。私も長年タイプ
打ちしてますけど、ちょくちょくミスしてます。一番最近のミスは
先週のこの「だべり」で発覚しました。

誤「本作でもそのパターンを踏習してますね」
正「本作でもそのパターンを踏襲してますね」

 コレ「ならう」じゃねぇよ(笑)。直ちに訂正しましたが、でも
ちょっとシャレにならないのは、私は今までこの単語を「ふしゅう」
と読んでいた事実。正解は「とうしゅう」ですよね? いや、今回
わざわざ「広辞林」で調べましたよ。そしたら「ふしゅう」という
読み方は掲載されていなかった……マジですか? 読みませんか?
「ふしゅう」って? ほんとに? しかし「広辞林」様のお返事は
「読まねぇよ(掲載ナシ)」でした。

 この語は「ふしゅう」で一発変換しなかったので、改めて手作業
で選択して変換したのですが、IME辞書にも読み方が登録されて
ないんですよ。誤変換ちゅうか、自らの無知さ加減を暴露しただけ。
自虐ギャグですな。はっはっはっ……私の辞書だけ「ふしゅう」で
新規登録してもいいですか?
 以下、友人大先生様との会話。

「これって『ふしゅう』って読むよね?」
「読むけどな、それは読み間違いの類だ」
「そうなの? でも普通にそう話してますけど?」
「似た単語に『世襲』があるが『よしゅう』とは読まねぇよ」
「はうっ! おっしゃる通りでございます……」

 恥の上塗り(笑)。でちょっと心配になったので、今まで誤変換
したことのある単語を改めてチェックしてみましたよ……創作小説
とか掲載された文章の全てで、かなりのミスを発見。

誤「以外な事実」   /正「意外な事実」
誤「それが再前だった」/正「それが最善だった」
誤「この次点では」  /正「この時点では」
誤「拍手喝采を送る」 /正「拍手喝采を贈る」
誤「始めて見た」   /正「初めて見た」
誤「麓の協会病院」  /正「麓の教会病院」

 なんちゅうか……ええ、いいんですよもう、どうでも(号泣)。
 この「だべり」を読んでいる皆様も、誤変換等にお気付きの際は
直ちにお知らせ下さい。また私が泣きますから(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規2作追加。

 今週ご紹介の2作はエロ漫画。最初は「ときめきめがね」です。
本書は竹書房のアンソロジー・コミック第8弾。今回はメガネっ娘
ばかりを集めた短編集です。収録作家は8人いて、海野留珈、春樹、
ひろせみほ、花村鳥郎、安達拓実、問合来人、ZUKI樹、萩尾ノブト、
藤坂空樹、麻田起奈(掲載順)です。ちなみに表紙を描いてるのは
「あるまじろう(安藤慈郎)」でした。この人は「しおんの王」と
いう将棋マンガをアフタヌーンで連載中。実はこちらの新刊も表紙
がメガネっ娘(笑)。
 個人的に藤坂空樹「ひみつの小窓」がツボに入りました。主人公
の彼女は大学講師の助手で、これが黒髪ロングな年上のお姉さん。
おまけに内容はパンスト・フェチですよ。かなりキてますね(笑)。

 次は「開脚遊戯」きお誠児です。こちらはコミックメガプラスに
掲載された作品を集めたもの。作者本人も述べていますが、画風を
変える時期と重なったので大変だったという。しかも収録6作目の
「サクラ咲…ク?」では、途中からスクリーン・トーンが貼られて
おらず、ベタも最小限でページが白い……演出だとしたらスゲェ。
 ところでこの作者、新刊が出る度にカバーを外した本表紙にラフ
画を描いてますが、これってSFエロ漫画「デスタバンHIPS」
だよな? 確か「ホットミルク」から「メガキューブ」に移動して、
連載が中断したままになっている作品だ。再開したのかな?

 本書での個人的なお気に入りは5作目の「日陰の神様」ですか。
主人公は神社の息子で、巫女のバイトの同級生が彼女。この彼女が
黒髪のツーテール。かなりツボに入りましたよ。なんか実社会でも
「神社の神職が巫女の更衣室を盗撮してクビ」になったりしていた。
すごくタイムリーですな(笑)。
 これは知り合いに言わせると「赤袴の魅力には神様も勝てない」
のだそうだ。そういや、古事記でも天照サマがウズメたんの舞踊り
(ぶっちゃけ、ストリップをして騒いでいた。注・本当)の魅力に
負けて、岩戸からお出ましになられた。この事からして、日本人は
神代から「巫女の魅力には勝てない遺伝子を持つ」のだという……
エロも「おおらかな気持ち」で、大目に見てやりましょう(笑)。

218. ラブコメ漫画は形式美(2006/3/2)
 冬季五輪も無事に終了しましたが、日本のメダル獲得は荒川静香
の金メダルのみ。文字通り「値千金」のメダルとなりました。私が
彼女を見たのは全日本を連覇した頃でしたが、プロフィール見たら
三連覇してたんですね。もうベテラン選手ですよ。五輪後はプロに
転向するみたいですけどね、ゴールドメダリストであるかないかで
ギャラにも天地の差があるそうです。

 さて今週のお題は「形式美」です。これは最近購入したマンガ本
を見て思ったこと。その元になった作品は、池田晃久「ロザリオと
バンパイア」第1巻。本作は週刊少年ジャンプで連載中のラブコメ
作品で、けっこうな人気のご様子。
 そのお話ですが、主人公は「青野月音(あおの・つくね)」で、
彼が陽海学園に入学するとこから物語は始まる。そこは辺鄙な田舎
の高校なのだが、実は生徒も先生も全て妖怪(笑)。月音は唯一人
の人間の生徒。美少女バンパイア「赤夜萌香(あかしゃ・もか)」
とお友達になり、様々な事件に遭遇する。

 この月音と萌香の出会いのシーンですけど、登校初日にバス停で
自転車がぶつかって知り合うという「お約束」のパターン。おまけ
に鼻血つき(笑)。フトモモにタッチするあたりが読者サービスと
言えます。パンチラよりはヒネリが利いている……のかな?
 大体このジャンルの作品では、主人公の男の子は「情けな系」で、
ちょっとした優しさや男らしい行動が、女の子にモテる原因となる。
本作でもそのパターンを踏襲してますね。

 でもう一作。千明太郎「プリプリ」第1巻を見てみると、これも
全く同じパターンで描かれている。これは月刊少年チャンピオンで
連載中のラブコメ作品。
 こちらのお話も、主人公「神御田聖人(かみおだ・まさと)」が
神学校に転入してくるところから始まる。その聖ソフィア女学院は
女子校なのだが、彼は唯一の男子生徒となる。優等生の「望月綾乃
(もちづき・あやの)」とお友達になり、様々な事件に遭遇する。

 この聖人と綾乃の出会いのシーン。登校初日に駅前で走ってきた
綾乃と激突。ヒザ蹴りを喰らってパンチラを拝むことになる。本作
では王道の「白パンチラ」で、これまた鼻血つき(笑)。
 聖人は聖職者(神父)を目指しているが、ただ一人の男子生徒を
良く思わない女生徒の退学工作により、誘惑を受けることになる。
それにもにも負けずにがんばっているところがまたモテモテの原因
となる。

 なんちゅうか、これほど酷似しているオープニングやストーリー
展開も珍しいかと思われます。正に「ラブコメの形式美」と言える
でしょう。この「出会いは激突」や「パンチラで鼻血」と「情けな
系でも頑張り屋」というのが、ラブコメの骨格と言えます。違いと
いうと前作の「ロザリオと〜」ですと妖怪学校という設定や、萌香
の二重人格がちょっとした味付けで面白いのかも? しかし後作の
「プリプリ」では、ひたすら王道路線を直走っている様子です。

 かなり以前に「システムと儀式」(ちくま文庫)で、大塚英志が
「物語も大量消費からは免れない」と言ってましたけど、その通り
になってますね。いくつかの「ヒット作パターン」が定着すると、
どれもこれも似たような話になっていきます。
 まあ、スタートはこのような形式だったとしても、連載が進むに
つれて作家の個性も徐々に現れてくるんでしょう……たぶん(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規4作追加。一応、前述2作も数に
入れてあります。おそらく続巻は買わないと思いますけど(笑)、
これらは古書店で立ち読みぐらいで済ませるつもり。

 で、新規は3作目からのご紹介。たつねこ「そにょもにょ」第1
巻です。これは雑誌「月刊 ZERO-SUM」で連載している作品ですが、
8ページで隔月ぐらいのとびとび掲載。初出が平成14年なので、
丸二年で1巻分です。この作者もベテランの部類に入りますけどね、
超寡作なので新刊の単行本自体、珍しいと思いますよ。
 内容は、ヲタ少年の元に未来から猫耳ロボがやってきた、という
お話です……って、本当ですよ(笑)。名前は青い服から「グフ」
と命名(笑)。本作はラブコメでも、そのパターンを完全にギャグ
にしてます。しかし、続巻が出るのはまた二年後?(笑)

 4作目は赤人義一「屍姫」第1巻です。作者の名前は(あかひと・
よしいち)と読む。本作は雑誌「月刊少年ガンガン」で連載中で、
かなり人気がある様子です。内容はホラー&ガンアクションという
ことで「ちょっとヘルシング?」とか思ってました。内容はゾンビ
退治のために不死者・屍姫となった星村眞姫那(ほしむら・まきな)
の物語です。とはいえ毎回アクションがあるタイプの「事件簿」的
な話の展開です。
 ヒロイン眞姫那の容姿(ツリ眼でロングな黒髪)が私的にツボに
入ったので(笑)購入してみましたが……これも続巻は購入しない
でしょうね。だって、黒ハイソのセーラー服で超ミニスカなのに、
ネリチャギ(かかと落とし)してもパンチラ無しですよ? もっと
サービスした方がよろしいんじゃないでしょか? って、そういう
作品じゃありませんよね、すんません(笑)。

217. 冬のオリンピック(2006/2/23)
 現在トリノで冬季五輪が開催されておりますが、どうやら日本勢
は散々な成績の様子です。スキー競技などは北欧勢が圧倒的に強い
とか? まあ、元から冬季五輪は「金持ち五輪」だの「ブルジョア・
オリンピック」とか揶揄されてるんで、小国日本が活躍できる競技
も少ないのかと思われます。
 でも、フィギュア・スケートだけは結果が気になります。決勝は
明日早朝ですけど……私は同じ夜更しでもTVでなく読書で夜更し
ですよ。どっちにしても不健康だ(笑)。

 で今週は連休を利用して書店巡りをした、その結果を報告です。
滅多に足を運ばない書店を久しぶりに覗いて見たら……いつの間に
やら閉店しててオドロキ、とか(笑)。驚愕の事実が判明しました。
こうして時は流れていくのですね。そんな感傷はさておき、今週は
入手したムック本を2冊ご紹介しときます。
 最初は山下しゅんや作品集「Sweet Dreams」です。本書は作者初
画集のハズなんですけど、本人のコメントとかは全くナシですよ。
本当の意味での「画集」です。内容はキャラデザしたオンライン・
ゲーム「ディプスファンタジア」が中心で、他のオリジナル絵では
女の子の絵が多かった。これはセクシーでとってもイイ感じです。
これで作品解説があれば満点だったかも? ちょっち残念。

 次は「THE ARK -LinegeII Illustrations-」です。これはOLG
「リネージュII」の設定画集。全編リアル調の絵柄がとても美しい
画集ですな。一部の絵はネット上でも見れますけど、日本未公開の
イラストは貴重ですね……でも、本書も作品解説は一行程度でした。
最近の画集って、みんなこんなんか?
 ちなみに、本書の絵を描いている絵師は「ジョン・ジュノ」です。
彼は昨年、リネージュを製作しているNCソフトからグラビティ社
に電撃移籍して、業界では話題になった。こちらは「ラグナロク・
オンライン」を製作している会社ですから、彼の絵がどういう形で
使われるのか、興味深いところです。今までの「ほんわか風味」が
崩れたら、それはちょっち「改悪」ですからね。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規2作追加。

 続いて画集サイズの大判コミックをご紹介しましょう。1作目は
「西安コスプレ短編集【制服戯画】」です。作者「西安」は「にし・
いおり」と読むので注意が必要。本書は雑誌「快楽天」掲載の作品
がメインですが、テーマ別に、あちこちからチョイスされてます。
ですから、お子様中心の「園じぇる」系の絵はありません。ですが
フルカラーのH漫画など、読み応え充分の内容。
 次も大判、マーシーラビット「淫Vision」です。本書もカラーが
ありますけど、かなり絵柄にバラつきがありますね。作者が後書き
で述べている通り「十年来の変遷を見てもらいたい」との編集方針
なので、文句をつけるのは筋違いでしょう。ちなみに、この作者は
Hなお仕事の他に、立体フィギアのデザインなどもしてます。個人
のHPにはその記事もありました。

 ところで今週ご紹介した四人の絵師は、それぞれ特徴的な画風を
持ってますね。ジョン・ジュノもそうですが、女の子でも貧乳系と
巨乳系の両方をしっかりと描けるのは流石です。今流行の「萌え」
キャラの絵師は、どっちか一方に特化してる人が多いと思いますね。
これら「一粒で二度オイシイ」絵師の活躍に、今後も期待してます。

216. 連休が欲しい(2006/2/16)
 ちょっと気になって、私の昨年の連休回数を調べてみましたよ。
そしたら正月を含めても8回しかなかった。つまり、三ヶ月に2回
ですね。これじゃ執筆が進まんのも当然でしょう。
 でこの一件を同僚に話したところ、マジ爆笑されました。

「ハハ、あんた要領悪すぎ。どっか代わってやろうか?」
「是非お願いします(泣)」

 この心優しい同僚のお蔭で、私にも今年正月以来の連休がやって
きました。今日と明日なんですけどね、でも、なんか雨が降ってる
みたいなんですけど……どうしてこう間が悪いんでしょうかね?
まあ、今日は溜まってる書籍とかDVDを観ることにして、明日は
本屋巡りに行こうかと思います……たとえ雨でもね(号泣)。

 さて、先週はパソコンの話をしましたが、今週もちょいと一言。
新しいPCが欲しいと述べたのは、最近マイPCの調子が悪かった
からなんですよ。ネットに繋いでる途中でフリーズしたりしまして、
ちょっと原因が不明でした。
 友人大先生様に相談したところ、ウィンドウズ(98SE)では
「システム・ファイル等の更新バージョンが不揃い」だと、動作が
不安定になることがあるのだそうだ。
 そこで、最初からクリーン・インストールを敢行すべく、現状の
システムのバックアップを取ってHDをフォーマットしましたよ。
インストールCDの時点からやり直して再起動したところ、見事に
安定動作してます。

 次いで、試供品のセキュリティ・ソフトをタダで貰ってきたので、
それもインストール。ノートン先生にはちょっとお休みしてもらい、
バックアップしたファイルからチェック開始……3件の感染があり
ました。マジ!? ちょっちオドロキ。
 該当のファイルはどうも「合体型」らしく、何か別のウィルスと
同時に発症するものらしい。ファイルの形式が「.tmp」という一時
ファイルだったので、その「残骸」というべきところ。おそらく、
ノートン先生の「更新の間」に入り込んで発症したものと思われる。
こいつがネットに繋げた時にフリーズする原因だったのだ。
 念のためバックアップから現状復帰はせず、他のソフトも新規に
インストールし直しました……スゲェ快調。フリーズも全くナシ。
やっぱり「クリーン・インストール」作業は必要ですね。

 ところで、今度のウィンドウズは「ビスタ(ベスタ?)」という
名称になるそうですが、どうなんだろ? 友人大先生様のところは
2000なので、私もそうしようかと思ってるんです。別にマルチ
メディア・センターにしなくてもいいならね、その方が更新もラク
ですし……とか思ってたら、勤め先の同僚のひとりは既にそうして
ました。
「新しいのが出る度に動作が重くなる……やってられん」
 ということで、98・ME系にはもう見切りをつけた様子です。
まあ彼はオンライン・ゲーマーなので、2000系の方が使い勝手
がいいのだそうだ。元々がサーバー用のOSですからね。私も新規
PCを自作するときには、そうしようと思います。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が3作、新規が2作追加。

 今週はとりあえず、近場で買えるコミックスを先に入手しておき
ました。続巻の1作目は「おくさまは女子高生」第9巻です。この
作者、相変わらずトバシてます(笑)。コスプレはいささか出遅れ
の感もありますが、援助交際とかのネタもきっちり描いているとこ
は流石ですね。私は画集も買いましたが、こちらもオススメ。
 2作目は「やじきた学園道中記」第28巻です。この巻の後半、
私は一見して「ストIIか?」と思っちゃいました(笑)。ラストの
葵上総介とのからみもスッゲェ気になりますが、格闘マンガとして
見てもかなり面白いですね。
 3作目は「きみのカケラ」第5巻です。前巻から10ヵ月も間が
あいたので、最初から読み直しました……しかし、お話がよく解り
ません(泣)。どうもこれから謎解きが本格化するような展開なん
ですけど、ちょっちペースが遅くてついて行けない感じです。

 新規1作目は榛野なな恵「卒業式」です。これは短編集で、雑誌
「YOUNG YOU」に単発で掲載された4作品を収録。収録作の題名が
三文字で統一されてますけど、連作ではありません。2002年の
発行ですが、私が入手したのは初版でした。もしかで、全然売れて
ないのかな? 内容は作者十八番の「ちょっとしたクーデター」物
です。主人公は閉塞感のある日常生活にささやかな抵抗を試みる、
というパターンで、作者はこれが得意ですね。
 2作目は江草天仁「びんちょうタン」第1巻です。本書は特別版
が先に出てましたけど、私が購入したのは通常版。しかしこの作品、
単行本の分量あったんだ……と思ったら、最後は「プロトタイプ」
の旧作でした。重複する話が多いので、ちょっと損した気分です。
でもこの「ほのぼのとしていて、ちょっと悲し気な作風」は、最初
からだったんですね。設定集でそれがよく解りましたよ。

215. 新しいパソコンが欲しい(2006/2/9)
 我が家の自作PCも製作から五年も経過しているため、そろそろ
新しいパソコンが欲しくなってきましたよ。ちょうど近所の書店で
インプレスの「DOS/V パワー・リポート」を見つけたので、
久々に買ってみました。あれこれ構想を練っているところです。

 いやしかし……最近のPCのスペックはすごいですね。CPUが
3ギカヘルツでデュアルコア。これは「二個玉」ってことですな。
これだとHT機構(ハイパー・スレッティング)は必要無いですね。
擬似二個玉から実装二個玉へと進化したワケです。ペンティアムの
技術革新もすごいんですが、アスロンCPUも相変わらず対抗して
がんばってる様子。自作するならどっちにしようか迷うところなん
でしょうけど、まあ私は本家に追従するつもりなので、見て比べて
いるだけですな。
 その本家インテルの開発ロードマップを見てみると、デュアルで
なく「マルチコア」という言い方をしてます。これから三つ目とか
四つ目に増やしていくんでしょう。これは処理速度を上げると共に、
より「分散処理化を進めていく」ということ。アスロンを製造して
いるAMD社は、近年には「クアッドコア(四つ目)」を導入する
計画という……すごい闘いですな。

 実際に今年からマルチコアに移行していくので、それを搭載する
基板(マザーボード)にも注目。今後はデュアルCPUに対応した
基板が主流になる。もっとも、ソフトの方がまだ充実してないので、
現状でほとんど恩恵はありません。新ブランドの「Core」や「Viiv」
が登場すれば、ネットにつながったマルチメディア・ステーション
という位置付けになります。もうテレビパソコン(略してテレパソ)
は当たり前。これからは映像もネット配信が主流になる。我が家の
自作PCは五年前でもテレパソだったんですけど、特別な機能では
なくなってしまいましたね。
 それに搭載メモリは1ギガ。ハードディスクは500ギガですよ。
最近の基板にはRAID機能(HD2基を並列1基にする機能)が
あるものが多く、ふたつ積んだら1テラですかね? 何をそんなに
記録しておくんでしょうか? ダウンロードでコピーしたエッチな
DVDでしょうか?(笑) このRAID機能、マイPCでも実装
してるんですが、60ギガ2基で120ギガあります。現在はその
容量の半分も使ってませんよ。

 こうして考えると、大体の方向性が掴めてきます。大量の映像を
扱う必要が無いのなら、大容量HDは必要ありません。パソコンの
動作を軽快にしたいのなら、小容量HDのRAIDで決まり。他に
データ用のHDは「後付け」でも構わない。現在のPCをデータ用
ファイル・サーバーにするという手段もあります。となると、構築
されるPCは……1.なるべく高速なCPUとメモリ。2.小容量
HDのRAID構成。3.テレパソ化するためのTVチューナー。
とまあ、こんなところでしょうか?

1.CPU/ペンティアムD(3GHz) 約40000円
2.メモリ/512MB(PC2)2枚  約15000円
3.基板 /シリアルRAID機能付き  約20000円
4.HD /80GB 2基       約15000円
5.ケース/マルチドライブ/OS    約30000円

 価格だとこんな感じ。大体12万円ですかね? ビデオカードは
我が家にある予備を流用すればいいので、予算から抜いてあります。
3Dゲームをバリバリやるなら高速なビデオカードが必要ですけど、
我が家のはそれなりの物でよろしいんじゃないかと思う。その方が
安上がりですからね(笑)。実際、ビデオカードはミドルクラスの
製品が売上の大半を占めてるんです。みんな考えることは似ている
のかも?

 しかし……12万円もかかると、BTOショップのPCと大して
変わらない価格だ。まあこうした計画をあれこれと思案してるのも、
また楽しからずや(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規2作追加。

 1作目は桑木みき「スロ生活向上委員会」(特訓!開始編)です。
本には巻数がついてませんけど、これが3巻目になる様子だ。この
作者は別に「毎日がスロ曜日」を買ってますけどね、本書もかなり
面白い。パチスロ7編集長の「NBえーじ」が、応募してきた読者
と共にスロ台を攻略をしていく漫画。後書きで作者桑木みきも登場。
匿名読者として葉書を出したが、モロバレ(笑)。
 2作目も桑木みき「ネオンテトラ」第1巻です。こちらはスロで
なく普通の漫画作品で、主人公の楓が風俗店を経営していくお話。
楓は不倫からOLを辞め、風俗嬢になったと思ったら売春で逮捕。
釈放された直後に住いが火事で全焼。ネット風俗店「KAEDE」
を開店……波乱万丈の人生ですな。最近は「嬢王」とか、この系統
の漫画も多いですけどね。本作の内容は割と真面目な感じ。

214. 創作活動の状況(2006/2/2)
 今年も「執筆ペースをあげる」という目標を掲げていたのだが、
早くもそれが崩壊してます。と言いますのも、私には正月以来連休
が無いからです(泣)。創作活動の前に「月に一度は連休をとる」
という目標が必要な状況ですよ。ま、仕事が無いよりゃいいんです
けどね(笑)。

 さて、今年の創作ロードマップは「修道士マルコ」の第三〜四章
の掲載です。実はこの章は前後編ぶんの容量があるため、とてつも
なく長くなる予定。約400枚が二章ぶんですから、最初の長編作
「小さな英雄」(第6作目)を超えちゃいますね。話の進行速度は
相変わらず「1日/100枚」ペースが続いてるんですが、四章の
あたりで「第一部完結」にしようかと思ってます。丸二年で第一部
だと完結まで10年以上かかるのが確実なので、ちゃっちゃと書か
ないとどうにも終わりません。
 内容では、第二部の最後あたりで「小さな英雄」につながるハズ
なんですけど、それが第三部で、残り二部ぶん(全五部)では完結
させられません。もっと容量があります……全十部以上になるかも
しれない。また「小さな英雄」に登場した「聖堂騎士ローラン」も、
別のストーリー展開があります。合計すると、全二十部なのかな?
これだと「年に二部」執筆しても10年かかりますね。今年は二章
ぶん執筆、とか言ってる場合じゃないです(泣)。二十部各四章の
構成だと全八十章。年二章で執筆期間が40年……はねぇだろ?

 これは前にもチラッと述べましたけど、現在は三作品同時に執筆
してるんですね。今のところ掲載は「修道士マルコ」だけですけど、
他に「小さな英雄」の続編と「聖堂騎士ローラン」で三作品です。
これからは「完成した端から掲載」という形式にしたいと思ってる
んですよ。たぶん、ローランの話は同時掲載でもいけるんじゃない
かと思いますんで……って、まずは「そのペースで書ければ」の話
なんですけどね。
 しかし、この世界設定では他にも書きたい話がてんこ盛りなので、
短編(外伝)とかも順次掲載していく計画です。順次っちゅうか、
夏と冬に「ドドッと掲載」という形になるかと思います。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規4作、続巻が1作追加。今週紹介
するのは全てH漫画だ(笑)。最近はゆっくりDVDも観れないし、
たまってる書籍もじっくり読むヒマが無いよ(泣)。

 最初は八月薫「本当にあったHな体験教えます」の第2巻です。
本作は読者投稿の漫画化シリーズですな。最近この「本当にあった」
というタイトルの雑誌が増えてますね。最初は四コマ漫画雑誌から
発生したものと思われますが、まあ本当かどうかは別として(笑)、
話はとても面白いですね。個人的には第20話「キャンパスコール
ガール」がお気に入り。これは「メガネっ娘」だから(笑)。

 新規1作目は小林拓己「柔らかな肌」です。これは短編集ですな。
作者は時代劇も描いてたので、和服が綺麗に描けてる話がオススメ。
ちょい幻想的な「蛍の里」他3篇に和服娘が登場してます。内1作
は和服でも「剣道着」だったけど、浴衣もありました。和服は描く
のが大変そうですが、かなりいいですよ。
 2作目は彩画堂「ハナさんの休日」です。普段は大人しいOLの
若井ハナが主人公。休日になると露出淫乱娘に大変身というお話。
この作者の絵柄はどっかで見た記憶があったんですが、あとがきを
読んで納得。同人界の大ベテランだったんですよ。私の記憶では、
もう十年以上のキャリアだと思います。

 3作目は春輝「寄性獣医・鈴音」第1巻です。これは作者初連載
になりますね。内容は、体内に寄生する淫獣を退治するというお話。
この医者が綾波レイ似の美少女なんですが、ペット、ちゅうか魔法
少女モノにありがちなパートナー動物が、なんと「カエル」ですよ。
さすがというかなんというか……前に「醜い背徳感」みたいな話が
好きと言っておられましたが、かなりキテますね(笑)。おそらく
読者を選ぶ作品でしょう。私は前田俊夫の「うろつき童子」とかも
好きなので、そっち系に展開してくれることを期待。一時期触手系
は業界を席巻しましたからね。
 最後は宮崎摩耶「サイレントハンター」です。これは破夜魔騎士
(はやまないと)の原作付き漫画。この作者はちょっとマイナー系
の方ですけど、その昔「週刊プレイボーイ」で小説の挿絵を描いて
いた人です。その小説は堂本烈「ただいま淫交レッスン中!」で、
現在はマドンナメイト文庫から全3巻で発売中です。作者の絵柄は
トーンを多用したクールな雰囲気ですね。しかし……もしかして、
既刊単行本は本作のみかも? ネットで検索したけど、全然ヒット
しなかったです。

 ちゅうか……この文章を書くために、我が家の蔵書庫(押し入れ)
を必死で捜索しましたよ。堂本烈の小説はスグに見つかったのだが、
前田俊夫の「うろつき童子」の発見には半日かかりました(泣)。
初版が昭和61年12月1日だから、もう二十年前になるんですな。
自分でもちょっとオドロキ。

213. 東京にも降雪(2006/1/26)
 ついにというか何と言うか、東京にも雪が降りました。私は丁度
その日は休日だったんですけどね、昼ごろに起きてビックリですよ。
自宅横の広い駐車場が、雪で真っ白。これじゃ車も動きません。
 まあ、雪はその一日だけでしたけど、10センチも積もったのは
十年ぶりだそうです。それから数日は気温も低かったから、近所に
はまだ雪が残ってますね。でも十年前というと、ええと……確か、
成人式の十五日が大雪だった記憶がある。ちなみに現在の成人式は
「一月の第二月曜日」ですな。そういえば、その年は高校サッカー
の決勝も大雪の中でやってたっけ。

 しかし雪にもかかわらず、本屋には出向きました。休日は有効に
使わなければいけません。とはいえ、去年から探している本は見つ
からなかったので、半分はムダ足でした。新刊は無事に買えたので、
それは後で紹介します。
 私が捜索中の本は、どうも近場の書店には置いてない様子なので、
注文して取り寄せるか、遠出して都心に出るしか方法がないみたい。
試しにネット検索もしてみたのだが、どこも「在庫切れ」だった。
この本は新聞などで宣伝しているタイトルなんだが……なんで私の
欲しい本はいつも無いんだろう? 発行部数が少な過ぎなのかな?
それともやはりマニアック過ぎるのか?(笑)
 仕方がないので、また休日を利用して本屋巡りをしようかと計画
してます。今度は反対方向のルートで行こっと。

 さて、今週はジャケ買いした小説を1件紹介しておこう。それは
木川明彦「無敵万能ゼロ艦隊」の上下巻です。銀河出版発行の架空
戦記物で、新書版です。戦後の東京万博という設定はウケました。
 本書のカバーは「山下しゅんや」が描いてます。この絵師はオン
ラインRPG「ディプスファンタジア」のキャラデザもしてたので、
けっこうメジャーな方でしょう。絵柄を見る限りではペインター派
らしく、司淳や寺田克也に近いリアル系の絵師ですな。挿し絵でも
人物や服の質感などに画力が溢れてますね。私的には女性キャラの
ツリ眼の描き方がお気に入りです。
 定期的な仕事だと、雑誌「快楽天ビースト」の表紙を描いてます。
こちらは「ちょいエロ」でイイ感じ(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規1作、続巻が3作追加。

 新規は「ななはん」第1巻です。作者「ももせたまみ」はヤング
アニマルでデビューした当時から知っている。でも、コミックスを
買ったのは久しぶりですね。内容は下町の質屋「ななや」三姉妹の
日常マンガで、下ネタ満載で爆笑もの(笑)。本作はアフタヌーン・
シーズン増刊で連載していて、本誌に移行してきた作品です。私は
本誌を買わなくなったので、今後は単行本で読むつもり。
 続巻の最初は「B型H系」第2巻。この作者「さんりようこ」も
下ネタ連発ですな(笑)。今巻では主人公・山田(処女)に強力な
ライバル「金城」が出現した。キツイ性格で猫かぶりのお嬢様は、
定番の恋敵キャラですよ。でもドジっ子メガネの「宮野」もかなり
濃いキャラですよね(笑)。

 次は太田垣康男「MOONLIGHT MILE」第11巻です。前巻から続く
ムーン・チャイルド騒動の決着編。今巻のラストではやっと吾郎が
復活しました。やはり本作は吾郎とロストマンの二人が揃わないと、
今ひとつピリッとしませんね。次巻にちょっち期待。
 最後は川原正敏「修羅の刻」第15巻です。陸奥圓明流が今度は
力士・雷電と対戦。後書きの解説もかなりマニアックです。本作は
前巻(14巻)を含めて、持ってるのはこの2冊だけ。気に入った
巻だけ購入してます。ちなみに、前巻の対決相手は柔道の西郷四郎
でしたよ。

212. 任天堂ひとり勝ち(2006/1/19)
 ゲーム機の年末年始商戦は任天堂DSのひとり勝ちだったそうだ。
正月明け五日には「在庫切れ」になったほどの売れ行きで、現在は
生産計画ぶんを前倒しで出荷中とのこと。さすがは世界の任天堂。
大したものである。
 しかしDSは私も買おうと思っていたくらいなので、これはある
程度予想された事態とも言える。中古ソフトがぽつぽつ出回り始め
たのも買い気配を加速した要因だろう。先日、近所の中古ショップ
を覗いてみたところ、人気のソフトは軒並み「売り切れ中」だった。
DSはゲームボーイ・アドバンスのカセットもプレイできるため、
そっちも売り切れが目立ってましたよ。私の購入予定の「FFTA」
も売り切れだった……まあ、私の購入予定は無期延期になったので、
別にいいんですけどね(泣)。

 ゲーム業界はひところのブームが過ぎ去り、長い低迷期に入って
いると思われる。これはパソコンの普及、ちゅうかインターネット
の普及で「オンライン・ゲーム」に客を取られたのも一因だろう。
私の個人的な見解では、3Dバリバリのリアル・ゲームにユーザー
が飽きてきたと見ているが、いかがなものだろう? 映像が綺麗で
リアルになったのはいいのだが、元から日本のゲーム・ユーザーは
アニメやマンガの延長でゲームをしてきた人が多いハズだ。映像が
リアルになればなるほどアニメからは遠ざかる。いまだに「ゲーム
ボーイ・ミクロ」がそこそこ売れているのも解る気がする。リアル
なゲームは開発者の負担も増すばかりだ。ソニーのPSPが今一歩
売れないのも、リアル映像離れ+開発費の高騰が原因だろう。

 私は前から「ちまちましたゲームが好き」と述べていたが、ここ
にきて世間サマの状況も二極化がハッキリしたように思われます。
それは「リアル VS ちまちま」ですね。ちまちま系のオンライン・
ゲームだと「ラグナロク・オンライン」が筆頭ですか。リアル系は
群雄割拠の時代なので、私にもちょっと解らないくらい種類が豊富。
国内では超メジャーな「FF」でもやっと100万人というところ
だが、前出の「ラグナロク」は200万人を超えている。しかし、
人数だけなら昔からある「ウルティマ」が最大だろう。全世界に約
500万人のユーザーがいるという。
 ただ、リアルなネット・ゲームは危険な要素もてんこ盛りである。
日本でも人気のある「リネージュ」では、ユーザー・カップル同士
の痴情のもつれから殺人事件にも発展したし、オーバー・アクセス
(限度超アクセス)で過労死する者もいるという。ファミコン以前
の時代を知る者にとっては「すごい時代になったなぁ」というのが
率直な感想です。

 そういや、つい先頃お亡くなりになった某H漫画家の死亡原因も
オーバー・アクセスだと聞いたが、これって本当なのだろうか?
ひとり勝ちというかなんちゅうか……皆サマも限度超アクセスには
お気をつけください。ゲームの「やり込み」はほどほどに。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが3本追加。ちゅうか、DVDも250本
に到達ですよ。このペースだと今年中に300本になるな。

 今回紹介するのはロバート・ロドリゲス監督の「デスペラード」
三部作です。これって続きモノと思ってたんだけど、主人公のエル・
マリアッチの設定が同一なだけでした。従いましてリストには3本
として加算。本作には既にトリプルパックもあるんですけど、私が
購入したのは単品です。でも「3本で3500円セール」で買った
ので、かなりお買い得でした。

 内容ですが、1本目は「エル・マリアッチ」で、これは「ギター
弾き」という意味だ。主人公は流れ歌手のマリアッチで、殺し屋と
間違われてマフィア同士の抗争に巻き込まれる、というお話です。
本作は僅か7000ドルの超低予算で作られたが、サンダンス国際
映画祭では観客賞を受賞している。
 2本目は1作目のリメイク版のような作品「デスペラード」で、
主役の俳優がアントニオ・バンデラスとなってます。脚本も手直し
されてますが、演出やカットには1作目と同じ部分もありますね。
今回は資金豊富になったためか、ガン・アクションや爆発もかなり
派手になってます。それと、監督のお友達のQ・タランティーノが
チョイ役で出演してます。

 3本目は「レジェンド・オブ・メキシコ」です。「デスペラード」
が副題になってますけど、原題は「Once Upon A Time In Mexico」
なので「昔々メキシコで……」ですか。製作にカルロス・ガラルド
の名前がありますが、この人は1作目の主人公マリアッチ役の俳優。
なんか身内で製作している感がありますね。その通りですけど。
 今回はお話も新しくなって、クーデター計画にからんでCIAの
捜査官も登場します。この捜査官役にはジョニー・デップ。略して
「ジョニデ」と呼ばれる人気俳優ですな。他にもミッキー・ローク、
ウィレム・デフォーも出演……ですが、なんか「とりあえず出てる」
みたいな感じがしてます(笑)。アクション・シーンとか、そこら
へんは見所があるんですけど、全体の脚本構成としては疑問かも。

 このロバート・ロドリゲスという監督は、自宅にシンセサイザと
デジタル映像編集機を持っていて、サントラ作曲から効果音の編集、
特殊効果の演出まで全部ひとりでやっちゃう人です。特典映像では
その自宅スタジオも映ってますね。本人は手料理も披露してます。
予算削減にはこの方式がいいのかもしれないが、脚本の練り込みが
いま一歩という感じ。
 それと、この監督「スパイキッズ」も製作してたんですね。今度
見てみようかな。まあ、畑違いのジャンルにも思えるので、過度な
期待は禁物でしょうけど(笑)。

211. 大雪警報(2006/1/12)
 今年も日本の天候はどこかおかしい様子である。積もり積もった
積雪は、新潟では4メートルを超えたらしい。しかし東京地方では
日本海側の皆様には申し訳無いくらいの快晴が続き、乾燥注意報が
出るくらいなのだ。静電気もバリバリである。
 この異常気象は世界的らしく、二十年ぶりのことなんだそうだ。
ドイツでも雪の重みでスキー・ロッジが崩壊したりしている。私の
記憶の範囲では、確か高校の願書提出日が大雪だった。高校の正門
までの氷結した坂を「すべらないように」細心の注意で登ったこと
が思い出される……もうめっちゃ昔だな(笑)。

 さて先週はスルーしてしまったが、コミケに出陣された皆様には
どうもおつかれさまでした。私の友人も無事に帰還しましたので、
まずはおめでとう。最近は金持ちのヲタクを狙った「ヲタク狩り」
も出没しているので、シャレや冗談では済まされない。
 私の友人はH漫画家の某ゴージャス先生のアシをしているのだが、
今回もぶっとんだ内容である。その内容を一言で言えば「私のお兄
ちゃんはヘンタイです」だろうか(笑)。ちなみに、某先生の方は
「ソナタハキガクルッタノカ」である。正月早々の話題としては、
スルーせざるをえないタイトルだろう?(笑)

 しかし……最近世間を騒がせている事件を見て思うに、また表現
規制が厳しくなるのでは? という懸念がある。このような規制で
問題が解決した事実は過去に無いのだが、きっと豪雪のように何も
かも真っ白に覆ってしまえばいい、と思っているに違いない。自分
にとって不都合なものが見えなくなれば、安心できるからだろう。
そんな浅墓な輩は放っておき、友人には我が国の表現の自由を守る
ため、今後ともがんばってほしいものである。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。それと、このだべりページの
「かころぐ」も8ページ目に突入した。丸4年ぶんである。

 その1本は「あの胸にもういちど」です。これはサントラCDと
Tシャツ付きの限定版を購入。7140円もしやがりましたが(泣)
買って損は無い一品です。
 本作はイギリス・フランスの合作で、1968年の製作。原題は
「The Girl on a Motorcycle」で、直訳だと「バイクに乗った女」
だが「跨る(またが・)」という表現が似合っているかも。主演は
マリアンヌ・フェイスフル。この女優さんはアイドル歌手でもあり、
ローリング・ストーンズのミック・ジャガーの元彼女で有名な人。
ドラッグを多用してたせいで、引退同然に追い込まれた。
 内容は、主人公のレベッカが不倫相手に会うため、朝もやの中を
オートバイで疾走する、というもの。その間に彼女の回想シーンで
様々なエピソードが語られていく。不倫相手役にはフランスが誇る
名優アラン・ドロン。サディスティックな恋人を好演している。

 ちゅうか、なにより本作で一番重要なのは「素肌に黒革のツナギ」
というヒロインのスタイリングに尽きる。これは日本ではそのまま
アニメ版「ルパン三世」の「峰不二子」のスタイルとなっている。
つまり本作がその元ネタというワケです。サイケデリックな演出や、
処女喪失を思わせる赤のイメージもそのまんまです。確か不二子の
オートバイはトライアンフだったと思うが、本作中ではハーレー・
ダビッドソン。このファッション・センスが超カッコイイ。
 それと、本作の音楽を担当しているのはレス・リード。この人は
「ラストワルツ」が有名なイギリス・ポピュラー音楽界の重鎮だ。
これらの曲がその後の日本TVドラマに与えた影響は計り知れない。
収録曲ではアップ・テンポのテーマもいいが、個人的には8曲目の
「Dawn Idyll」が一番。スローでメロウな曲調が本作に相応しい。

 60年代のテイストがバリバリの映画なので、その系統が好きな
諸兄には「たまらん」作品なことは間違いないでしょう。私はどう
してもサントラCDが欲しかったので、この特別版を購入したのだ。
まあ、Tシャツはどうでもよかったです(笑)。

210. 謹賀新年(2006/1/5)
 あけましておめでとうございます。どうかひとつ本年も変わらず
ごひいきのほどよろしく。

 型通りの挨拶はさておき、年末は自宅だったので寝正月でしたね。
年越し蕎麦も買ってあったんですけど、年が明けてからうでて食べ
ましたよ(笑)。元旦からは外出もせずにずっと駅伝見てました。
ニューイヤー駅伝が実家のすぐ近くでやってるせいもあって、実家
でも毎年そうです。私の実家は茨城県なんですけど、けっこう西の
群馬県寄りなもんですから……それと、松の内は続けて箱根駅伝も
見ます。今年もまた順大が話題を独占してましたけど、来年こそは
総合優勝してほしいもの。個人的には「山登り・今井」を応援して
ます。そういや特定の大学を応援したことは無いな。
 しかし、三日で20時間ぐらいTV見ましたよ。こんなゆっくり
TVを見るのは正月ぐらいですかね。いやほんとに。

 さて、年も改まったので年初の目標を掲げてみたい。

「小説の執筆ペースをあげる」

 なんちゅうか、去年とおんなじ(笑)。でも、毎年ちゃんと昨年
を上回る執筆量に達しているので、一応目標は達成されてるんです。
量的にいうと、昨年は原稿用紙換算で457枚でしたね。一昨年は
361枚だったから、約25パーセント増しだった。従って今年も
その目標ですと571枚(457枚の1.25倍)ですね。たぶん
できそう……かもしれない(笑)。
 ほんとは「1000枚/年」くらいのペースで書きたいんだけど、
そう上手くはいかない何事も(泣)。せめて目標半分の500枚を
超えるよう、精進しなければいけませんな。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが2本追加。

 先週、ちゅうか昨年末は「年末年始はDVD三昧」の予定だった
んですけど、もうその予定通りにいってません(笑)。今年も私に
は時間が無さそうな予感がします(泣)。

 でその2本とは「女ガンマン 37564 DVD−BOX」だ。
このセットは「女ガンマン 皆殺しのメロディ」と「華麗なる対決」
のカップリング。べつに続きものでも何でもないので、リストには
個別に2本の扱いで追加。しかし……正月早々「ミナゴロシ」とは
縁起の悪さもここに極まれり(笑)。

 最初の「女ガンマン〜」はラクエル・ウェルチ主演の復讐西部劇。
この女優さんは超グラマラスで有名だ。胸バイーン系のアイドルで、
他の出演作では「恐竜100万年」も買ってます。しかし本作では
かなりまともな演技をしてますね。流れ者のクレメンズ兄弟に夫を
殺され、復讐に燃える未亡人・ハニー役。敵の一人をアーネスト・
ボーグナインが演じている。この人も傍役とかで多数の作品に出演
してますね。

 冒頭からアメコミ調のイラストを使ったオープニングで始まった
のでてっきりアメリカ映画と思っていたのだが、実はスギリス映画。
1971の製作で、しかもロケ地はスペイン。そういやなんとなく
ヨーロッパ風の演出もありました。特に浜辺のシーンとか。これは
アメリカ製西部劇ではお目にかかったことが無いです。
 あと、本作では使ってる拳銃がマニアックすぎ。主人公ハニーが
使うのは「トランダー・ダブルアクション」という銃で、トリガー
が二つあり、一方がシリンダーを回転させる役目をしている。この
銃を造るガンスミス役を、ハマー社製作の「ドラキュラ」で有名な
クリストファー・リーが演じてます。余談ですが、彼の従兄弟には
「OO7」の原作者イアン・フレミングがいますね。

 次の「華麗なる対決」も71年製作ですが、こちらは仏・伊・西
合作の娯楽作。オリジナル音声がフランス語なので、西部劇として
は違和感がありますね。女盗賊の首領ブリジット・バルドー(BB)
と女牧場主で四人の弟がいるクラウディア・カルディナーレ(CC)
の美女対決。BBの黒装束が超カッコイイかと思えば、CCの方は
真っ赤な下着で唄って踊る、お色気対決ですな。内容は石油が出る
牧場を取り合うドタバタ劇で、この二人の殴り合いもある。これで
マリリン・モンロー(MM)がいたら完璧だったのに(笑)。
 それと保安官役でマイケル・J・ポラードが出てますが、これが
ハマリ役。情けない感じがピッタリです。この人は「俺たちに明日
はない」でも同じような役柄でした。ちょっとQ・タランティーノ
監督に顔が似てるかも(笑)。

209. ゆく年くる年(2005/12/29)
 今年も残すところあと僅かとなりました。本年中は様々な方々に
お世話になりっぱでしたが、来年もこの調子でよろしく(笑)。

 という冗談はさておき、先週は「任天堂DSを買う」とか言って
ましたけど、まだ買ってません。それはナゼかといえば、ふと目に
とまったDVDを3セットほど衝動買いしちゃったからです。この
「3セット」というのがミソで、内訳は3枚組・2枚組・サントラ
CD付限定版を一挙に購入。合計6+1枚で……2万6000円に
なりました。従いましてDSの購入は無期延期です(泣)。最初の
3枚組については後でご紹介しますけど、他の2セットについては
まだビニールも切ってない状態で机の上に積んだまま。まあ年末の
スケジュールで大晦日と元日は休みになったので、ラッキーです。
これならゆっくり見れるでしょう。ちゅうかね、未鑑賞のDVDが
10本もあると、年末年始は映画漬け決定ですな。2時間10本で
特典映像ヌキでも20時間ですからねぇ……。
 ちなみにですね、コミックは今週紹介ぶんを除いて5作が未読。
書籍に至っては36冊が未読の状態です……このうえ任天堂DSを
購入したら、私の空き時間は一体どうなっちゃうんでしょうかね?
誰か私に時間を下さい、いやほんとマジで(泣)。

 さて、今週は読書リストに掲載されない本を1冊ご紹介。それは
「FFTA公式パーフェクトガイド」です。エンターブレイン発行
のもので、以前にも別会社の2冊は購入済みですが、調べてみたら
本書が一番詳しい必勝本だそうです。古書店で発見して即、購入。
3センチ近い分厚い一冊なので、FFTAを徹底的にやり込むには
最適と思われます。
 ところでこのゲーム、任天堂DSと同時購入のつもりが無期延期。
でも、これでとりあえず購入する準備だけは整いました(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックの続巻が3作追加。

 前述通りDVDは3本組「がんばれ!ベアーズ」トリプルプレイ
パックです。見た瞬間に購入(笑)。この時点で任天堂DSの購入
無期延期が決定しました。しかしいつの間に出てたんだよコレ?
でこのセットの内容ですが、シリーズ1・2・3作全てをセットに
したもので、これを購入すれば全てOKという優れもの。また別に
単品でも出てますけどね、どうせ買うならこのセットでしょう?
ちなみに、お値段は税込み9975円です。1本あたり3325円
でしょうか。まあ普通のお値段ですね。

 本シリーズ1作目は1976年の伝説的ヒット作。ウォルター・
マッソー演じる少年野球監督「バターメーカー」が超ハマリ役です。
呑んだくれのダメ監督ですが、これがイイ味出してますね。それと、
敵チームの監督役にヴィック・モローがいる。この人はTVドラマ
「コンバット」のサンダース軍曹役が有名。スピルバーグが監督の
「トワイライト・ゾーン」の撮影中に事故死してます……これって
DVD出てたっけ? あと、忘れちゃいけないのが美少女エースの
アマンダ。テイタム・オニールが超カワイイですね。

 2作目は「〜特訓中!」と題された翌77年の作品です。前出の
3人の役者は出てきません。チームの少年メンバーはほぼ一緒なん
ですけど、微妙に違うところがあります。3本セットでその違いを
探してみるのも一興でしょう。
 3作目は「〜大旋風 −日本遠征−」で78年のもの。日本での
人気はまだ続いていて、ついに遠征してきちゃったというお話です。
日本の少年野球チームの監督は若山富三郎。他のゲスト出演者には
萩本欽一、アントニオ猪木もいます。27年前はみんな若いですよ。
しかもゴジラも出てくる(笑)。当時のベアーズ・フィーバーぶり
がよく解ります。

 ところで、日本語吹替え声優は当時のTV放映時のままですが、
カットされた部分の復刻には別の声優さんがあたってます。例えば
アマンダの元の声は横澤啓子さんで、この人の代表作は……ドラミ
ちゃんですかね? そういやエスパー魔美の声もやってたな。復刻
部分担当は沢口千恵さんですが、えっと……よく知らない人(笑)。
ちょっと違和感がありますけどね、まあ仕方がないでしょう。
 あと、3作品全てに出演した名センター、ケリー役のジャッキー・
アール・ヘイリーですけど、サングラスをかけてる彼を一目見て、
「フィンガー5のアキラくん?」とか言ってる私は……きっと誰も
ついてこないでしょうね、このネタは(笑)。でも、フィンガー5
自体ジャクソン5のマネなので、そこらへんは知っておいてほしい
ものですな。

 コミックの1作目は楠みちはる「湾岸ミッドナイト」第33巻。
今巻はZ兄弟対決の決着編。ちょっと気になるのがブラックバード
の動向ですかね。ポルシェの4WD化に踏み切るんでしょうか?
ちゅうか、コレ以上速くなると悪魔のZもお手上げか?
 2作目は藤島康介「ああっ女神さまっ」第32巻。こちらはTV
アニメ化が決まった途端に読者サービス・カットが目白押し(笑)。
ベルダンディーの水着姿って久しぶりに見た気がします。ちょっと
したお気に入りは三姉妹の戦闘服ですね。ラインの入りがウルトラ
マンっぽくてイイ感じ。
 3作目は安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」第11巻。
えっと……今巻はシャアとガルマのエピソードなんだなと理解して
いたんですけど、最後の最後で大逆転。ドズル校長、教え子に手を
出したらイカンでしょう?(笑) いや、この名前がどっかで聞き
憶えが……と思ってたんだが、このオチには参りました。

 今週は論評もかなりハイになってましたけど、たぶん来年もこの
調子でいくことになりそうです(笑)。年明け初回の更新は5日の
予定でございます。
 それでは皆様、よいお年をおとり下さいませ〜。

208. 四周年&創作小説第二章を掲載(2005/12/22)
 本サイトも四周年を迎え、連載小説も無事に掲載することができ
ましたのは、これもひとえに私個人の努力の賜物(笑)。ちょっち
増長し過ぎでしたね、スンマセン。私、主幹のEMUKEIと申し
ます。改めてのご挨拶。今後もゆったりまったりのペースで続けて
いこうかと思う所存です。

 さて、今回のお話はですね、前章の続きというか「起承転結」の
「承」の部分。丘の上教会にやってきたマリエルさんのお話の続き。
クルーリ村でのエピソードを書きました。これでやっと丘の上での
生活風景が書けたので、次章から物語も動き始める予定です。まあ、
本作は作品中での時間経過が「1日/100枚」という超スロー・
ペースなので、どうか気長におつきあい下さい。なんせ、400枚
以上書いても4日しか経ってないんですから(泣)。
 しかしなんちゅうか、執筆に要するエネルギーには大変なものが
ありますな。今回は二周間ほどヒキコモリだったのだが、その間に
体重が5キロも減っていたことが判明。新しいジーンズを買ったら
ウエストがゆるゆるになってたんで気がつきましたよ。小説書くと
ダイエットにはいいのかも?(笑)

 ところで、明日は街中に買い物に出かけようと思っている。前に
「任天堂DSを買う予定」と述べたが、某量販店のポイントがまだ
9000点もあるので使うつもり。差し引き五千円なら安いよな。
それに今週末はちょうどクリスマスなので、街中の混雑ぶりも予想
できる。前日に購入した方が無難だろう。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックの続巻が1作追加。

 DVDの1本は「ハート・オブ・ジャスティス」です。92年の
アメリカ映画だが、DVD化されていたとは知らなかった。しかも
発売は「竹書房」である。これは気づき難い。本作はジェニファー・
コネリー主演のサイペンス・ドラマで、ファンなら即買いでしょう。
だが、内容はTVドラマみたいな陳腐なお話だ。ファン以外が見て
楽しめるとは思えません。着替えとかシャワー・シーンは二重マル
なんですけど(笑)。ああそれと、デニス・ホッパーを久しぶりに
見ました。殺害されちゃう作家の役でしたが、ピッタリハマってる。
この人も歳とりましたね。

 コミックの続巻は柴田ヨクサル「エアマスター」第26巻です。
十五漢渺茫との決戦もいよいよ大詰め。私は本誌も読んでいるので
続きも知ってますけど、コミックはオマケのショート漫画が楽しみ。
この女はいったいダレ? 従姉とか?(笑) この作品が終わった
後で始まる新作の主人公? タイトルは「アネマスター」とかそう
いう感じで……ダメ?(笑)

207. 前祝い?(2005/12/15)
 このサイトも17日で四周年を迎えます。今週は友人大先生様と
一緒に外食しました。創作小説の方も来週には無事に掲載できそう
ですし、打ち上げも兼ねたお食事会ですな。
 以前(だべり・196)行った和食店に予約を取り、昼を抜いて
お腹を空かせて行きましたよ(笑)。私は「今度こそ鯨の大和煮を
食べる」という意気込みだったが、友人大先生様は何故か薄笑い。

「……なに? 鯨以外にもなんかあるのか?」
「行けば解る。オーダーしといたからな」

 で行って見ると、ご予約席で待っていたのは仮名Mさんだった。
この人物は地元の人で、私らの共通の知り合いである。イケメンで
細身のナイスガイだ。しかし、会ったのはかなり久しぶり。

「うおっ!? ナゼここに?」
「ハハハ。この店を彼に教えたのはオレだ!」

 このMさん、職業はラーメン職人である。以前は横浜のラーメン
博物館の某有名店にいたのだ。その後は全国のラーメン店を巡って
修行中と聞いていたが、別のラーメン店で友人大先生様とバッタリ
再会していたそうなのである……そういうことは早く言え(笑)。

「いまはXX店にいるんだ。コレ名刺な」
「げっ! 超有名店じゃんよ!」
「来年は二号店をXX市に(私らの地元)出店することになる」
「うひょっ! マジですか? じゃ支店長ッスか?」
「おう。そういうことだ」
「おめでとう、店長! 今日は奢りましょう!」

 なんちゅうか、オドロキまくりですよ。四周年前祝いのハズが、
一転して出店祝いになってしまった。
 ちなみに、二号店を出店する場所は「ラーメン激戦区」のひとつ
である。ガイドブックに掲載されている有名店がゴロゴロしている
場所なのだ。だがMさんいわく「ブームが去った後に残ってるのは
本気の店ばかりだよ。これからが勝負」なのだそうだ。淘汰されて
生き残った店が本物だという。

 今にして思うと、私らがグルメ行脚を始めた頃はラーメンブーム
全盛期である。十年くらい前からだろう。このMさんと知り合った
おかげで、いろいろな薀蓄を仕入れることができた。前にもだべり
で何度か書いた「醤油の味が解らない奴はラーメンの味が解らない」
というのもMさんからの受け売りである。この人は醤油にこだわる
ため、和食にもうるさい。並のラーメン通は「ラーメンの味」しか
解らないが、プロは判断基準が違うのだ。十年前は脱サラして開業
する人もかなりいたが、現在はとてもムリだろう。そんな低レベル
ではついていけないのである。

 ところで、今回食したメニューは鯨でしたが、刺身である。私は
鯨の刺身は初めて食べましたよ。ワリとコッテリした食感でしたが、
臭味とかは無かったです。これと「カツオ土佐造り」と「メジ」の
「刺身盛り合わせ」を食べた。メジは十キロぐらいの若いマグロの
こと。これが超ウマ……やっぱり私は肉よりも魚が好きなんだなと、
再認識しましたね。念のために書いておくと、鯨は魚じゃなくって
哺乳類です。イルカもそうですが、こちらは食あたりするらしい。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。今週は超忙しくて、何も読め
なかったよ(泣)。その代わり、コミックと書籍を50件ずつ過去
データページに移動させた。ずいぶんスッキリしましたね。

 DVDの1本は「80デイズ」です。これはジャッキー・チェン
製作総指揮・主演のリメイク作品。元はデビッド・ニーブン主演の
「80日間世界一周」ですね。これは1956年だったから48年
ぶりのリメイクですか。50周年に合わせたのかな?

 お話のネタ的には変化してないけど、ジャッキー・チェン主演と
いうことでアクション満載です。特にパリの気球シーンは懐かしい。
コレは旧作にもあったから。その旧作では横浜に寄るハズなのだが、
本作では中国。ここでは親友のサモ・ハンも出てくる。
 その他のゲスト出演陣も超豪華で、ジム・ブロードベントは渋い
配役ですな。アーノルド・シュワルツェネッガーとかは市長になる
直前じゃなかろうか? キャシー・ベイツは「ミザリー」の名女優
ですけど、吹替え担当声優が「森公美子」というのはいかがなもの
だろう? まあ、体重はクリソツですけど(笑)。

 そういやコレ、原作を読んだことが無いことに気がつきましたよ。
旧作の映画の記憶もかなりいいかげんだな……これはもうDVDが
出てるハズなので、今度買って見てみよう。

206. 何事にも終わりはある(2005/12/8)
 ついにと言うかやっとと言うか、創作小説の執筆に終着駅が見え
てきましたよ。いま書いている部分が最後の部分(オチ)なので、
どうにか掲載が間に合いそうです。これから最初から読み直しして、
他の作品との関連で、ネタの整合性のチェックをすれば完成です。
ようやくここまで来たという感じ……ふう。

 さて、ここ二週間くらいはヒキコモリだったために、一般世間の
事情にすっかり疎くなってましたが、なにやら世の中は残虐な事件
ばっかり発生していた様子。少女惨殺事件の犯人は外国人だったの
かよ。しかも本国でマエ(前科)あるし! 偽造パスポートで入国
してたのか……とか思ってたらまた一件。今度のは私の実家の近く
だったんで超ビックリ。あそこら辺は寂しい間道が多いからなあ、
とか言ってる場合じゃないです。そこに住む人にとっては殺人犯が
ウロウロしているかと思うと気が気じゃありません。

 そういや、ちょっと前に発生してた「女子高生メッタ刺し事件」
もウチの近所だったんですよ。物騒だな、オレん家のまわりは……
この一件は、地元の友人との会話でも出ましたよ。

「あのメッタ刺し事件って、どこそこ団地(近所)だったの?」
「いや、まるばつ団地(もっと近所)で、パトカーも来てたよ」
「うわっ……スゲェ。見たのか?」
「いや、オレの知り合いに新聞社の人間がいるんで、話を聞いた」
「こんな事件ばっかり続くと、うんざりするんじゃないのかね?」
「忙しくて家に帰るヒマもないって、グチってたよ」
「ああ、そりゃそうか」

 こちらはもう犯人が捕まってるからいいようなものの、私の知り
合いには同じ高校の卒業生もいるんです。全くシャレにならない。

 ここはとりあえずお巡りさんを応援しましょう。ガンバレ警視庁。
日本の警察が優秀なところを見せてくれ。ま、最近は不祥事の報道
ばかりですけどね、こんな時こそ頼りにしてるんだから。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが2作の追加。ゆっくり読書する時間が
無いよ……今週はついにDVDを鑑賞する時間も無くなった(泣)。

 コミック2作は続巻。1作目は七瀬あゆむ「パチスロバカップル」
第3巻です。この作品はパチスロの漫画というより、それを題材に
した妄想エッチの漫画といった方が解りやすい。いや、パチスロも
ちゃんと打ってますけど(笑)。そういや作者は4コマも描いてた
ハズだけど、単行本は出たのかな? 今度探してみよう。

 次は木城ゆきと「銃夢 Last Order」第8巻です。ようやく本題
のメルキゼデクへのハッキング開始かと思いきや、突然カルエラの
エピソードになってそれが1巻分も続いてます。この「作中話」は
最近の流行なんでしょうか?(笑) いや、私も自身の創作小説で
やることあるんで何とも言えませんが、まるまる1巻分というのは
どうだろう? しかもまだまだ長引きそうな予感。主人公ガリイの
出番が無いのがちょっとアレですね。

205. はたらきもの?(2005/12/1)
 今年も残すところあとひと月となりましたね。歳をとると月日の
経過が異様に早くてちょっちビックリだよ。この間まで半袖を着て
いたと思ったのだが、もう明け方は息が真っ白になってしまう。
 あとひと月と言えば、連載中の創作小説の掲載まであと22日と
なりました。現在寝る間を削って執筆中なのですが、間に合うのか
どうか微妙な情勢です(泣)。というのも、私は今年に入ってから
連休が7回しか無いんですよ、これが。これじゃ今年の連休は二桁
いかないかもしれません。働き過ぎですよね?

 さて働くと言えば、珍しくドラマCDを買いました。竹本泉原作
の「音盤はたらきもの」です……って、こんなオチかよ?(笑)
 このCD、OP・EDとドラマが3本、それぞれのテーマが3曲
で8トラックの構成。まあ、ドラマ自体はどうでもいいような内容
でしたが(笑)、主人公の声優は「平松晶子」です。これがスゲェ
ハマリ役。改めてコミックスの方を読み返して見たら、彼女の声が
フキダシから聞こえてくるようですよ。困ったような「え〜ん」と
いう泣き方が、耳について離れません。
 この平松晶子というと、初聴きは確か「バブルガム・クライシス」
の「ネネ」役だったかな? スゲェ昔(笑)。彼女ももうベテラン
声優のひとりですけど、声質は全然変化してません。これがスゲェ。
ファンなら買って損はしない1枚でしょう。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックは5作の追加だが、
上下巻が2組あるため、計7冊である。書籍は1冊追加。

 DVDの1本は「GIA ジア」です。本作は現在ハリウッドの
Nо.1女優アンジエリーナ・ジョリー主演。元々安価な1枚なの
ですが品薄らしく、プレミアもついている一品です。私は中古屋で
500円で買いましたが、超ラッキーですかね?
 内容は、実在したトップ・モデル「ジア」の栄光と挫折を描いた
感動作。彼女はレズビアンだったが恋人の女性とはうまくいかず、
次第に麻薬におぼれていく。使い回しの注射器からエイズに感染し、
壮絶な最期を遂げる……って、コレが実話だからスゴイ。アメリカ
では簡単に麻薬が手に届くところにあるためか、このような悲劇が
度々おこっている。
 ジア役のアンジェリーナ・ジョリーは全裸シーンもあって、文字
通り「体当たりの演技」でゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得。
ちゅうか私は彼女を「キワモノ女優」だとばかり思っていたのだが、
意外にしっかりした演技もできることが判明した。ちょっち見方が
変わりましたね。

 コミックの1作目はバロン吉元「柔侠伝」上下巻です。以前にも
「昭和柔侠伝」を読んでいるが、今回もペーパーバック版での復刻。
本作は前作の主人公の柳勘太郎の父・勘九朗が主人公だ。
 時は明治三十六年、日露戦争勝利に沸いていた時代。柳勘九朗は
古来からの柔術家だったが、講道館柔道に挑戦するもののその門人
となり、御前試合で優勝するまでになる。御前試合のくだりは以前
に読んだ書籍「わが柔道」の「木村政彦」と同じだ。本作品中には
「姿三四郎」のモデルにもなった講道館四天王のひとり、西郷四郎
も登場する。また、当時の大衆文化風俗が見事に描かれていて非常
に面白い。手毬唄ではバルチック艦隊が全滅したことを唄っている
のがスゲェ。こんなのを現代の作家が描くのはとてもムリだろう。

 2作目は石ノ森章太郎「仮面ライダー」上下巻です。これもPB
復刻版で、映画「仮面ライダー THE FIRST」に合わせた発行です。
TV版とは違って原作では「怪人クモ男」が4本腕なのが不思議。
クモなら足8本だから6本腕でしょう? 新作の映画ではどうなん
でしょうかね? デザインを出渕裕が担当したそうなので、そこら
へんもちょっと気になるところ。
 ところで広告で知ったが「石ノ森章太郎全集」が発売されるとか。
全500冊で61万7400円ナリ……誰が買うのだろう? 私は
購入する予定は全くありませんけど、何セット売れたのかが超知り
たいですね。

 3作目は「ソムリエ」第1巻です。これはワインを題材にとった
グルメ作品で、元はオールマンで連載していたもの。今回古書店で
1巻が入手できたので、これから集めていくつもりです。話自体は
全部読んだことがあるハズなので、まあぼちぼちと。
 4作目は「築地魚河岸三代目」です。これは築地の東京中央卸売
市場を舞台にしたお魚グルメ作品。これも雑誌で読んでいるのだが、
単行本を買い集めることにしたもの。声優の平野文(ラムちゃん)
が協力しているのにちょっちビックリ。旦那様は築地魚河岸の仲卸
なんだそうだ。初めて知りましたよ。

 最後は今週唯一の新刊本で「お伽もよう綾にしき」です。作者の
「ひかわきょうこ」は前作「彼方から」の最終14巻からだと、約
二年半ぶりになりますか。今回のお話は平安時代の「もののけ話」
です。おじゃる言葉のお公家様の聖霊も登場して、今回も長くなり
そうな予感がしてます。
 しかしこの本、出てスグに購入したのだが、もう二刷だったよ。
一ヶ月で再版とは、大変な売れ行きですな。

 書籍の1冊は久々のハヤカワSF「あなたの人生の物語」です。
これは短編集で、作者のテッド・チャンは中華系アメリカ人。大学
ではコンピューターを専攻していた理系のライターである。本書は
短編集ながら、あらゆるSF賞を受賞またはノミネートという栄誉
に輝いている作品集。デビュー作「バビロンの搭」はネビュラ賞を
受賞し、他の収録作はヒューゴー賞、ローカス賞、スタージョン賞、
日本の星雲賞を受賞している。他にティプトリー賞、ホーマー賞、
サイドワイズ賞らにノミネート……天才ですかね?
 その天才ぶりは、読めば解る。前述の「バビロンの搭」は欧米人
向けの題材のためにちょっと古臭いネタに思えたが、他の収録作は
文句無く傑作だった。ウケの良いバビロンのネタでデビューという
のは、計算されたものなのだろう。他の収録作では「ゼロで割る」
などは理数系に強くないと面白くないし、ちょっと読者を選ぶ作品
が多いが、私は充分に楽しめました。
 本書には近頃のSFが忘れそうになっていた「驚き」があります。
とくに「理屈っぽいSFマニア」には超オススメですね。

204. 書籍を大量に購入(2005/11/24)
 今週は久しぶりに古書店を巡って、大量の買い物をしましたよ。
合計でDVDが10本、マンガが同じく10冊。書籍は30冊です。
なんちゅうか、こんなに買っても読むヒマがありませんね(泣)。
創作小説の続きも書かなければイカンので、少しずつ分割して紹介
していきます。
 さて最初はゲームの必勝本。FF・タクティクス・アドバンスの
必勝本を2冊買った。前に「任天堂DSを買おうかな?」と言って
いたが、その前に購入予定のゲームの書籍を入手したワケである。
このタクティクス系のゲームは碁盤目のあるマップが特徴で、昔の
ボード(板)でやっていたシュミレーション・ゲームそのまんま。
私はこの系統がスッゲエ好きなんです。

 1冊目はデジキューブ版で、スクウェア公式最速攻略本。公式を
取っただけあって、解りやすい解説がウリの入門書です。発行日が
03年2月14日となっているが、私の記憶では本書が最初に出た
必勝本だと思う。しかしこの本、一部のマップ画面が真っ黒で掲載
不可となっていた。どうやらスクウェアの広報さんからストップが
かかったらしい……ありがちですな(笑)。しかしおまけとして、
ラジオドラマに出演した声優さんのインタビュー記事がある。
 2冊目は角川版のエターナル・ガイドです。本書はジョブ紹介の
ページが全体量の三分の一もあって、全てイラストつき。視覚的に
見ても面白い構成です。マップ画面には伏せてある個所はないが、
本筋ではない横道のエピソードは簡略化されている。本書のおまけ
は開発スタッフのコメント。

 しかしあれだな、必勝本を見ていると「今スグやりたい気分」が
盛り上がってきて困りますよ(笑)。このちまちまとした雰囲気が
たまりません。ところでソフト自体はもう中古が出回ってるので、
安いのを見つけたら先に買っておこうかと思ってます。ゲーム機の
本体は年末に買う予定だが……小説が無事に掲載できたらの話です
けどね(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックが5作追加。書籍は
1冊追加。このペースだと全ての紹介が終わるのは来年か?(泣)

 DVDの1本は「デルタ・フォース」です。懐かしい作品ですな。
何度もTVで見た記憶がある。主演のチャック・ノリスの代表作と
いったらコレでしょう。内容は、ハイジャッカーに囚われた人質を
特殊コマンド部隊が救い出す、というお話。製作は86年ですが、
当時はハイジャック事件もよくあったよなあ……本作にはあの同時
多発テロとは違って、まだ人間ドラマを演出する余地があります。
それと、あからさまにユダヤ正義を描いてないところもいいですね。
アラブ側の主張も随所に見て取れます。

 続いてコミックの紹介は全てH系統。最初は春輝「少女依存症」
です。これは少女というか、SMフェチ系の作品集ですね。本書の
後書きで言ってましたが、作者は「ブサイクな男キャラ」を描くの
が好きなんだそうです。理由は「背徳感が高いから」で、美男美女
だと燃(萌)えないらしい。ううむ、エロの作風としては、かなり
的を得たご意見ですな。
 2冊目は八月薫「クレマチス」です。これは6年くらい前に出た
作品集で、いくつかの作品は「羞恥の館」などに再録されている。
いわばコレクターズ・アイテムですね。再録版は数冊の作品集から
収録作をチョイスしているため、元も買わなくてはイカンのである。
マニアックだなあ(笑)。

 3冊目は飯閃澪「よい筐体にはハートマークを!」です。作者の
名前は「いいせん・みお」と読む。この人、かなり以前に休刊した
コミックガンマでは「御米椎(みよね・しい)」というペンネーム
を使っていた。当時は「宇宙課々付エヴァ・レディ」という作品を
描いてましたね。ホームページも持ってます。
 作者はSFや特撮が好きな人で、本書もかなりマニアックですな。
表題作ではロボット・メイドの胸にハートマークがあって、これは
「100個集まると人間になれる」という設定だったよ。これって
「ロボコン」だよね?(笑) 確かロボコンでは優秀ロボットの証
だったが、週刊プレイボーイでリメイクした新作はどうなんだろ?
チェックしてないから解らない(泣)。

 4冊目もマニアックな「私設海上自衛隊 SAND CRUISER」です。
本作は8年ほど前に「カラフルBee」で連載してたもので、これの
原案となった「ふたりぼっち SANDPIT」と「ふたりぼっち NETWORK」
も収録されている。設定は海洋SFですが、H内容のジャンルだと
「ふたなり」になります。作者の「にしき義統(・よしむね)」は
テックジャイアンの表紙を描いてる人で、最近はあんまりマンガを
描いてませんね。
 最後5冊目は相沢早苗「人外淫伝 Mrs.MAKI」です。久々の新刊
と思ったら、昔の単行本未収録作品をまとめたものでした。内容は
吸血鬼な若奥様のHな事件簿。初出情報が掲載されてないのでよく
解らないが、見た感じはかなり古い。たぶんエピローグの3ページ
だけが描き下ろしだと思う。しかしこれが「宙おおぞら出版」から
出たからオドロキだな。この調子で未収録作品を全て単行本化して
もらえないものだろうか? 私がすごく助かります(笑)。

 書籍の1冊は河出文庫「人類の誕生」です。これは「世界の歴史」
全24巻の第1巻で、内容は原人・猿人などの人類の祖先に関する
研究です。この分野の研究者の紹介や理論の解説もあって、研究史
にもなってます。ゴリラやチンパンジーとの生活行動比較もやって
ますね。農耕と牧畜が始まったところで次の巻へと続いている……
本書は「読める歴史書」なので、次も買うかもしれない。15年前
の発行ですが、現在も再版されている様子です。

203. 続・画集をゲット(2005/11/17)
 今週も引き続き画集のご紹介。実は先週分を購入してから改めて
調べたら、イロイロ出ていることが判明したのだ。でその1冊目は
「フロントイノセント VOL.1より」です。これは「うるし原
智志ビジュアルワークス」の一冊ですね。OVAのダイジェストに
加え、以前の作品「プラスチックリトル」の特集もある。かなり昔
のイラストも掲載されてるので、作者を知るには絶好の画集ですな。
ただ私の場合、既に持っているので何とも言えません。
 内容は相変わらずの「おっぱい星人」ぶりで、安心して見ていら
れます(笑)。キャラ別に胸のボリュームや質感を変えるこだわり
は健在で、フィルムになったときに判らないような設定まできちん
と考えられているのは流石。しかし今どき「なに不自由なく育った
お嬢様」とか「天真爛漫」とかいう設定を見ると、かなり気恥ずか
しいものがありますね。そこらへんは演出するのにも苦労した様子。

 2冊目は「CLEAVAGE ART」です。これは「クレイヴィジ」という
HなPCゲームの原画集。製作メーカーは「アクティブ」で、絵師
の聖少女はここの専属絵師です。この絵師とメーカーはもうDOS
時代から知っていて、この系統では最古参の部類に入るかと思う。
最初に見たのが「麻雀幻想曲」だったから、もう10年以上前です。
この件については「だべり・180」も参照するように。
 さて、この人も「おっぱい星人」ぶりがナイスな絵師です。前の
「バイブルブラック」や「ディシプリン」の時でもその傾向はあり
ましたが、本作ではそれが一段と顕著ですな。本書の内容は全ての
イベントCGと、それに合わせたゲーム・テキスト(エロ小説)で
構成されているので、元のゲームを知らなくても楽しめます。

 さて、最近のエロ作品を大局的に見てみると、いわゆる「萌え系」
と「その他」になるかと思う。それより「かわいい系」と「美女系」
と言った方が解りやすいかもしれない。今週紹介の2冊はもちろん
リアル美女系の部類だ。私の好みは「黒髪ロングなツリ眼の美女・
美少女」なので、とくに「おっぱい」にこだわりは無い(笑)。
 ところで、最近「勝ち気でツンツンしたキャラ」が親しくなると
「デレデレする」ことを「ツンデレ」と呼ぶことを知った。これが
ひとつのパターンを形成しているらしいので、かなりオドロキだ。
いわゆる「メガネっ娘」や「ツーテール」なら容姿に関係している
ことはスグ解る。他に「奉仕系」や「女教師」なら知っていたが、
この「ツンデレ」は性格的分類らしい。「ドジっ娘」とかの対極に
いるキャラなのだろうか? たぶん、元ネタは「ネギま!」あたり
だと思うが……どんなもんだろ? でもまあ、改めて考えてみると
少年マンガのヒロインとしては「王道」のような気もするな。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。書籍が1冊追加。ちゅうか、
そろそろ読書のペースをおとしてでも創作小説の執筆をしなければ
いけませんな(泣)。

 今週のDVDは「ショウタイム」です。本作はエディ・マーフィ、
ロバート・デ・ニーロ共演の警官もの。内容は、TVドキュメント
製作のため不本意ながらコンビを組まされた警官の痛快アクション。
おバカな警官トレイを演ずるエディ・マーフィがハマリ役ですね。
誇張されまくりのドキュメント製作過程が痛烈なマスコミ批判にも
なっている。
 B級アクション作としては楽しめる作品に仕上がってます。ただ
カットされたシーンで、ロバート・デ・ニーロと美女TVクルーの
ロマンスがあり、これがちょっともったいない気がしましたね。

 書籍は小学館文庫「創世の守護神」です。本書は「神々の指紋」
などで有名なグラハム・ハンコックと、エジプト生まれの土木建築
の専門家ロバート・ボーヴァルの共著となっている。
 内容は、三大ピラミッドが天体を地上に模した建造物であること
をつきとめた解説本。ピラミッド内部の「通気口」の角度に注目し、
それが正確にオリオン座の三連星を指し示すなど、コンピューター
天文ソフトを駆使して証明している。この巨大建造物は、天文学を
組み込んで天空の様子を地上に再現したものだったのである。
 このような発見は非常におもしろい。古代の天文学者達は知識を
後世に伝えるため、ピラミッドを作り上げたのだ……古代人の英知
には、ただただ驚くばかりである。

 ところで、ピラミッドには約200万個もの石が積まれているが、
これをどうやって積んだかが解っていないという。前述の「通気口」
を通すのにも複雑な石組みが必要で、全てを人力でやったとしても
最低25年はかかるそうだ。一日200個積んでも年に7万3千個
である。1日の作業時間が10時間なら1時間あたり20個の計算。
現実的な数字ですけど、気が遠くなりそうですね。
 現代でこの建築方法を再現するのに最も困難な部分は、労働者を
指揮する現場監督だという。絶え間無く順序立てて石を積むために、
熟練の現場監督が千人も必要らしい。それぞれが離れた場所で連携
をとるのは至難の技だそうだ。

202. 画集をゲット!(2005/11/10)
 今週は読書録に掲載されない画集を2冊ご紹介。最初はこばやし
ひよこ「Hiyoko Brand」です。この画集は作者2冊目の画集になり、
収録作品は「おくさまは女子高生」と「PERIDOT」のカラーである。
 一見して解ると思うが、この人の描く「ムチムチ感」は最高です。
単なるグラマーや柔らかい肉体を描ける人は数多いが「ムッチリ=
張りつめた肉感」を表現できる人は滅多にいない。特にフトモモの
あたりが個人的に超お気に入り(笑)。
 それと特筆すべきはガンダムエースに掲載されたセイラ・マスの
イラストも収録されてること。ひよこ版セイラさんは非常にナイス
バデーなので、これは必見ですね。あと、ちょっち残念だったのが
「キューティーハニー」のイラスト。版権の問題からか、服の色が
まっ黒に変更されていた……まあ、私は掲載された元の雑誌を所有
してるからいいんですけどね。

 2冊目は「Tony WORKs そらのいろ、みずのいろ/真章・幻夢館」
です。これはTonyがキャラデザ・原画を担当したHなゲームの
原画集で、攻略チャートもついてます。この人は「シャイニング・
ティアーズ」でメジャーになったから知ってる人も多いハズ。
 本書はなにが素晴らしいかと言って、黒髪ロングのオンパレード。
個人的な好みに直球ストライクです(笑)。表紙が「そらのいろ〜」
の主人公「水島朝」で、セーラー服のうえに水泳部所属。もう一方
の「幻夢館」の主人公「渡瀬望」はお館のメイドさんです。これが
Hゲームのキャラとは……たまりませんな(笑)。
 それとこれは毎度のことなのだか、この「Tony WORKs」シリーズ
の原画集は「恥部修正が激甘」なので、超オススメです。

 ところで、これらの画集の作者はそれぞれHPを持っているので、
一度行ってみるのがよろしいかと思われます。こばやしひよこHP
はつい最近サーバーお引っ越しのためURLが変更になりました。
Tonyの方は、現在リニューアルのため工事中。トップページの
「お知らせ」だけの構成でしたよ。
 これらのHPには本サイト「りんく」ページから行けます。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。書籍は3冊追加だが、続巻が
あるので累計には2件の加算。

 今週のDVDは「黒い絨毯」です。チャールトン・ヘストン主演、
1953年製作の作品です。本作は「動物パニック映画」の元祖的
な作品ですな。表題の「じゅうたん」とは、アリの大群のことだ。
原題は「THE NAKED JUNGLE」なので、直訳すると「赤裸々な密林」
でしょうか? まあ「真実のジャングル」とも言えます。
 主人公は南米ジャングルの開拓者で農園主の男クリストファー。
嫁入りしてきた奥さんとの悶着があって、そこにアリの大群が来襲
する……というもの。動物パニック作品とはいっても人間ドラマが
メインの構成です。

 本作品はずいぶん昔に深夜TVで見た記憶がありますね。しかし、
その時はまだ「チャールトン・ヘストン」の名前も知らない頃だ。
ほんとに昔だよ(笑)。しかしこんなマニアックな作品がDVDで
見れるとは、いい時代になったものですな。改めて見て特に印象的
だったシーンは、原住民の裁判というか制裁シーン。これってTV
ではカットされてたんじゃないかな? ちょっち記憶に無かったよ。
 それと、主人公が自分の蔵書を「重さで買った」というセリフが
ありますけど、これって実際にやってたらしいです(笑)。蔵書家
というか「ビブリオマニア」にはよくいるらしい。

 さて、書籍は全てハヤカワNF文庫の数理を楽しむシリーズで、
1冊目は「物理学者はマルがお好き」です。著者ローレンス・M・
クラウスは大学で物理学・天文学を教える理論物理学者。本書では
「物理学の思考方法」を解りやすく解説している。有名な事例だと
物理学者エンリコ・フェルミが学生に出した問題「シカゴにピアノ
の調律師は何人いるか?」というヤツだ。これは「概算」を求める
問題なのだが、本書の計算法に慣れていないと「そんなの解るわけ
がないだろう」ということになってしまう。
 また本書では、数値によるマジックや統計学の誤用、数の厳密さ
についても解説されているので、文系の方にもオススメです。

 2・3冊目が続巻「数学は科学の女王にして奴隷」I・II巻です。
これらは純粋に数学ファンのための本で、著者E・T・ベルの偉大
な数学啓蒙書のひとつ。姉妹編に「数学をつくった人びと」全3巻
があり、これは既に読んでいる。数学の大部分を網羅した本書は、
まず「数学とは何か」に始まって、代数・公準・幾何学・集合へと
続き(I巻)、微積分・波動・確率・無限と展開していく(II巻)。
 本書は原著が1931〜37に書かれたため、大戦の影響が出て
いるところも注目である。一例を挙げると、古代ギリシアの数学者
メナイクモス(紀元前356生323没)はアレキサンダー大王の
家庭教師のひとりで、円錐曲線を発見した人物だ。

「放物線は近似的には、空中での球、弾丸、ロケットの運動経路を
表わす。真空中なら弾道計算がはるかに簡単になり、敵の愛国者を
射殺するための徴税が何十万ドルも軽くなる」

 時代性のある一文だが、著者は戦争が数学の発展を加速させたと
いうことを正確に認識しており、その加速度は平和時と比べ1対2
で戦時の方が勝っているとも言っている。
 本書は数学の啓蒙書としても「数学史」の解説書としても非常に
おもしろい。文系の人はまず姉妹編を先に、数学に興味が沸いたら
次に本書を読むのが、超オススメ。

201. 最近の雑誌(2005/11/3)
 ここ数年のうちに、書店に並ぶ雑誌に奇妙な変化があるのに気が
つきました。それは月刊誌が異様に多いことです。コンビニなどで
週刊誌を買う人はどんどん少なくなっているのに反して、月刊誌の
種類がどんどん増えてますね。これはたぶん、エヴァンゲリオンの
「少年エース」が最初だと思われます。
 その主な原因としては、週刊誌でのストーリー進行の遅さに読者
がついていけないこと。それと、同人会から発生したプロ作家達が
週刊連載のペースについていけない、ということだと思う。

 ここでまた新たな月刊誌が創刊された。メディアワークス発行の
「電撃マ王」です。ゲームとコミック、小説が合わさった内容で、
いわゆる「メディアミックス・マガジン」の部類になります。以前
には「ログアウト」とかがこの系統でした。ただ、本書では8割が
コミックで、残りの1割ずつをゲームと小説が埋めている構成です。
 さて読んだ感想ですが、どうも中途ハンパな印象でしたね。まあ
コミックを中心に据えたのは解りますが、テイルズとディスガイア、
ランブルローズなどはゲームの漫画化ですし、他にはライトノベル
みたいな作品が多い。

 その中で私の注目は、田中圭一の「プリンセス破天荒」ですか。
これは、とあるゲーム製作下請け会社に、破天荒という派遣社員が
やってくるところから始まる。この会社ではオリジン企画で下請け
からの脱却を計画中なのだ。本作品にはゲーム製作者が実名で登場
するため、業界マンガの分類になるだろう。田中圭一得意の下品な
ギャグが笑える作品である。
 もう一作。りゅうき夕海「ANA/アキバ・なんでも・アタック」
も面白い。これはルポ漫画で、作者が秋葉原の名物店・スポットの
紹介をしていく作品。初回は「メイド・ヘアサロン」である(笑)。
よくよく考えてみると、美容院ほどメイド服が似合う職業もない。
しかも、驚くべきことに服は店員の自前なのである。この方向での
「カリスマ美容師」を目指しているらしい。

 ところで、雑誌の方向性としてはゲーム系になると思うのだが、
それよりもアニメ化を狙えるような漫画を載せたほうが長続きする
と思われます。マニアックな読者を獲得するには中途ハンパだし、
果たして「ゲーム好き」な読者がライトノベル調の作品で満足する
かどうかは未知数ですね。まあ、次回に期待(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。書籍が4冊追加。

 今週のDVDは「トップガン」です。2枚組のコレクターズ版を
見た瞬間に購入(笑)。懐かしいというか何というか、でも前にも
DVD化自体はされてたんですけどね。
 内容は、海軍のパイロットが飛行訓練特殊施設「トップガン」に
配属される、というもの。腕はいいがヤンチャで問題の多い飛行士
をトム・クルーズが好演している。これはハマリ役ですな。

 この作品、最初に見た時はTVだったと思うが、なにより印象に
残ったのは音楽である。ケニー・ロギンスの「デンジャー・ゾーン」
が最高ですな。他にもベルリンが唄った「テイク・マイ・ブレス・
アウェイ」も名曲です。しかしベルリンはこの局を唄ったがために、
バンド仲間同士の不和が決定的になって解散が早まったのだそうだ。
これは映像特典のインタビューで初めて知りましたよ。我が家には
本作品の輸入版サントラもあります。

 さて、今週紹介するのは全て植物に関係する本です。最初は角川
春樹事務所グルメ文庫「育てる食べるフレッシュハーブ12か月」
です。作者の「和田はつ子」は「パラノイア」などのホラー作品を
書いている小説家だ。ちょっとイメージ違いの不思議な取り合わせ
だが、本人も「ナゼか好き」というハーブ趣味らしい。
 内容はハーブ(鉢物)の育て方と、簡単な調理のレシピである。
セージ、ミント、タイム、バジル、ローズマリーなどの有名どころ
のハーブが一年12か月ごとに紹介されていて、非常に解り易い。
初心者にもオススメですね。

 2冊目は朝日文庫の「薬草毒草300プラス20」です。本書は
身近な場所で見かける薬草や毒草の図鑑。オールカラーで写真つき
のため、ハイキング等に携帯していくのにも便利です。薬用植物が
100品種、有毒植物200品種、追加20品種である。なかでも
追加品種の「ザクロ」にはオドロキ。ペレエチレンという抽出物が
サナダムシなどの害虫駆除に有効だという。
 実はこの本、以前に「薬草毒草300」という文庫だったのだが、
増補改訂版「プラス20」となって再版されたものです。

 3冊目は講談社+α文庫「カラー図説 毒草の誘惑」です。この
本は「カラー」と言っておきながら、カラー部分は20ページほど
しかない「看板に偽りアリ」な一冊(笑)。しかし、内容は非常に
面白い。ドラッグ系の植物では「ペヨーテ」が紹介されているのも
珍しいですな。日本ではあんまり馴染みがないでしょうね。著者の
植松黎は、幼少の頃の思い出などもからめて語っている。日本的な
植物の文化を、海外の栽培感覚と比べているのも興味深い。

 最後4冊目は講談社ブルーバックス「木材なんでも小事典」です。
本書は「木材科学研究所・木悠会」が編纂したもの。木の肌ざわり
から木の香りの解説。バイオマスや環境に無害なエネルギーの研究。
木材を利用した歴史では、古代エジプトの「太陽の船」はレバノン
杉で作られていたのだそうだ。
 本書は事典といっても項目が並んでいるのではなく、利用法ごと
に章立てされているので、最初から読み進められるところがいい。
巻末には用語インデックスがついているので、該当ページをすぐに
探し出せるところもマル。非常に便利な本です。


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めいん
だべり


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