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No.251〜No.275までの25件

275. リアルなゲームライフ(2007/4/5)
 世の中はもうすっかりお花見の季節だったり、それが雨が降って
中止になったりしてますけど、私は相変わらず自宅に引きこもりで
ゲーム三昧な日々を過ごしております。借り物のプレステ2ですが、
私の所有しているプレステ1のゲームでは、これといった不具合は
無い様子……ちょっち安心しました。私はプレステ2はおにゅうを
買おうと思ってますが、買ってから「できないゲームがある」では
シャレにならない。もうPS−Oneとか売ってないからなぁ。

 つい最近のことですが、近所に中古ゲーム屋ができたんですよ。
そこは古本とか中古CD・ビデオの他、レンタルも一体化している
ショップで、しかも通勤路の途中にあるという……これから頻繁に
お世話になりそうな予感(笑)。で、今週はその店でプレステ1の
ゲームを買ってやってました。購入したのは「R4」と「GT2」
です。ちなみに各500円……またしてもレースゲームだよ(笑)。
なんちゅうか、レースゲームってガイド本が無くてもできるしね。
RPGは無いと非常にツライですけど。一応これからやるつもりの
「ヴァルキリープロファイル」のガイド本を買っておきましたが、
ソフトはまだ買ってない。やるときはおにゅう機体を買ってからに
しようと思ってます。

 さて最初の「R4」ですが、私はリッジレーサーの中ではこれが
最も完成度が高いと思っている。ただレースをするんじゃなくて、
ドライバーは4つのチームのどれかに所属して闘うことになります。
車の供給メーカーも4つある。実車と同じじゃないけど、雰囲気は
なかなか……どうせらならチーム経営に関われると良かったのかも?
それと、車体に貼るステッカーのペイント機能があるのも優れモノ。
なんで「5」では削除しちゃったかな。それが不思議。

 このR4、前にやったときは友人宅でしたが、かなり熱中してた
記憶があります。画面上下分割のVSモードがあって、延々とそれ
ばっかりやってました(笑)。車も扱いやすいタイプが揃ってます。
操作感覚も自然で、グランプリでは敵車の動きも良好。とりあえず
サクッと全レース1位を取ってみた。4チームあるので4回ほど。
それで使用可能になったおまけのコースには、1作目から存在する
「最強ライバルカー」もいました。別名「ゴキブリカー」とも呼ぶ
そうです。1作目のはカウンタックLP500みたいな黒い車で、
トンでもない速さだったんですが……今回は割と控えめなスピード
でしたね(笑)。

 次の「GT2」は、今回初めてやった。1作目から変更した点は
ほとんど無い様子。レースで賞金を稼いで、車を買ってチューン。
その繰り返し……ただ、親切だと思ったのは前作のセーブデータが
あるとライセンス取得テストが免除されるところ。正直「またあれ
をやるのか?」と思いましたが、これなら安心。しかし、1作目の
セーブデータが無ければ意味が無い。私の古いメモリーカードには
データが何ひとつ残っていなかった! どうやら、前作のデータを
消しちゃってたみたい……仕方がないので最初から(泣)。
 ここでもサクッと全ライセンス取得……と思ったら、最後に出現
した「スーパーライセンス」が異様に難しい。規定車で各コースを
タイムアタックするのだが、扱い慣れていない車ばかりでもう大変。
デモを見た限りでは、ほぼノーミスの操作が必要。これはある意味
「スーパーリプレイ集」ですな。

 でもこのゲーム、最初の所持金が100万円で、車が無い状態。
こっから始めるのはちょっと酷ですね。できることは限られていて、
なるべく安い中古車を買って、レースでちまちま賞金を稼ぐこと。
レースで1位を取るためには車をチューンしなければならないが、
その資金はレースでしか稼げない……非常に作業感が強い。
 オススメの中古車はスカイライン。185psぐらいのFR車が
あったら、マフラーを替えて200psギリギリにする。それで各
200ps以下のレースに出て賞金を稼ぐのだ。勝てないようなら
ミッションを替えてみる。加速さえつけば250psぐらいまでの
レースなら1位を取れるだろう。資金が2〜3000万くらいまで
溜まったらセーブして、そこを基点に他の車を買う。その車に飽き
たら、セーブしたとこからやり直せばいい。これでほとんどの車に
試乗できることになる……別に車を何台も所有してもいいのだが、
それだと果てしなく時間がかかります。

 ……というようなコトを、今週は延々とやっておりました(笑)。
この二作を比べてみると、レースをしたときの爽快感は「R4」が
圧倒的に上です。好きな車に乗りたいなら「GT2」ですか。ただ
別にアーケード・ディスクも付属してます。やっぱりこの作業感に
耐えられない人が多いんだな、と思いましたね。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が1作、新規に1作追加。

 続編は、こばやしひよこ「おくさまは女子高生」第12巻です。
今巻のエロ担当重役はくるみさん(笑)。天然ボケな麻美を華麗な
テクで昇天させている。二人してムッチリっぷりがたまりません。
本作は青年マンガ誌の連載なんだけどな(笑)。ちゅうか、天海の
「おしおきシーン」は意外でした。謎な性格ですね。これ次巻では
明らかになるようなコトも、あとがきに書いてありました。本誌を
読んでいないため、そこらへんが非常に気になるところ。

 新規は、倉島圭「24のひとみ」第1巻です。本作は少年チャン
ピオン連載のギャグ漫画。この作者はヤングチャンピオンの方でも
「メグミックス」という似たような作品を描いている。この巻にも
一部収録されているが、どちらもブラック・ジョークの強い作品。
で、本作の内容ですが「嘘つき美人教師・ひとみ先生が、嘘に次ぐ
嘘で人々を苦しめるお話(作者)」だそうです(笑)。
 ところで……読んでいて気がついたのたがこのひとみ先生、毎回
着ている服が違うのだ。美人というだけあって、ファッションにも
気をつかっているらしい(笑)。髪型も違うときがあるし、これを
毎回続けるのは作者も大変なのではないだろうか? 2巻を買って、
確認してみなければなるまい(笑)。

274. リアルなドライビングって、なに?(2007/3/29)
 今週もゲームの話題ですが、先週からやっているレースゲームに
ついて、もっとつっこんで語ってみたいと思います。やり込んでる
のは「リッジレーサー5」と「アウトモデリスタ」で、これで購入
したプレステ2のソフトは「モンスターワールド」を含めて3本と
なりました……こりゃ早いトコ自分のプレステ2を買わないとダメ
ですな(笑)。

 さて、今ゲーム業界でレースゲームと言ったらGT(グランツー
リスモ)なワケなんですが、私はどうも最近の「リアルな車の挙動」
という風潮にはついていけません。どのゲームでも、GTでもそう
だったんですが、ゲーム中の車は「横転」したりしないんですよ。
どんなにスピード出して急ハンドルくれてもそう……アーケードや
ステアリングコントローラーを使用した状態では、ハンドル操作も
アクセル開度もアナログ入力のハズなんですが、まるで車が上から
ギュッと押さえつけられているかのように、絶対に横転しません。
ナゼでしょう? ナゼかしら?

 これはおそらく、ゲーム中の車が三次元の空間に配置されてない
ためだと思われます。だから車のCMで見るような、華麗なアクロ
バットは絶対キメられない。そんならいっそスノボーみたいな操作
感覚にしたほうが良かないか? ジャンプ中に特定コマンド入力で
トリック実行! とか(笑)。まあそれは冗談としても、マックス
ターンや片輪走行ができなくて、どうしてリアルな挙動と言えるん
でしょうか? 私には解りません。たぶんドリフトのすべり具合や、
サスの浮き沈みが「リアルに見える」だけなんでしょう。運転する
感覚はぜんぜんリアルじゃない。これではドライビングではなく、
ドライブ・シュミレーターですね……背景はリアルですから(笑)。

 私がレースゲームに欲しいアイテムは、車の荷重を示すゲージ。
たとえば画面端の縦横にそのゲージがあったとして、急ブレーキで
縦ゲージの上方が赤くなる。右コーナーでは横ゲージの左方が赤く
なる……とか、そういう感じで。実車だと荷重は体で感じられるん
ですけど、ゲームではその情報がまるで無いため、グリップ限界が
どれくらいなのかさっぱり解らない。リアルな挙動を追求している
メーカーさんに、ゼヒ実装してもらいたいです。

 あと、ガードレールとかの「当たり判定」もリアルにしてもらい
たいですね。直線を時速160キロで走っていて、ガートレールに
接触したら高速スピンです。ガンと鳴って、スピードが落ちるだけ
では済みませんよ。確かセガラリーでは車のリアサイドをぶつける
ことで、急激に方向転換することができた。実際にそうなることは
できるようにしてもらいたい……ぶつけるごとに「所持金が減る」
という設定はどうだろう?(笑) とってもリアルです(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が1作、新規に1作追加。

 続巻は太田垣康男「MOONLIGHT MILE」第14巻です。この作品も
進行速度が遅いのが難点だったんですが、吾郎も宇宙に復帰して、
やっと展開が見えてきました。今後は米国宇宙軍の指揮下を離れた
SGポリス(スペース・ガーディアン)と、中国宇宙軍との戦闘が
本格化するんでしょう。ただ、宇宙だけに物理法則の考証には注意
してもらいたいところです。真空中では燃焼する物質が無くなれば
炎は消えるハズなんですけど(笑)。ま、そんな細かいアラ探しを
楽しむのも一興ですか。

 新規の1作は岡崎二郎「宇宙家族ノベヤマ」第1巻です。これも
宇宙モノですけど、ずっとアットホームな内容。野辺山雄一の息子・
翔太(8歳)は、なんと宇宙の親善大使「メッセンジャー」だった。
ノベヤマ雄一は会社での出世を投げ出して、妻の恵子・娘の美里と
共に宇宙へと旅立つ……という、ふた昔前の海外TVドラマのノリ。
しかも飼いネコも一緒に行くんですよ(笑)。そして、行く先々で
様々なタイプの異星人と遭遇するんですが……このパターンは妙に
懐かしく感じられますね。定番だからでしょうか? 最近はあまり
見なくなった気もしますけど、安心して読めますね。

273. 続・リプレイ(2007/3/22)
 先週からずっとゲーム三昧の日々を過ごしていたせいか、右手に
パッドだこができましたよ(笑)。私はプレステ2のパッドを中指
の内側で保持していて、第二関節があたって痛くなるというワケ。
友人大先生様はボタンを押さえ続けてたせいで、右手の親指が痛く
なったらしい。海外ではこの症状を「ニンテンドー・サム」という
そうです(笑)。ナイスなネーミングですなぁ(笑)。しかしこの
パッドだこができる、というのはアクションゲームならではですね。
普通のRPGとかやっててもこんなことにはなりません。

 ところで、友人大先生様にはタダでゲーム機を貸してもらうのも
悪い気がしたので、私は中古屋でソフトを買って持って行きました。
「リッジレーサー5」と「アウトモデリスタ」を各600円で購入。
二人でやるにはこういうジャンルの方がよろしいかと思いまして。
ゲームも安くなったものです(笑)。
 最初のリッジ5ですけど、前作からずいぶんと様変わりしたな、
という印象でしたね。画像はキレイになったものの、敵車がえげつ
なくぶつかってくるし、ドリフトはやりにくいし……いやドリフト
から立ち直りにくい、と言った方がいいでしょう。リプレイ映像を
見ると車体がありえない方に向いて走ってる(笑)。背景がリアル
なだけに笑えますよ。

「わかった……」
「なにがだ?」
「このリッジ5は、ナムコUSAとかが製作したんじゃないかな?
大味なドリフト感がアメリカン・ゲームっぽい気がする」
「そうか。オレもそんな気がする」
「あとこれ、ラストGPがオーバル・コースだよ? 日本国内じゃ
考えられないオチですな。むこうはF1よりストック・カーの方が
人気があるからね」
「ああ、こりゃ完全に北米仕様だ。販売戦略なんだろう」
「やたらとアメリカナイズされたDJも、それを物語ってます……
でもレースのゲームって、グランツーリスモしか売れてないみたい
だから、こうするしかなかったのかな?」
「それは言える……大丈夫なのかバンダイ・ナムコ?」

 なんちゅうかもう、その通りですかね? しかし、私はここまで
北米スタイルにこだわらなくてもいい気がするんですが……新作は
どんなもんだったんでしょう?
 で次の「アウトモデリスタ」もレースゲーム。これはカプコンの
製作で、「トゥーンシェーダー」技術を駆使したアニメ調の画面が
ウリのゲーム。通信対戦仕様なのは格ゲーのノリなんでしょうか?

「あっ! これ赤城山が走れる」
「ほんとだ! 登り降り両方できる……ちょっとまて。ハチロクは
いるのかよ?」
「ツートンカラーのパンダトレノが最初から使えますね」
「ハハハハハ!」

 いやいや、もう爆笑でしたよ。イニシャルDの影響力がこれほど
大きいとは思わなんだ……しかし、赤城山は超難かしいコース。

「ダメだ……登りならなんとかなるが、降りは無理。追いつけない」
「スピンしまくり、ガードレールささりまくり。これ現実だったら
崖から落ちて死んでますよ……レビンに乗ろうかな(笑)」
「じゃオレはシルビアにするわ(笑)」

 このゲームは基本に忠実。ブレーキングしないと大アンダーです。
ドリフトしないし、ちっとも曲がってくれない……もしかして私達、
くるまのうんてんヘタクソ?(笑)

「でもこれ、首都高もあるってことは……」
「……Zがいる?」
「ああ、ダメです。シルエットのみで選択できません。たぶんコレ
なんでしょうけど……もうひとつはハコスカですかね?」
「でも32Rは使えるな。オレはこれにする」
「うわっ。先にレイナ取られたよ(笑)」
「なんだよ、ブラックバードはいないのか?(笑)」
「いや、まだわかりませんよ。謎のメーカーが2社ありますから」
「黒ポルシェ希望!」
「……でなければロータス・ヨーロッパで(笑)」
「それ古すぎ!(笑)」
「GTカラーのラインに星の撃墜マークを刻むんです(笑)」

 二人して爆笑しまくり……オタクはもうって感じ?(笑) でも、
ゲームってこういう笑いのあるのがほんとだと思いますね。いくら
リアルになってもいいんですけど、楽しめる要素はそのままずっと
残しておいてもらいたい。

「あれっ? 画面が黒くなっちゃった。音も消えちゃったよ?」
「こりゃスクリーンセーバーだな。何かボタンを押せば復帰する」
「なるほど。カプコンはずいぶん親切ですね」
「やり込んだまま途中で寝ちゃっても平気仕様(笑)」
「マジですかそれ?(笑)」

 本当にそう思えるから不思議(笑)。さすがカプコン。以前にも
バイオハザードの「トーフ(豆腐)」に爆笑させてもらいましたが、
この遊びゴコロをずっと持ち続けてほしいですね。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が1作追加……すいません、ここ
数日ゲームばかりやってて、他のコトを全くやってませんでした。
本屋にも行ってない……ちょっち反省。

 最初は魚戸おさむ「イリヤッド」第13巻です。今巻は始皇帝の
エピソード。ちょっと荒唐無稽さが出てきたようにも思えますけど、
謎解きは始皇帝の墓も面白い。この墓は実際に大部分が未発掘で、
最近になってCGで全体の概要が発表されたばかり。詳しい調査は
全く進んでません……考古学界でも最前線の遺跡なんですけどね。
でもまあ調査そのものの費用だけでなく、出てくる遺物を保管する
だけでも莫大な費用がかかるでしょう。二千年以上埋まってた物を
外気に晒したらアッという間に風化しちゃいます。空調管理された
巨大施設に、警備や損害保険とか、そういうの全部ですから。

 実は、日本でも天皇陵・古墳の類は手つかずのままなんですな。
風化を避けるために、ほとんどの遺跡は発掘調査の後に埋め戻して
ます。それが一番お金がかからない方法ですからね。遺跡の周囲は
観光名所になってたりして、そういう場所けっこうあるでしょう?
 これもつい最近のことですが、一部の古墳には学者の立ち入りが
許可されたそうです。日本では大戦前から「天皇は侵すべからず」
という風潮があったせいもあり、やっとこれから調査が始まるとこ
なんですよ。あと何年かかるんでしょうか……気の長い話です。

272. 懐ゲー・リプレイ(2007/3/15)
 近頃はまた冬が戻ってきたような日々が続いてますが、私は熱く
燃えています。それはセガ・エイジスの「モンスターワールド」を
買っちゃったから……私、プレステ2持ってないんですけど(笑)。
しかし、持ってる友人が近所に住んでいるので、ソフトだけ持って
押しかけて行きましたよ(笑)。

「ちわ〜三河屋で〜す」
「おまえか……今度はなんだ?」
「これ見てくださいよ〜」
「うわっ! ほんとに買ったんだ?」
「ええ。ですから、プレステ2貸してください」
「……バカじゃないのか?」

 予想通り呆れられましたが(笑)友人大先生様もとても懐かしい
ご様子です。

「これってメガドライブ初期のゲームだったか?」
「いえ、この解説書によるとセガマーク3ですね。次作から移植も
されたようですが……でも、あちこち移植されたって書いてある。
メガドラでも出てるんじゃないかな?」
「オレはこの3作目をメガドラでやった記憶がある。1・2作目は
アーケードだろ? ちょっとうろ憶えでしかない」
「じゃ、早速やってみますか……」

 と言ってゲームを開始すると、昔懐かしいサウンドが。

「テントンテントテンテントテント……憶えてるよコレ!」
「音で思い出すとは……さすがゲーマーですね」
「ちょお待てや! オレにやらせろ!」
「ああっ! リセットですか!?」

 どうやら友人大先生様も熱くなってしまいまった(笑)。以後、
延々とプレイに熱中……なんちゅうかもう(笑)。
 でもこの「モンスターワールド」は、非常に人気のあったゲーム。
続編が5作目まで製作されているというのも、ちょっと他に聞いた
ことがありません。解説書を見ますと、初代「ワンダーボーイ」は
1986年にアーケードで登場……もう20年前ですよ。当時この
ゲームをプレイしていた小学生も、今では立派な中年です(笑)。

「あ、そういやこのゲーム、リプレイがついてるね」
「移植したんならリプレイぐらいつけてるだろうな」
「いや、そうだけど……ここにはスゴ腕ゲーマーの超絶リプレイが
収録されてるって」
「おお! 見てみようぜ!」

 で、見てみました……なんと言いますか、えっと、率直な感想を
述べますと「その動きは、ありえないだろう?」みたいな(笑)。
しかも1時間弱の長時間プレイで、全8エリア32面をノーミス・
クリアです。これは名人レベル。高橋とか毛利とか、彼らと同等か
それ以上のレベルでしょう。しかも今回は、初めてエリア8の真の
エンディングを見ることができました。アーケードではクリア画面
を見たことが一度も無かったんですよ……これはとてもウレシイ。

「おいおい、ハイスコアが257万点かよ!?」
「ですね。初期値は3万点なのに……ところで、あなたは?」
「確か、当時は15万くらいだったか……」
「どこまでで?」
「エリア3の最初までだ。エリア3を超えたことはない」
「それ、半分も行けてませんけど?」
「うっ……でもほんと懐かしいな。いくらだっけ? 2500円か。
よし、オレも買おう」
「えっ? このソフト貸してあげてもいいですよ?」
「おまえはプレステ2を買うんだよ。そしたらコントローラーだけ
持ってウチに来い」
「うわっ! マジですか?」
「今なら新品が1万4800円だ。どうせならシルバーを買え」
「それは命令なのですか?」
「当然だろう」

 ちゅうことで(どんなだよ?)私は今月末にもプレステ2を買う
ことになりました。しかも色はシルバーで……私はスタンダードな
黒がいいんですけど(泣)。さて、どうなることやら。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が2作追加。

 最初は吉富昭仁「ゲートランナー」第2巻です。しかし、今巻で
完結しちゃってますね。本誌チャンピオンREDでは既に新連載が
始まってます……人気無かったのかなぁ。で内容ですが、セカンド・
イブを探しているジョウとマルコ。イブと出会えたまでは良かった
のだが、彼女は同じセカンドに対しても頑なだった……というお話。
ラストまで上手にまとめられていて、読みやすかったですよ。でも
なんでこんなに早く終わっちゃうかな、もう。

 次は竹本泉「さくらの境」第3巻です。この作品は連載開始から
「ぼんよりマンガ」と作者本人も言っていただけあり、ぼんよりと
続いている様子。日々の日常生活のエピソードが中心ですが、今巻
では多摩子の本の整理の話がとてもウケましたね。同じ本を何冊も
買ってしまい、しかも、読んでない……よくありますよね?(笑)
いや、あるんですよ、ほんとに。蔵書が千冊を超えたあたりから、
自分でもよく解らなくなってくるんですな……って、共感するのは
そんなエピソードばかりです(笑)。

 ああそれとですね。先週はプリメのボックスが1〜4セットとか
述べてますけど、実際に製品を見てみたら1〜5のコンプリート・
セットでした。どうやら私の情報ミスだったようです。申し訳ない。
でもこのソフトはもう対応機種が2000とXP以降なんで、マイ
PCじゃ動かないってコトが判明しましたよ(泣)。こりゃ新しい
パソコン買えよってことなんでしょうね。

271. 懐かしいゲーム(2007/3/8)
 またしてもゲームの話題で恐縮ですが(笑)、先日某量販店にて
とあるゲームの宣伝広告が目にとまりました。

「プリンセスメーカー5、3月3日発売!」

 マジですか? 何年ぶりだろ? しかも「ひな祭り」に発売とは
やってくれますね。他にも5発売記念メモリアルBOX(旧ゲーム
1〜4の全セット)も出るとある。そのお値段は1万5540円。
これ1本あたり4千円弱だからお買い得かもね。ちなみに、新作の
5は9240円だそうです。

 プリメを最初にやったのは、もう17〜8年前になるだろうか?
まだ我が家のマイPCがNEC−9821だった頃の話だ。スゲェ
懐かしいですよ。当時はMS−DOSのゲームだったんですけどね、
これは良く出来た作品でした。1と2はDOSで、3はプレステで
やりましたけど、4はやってません……4はキャラデザが赤井孝美
ではなく天広直人に変わったため。この人は電撃G’sマガジンで
「シスタープリンセス」をやってる人です。このため4は、巷では
「シスプリメーカー」と呼ばれていたそうな(笑)。
 このゲームは「育てゲー」の原点で、プレイヤーは養育者となり、
娘を一人前に育てあげる、という内容です。題名通りお城の王子と
結婚してプリンセスになるのが一応の目的ですけど、プリンセスに
なれなくても、様々な就職・結婚エンディングがあるので何度でも
できる名作ゲーム。私はよく「娼婦」にしましたけど(笑)。
 日付からして既に発売されてるハズですが、誰かプレイした感想
を聞かせてほしい。今度の5は舞台設定が現代だとか? ううむ、
ダンジョン攻略とかは無くなっちゃったのだろうか?

 で、懐ゲーをもう一点。それは「レッスルエンジェルス」です。
昨年「サバイバー」がプレステ2に移植されましたが、これも元は
DOSのゲーム。プリメと同じくらい昔です。確かスーファミでも
出てましたよ。プレステ2の攻略ガイド本がどこでも売り切れで、
既にプレミア価格になっているという話もあります。私はどうにか
入手できましたが、奥付をチェックしたところ、初版が2006年
10月5日。二ヶ月後の12月10日には3刷です……ゲーム本に
してはスゲェ売れ行きですな。
 同じ女子プロ物でも3Dの「ランブルローズ」は、ジャンル的に
「格ゲー」になります。あれは対戦相手を「恥ずかしめる攻撃」が、
かなりキワモノでした(笑)。レッスルエンジェルスは経営ゲーム
ですけど、やはり育てゲーの一種になるかと思われます。

 本作もDOS時代にかなりやった記憶がありますね。2D画面で
基本はプロレスのゲームですけど、女子プロ団体を経営して、強い
選手を育てていく、という内容。試合に勝つのはもちろんですが、
特徴ある人気選手を獲得し、興行を盛りあげる、という経営手腕も
必要になります。試合はカードバトル方式で、5枚ずつのカードを
出す順番で、試合展開も変わってくる。これがかなりハマリます。
登場キャラは総勢206人。得意技もキャラごとに違うため、ただ
試合を見ているだけでも面白い。スーファミ版にはオートバトルの
観戦モードもあったっけ。プレステ2版では、人気選手だと「水着
写真集」が発売できるそうな……そんな儲け方している選手ばかり
揃えたら、試合はいったいどうなる?(笑)

 なんちゅうか、ゲーム業界ではリアル3D化が進んでいるという
のに、昔からのPCゲームはずっと2Dのまま出てますね。私には
そのほうが嬉しいので、今後も頑張ってほしいものです。個人的に
セガの「アドバンスド大戦略」とかやりたくなっちゃいましたけど、
こんな時間のかかるゲーム、やってるヒマがないんだよな(泣)。
 改めて考えてみると、私の好きなゲーム・ジャンル(SLG)の
ソフトは時間のかかる物ばかり。気分転換するならレースゲームで
コースを1周するのが一番かもね……ちなみに、我が家のDCには
「セガラリー」が入ったまんまです(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックが新規に5作追加。

 DVDの1本は「裏窓」です。ずいぶん昔にTVで観た記憶しか
なかったが、もう廉価版が出てる。いい時代になったものだ(笑)。
内容は、ヒッチコックの傑作サスペンス。雑誌カメラマンのジェフ
(ジェームズ・スチュアート)は、足を骨折してアパートで静養中。
望遠カメラで向いのアパートをのぞくのが日課(笑)。そんな折、
ある夫婦の奥さんが姿を消す。ジェフは夫が殺人事件をおこしたと
思うが……というもの。ジェフのセレブ恋人・リザ役にグレース・
ケリー。スゲェ美女っぷりで、主役のジェフより目立ってる(笑)。
多くの人が本作を代表作にあげているのも、解る気がしますよ。

 人間ドラマを描かせたらヒッチコックの右に出る者はいない、と
言われるほどヒッチコックの演出は優れてました。もちろん脚本も
良かったんでしょうけど、本作も傑作。アパートは全てセットで、
映像的には古臭いままですけど、お話の展開が面白いからほとんど
気になりません。まあ、唯一の難点と言ったらラストの合成シーン
ですか……さすがに54年当時のSFXは、観るに耐えないものが
あります(笑)。
 でもヒッチコック以来、この系統では名監督が出ていませんね。
ナゼでしょう? ナゼかしら? おそらく最初が出来すぎたため、
他の監督も意識しすぎてるんでしょう……確かスピルバーグ監督も
「一番影響を受けたのはヒッチコック」と言ってましたよ。

 さて、コミックスの5作は全て講談社の系統。まず最初1作目は
小林俊彦「ぱすてる」第1巻。この作者は本作の前に、似たような
タイトルの「ぱられる」という作品も描いていた。だが私は読んで
いないので比べられない。本作の内容ですが、主人公「只野麦」は
16歳の高校一年。尾道の海岸でヒロインの「月咲ゆう」と出会う。
彼女と妹「つかさ」の二人は父親を亡くしたばかりで、親友だった
麦の父が二人を引き取り、姉妹は一緒に住むことになった。
 本作は純粋ラブコメ漫画。最近流行のエロすぎなラブコメとかと
比べると、とても落ちついた感じ。たぶんヒロインに影がある設定
だからかな? それと背景のせいもあるでしょうね。尾道の海や森
といった自然が丁寧に描き込まれてます。この人は絵が上手。麦の
自宅も旧家の木造建築のため、雰囲気たっぷりです。こういうのは
絵師の「たかみち」が得意とする分野。田舎なところが最高です。
本作は続巻を買うかもしれませんね。

 2作目は小林尽「スクールランブル」第1巻。もう既にアニメ化
もされている人気作品。私は断片的にしか読んでいなかったため、
とりあえず1巻を読んでみました。ううむ、こういう話だったのか。
内容は、恋する乙女の主人公「塚本天馬」は高校二年生。片思いの
「烏丸大路」に胸の内を伝えるべく、手紙を描くことにしたが……
というギャグの強いラブコメ作。
 感想ですが、これは「キャラが立ってる」作品ですね。天馬の妹
「八雲」は、物静かで料理もできます。姉は天然ボケですが、妹は
姉想いのしっかり者。この組み合わせが絶妙……両親はどうした?
それと同級生にも個性的な面々が揃ってて、中でも主人公・天馬に
片思いのツッパリ「播磨拳児」が笑える存在。こちらには「修治」
という弟がいて、妹・八雲にあこがれ中、という設定。兄弟揃って
姉妹に片思いですか?(笑)

 でもこの作品の登場キャラの名前、私には「何らかの規則性」が
あるような気がしてなりません……昔の時代劇とかに出てきそうな
名前ですよね? その、どれかから持ってきた気がするんですよ。
ちなみにこの第1巻では、TVで「続・三匹が斬られる!」(笑)
という時代劇が放送されている。主役も千石じゃなくて万石だった。
作者もよく見てますね。本放送は昭和63年あたりだったかな?
それと「鳥=とり」ではなくて、横棒が一本少ない「烏=からす」
も珍しい名前。確かにどこかで……どこだったっけ?
 それとこの作者は「ガンガンウイング」の方でも「夏のあらし!」
という連載を始めてます。コミックスがもう出る……出たのかな?

 3・4作目は同じ作者のマンガ。桜場コハル「今日の5の2」と
「みなみけ」第1巻です。ヤンマガ本誌では隔週連載のため、たま
にしか読んでませんでしたが、かなり面白い作品。前著の主人公は
佐藤リョータ。彼が通学する「5年2組」がお話の舞台。同級生も
個性的なキャラが多く、ちゃんと出席番号まで決まっている。ただ
キャラの描き分けができてなくて、見分けづらい気がしましたね。
でも体操着のブルマーって、もう廃止ですよね? それといわゆる
スクール水着も廃止とか……マンガに描くときはコスプレになって
しまうんでしょうか?
 後著はタイトル通り「南家」のお話。春香・夏奈・千秋の三姉妹
は小中高と揃っていて、前著をパワーアップしたような内容です。
それぞれ学校でのエピソードがありますけど、一番は「姫」という
通り名の三女・チアキですか。辛らつな方ですから、バカ野郎日本
代表の二女・カナとは喧嘩が絶えません。長女・ハルカは、家では
料理が仕事ですけど、中学では女番長やってたハズ(笑)。ずっと
後には男ばかりの「南家」も出てきますが、この1巻では未登場。
連載をとびとびで読んでると、つながりがよく解りません。
 両方の作品に特徴的な演出が、キャラがマジな顔になると絵柄も
リアル調になること(笑)。多用は禁物かもしれませんが、かなり
ウケますね……これは続巻を買おうと思ってます。

 最後の5作目は川原正敏「海皇紀」第1巻です。この作者は前作
「修羅の刻」もちょっとしか読んでません。外伝ならコミックスを
2冊ほど買いましたけど、本作品をチェックするようになったのは
それからのこと。月マガでの連載を何回か読んで、第1巻を買って
みましたよ。
 内容は、主人公ファン・ガンマ・ビゼンは海の一族。影八番艦の
艦長でもある。ウォルハン国の王(ロン)カザル・シェイ・ロンを
助けて、クアラ国との戦争にも協力する様子……というお話です。
ただこれはまだ始めの部分なので、旅の兵法者トゥバン・サノオと
連れの少女マイアは、まだ謎のキャラですね。イルアンジャという
大魔道師を探していて、魔道師アナハラム、グリハラという土地を
ファンが知っている様子で、行動を共にすることになった。
 この作品、本誌ではファンとジーゴの娘アグナとの婚約騒動とか
やってて、ちょいと面白そうだと思ったんですよ。それ以前の話は
さっぱりなんですが(笑)。作者は商船学校卒のため、帆船操作の
ディティールも非常にリアルです。もちろんウソもあるということ
ですが、私には読んでいても解りません。それに海が舞台の漫画と
いうのも、かなり珍しいんじゃないかと思われます。本作品は今後
コミックスを揃えるつもり。

 ちゅうか、コミックスを揃えている途中の「のだめカンタービレ」
ですが、もう新刊が出てました……お話が追いつかなくては本誌が
読めません(泣)。

270. 創作小説の執筆計画(2007/3/1)
 ちゅうか、もう三月ですか? 時の経つのは早いものです。最近
ここのだべりページではゲームの話題ばかりでしたが、創作小説の
執筆もちゃんとやってるんですよ? ほんとに?(笑)

 さて、連載中の長編小説「修道士マルコ」ですが、現在第二部の
冒頭(第一章)を執筆中です……けども、ちょっと長くなりそうな、
というか、第二部の分量では、予定しているプロットの全てを消化
できなくなりそうです(泣)。エピソード的にはそんな量じゃない
ハズなんですけどね、また例によって本筋とは関係無い文章を挿入
していたところ、アッという間に枚数を消費してしまいまった……
どうでつか、お兄たま?(笑) いや、笑いごとではない。
 この作品の第一部と第二部は、世界感を説明するための導入部分
でして、新キャラのマリエルを登場させ、2部分で「マリエル編」
になる予定だったんですが……何事も予定通りにはいかないもの。
無理に話を詰め込めばなんとかなりそうですけど、この際ですから
スゲェ長くなってもいいかな、みたいな気分ですよ。それだと3部
ぐらいの分量になりますか。マリエル三部作……ちゅうか、物語の
最初から三部作か? 本当は3部の終わりで「小さな英雄」の方に
つなげる予定だったんですが、この分量ではどうやってもつながり
ませんね(泣)。

 なんちゅうか「マリエル編」は「ひと夏のお話」なので、それが
丸2年かけても第一部までしか書けていない。ちゅうことは三部作
になると、あと4年かかる計算です……こんな執筆ペースが遅くて、
誰がついてくるんだろう? それがかなり不安ですが、まあ、既に
書いちゃったものはしょうがないので、今後の展開でなんとかしな
ければいけません。とりあえずこのまま3部ほど書いて、ちょっと
「つなぎの話」を書こうかな、とも考えてます。プロットで予定の
エピソードは単品でも読める話なので、短編連作とかで何作か書く
のもいいかな、とか……それだと旧作「小さな修道士」とおんなじ
パターンじゃんか。ううむ、どうしよう?(笑)
 この作品、作者自身も「すっげえ長くなりそうだな」とは思って
ましたが、更に長くなりそうな予感がしてます。登場人物連中には
個別エピソードもかなりあるんですが、それはそれで「短編集」の
ような外伝話にした方がいいのかもしれない。本編の中で書こうと
すると、また長くなって……もいいですか? どんどん長くして、
書きたい話は全て書いてもいいですか? 海は死にますか? 山は
死にますか? マルコもそうですか? 逝って〜しまいますかぁ。

 ちょっと錯乱してますが、要は、この作品をこのまま続けるのか、
途中エピソードをカットしてでも終わらせるのか、という瀬戸際に
立たされているのです。さすがに私も完結まで二十年もかかったら、
きちんと終わらせる自信はありませんね……でもアマチュア小説家
なんだから、趣味でやってるんだから、それでいいのかもしれない。
と、自分自身を納得させておこう。
 それと、他に別作品(短編)を上梓する予定があったんですが、
これもちょっと時間がかかりそうですよ。かなり昔の、原稿用紙に
書いた作品のため、書き直し部分が多いのがその原因です。まあ、
連載中の作品とあわせて、これも気長にお待ちください。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。書籍が新規に1作追加。

 DVDの1本は「ソラリス」です。これは以前のタルコフスキー
監督の「惑星ソラリス」ではなく、スティーブン・ソダーバーグが
2003年にリメイクした方。なんか前評判はけっこう良かったん
ですが、公開後は散々な言われ様だった作品です。中古屋で千円で
売られちゃってました。
 内容ですが、謎の惑星ソラリスの軌道上にある宇宙ステーション
「プロメテウス」でのお話。通信が途絶したプロメテウスに、単身
乗り込むことになった心理学者ケルヴィン博士の見たものは……と
いう、ハードSF作品です。

 正直に言って、そんなに悪くないよ? てな感じ。まあ、前作が
「三大SF映画」の一本になるくらい傑作だったため、比べられて
しまうのは仕方がないところです。宇宙での無重力感がまるっきり
無いところは前作と一緒ですか(笑)。でもこれはSFというか、
心理ドラマなので、そこがうまく演出できてるかどうか、が一番の
問題でしょう? けっこうソツなくこなしてましたけど? なにが
マズかったんでしょうね? 「無事に地球に戻ってくる」という、
原作とは違うオチが問題だったのかしらん? しかも原作では宇宙
ステーションではなく、惑星上の基地でのお話だったハズ。
 私もちょっと記憶が曖昧だったので、書庫(押し入れ)から原作
「ソラリスの陽のもとに」を引っ張り出してきて読み直しましたよ。
うん、やはり違うオチです。本来はもっと無常感が漂ってますから。
このテイストというか「味」を間違えたらいけませんね。原作者の
スタニスワフ・レムは、本作ではスジの通った結末をあえて避けて
いたようにも思われます。この無常な雰囲気というか、読後感は、
東欧SF全般の暗いイメージと一致してますね。

 で今回は、書籍もレムの新刊をチョイスしてみました。ハヤカワ
SF「砂漠の惑星」です。これ作品番号が1566番だけど、前述
の「ソラリスの〜」は237番だ。タルコフスキー映画のカットが
カバーになっていて、再版された方はリメイク作のカバーになって
しまっていた。ちょっと残念ですね。所有する本は昭和52年4月
20日の初版本。新刊の「砂漠の惑星」は2006年6月10日の
初版本で……翻訳してるのが同じ人!?(飯田規和) 三十年前と
同じ訳者なのかよ? ビックリだよ、もう……と思ったら、本書は
新装版で、77年からの再版だったよ。ふう。
 で本作の内容ですが、消息を絶った宇宙巡洋艦コンドル号を捜索
中の「無敵号」は、砂漠の惑星でコンドル号の残骸を発見する……
という、これまたハードSFな作品です。とはいえ通読してみると、
確かに展開はハードですけど、一般的な「探険もの」として読める
作品でした。遭難したコンドル号と無敵号は同型艦という設定で、
無敵号は「無敵」とはいえ、僚艦と同じアクシデントも起こりうる。
そんなサスペンスもあってか、一気に読めちゃいました。ラストも
私には爽やかに感じられましたね。それと、なんか勘違いしている
ふうの上遠野浩平の解説は正直「いらない」って感じ。まあ、作品
内容とは関係ありませんけど。

 ちなみにSF作家スタニスワフ・レムは、旧ポーランドの都市・
リボフ生まれ。現在はウクライナ領で、生粋のロシア人というワケ
ではありません。昨年、2006年3月に86歳で死去……惜しい
人を亡くしました。直後から追悼特集の再版本とか、新刊もかなり
出てますね。私も改めて読んでみようと思ってますよ。

269. 欲しいゲームとは?(2007/2/22)
 ここ数回ゲームネタが続いていますが、まだプレステ2を買おう
がどうしようか迷っている私(笑)。でも、買うとしたら某量販店
のポイントが1万点あるので、ソレで買うかもね。そんなら新品が
6千円で買えるワケだから、迷うコト無いでしょう?
 で、まだ迷っているというのはですね、購入する予定のゲームが
いくつかあるんですが、それらの評判をネットで調べてみたところ、
どれもこれもがスゲェ低評価なんです(笑)。もうなんちゅうか、
いや笑いごとじゃなくって(笑)。

 やってみたいゲームのほとんどはアクションRPGの系統でして、
最初は「ヴァルキリープロファイル」です。新作の方じゃなくって
昔のPS1のヤツ。これは既に廉価のベスト版が出てますね。でも
PS3でも不具合が出るらしくて、そこがちょっち不安なんですよ。
最新版のPS2ではちゃんとできるようになってるんでしょうか?
いくら安くても、プレイできないんじゃしょうがない。
 次は韓国のキム・ヒョンテがキャラデザをした「マグナカルタ」
ですけど……魔法アクションが大味で、3人パーティで闘う意味が
無いんだそうだ。大ワザをキメると味方まで巻き込んじゃうらしい。
そういや大昔にもそんなゲームがあったよ。この2本はPSP版も
ありますけど、どこがどう違うんだろ?

 あと「シャイニング・ティアーズ」もやってみたい。これも新作
「〜ウィンド」が準備中ですね。絵師はTonyが担当している。
でもこのゲームは戦闘が単調になりやすいため、作業感ありまくり
のゲームだそうです。絵師のファン以外にはオススメできません、
とまで言われてる……まあ、イラストにつられて買うとイタイ目を
見るゲームって、かなりありますよ。それは「ジャケ買い」みたい
なものでしょう?(笑)
 ファミコン時代からある「メタルマックス」もそうだ。こちらの
絵師は山本貴嗣だが、新作の「メタルサーガ」はリメイクの要素が
強いため、本人はタッチしてないらしい。携帯ゲームとしても配信
されてるみたいですが、作業感ありまくりゲームの代表作だという。
私はファコミン、スーパーファミコンの1・2しかやってないので
比較できませんが、それは名作だったんですけどね……中古屋でも
現物を見かけるのは希ですから。

 前にこのページでGBAの「FFTA」が欲しい、と述べたこと
があった(だべり・209、212)。任天堂DSでもできるから、
というのがその理由。このタクティクスRPG系で、プレステ2の
新作ゲーム「ドラゴンシャドウスペル」もやってみたいゲームです。
これ発売元の会社は違いますけど、下請け製作チームは同じところ
だと思われます。元々これらはSFC版の「伝説のオウガバトル」
の続編、というか別バージョンのGBA版「タクティクスオウガ」
が最初と記憶している。その後「FFTA」や「サモンナイト」と
続いて、定番スタイルとなりました。こちらも「ルミナスアーク」
というDS版の新作が出てます。ただ、どのゲームもマップが一方
からしか見えないので、ちょっとやりづらい……昔サターンで出た
「バッケンローダー」のように、マップを見る方向を回転できたら
いいのにねぇ。

 この「ドラゴンシャドウスペル」と「ルミナスアーク」ですが、
イラストを描いている絵師は誰でしょう? 確か「サモンナイト」
では「黒星紅白」と「いるも晴章(大森葵)」が担当してました。
ちょっと見たところでは、電撃PS2で描いてる「戸部淑」かとも
思ったんですが、よく見たら違うし……ああ、そういやこの絵師は
スクウェア・エニックスが製作中のMMO(多人数参加型の)オン
ラインRPG「コンチェルトゲート」でもイラストを描いてます。
 このゲーム、国産でありながら韓国のハンゲーム社が販売窓口に
なるそうで、画面は3Dなんですけどちまちました二頭身キャラが
ナイスな感じでしたよ。2Dタイプでは「ラグナロク・オンライン」
が大人気ですから、似たようなモノにならなきゃ大丈夫でしょう。
本作はエニックスの「クロスゲート」の続編でもある。PCゲーム
ですけど、ちょっちやってみたくなりました。

 話が逸れましたが、私が欲しいゲームは2Dでイラスト=キャラ
となってるゲームですね。非常に解りやすい基準でしょう?(笑)
3Dで思い入れがあるのはDOAぐらいだろうか。キャラを全面に
押し出したゲームにはハズレも多いんですけどね……例えば巷では
大人気の「サクラ大戦」は、私的にハズレでした。その理由とは、
マップ上に配置されるキャラがメカばかりだから(笑)。そういや
美少女キャラを主体にしたSLGがあったハズですが、なんちゅう
ゲームでしたっけ? マップ上にメカ美少女が配置され、ユニット
のタイプごとに名前があったような気がするんですけど……ううむ、
タイトルが思い出せん。今度ちゃんと調べておこう。

 ちなみに「伝説のオウガバトル」はユニット単位で闘うSLGで、
初の「オートバトル=自動戦闘」を採用したRPGでもありました。
でもこのゲーム、魔法カードの属性を間違えて使用すると、味方も
全滅しちゃうというゲームだったんです(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックが新規に2作追加。
集英社のジャンプ系が2作です。

 DVDの1本は「長い船団」です。63年製作のスペクタクル物。
とはいえ本作は歴史劇ではなく「黄金の鐘」という伝説を元にした
作品。内容は、あるバイキングが嵐で難破した際に、伝説の黄金の
鐘の音を聴いた。この黄金の鐘をめぐり、バイキングとムーア人の
争奪戦が繰り広げられる、という娯楽大作。
 この伝説ですけど、欧州各地に伝わるもので非常にポピュラーな
ものです。大抵はどこかの教会にあったものが略奪にあったりして
紛失し、長い間その行方が解らなくなっている、という話ですな。
そういや「マスターキートン」にもこのエピソードがありましたよ。
まあ、日本ではあんまり馴染みが無い話です……確かビザンチウム
(東ローマ帝国)の高僧がイスラム教徒から聖地エルサレムを奪回
した記念に作った、というのが元ネタでしたか? 劇中ではやはり
ムーア人がそのことを恨んでいる。このムーア人とは、中世の中頃
までスペインを支配していたアフリカ系イスラム教徒のこと。

 本作はスタッフも配役も超豪華。監督のジャック・カーディフは
アカデミー賞・名誉賞受賞者で、チャップリンや黒澤明と同評価。
私も監督した作品をいくつか観てますけど、もしかして「あの胸に
もういちど」(’68)なんてのは異色作の部類なんですかね?
演出ではやはり群集シーンが巧でした。今の日本には、できる人が
いないんですよ。もっとも、予算の制約もあるんでしょうけどね。
それと前に「バイキング」という映画の撮影をやっていただけに、
生活描写もとってもリアル。バイキング船も実物を造っちゃってる。
とんでもない金をかけてますね。
 またこの人は撮影監督としても有名で、私が知っているだけでも
かなりの数になる。古いところだと「お気に召すまま」(’36)、
以下……「黒水仙」(’46)、「赤い靴」(’48)、
「戦争と平和」(’56)、「バイキング」(’57)、
「ナイル殺人事件」(’78)、「戦争の犬たち」(’80)
「キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2」(’84)、
「ランボー/怒りの脱出」(’85)……てなところ。

 配役の方では、主人公のバイキング・ロルフ役にはリチャード・
ウィドマーク。この人は西部劇には欠かせない人物で、代表作だと
「アラモ」(’60)や「シャイアン」(’64)ですか。敵役の
ムーア人の頭領には名優シドニー・ポワチエ。「手錠のまゝの脱獄」
(’58)で、トニー・カーティスの相方をしてたのが有名です。
黒人初のアカデミー主演賞を受賞した人物でもあります。本作では
剣戟シーンもあって、ただの演技派だけでないところを見せつけて
ますよ。
 ううむ、なんか誉めてばかりですけど、ひとつだけ重箱のスミを
つついてみると、一番問題だったのは「黄金の鐘」ですか。全体が
黄金で鋳造された鐘は非常に重いハズなんですけどね、劇中の鐘は
「水に沈まない」ほど軽いらしいよ?(笑)
 ちなみに原題も「THE LONG SHIPS」ですが、これはバイキングの
乗るガレー船のことですな。オールで漕ぐ人力船のため、地中海の
内海や北海・バルト海ならいざしらず、外洋航海には全く不向き。
実際によく難破したそうです。

 さてコミックですが、最初は八木教広「クレイモア」第1巻です。
この作者は前に半ギャグの「エンジェル伝説」を描いてましたね。
本作はファンタジー作品。内容は、人が妖魔のエサとして喰われる
世界で、妖魔の力を身につけた「クレイモア」と呼ばれる少女達の
闘いが始まった……これって、デビルマンだよね?(笑) いや、
少女だからデビルマンレディーの方か?(笑) 冗談はさておき、
本作はシリアスな作品です。少年誌のためか、剣戟により吹き出す
臓物描写はマイルドですけどね、設定はかなり重い。家族が妖魔に
なってしまったため、残された者も妖魔ではないのか? と疑われ
たりして、住んでいた村から追い出されてしまう……とか。ううむ
「ベルゼルク」とどっこいですか。

 もう1作は片倉・狼組・政憲「魔砲使い黒姫」第1巻です。これ
「ジャケ買い」の一種だと思うんですが、カバーの黒姫につられて
買ってみました。どことなくアイヴィー様? みたいなツリ眼美女。
服は黒いものの髪は銀髪です。内容は、黒姫に命を救われた少年・
零(ゼロ)は、魔法弾を撃つ「銃戦侍」となって黒姫を探している。
しかし再会した黒姫は、呪いで幼女の姿にされてしまっていた……
という、摩訶不思議なお話。世界設定もよく解りませんが、どうも
ファンタジー世界より西部劇に近い感じかも。モンスターや騎士が
出てくるかと思えば、鬼丸団のような和風ギャグキャラもいます。
なんでもアリなんでしょう……でもこの作品、月刊じゃなくて季節
増刊で連載してたんですね。ちょっち気づきませんでした。

268. 2Dゲーム情報(2007/2/15)
 先週からこっち、最近の2Dゲームの動向をちょいと調べてたん
ですけど、PS2を買ってしまいそうです。まあ今更、という気が
しないでもないんですが……いや、マジで買う気になってます。

 で、それはナゼかと言いますとですね、セガの復刻ゲーム「セガ
エイジス」シリーズで、あの「モンスターワールド」が出るんです。
これはもう15年以上前にアーケードでやったきり……じゃなくて、
セガマークIII でもやったかな? みたいな記憶がありますけど、
一般にはメガドライブ版の「ワンダーボーイ」と言った方が通りが
いいのかもしれません。当時の私はアクションRPGが大好きで、
スーパーファミコンでも「ゼルダの伝説・神々のトライフォース」
をやりまくってたんですよ。なんちゅうか「経験値を稼ぐ」のでは
なくって「自力でクリアー」がアクションRPGの基本。スーパー
マリオにハマった人もかなりいるのでは? とにかく「なつかしい」
の一言です。このゲームのためだけにPS2を買おうという輩は、
私だけでは無いハズだ!(断言) あと、「ファンタシースター」
(I〜IV) も出るという……マズイ。まじハマリそうです。

 この情報、今号(3月号)の「ゲーマガ」に見開きページで掲載
されていたため、思わず買っちゃいました……ゲーム雑誌を買った
のはスゲェ久しぶり(笑)。しかも表紙はアイドルマスター(笑)。
でも私はそれより今度DC(ドリームキャスト)で出る「トリガー
ハート・エグゼリカ」の方が欲しい。このゲームは「スク水美少女
シューティング」というトンデモゲー(笑)なのだが、このキャラ
が超萌える(笑)。我が家ではDCは現役で可動中のため、即購入
しても全く問題ナシ……まるっきりオタク一直線です(笑)。

 にしても、最近のPS2のゲーム発売ラインナップを見てると、
2Dゲームばかりが目につきます。一例をあげると「少女魔法学・
リトルウィッチ・ロマネスク」は育成SLG。キャラデザはDCの
「北へ…」もやっていた「大槍蘆人(NOCCHI)」である。それと、
「ななついろ・ドロップス」は恋愛ADVで、キャラデザは「涼宮
ハルヒ」でもお馴染みの「いとうのいじ」が担当している。他にも
「ネギま!?」や「すもももももも」はマンガ原作つき。小説だと
「神曲奏界ポリフォニカ」(榊一郎・GA文庫)のゲーム化もある。
これらは全て2Dで、主に美少女が主体のギャルゲーです。

 なんか、製造中止が決まった頃のDCと似たような状況ですな。
ただDCの場合、アーケード基板(ナオミ)と連動した移植モノが
メインです。それともリアル3DはPS3にまかせ、PS2は2D
ゲームに特化するんでしょうかね? それなら任天堂DSにも対抗
できるというものです……さて、真相はいかがなものか?

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックが新規に5作追加。
ヤングガンガンから3作、コミックビームから2作。

 DVDの1本は「サハラ」です。これはクライブ・カッスラーの
小説の映画化。原作の「ダーク・ピット」のシリーズは新潮文庫で
読めますよ。製品にも宣伝パンフが封入されていた。でも2枚組の
特典ディスク付きがもう1800円で売ってるし……そんなにウケ
なかったんだろうか? それとも「今だけ廉価版」なのか?
 本作の内容ですが、主人公のダーク・ピットは米国の特殊機関、
NUMA(国立海中海洋機関)のエージェント。要はトレジャー・
ハンターで、今回は一枚の金貨を手掛かりにサハラ砂漠へと向かう。

 本作は宝探し物ということで、どうしても前に見た「ナショナル・
トレジャー」と比べてしまいますが、こっちの方が断然面白いです。
見せ場のアクションはメリハリが効いてて見栄えがするし、やはり
この手の作品は体を張ったスタントが基本でしょう? CGもチラ
チラ見えますけど、ほとんど気にならない使用方法でした。設定が
海洋モノなだけに海上アクションもあり、砂漠のシーンでも単調に
ならない演出の工夫がされてます。特にアレは……なんちゅうのか
「セイル・カー」でいいのかな? 帆付きのセイル・サーフィンを
砂漠でやっちゃうのがナイス! ふと疑問に思ったのだが、これは
原作にもあるシーンなのだろうか? ちょっと小説を読んでみたく
なりましたよ。

 コミックスの1作目は「黒神」第1巻です。本作は韓国の作家が
描いている漫画。原作は林達永(イム・ダリョン)、作画は朴晟佑
(パク・ソンウ)です。内容は、ゲームデザイナーの主人公・伊吹
慶太の前に現れた黒髪の美少女は、上位元神霊(・もとつみたま)
の「クロ」と名乗った。同じ元神霊で最強と言われた男を抹殺する
目的があり、慶太と幼馴染の佐野茜は、クロと敵対する組織(?)
との闘争に巻き込まれてしまう。設定としては「ドッペルライナー
(三位一在)」があり、この世には自分と同じ存在が他に二人いて、
出会うと一方が消滅してしまう……慶太の母親も消滅していた。

 かなり設定に凝っている作品で、日本の風俗もよく研究している
様子です。街中の背景などは写真から描いているそうなんですが、
違和感無く描けてます。少々描き込み過ぎなくらい。絵柄としては
「夏元雅人」や「森山大輔」に似てる気がしますけど、モノマネの
多い韓国にしてはオリジナルの画風でしょう。あと、魔法少女物に
ありがちな使い魔(笑)で、犬の「プニプニ」もいい味出してます。
この内容なら日本でも充分通用するでしょう……個人的に女の子が
黒髪なのが二重マル(笑)。いやタイトルそのまんまだし。

 2作目は極楽院櫻子「セキレイ」第1巻です。内容は、主人公・
佐橋皆人はセキレイの結(むすび)と出会う。セキレイとは、巨大
企業MBIの「鶺鴒計画」の固体のこと。皆人は結の契約者・葦牙
(アシカビ)として、108人のセキレイとのサバイバル・ゲーム
に参加することになった……本作品はヤングガンガン本誌でチラッ
と読んだ時点では注目してなかったんですけどね、古書店で1巻を
通読したら登場人物の「黒髪率」が異様に高いことが判明(笑)。
おまけに衣装は巫女がメインで、和・洋、メイド服や体操着もあり、
しかも主役の結はスゲェ巨乳。美少女マンガの王道ですよ(笑)。
でも、私は個人的に性格のキツそうな双子のセキレイ(響・光)が
お気に入りです。ツンデレ属性を期待しているのか?

 3作目は大島永遠「同棲レシピ」第1巻です。作者は「コミック・
ハイ」で連載中の「女子高生」が大人気。本作の内容は、主人公の
大学生・平野剛士のアパートに、女子高生の彼女・藤原鈴音が押し
かけてくる、という同棲もの。このヒロイン・鈴音ですが、重度の
天然ボケに加えて父親がヤクザの組長という出自。そのため剛士は
同棲したもののちっとも手が出せない……というスレ違いパターン
のギャグが笑える構成。作者いわく「ぬるくて、かる〜い作品」と
いうコトなので、そのまんまですね。しかし本作はある意味、近頃
忘れかけられていた「ラブラブ純愛マンガ」なのかもしれません。
まあ、大半はギャグですけども。

 4・5作目は森薫「エマ」第1巻と、単発の「シャーリー」です。
これはビーム本誌で絶大な人気を誇った作品でして、シャーリーの
続編が別冊の「Fellows!」に掲載されれたほどなんです。私の知り
あいは全巻まとめ買いしてましたが、私も遅ればせながら一読して
みましたよ。前作は、主役が「エマ」という名のメイドさん。時は
19世紀末の英国・ロンドン。このエマは、ケリー・ストウナー宅
のメイドなのだが、そこにジョーンズ家のお坊ちゃまがやってきて
恋物語が展開していく。後作は、このエマ以前に描かれた作品で、
主役のシャーリーは13歳の初々しいメイドさんだ。カフェを経営
しているベネット・クランリー宅のメイドだが、こちらは恋バナは
無しで、シャーリーの美少女っぷりが淡々と描かれている。

 読んだ感想ですが、エマよりシャーリーの方がカワイイ(笑)。
そりゃそうだ、てな感じですけど、「エマ」はストーリーの展開が
真面目すぎる気がします。まあ、本格のメイド漫画としては申し分
無いんでしょうけど、ウケるのはシャーリーの方でしょう(笑)。
別冊に掲載された続編が非常に気になるところですが、本編のエマ
も既に古書店に全巻並んでいるので、1巻を読んだ勢いで全て買う
かもしれません……PS2を買ったりしければ(笑)。

267. 今年は2Dゲーム復権か?(2007/2/8)
 このページでは前々から「3Dゲーム離れ」を述べてきましたが、
どうやら今年は2Dゲーム復権の年になりそうです。ファミ通でも
「ドット絵」の解説ページがありましたけど、アイドルマスターの
人気や、大ヒット作ドラクエの「3D拒否」で決定的になった様子。
最新ハードのウィーでも、過去のドット絵タイプのゲームのダウン
ロード・プレイが好評だとか……3Dゲームも当初は「絵がキレイ」
のため人気だったんですが、さすがに一般人も飽きが来たのかも?
まあメーカーにしても、どうやってもポケモンより売れないんじゃ
先祖返りも仕方が無いところでしょう。

 ところで、アーケードでは2D格闘ゲームの新作が可動中。その
名は「アルカナハート」です。アルカナと呼ばれる精霊と共に闘う
キャラクターは、10人全員がコテコテの萌えっ娘(笑)。中でも
極めつけなのが「大道寺きら」という11歳のタカビー少女です。
スライム状の水のアルカナ「ニプトラ」と共に闘うその姿は、濃紺
のスクール水着に赤いランドセル。しかも縦笛ケースがささってる
という……コレ倫理審査通ったんだ!?(笑)
 ちょっとネットで調べてみたら、昨年末から大人気らしいです。
キャラ設定としては、十歳にして米国で聖霊物理学の博士号を取得。
「365日でできる世界征服」という計画を実行に移したそうで、
キャッチコピーにしても「跪け! 媚びろ! この私に!」(笑)。
なんかもうアレ、有無を言わさぬキレっぷりです。

 しかし、最近ここまでパワフリャなバカゲーって無かったんじゃ
ないでしょうか? でも、おそらくこのきらたん、夏のコミケでは
「いいようにされまくり」と予想します(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックが新規に5作追加。

 DVDの1本は「オースティン・パワーズ」です。これはUSA
版ということで、日本で公開されたバージョンとは若干違います。
カットされたシーンが元通りらしいのですが、比べて見てないので
解らない。内容は、1967年の英国で大人気のフォトグラファー
「オースティン・パワーズ」は、女王陛下の諜報部員。世界征服を
画策する「Dr.イーブル」と闘っていた。30年後の1997年、
冷凍睡眠から蘇った二人の闘いが再び始まる……という荒唐無稽な
コメディ映画。もちろんダブルオー・シリーズのパロディですね。

 見て驚いたのは、最初のオープニングの一連のシーン。人気者の
オースティンがファンに追われて街中を逃げ回るんですが、これが
ビートルズ映画のパクリ。撮影場所もそうですが、カメラワークも
全く一緒という念の入れ様にはビックリです。それと主演のマイク・
マイヤーズはオースティンとイーブルの一人二役を演じてますけど、
このイーブルが猫を撫でているところが、ボンド映画とクリソツ。
「そうそう! 確か猫を撫でてたよ!」これはかなり笑えました。
 ただ、本編は中だるみで退屈に感じた(笑)。個々のギャグには
ニヤリとさせられましたが、これって、日本ではウケないタイプの
ジョークでしょう……逆にネタ元のボンド作品を見たくなりました。
このシリーズは既にアルティメット版がバラ売りしてるんですよ。
ショーン・コネリーの出演作だけ買っちゃおうかな(笑)。

 さて、今週のコミックは秋田書店を中心にご紹介していきます。
最初1作目は吉富昭仁「ゲートランナー」第1巻。本作の内容は、
主人公のジョウとマルコは姿は人間なれど「セカンド」と呼ばれる
特殊能力を持つ特異生物。二人は「お互いの能力を入れ替える能力」
を持つという「セカンド・イブ」を探す旅をしている……という、
未来SF物語。これは先にプロトタイプ作品を「RAY+」で読み
ましたけど、未来世界の背景がとても変わってます。スカートじゃ
空中トレーには乗らないでしょう?(笑) 下からパンツ丸見えに
なりますから……まあ、これはお約束ですか。でもこの世界設定は
別の作品の設定も混ざってる気がします。特にブルース大佐は前作
RAYの「沢院長」そのまんま(笑)。
 しかし、本編での注目はなんと言っても「歩く弾薬庫=サリー・
パイソン少尉」でしょう。表紙にもなってますし。全身から武器を
出現させる能力を持っていて、その度に服が破れるという(笑)。
これもお約束ですか? 作者はシリアスもギャグもこなせるので、
テンポよく話が進むのもマル。この1巻では温泉宿も登場しますが、
画風に妙にマッチしててイイ感じです。

 2作目と3作目は「花右京メイド隊」と「こいこい7」の第1巻。
作者の「もりしげ」は週刊少年チャンピオン本誌と月刊REDでの
連載ですか……超売れっ子ですね。まず前著の内容ですが、主人公
の花右京太郎は母親が亡くなり、その実家で暮らすことになった。
祖父は当主の座を譲って南国に隠居。しかしてその実家は、大勢の
メイド軍団のいる大財閥のお屋敷だった……という、メイドてんこ
盛りの作品。正に看板に偽りナシ!(笑) 後著の内容は、世界一
ツイてない主人公・田中哲郎が、高校入学を機に独り暮らしをする
ことになる。だが、アパートの住人はナゼか同じ五光学園の女生徒
ばかり。しかも、その全員がサイボーグ化されたような特殊能力の
持ち主で、哲郎を守ってくれる……という、ちょっと不思議なお話。
SFちっくな設定ですが、1巻だけではまだ全容が掴めません。

 これらの作品、少年誌では既にお約束となってるんでしょうが、
頼りない男の子が、ちょっとした優しさを発揮することで、周囲の
女の子からモテはじめる、というパターンもの。設定の妙としては
「突然大富豪になってしまう」のは斬新かもしれません。メイド物
としては究極かも?(笑) もう一方、サイボーグ化の女の子達で
学園物も珍しい。この五光学園の制服ですが、赤に黄色のボタン。
これは009と一緒ですな……吹きすさぶ風がよく似合う?(笑)
ただ、どちらもラブコメの展開なんですけど、設定からして普通で
ないため、読者の共感はイマイチなのではないだろうか。ちなみに、
メイド隊の初版は平成12年3月15日。7の方は2003年4月
15日。3年の間があるので、7の方が絵が上手になっているのが
ハッキリ解ります。

 4冊目は市東亮子「アマル」第1巻。これは伊月慶子の原作付で、
古代日本を舞台にした伝奇作品。舞台は出雲の国で、大和朝廷との
戦乱の頃のお話。過去に邪馬台国と投馬国、狗奴国があった。出雲
には狗奴国の天流姫の再来である巫女アマルがいて、大和朝廷には
投馬国の志貴王子が再来。二人は前世では恋人同士だったが、この
時代では敵同士……という、輪廻転生もの。作者は「やじきた学園
道中記」でも天皇を題材にしたエピソードを描いてました。本作は
プリンセス・ゴールドでの連載。初出が2006年の5・9月号で、
ずいぶんゆっくりしたペースですね。このお話も「やじきた」同様、
長くなりそうな予感がします。

 最後の5作目は結賀さとる「E’S(エス)」第1巻。連載はG
ファンタジーで1997から開始されましたが、単行本は2003
年初版の新装版です。内容は、超能力者の「サイキッカー」もの。
国家体制が企業にとって代わった世界。戒玖堂(カイ・クドウ)は
アシュラムの戦闘部員として作戦中に負傷し、便利屋の勇基とその
妹・明日香に命を救われるが……というのが1巻までのお話。正直、
お話が全く掴めません(笑)。またぞろ超能力者と人間との軋轢話
なんでしょうけど、これも最初(と思われる)「超人ロック」から
変わってません。前出の「ゲートランナー」も展開はおんなじです。
なにかもうちょっとヒネリの利いた設定がほしいところですが……
改めて考えると、ガンダムの「ニュータイプ」の設定って、とても
斬新だったんですな。ちなみに、この作者は現在月刊プリンセスで
「ラズ・メリディアン」を連載中です。秋田書店系ということで、
一緒に紹介してみました。

 今週の紹介でコミックスの累計作品数が300作に到達した……
我ながらスゲェ量を読んでるなぁ(笑)。

266. 基本は改造にあり?(2007/2/1)
 早いもので、もう今年も2月に突入です。先月末(30日)には
ついにウィンドウズ・ビスタが発売されましたね。マイPCも長年
98SEでがんばってきましたが、いい加減世代交代の時期が来た
ように思われます。Meが非常に不評だったせいか、XPの時代が
長かったような気もしますけどね。私もさすがに3代前のOSでは
どうにもならんので、ここは一発ビスタ・アルティメットを購入し、
にゅうPCを自作しようと思ってます……お金があれば(泣)。

 ビスタのアルティメット版(DVD)は定価約5万円ですけど、
OEM版なら2万円ちょいです。メーカー製のプリインストール版
(DSP版)では、250GB(S−ATA)のHDとのセットで
3万円といったところ。これなら自作しようという気にもなります。
ただ、マイクロソフトの無償サポートは「無し」ですけどね。でも
私もパソコン歴は長い方ですが、今までこの類のサポートって一度
も利用したことがない……おそらく今後も利用しないと思われます。
自作派は「自力で解決」が基本ですから。

 ところで、先週のDVD紹介ではファンタスティック・フォーを
取り上げましたけど、海外のスーパーヒーロー物は基本的に「超人」
ですね。これは「スーパーマン」が最初だと思われますが、日本だ
と「仮面ライダー」などの「改造された人間」が基本。海外(主に
米国)では、特殊能力を獲得するのに「改造される」という設定は
ほぼ無しです……私が知っているのは「バイオニック・ジェミー」
だけですよ。しかも一作だけの単発で終わっちゃいました。それに
「ロボコップ」は「ロボット刑事K」のパクリでしょう?(笑)

 私にとってはパソコンも「改造」の対称物なんですな。ほとんど
子供の玩具と同じレベルですけど(笑)。その昔、MS−DOSの
時代ならソフトの改造も思いのままにできたものですが……最近の
3Dソフトは個人で製作するには荷が重過ぎます。フリー・ソフト
でも3Dのはほとんどありませんから。2Dのいわゆる「ドラクエ・
タイプ」のゲームは大量にあります。ゲームもプレステ3まで進化
してしまうと、勝手に改造できる部分も限られてきます。スーパー
ファミコンのレベルまでなら手軽に製作・改造もできますよね?
私にはこのくらいのレベルが丁度いいんですけどねぇ……でもこの
「改造したい」という衝動は、ものづくり日本人の「性(さが)」
なんでしょうか?(笑)

 今後ゲームやパソコンの人気維持のためには、この「改造できる」
要素が非常に重要になると思われます。マッキントッシュが日本で
いまひとつ人気が出ないのも、改造する要素が無いせいじゃないん
でしょうか? マックはHD増設とかも直販店でやってもらうのが
セオリーになってて、ソフト開発ツール(SDK)もアップル本社
でしか提供してないんですよ。
 ちなみに、ウルトラマンなどの「巨大化するヒーロー」は日本の
オリジナルです。海外では全く見ないタイプですね。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが2本追加。コミックの続巻が1作、新規
に4作が追加……メディアワークスを中心にご紹介。

 さて、今週のDVDはモノクロ戦争映画をご紹介。最初1本目は
「深く静かに潜行せよ」です。1958年製作の潜水艦モノ。監督
は巨匠ロバート・ワイズで、「サウンド・オブ・ミュージック」や
「ウエストサイド物語」の監督です。出演はリチャードソン中佐役
に「風と共に去りぬ」のクラーク・ゲーブル。他に部下役でバート・
ランカスターも出てます。内容は、日本軍の最強駆逐艦「秋風」を
倒すべく、豊後水道に深入りしていく潜水艦のお話……ですけど、
ちょっと見には「白鯨」そのままの展開。渋いクラーク・ゲーブル
の艦長が船団を見逃してまで秋風を捜すところなど、グレゴリー・
ペックの演技とソックリでした。

 ただ、実際の豊後水道での水上戦は自殺行為です。潜水艦の戦闘
行動に必要な深幅が無いんですよ。現実には戦闘せずに終戦を迎え
てます。その後、米軍は武装解除を徹底させてますから……従って
この作戦はフィクションですが、米軍が日本近海の水上戦をいかに
苦手としていたかがよく解ります。まあ、戦争ドラマとしては無難
な仕上がりと言えますね。ちなみに撮影は大半がセットで、海上の
背景も合成がほとんどでした。ただ、米軍のバラオ級潜水艦を使用
してるシーンもあります。よ〜く見ると解るんですけど、けっこう
貴重な資料になるかもしれません。

 2本目は「大列車作戦」です。1964年の製作で、こちらでは
バート・ランカスターが主役。監督はジョン・フランケンハイマー。
この人は「RONIN」も監督してましたね。それはロバート・デ・
ニーロとジャン・レノが共演して話題でしたよ。他には「フレンチ・
コネクション2」や「ブラック・サンデー」がある。俳優のバート・
ランカスターとは61年「終身犯」の他、何作も一緒にやってます。
この役者はB級の雰囲気をかもしてますけど、60年「エルマー・
ガントリー」ではアカデミー主演男優賞もとってる名優なんですね。
私は個人的には「OK牧場の決斗」のワイアット・アープ役が一番
好きです。ちなみに、その時ドク役だったのはカーク・ダグラス。
この人も好きな俳優のひとり。

 で本作の内容ですが、ドイツ軍によってルーブル美術館の名画が
運び出されることになる。それを知ったレジスタンスが輸送を妨害
する、というお話。駅の操車係長がバート・ランカスターで、他の
レジスタンスと共に妨害作戦を展開する。これは実際あった事件を
元に製作された作品ということなんですが、脚色アリで娯楽作品に
仕上がってます。
 本作は連合軍の「鉄道爆撃シーン」がすげぇ迫力。あらゆる物が
紙のようにふっ飛びます。列車も実物ですから、お金がふっ飛んで
いくのと同じ(笑)。他の細かなエピソードもサスペンス調でいい
味出してました。バート・ランカスターの体を張った演技も好感が
持てますよ。アカデミー賞受賞後の作品なのに、気取ったところが
全然ありません。監督自身の音声解説は必聴ですな。

 続いてコミックのご紹介。続巻の1作は「よつばと!」第6巻。
作者の「あずまきよひこ」は、絵本「よつばとしろくろのどうぶつ」
も描いてますね。今巻は牛乳と自転車のお話です。そういや子供の
頃には補助輪付きの自転車に乗ってた。すげぇ懐かしい話ですな。
まあ個人的には裏表紙の「牛柄シャツ」ペアルックに超萌えでした。
でもこのマンガ、巻を追うごとに頭身が高くなっていくような気が
するのは、私だけですか?(得に綾瀬三姉妹)

 新規の1作目は、相田裕「GUNSLINGER GIRL」第1巻です。本作は
DVDも出ていて結構な人気作てずね。内容は、特殊医療技術で命
を救われた少女が強制的に「社会福祉公社」という政府の諜報機関
に入れられ、テロ対策を行う……という、すごい設定の作品(笑)。
これは正に「銃と美少女を描きたい」がために編み出された設定と
言えますね。それと、この作者は前に「BITTESWEET FOOLS」という
ゲームのキャラデザをやってました。マンガ作品には「黒髪ロング
の美少女」が出てないので、私的に激しくマイナスです(笑)。

 新規2作目は、ばらスィー「苺ましまろ」第1巻です。内容は、
伊藤伸恵・千佳の姉妹とそのお友達、松岡美羽と桜木茉莉……この
四人の日常ストーリーです。本作は現在の「萌え」ムーブメントを
象徴するような作品で、ただただ「カワイイ女の子が描ければいい」
という動機で描かれている。おくづけで作者本人もそう言ってます。
この1巻は古書店で買ったんですけど、本作品のしおりが4枚ほど
はさんであって、なんかすっごく得した気分。しかしながら私的に
「黒髪ロングの美少女」が出てこないため以下略(笑)。

 新規3作目は PEATH-PIT「DearS」第1巻です。実は作者の
ペンネームは二人分で「えばら渋子」と「千道万里」がその正体。
本作は千道万里の方で、もう一方、えばら渋子は別作品「ローゼン
メイデン」を描いてます。本作の方が線がシャープな感じですな。
で内容ですが、主人公・幾原武哉(いくはらたけや)は、ひょんな
ことから宇宙人「ディアーズ」を拾う。その美少女「レン」は武哉
と一緒に暮らすことになり、学校にも留学してくることになる……
典型的な「まきこまれ型」の主人公ですね。でも私的には露出狂の
英語教師「蜜香(みつか)」が超お気に入り(笑)。

 最後は聖悠紀「超人ロック クアドラ」です。前作の「〜冬の虹」
(全4巻)の続編です。王志明(ワン・スーミン)がC国の寺院に
里帰りするところから物語は始まる。C国の政権崩壊に伴い、寺院
の超能力者達を支配しようとする……おそらくこの「クアドラ」編
も4巻ぐらいの長さになるんじゃないでしょうか? まだまだ長く
なりそうなシリーズです。それと本作品は完全版の刊行が開始され
ました。同じこの少年画報社からで、当時のカラー・ページも再現
したとか……ちゃんと原稿あったんですね。ちょっとオドロキ。

265. 売れるモノは売れる(2007/1/25)
 先日某量販店を覗いて見たところ、プレステ3が山と積んであり
ましたよ。発売から一ヶ月、ようやく生産が追いついてきたんだな、
と思いきや、全く売れてない様子。まあ、私も買う気はありません
けど……大体、価格設定がひどすぎますね。ハードディスク容量が
違う(20と60でしたか?)だけで2万円も差があるというのは
おかしな話です。私は3より2の方が欲しいくらいですから。実際
3の横で2の新品が1万4800円で売ってましたよ。これくらい
なら買う気も出るんじゃないでしょうか?

 ところで、ライバル機のウィーは現在でも売り切れが続いている
みたいですな。携帯ゲーム機ではDS圧勝の状態で、店頭でもDS
は売り切れでしたが、PSPは売ってました。しかし、ここにきて
もう一方のXBOX360も売れてるそうです。ちょいとネットで
調べて見たら、どうも「THE IDOLM@STER」(アイドルマスター)の
せいらしい。このゲーム、アーケードでは数十万円も次ぎ込んでる
人がいるそうで、中には百万円に達したファンもいるとか。これは
アイドルをプロデュースするゲームなんですけど、XBOX版でも
通信対戦が可能なため、ネトゲの感覚なんでしょうね。ちゅうか、
ユーザーの「3D離れ」が進んでいる証拠かも。やはり2Dアニメ
の方がいいんでしょう……大丈夫か、プレステ3?

 そういや、そろそろ新ウィンドウズ・ビスタも発売されますね。
私も必要スペックだけチェックしてますよ。CPU速度では2ギガ
以上なら快適のようです。メモリは1ギガ搭載なら安心……でも、
バージョンがあがる度に必要スペックが厳しくなって、旧マシンに
置いてけぼりを喰らわす、という販売戦略はいかがなものだろう?
しかも今回の発売ではエディションが4タイプになって、最上位の
アルティメット版は4万円もする。64ビット版を使いたいのなら
選択肢はこれしかない。自作する場合も同様だ。OEM版の値段は
一体いくらになるのだろうか? その価格によって自作するのか、
メーカー製マシンを購入するのか、考える必要がある……いっその
こと2000系を買うのもいいかも。どうせビスタもバグだらけで、
すぐに細かいバージョンアップがあるハズ。出た直後に買うという
のは無謀と言うか、バカでしょう。やはり4月の「ご入学セール」
後の様子を見てから買うのが吉ですな。

 案外、プレステ3の売れ行きのニブさは人気のせいではなくて、
ビスタのせいかも。多くの新製品が一度に発売されると、どっかに
シワ寄せがいくものです。ドラクエ発売と同時にソフトをぶつける
メーカーもないと思いますが、ビスタの発売が昨年末から年明けに
ズレたのも、本当はそんな理由なのかもしれません。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが2本追加。コミックが新規に5作追加。

 DVDの1本目は「ハムナプトラ」ツイン・パックです。これは
ハムナプトラ1・2作目を同梱したBOXセットで、両方とも特典
ディスク付きの2枚組デラックス・コレクターズ・エディション。
もうバラでも安く買えるんですけど、中古屋で千円でした。こっち
の方が断然お買い得。ありがとう、ブック・オフ!(笑)
 でこのハムナプトラですが、1作目の副題は「失われた砂漠の都」
となってます。原題は「THE MUMMY」なので「ミイラ男」ですかね。
元から1932年製作の「ミイラ再生」のリメイクだったそうで、
日本語タイトルのハムナプトラは、その砂漠の都のこと。ちなみに、
2作目の副題は「黄金のピラミッド」で、原題は「リターンズ」。

 さて本作の内容ですが、伝説の都を捜し求めるアドベンチャーと
なっております。主人公リック役のブレンダン・ブレイザーは私の
ぜんぜん知らない人(笑)。他にどんな作品に出てたっけ?(笑)
みたいな感じでしたが、逆に新鮮で良かった。2作目ではヒロイン
のエヴリン(レイチェル・ワイズ)と結婚していて、子供もいます。
敵役のイムホテップ(アーノルド・ボスルー)は、一目見てユル・
ブリンナーを思い出しましたよ。これは「十戒」でエジプト王の役
だった、イメージそのまんま……今回1・2作を通して観て改めて
思いましたけど、私はナゼかエジプトが好きです。ナゼでしょう?
「砂漠と古代遺跡」というのは、フォーマットとしてメモリの奥底
に焼きつけられているのかもしれません。どうも「クレオパトラ」
とか「十戒」とか、そこらへんのスペクタクル史劇を昔見たせいで、
記憶に擦り込まれたようです。本作はエジプト(古代遺跡)好きに
は超オススメの作品ですな。

 また本作には別に、外伝的な「スコーピオン・キング」がある。
こちらは「伝説の都の話」なので、ファンタジー物と言えますね。
2作目のラストではそのスコーピオン・キングが登場してますけど、
ザ・ロックが演ずるこの怪物、派手に登場したワリには動きがカク
カクしてました。なんか一昔前のハリーハウゼンの特撮を思い出し
ましたよ。本作のSFXはジョージ・ルーカスのILM工房が担当
してるのに、これはナイでしょう? いや、このカクカク感は嫌い
じゃないんですが、他の特殊効果の出来が良かっただけに、かなり
違和感がありましたね。映像特典の解説を見ても2001年当時の
「最新SFX」にしては力不足ですな。これは「マトリックス」と
同時期なので、もちょっとなんとかならなかったのだろうか?
 まあ文句を言ってるそばからなんですが、昔の「シンドバット」
シリーズとかを見たくなりましたよ。これももうDVDが出てるん
だよな……ビデオはどこに録画してあったっけ? いっぱいあると
よく解らないんだな、これが(泣)。

 DVDの2本目は「ファンタスティック・フォー(4)」です。
前出のハムナプトラは2作で1本と勘定したため、これが2本目と
なります。本作はアメコミ原作の映画化で、私は2枚組・初回生産
限定版を購入。原作コミックのブックレットも付いていて、これに
なんと松本零士のイラストがあります……ちょっとビックリですな。
原作があってもコミックは複数の作家さんが描いている、日本だと
「ドラえもん」みたいなシステム。日本人の作家も描いていたのが
またビックリでした。
 本作の内容は、宇宙線をあびて特殊能力を持った4人のお話です。
敵役も含めると5人ですけど、欧米人は好きですね、この手の話。
「スパイダーマン」とか「X−MAN」とかもそうですし、かなり
以前にはSF小説「ペリーローダン」シリーズでも同様の能力者が
出てきました。もっともそっちであびたのは放射線でしたけどね、
変身願望があるのかもしれません。日本の特撮ヒーロー物とかも、
よく似たパターンです。

 本作は子供向けの作品かと思いきや、なかなかどうしてしっかり
した脚本です。特殊能力を授かったはいいものの、離婚するハメに
なったベン(ザ・シング)の悲哀もきちんと描かれてます。配役の
マイケル・チクリスは、元々このキャラの大ファンなんだそうだ。
そういや「シン・シティ」でもキャラのファンがいましたよ。今度
映画化するDOAでもそういうことがあるんでしょうか?
 特殊撮影シーンでは炎の演出が秀逸でした。ジョニー・ストーム
(ヒューマン・トーチ)の体が燃えるシーンは、本物そっくりの炎
ですよ。でも飛んでるときはアレでしたが(笑)。そのジョニーの
姉で、透明人間のスーザン・ストーム(インビジブル・ウーマン)
が脱ぐシーンでは、ぜひ配役のジェシカ・アルバ本人にやってほし
かった(笑)。残念ながら、吹替えです……いやそれ以前に、見せ
過ぎると規制がかかってしまうため、お色気がぜんぜんありません。
それと、リード・リチャーズ(ミスター・ファンタスティック)の
ゴム人間ぶりは……ワンピース?(笑) 時期的にはこっちがマネ
したんでしょうけどね。

 さてコミックですが、今週はレア物を中心にご紹介します。その
1作目は「竹本泉のいろいろぶっく」です。これは長年ゲーム雑誌
(セガサターン・マガジン、ドリマガ等)に連載していたコラム・
ページを集めた一冊で、10年で一冊にまとまった。長かった……
本編を読めば解りますけど、途中コミケで発売されたこともあった
んですよ。今回は全ページ作者のコメント付き。信じられん仕事を
してますね、この人は。
 内容は、昔「覇王」でやっていた「苺タイムス」とほぼ同じです。
でもこちらではゲームネタもありますけど、日々の生活・楽屋ネタ
の方が多い。それもすげぇマニアックな話ばかり。特に海外通販で
アニメDVDを購入すれば国内版より安いとか、航空便で頼んだら
半年後に届いたとか(笑)。一週間でアニメを20本も録画して、
全く見てないとか(笑)。竹本ファンには絶対オススメの一冊です。
ちなみにこのコラム、現在も「ゲーマガ」で連載中……続巻が出る
のは10年後ですか?

 2作目は「絶対×浪漫」です。本作は「コミック百合姫」に掲載
された作品を集めたもの。描いているのは「むっちりむうにい」で、
この人は「十兵衛ちゃん」のコミック化を担当してました。本書は
あちこち探してたんですが見つからず、やっと郊外書店で発見した
ものです……今後もその店は要チェックですな。そういやこの作者
「小娘オーバードライブ」も描いてました。これは単行本に未収録
の回が多いので、完全版の発行を強く希望してます。
 で本書の内容は、最近流行の百合ジャンル。レズ物との違いは、
Hよりも心理描写がメインということでしょうか? べつに18禁
にも指定されてませんから……でも百合の女王様って、1000年
女王だったんですか?(笑) 全く知りませんでした……ええと、
このキャラなんて名前でしたっけ?(笑)

 3作目は「HAL」です。作者は「あさりよしとお」で、本作は
コミック・ガムに連載されていたもの。前に全2巻のコミックスで
出ていたのを一冊にまとめた新装版。いつ出てたんでしょうか?
内容は、科学の不思議を解説するギャグ作品。題材には嘘がとても
多いため、別作品の「まんがサイエイス」より、昔「グリフォン」
で連載していた「ラヂヲマン」に近い作風……余計解りにくい例え
だったか(笑)。要はブラック・ジョークの強い作品です。
 4作目は山本貴嗣「M4」です。副題は「METALMAX MOMO」で、
作者がイラストを担当したゲーム「メタルマックス」を漫画化した
ものです。サイドストーリーというか、設定もオリジナル色が強く
なってますね。あと他に短編が2本。その一方「サンダーボーイ」
には「セイバーキャッツ」にも登場する「宿祢光(すくね・)」が
出てます。これは解説でも触れてました。あと、どうでもいいこと
かもしれないが、表題作で使用されてたマシンガンは、ソ連赤軍の
「デグチャロフ」ですよ。ザク・マシンガンではありません。

 最後5作目は森田まさのり「柴犬」です。これは短編集ですが、
先週紹介した「べしゃり暮らし」の元の作品で、私も改めてネット
検索して気がつきました。そういやヤンジャンでこんな短編を描い
てたような記憶が……ないでもない(笑)。でも初出が2004年
9月では、覚えがありません。もっと前のような気もしますけど、
それとも全く別の作品とカン違いしてるのかもしれません。本誌の
方では連載が始まりましたが、完全に続編で、文化祭の続きから。
この作品、かな〜り長くなりそうな予感がしてます。

264. ちょこっと復活(2007/1/18)
 年末からこっち、かるい燃え尽き症候群に悩まされてましたが、
やっと先週あたりから回復の兆しが見えてきました。無理矢理でも
嘘でも、創作意欲を盛り上げようとした努力が実ったんでしょう。
まだ少しずつですが、修道士マルコ第二部の原稿を書き始めました。
これは大筋のプロットが既に出来てる、というのが大きいですね。
ま、意欲がウソじゃ困るんですけど(笑)。

 ところで、先日コンビニで珍しい本を見つけたのでご紹介します。
それは「べしゃり暮らし・総集編」というヤンジャン増刊号の一冊。
この作品を描いてるのは「森田まさのり」で、以前に少年ジャンプ
で連載していた作品だ。いつの間にか掲載されなくなってしまい、
私はてっきり打ち切りになったものとばかり思ってましたよ。でも
コレ実は病欠だったんですな。コミックスも全3巻で止まったまま
になってます。で今回、掲載誌をヤンジャンに移して、今週号から
連載を再開するそうです。
 本編の内容は、高校の爆笑王・上妻圭右(あがつまけいすけ)が、
大阪からきた転校生・辻本潤(つじもとじゅん)と漫才のコンビを
結成する、というお笑い芸人をめざすサクセス・ストーリー。連載
が中断したとこまでは学校生活の話がメインでしたが、新連載での
展開はどうなるんでしょうかね?

 私はこの作品、少年ジャンプ連載時にちょっと見ただけだったし、
コミックスも1巻しか目撃してなかった。この増刊号で通して読ん
でみましたが、かなり面白い作品です。普通のギャグ漫画の場合、
ネタもそうなんですが「絵で笑わせる」方に比重がいっているため、
本作のようなリアル絵柄での漫才ネタというのは、非常に珍しいと
思われます。前にアフタヌーンで連載してた「リンガフランカ」を
思い出しましたね。こちらの作者は滝沢麻耶で、普通のマンガ絵柄
でしたけど。

 この作品、今日発売(18日)のヤンジャンから連載再開という
ことですので、今後チェックしてみようと思ってます。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが2本追加。コミックが新規に5作追加。

 DVDの1本目は「ザ・コア」です。これは2枚組スペシャル・
エディション、初回限定版を中古屋で千円で購入しました。本作は
劇場公開時にヒマが無くて観に行けず終いだった作品で、DVDは
期待を胸に観賞したんですけど……「観に行けなくてよかった」と
思いました(笑)。
 内容は、地球の核・コアの流動が弱まり、世界各地では異常現象
が起きはじめる。コアの運動を促進させるために優秀なテラノーツ
(地球潜行士)を集め、地中を掘り進むバージル号を発進させる。
えっと……なんかこう書いてると「すごいドキドキワクワクな感じ」
がするんですけど、ストーリー展開はすごくベタな内容です。先と
いうか「オチが見えます」的なお寒い脚本でしたよ。元々のネタが
荒唐無稽ということもありますけど、これはこれでいいのかもしれ
ません。娯楽作品なんだから、なんも考えずに観てあげましょう。

 肝心の地中潜行シーンですが、映像的な物珍しさはあるものの、
CGが丸見え状態のため「なんかカン違いしていた」ような気分に
させられましたよ。私の先入観ですとサンダーバードの「ジェット
モグラ」とか「地底探険」みたいなB級のノリが欲しかったんです。
でも気合の入った「CGすごいだろ」映像が、その気分に浸らして
くれませんでした。名前が「バージル」というのはウケましたよ。
逆に、地中に潜行するまでの準備段階エピソードの方が面白かった
ぐらいです。スペースシャトルが制御不能になるシーンなど、昔の
空中分解事故を思い出してドキドキものだったんですが……しかし、
本筋がコレではちょっとねぇ。ま、千円だったから被害も少なくて
よかった、としておきましょう。

 2本目は「トルク」です。これはバイク・アクションの映画で、
ワイルド・スピードなどの二匹目のドジョウを狙ったもの。なんせ
プロデューサーが一緒ですからね(笑)。内容は、さすらいの凄腕
ライダー、フォードが街に帰ってくるところから始まります。彼を
待ち受けていたギャングもバイカーで、これは「ストリート・オブ・
ファイヤー」なのか? ちゅうか出だしはそのまんまかよ?(笑)
主人公のフォードは対立するバイカー・チームから人殺し呼ばわり
され、麻薬の売人容疑でFBIからも追われる状態になってしまう。
 本作は個々のバイク・アクションは凝っていて面白いんですけど、
やはり脚本がダメダメでした。エピソードを詰め込みすぎのような
気もしましたよ。もうちょっと単純で爽快感のある展開にした方が
良かったのかもしれない。しかもラスト近くのCGがやりすぎです。
ここはフォローのしようがありません。アクション映画ならCGに
頼らず、スタントは体を張ってやってもらいたいものですな。まあ
これも娯楽作としてはこれでいい……のかなぁ?

 さて、コミックは今週から「第1巻」を多数紹介していきます。
ちょっとつきあったことの無い人とつきあってみたくなった(笑)。
そんな感じで、1作目は松田未来「アンリミテッド・ウィングス」
第1巻です。本作は実際にアメリカで行われているエア・レースを
題材にしたマンガ。これはプロペラ機を使う航空機のレースですな。
F1とかもけっこうな資金が必要ですけど、すげぇ金持ちですね。
日本じゃ絶対ムリですよ。だいいち、その場所もありません。
 内容は、米国のエアレース出場チームのオーナー、エリザベス・
ホワイトヘッドがライバルの「赤い悪魔・ダゴレッド」を倒すため、
日本の下町に技術者を探しにやってくる。旧帝国陸軍の高速研究機
「研三」を復活させるためだ。ガンコ職人・荒蒔鉄造が依頼を受け、
その息子・荒蒔鉄也が操縦幹を握ることになる。

 このお話、ありそうで無い設定ですね(笑)。でもエアレースの
漫画自体ほとんど無いし、私も少年漫画のノリは嫌いじゃないです。
この後の展開は米国に舞台を移し、実際のエアレースに参加すべく
鉄也の飛行訓練が始まります……あ、いま思い出したけど、その昔
「御厨さと美」もエアレースの短編を描いてました。蔵書を調べて
みたところ、タイトルは「ザ・バーミー」で、朝日ソノラマ発行の
「闇の伝説」(サン・コミックス)に収録されてます。これ、初版
発行が昭和55年7月25日だ……大昔だよ(笑)。

 2作目は「ドロテア」第1巻です。作者の「Cuvie」は元々
Hマンガ家さんですが、少年向け作品に挑戦。副題に「魔女の鉄槌」
とあり、世界設定が中世風の作品。伝奇物というジャンルになるん
でしょうか。内容は、赤目の白き子供・ドロテアは一族の郷を守る
ため、日々剣の修行に励んでいる。幼馴染のギュルクが二年ぶりに
傭兵仕事から帰ってくると、一緒に戦場に出ることを決意する。
 本作を読んで、すごくまともなお話だったんで感心しましたよ。
この人はエロでだけでなく、普通の少年誌でも充分やってけますね。
あと、この人の画風なんですけど、森山大輔とかに似てきたような
気がするんですが……気のせいですか? まあ成年誌と少年誌では
やることも違うからでしょうけど……いや「描くこと」か(笑)。
今度は初期の単行本も買ってみよっと。そうすれば現在との違いも
解るしね……ところで「キューヴィー」という名前は、やはりあの
有名な装甲機兵アニメの主人公から付けたのだろうか?(笑)

 3作目は「トリグラム8(エイト)」第1巻です。こちらの作者
「ひよひよ」もHマンガ家さん。最近こういうの流行ってるのか?
本作の主人公・八房陽(やつふさ・よう)は、キスした相手の能力
を増幅する力の持ち主。転校した学校は、化け物(因果)を滅する
役目(応報)を持つ安房国・里見高校。八卦と呼ばれる美少女戦士
達と共に、戦いの日々が始まった……いわゆる「退魔もの」ですね。
制服にも陰陽八卦がプリントされてて、学園ものとか巫女ものとか、
色々混ざってます。二次元ドリームの小説によくある設定(笑)。
前に「出海まこと」が書いた「邪神ハンター」もこのノリだったが、
あれは魔物がクトゥルーだったっけ。
 本作の見所は、なんと言っても「八卦」と呼ばれる八人の美少女
戦士。彼女達はそれぞれ異なる能力がトップクラスの生徒であり、
毎回パンチラ・下着姿は当たり前の展開だ。転校初日にこの八卦の
ヒロインふたりとぶつかって、パンチラというかパンモロの状態に
なるのは「お約束」と言えるでしょう(笑)。でこの八卦の八人、
名前(性)には漏れなく「犬」の一文字が入っている……元ネタは
里見八犬伝なのかなコレは? 内容はともかく、読者へのサービス
精神には頭が下がります(笑)。ただこの作者はカラーも巧いので、
できれば連載時カラーだったページをコミックスで再現してもらい
たいのだが……と思うのは、私だけですか?

 4作目は「交響詩篇エウレカセブン」第1巻です。なんか今さら、
という気がしないでもなかったんですが、とりあえず読んだことが
無かったんで試しに買ってみましたよ。本作はOVAが先にあって、
その後マンガ化されたもの。作者は原作・BONES、漫画・片岡
人生、近藤一馬。別の作家さんでもマンガ化してますね。
 内容は、とある惑星上に存在する風のような「トラパー」粒子。
この粒子にはサーフィンやスノーボードのごとく波乗りをすること
ができる、という設定。主人公のレントンはこの空中サーフィンに
夢中のごく普通の学生である。だがある日、突如空から落ちてきた
人型機動マシン(LFO)「ニルヴァーシュ」に乗ることになり、
反乱グループ「ゲッコーテイスト」の仲間入りをする。
 ううむ……なんちゅうか、見事な設定の少年マンガですな。最近
の流行物を巧に取り入れ、SFちっくな世界を作り上げてますね。
特に「日常生活に不満のある若者のハートをわしづかみ」(笑)。
ところで、タイトルにもある「エウレカ」なんですけど、LFO・
ニルヴァーシュを操縦している美少女の名前ですね? しかし私は
違う「エウレカ」の印象が強すぎるせいで、笑っちゃうんですよ。
「あの」エウレカはカブでしたっけ? ダイコン?(笑)

 最後5作目は「鋼鉄の少女たち」第1巻です。本作は原作付きで、
手塚一佳(・かずよし)が担当。絵の方は「しけたみがの」です。
でもコレ逆から読むと「のがみたけし」になります。変わったペン
ネームの付け方ですな。内容は、連合と戦争中の「王国」が舞台。
その機甲部隊は少女ばかりで、本作はこの少女たちの闘いっぷりを
描いた作品である。
 戦車に搭乗するのが少女ばかりなのは、背が小さいから丁度いい
という理由からだそうです。エルフ風の尖り耳を持つ隊長がいて、
このエオナ中尉が「超巨大うんこ」をしているトイレ・シーンから
物語は始まる……なんかもうアレ(笑)。これは単に戦車に乗った
少女たちを描きたかった「だけの作品」でしょう。なんでもアリな
設定も、ここまでくると潔いかもしれません。ヘンにマニアックに
なるよりはこの方がいいですよ。次の話から「脱ぎキャラ」とかも
登場してますし(笑)、こりゃ「ガルフォース」の戦車版ですね。

 えっと……今週は、主に角川書店の単行本から作品を紹介をして
みましたよ。来週は別の出版社でいきます。あと20作ぐらいある
んで、しばらくはこの長文が続きます。

263. エロいパワーを充電(2007/1/11)
 一般世間様ではやっと正月気分も抜けた頃かと思いますが、私は
相変わらずのんびりと過ごしております……とはいえ、いつまでも
まったりしいるワケにもいかんと思いつつ、とりあえず本屋巡りを
敢行してみましたよ。そこでまた「こんなのいつ出てたんだ!?」
みたいな本を山ほど買い込んできました。
 まずは読書リストに掲載されないムック本を1冊ご紹介。それは
沙村広明の画集「人でなしの恋」です。この作者はアフタヌーンで
「無限の住人」を連載中の漫画家ですが、これはSMの画集。表紙
に騙されて購入するとイタイ目を見ることになるでしょう(笑)。

 本書はエンピツで描かれたスケッチ画風の内容で、作者は一時期
「責め絵師」の仕事をしていたらしい。私は同人誌などではたまに
拝見してましたけど、ほんとにやってたとは知りませなんだ。この
系統ではふつう「羞恥心」とか「淫靡さ」を全面に出すものですが、
この人の場合SMというか、前述の通り「イタイ絵」画集といった
ところ。緊縛モノも一部にありますが、全体的に刃物が多いため、
「猟奇趣味の残酷絵」と言った方がいいかもしれません。
 小説でSMというと「団鬼六」や「千草忠夫」が大御所ですが、
作者は後者のファンだそうで……にしては艶が無いというか、全然
エロっぽくないのは困りモノですね。やはり本人がSM趣味を理解
できてないと、この系統は難しいです。実際「責め絵師」の仕事は
長続きしなかったそうだ。ううむ、ちょっち残念かも。画力的には
充分なんですけどね。

 その昔「リトル・ショップ・オブ・ホラー」という映画があって、
そこにサディストの歯医者が出ていた。患者を痛い目に合わせるの
が大好きなのだが、真性マゾの患者が来たときにはヤル気を無くし
てしまう……このことから、日本国内と欧米ではSMの嗜好が少々
違う、ということが解るだろう。日本でのSMは「SMごっこ」を
して「お互いに楽しみましょう」というレベルなので、これが欧米
の真性サディストになると「悲鳴を聴くのが楽しい」とかいう人も
いて、あまり相手のことは考えない。もしかで「人でなしの恋」も、
欧米で出版した方がウケるのではないだろうか。

 それと、日本の場合は相手の職業・場所などのシチュエーション
にも凝っている(こだわりがある)場合が多いが、欧米では大抵の
場合「地下拷問部屋」である。唯一(というか絶大な)人気のある
設定では「シスターの凌辱」だろうか。いかにも欧米らしい設定で、
背徳感がとても解りやすい。ネットで検索すると山のように画像が
入手できる。ただ、過度にマンネリ化が進んでいるため萎える場合
がほとんどです。
 逆に言うと日本ではこのような尼さん趣味は少数派で、聖職者で
もどっちかっちゅうと女医やナースとか、女教師、女弁護士などの
「お堅い知的な職業」となっている。この落差がイイらしい。残念
ながら最近流行りの「メイド萌え」は、この類には含まれていない。
最初から「ご主人様」と呼ばれては「つまらない」というのがその
理由で、ムリヤリそう呼ばせないと面白くないんだそうだ。これは
SMというより、支配欲の権化と言えるでしょう。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックが新規に5作追加。
エロエロなパワーでやる気もでる……ハズです(笑)。

 DVDの1本は「シン・シティ」です。全編がモノクローム調で
演出された異色のバイオレンス映画。監督はロバート・ロドリゲス。
この人は「エル・マリアッチ」の監督ですね。また本作はコミック
の原作があり、その原作者フランク・ミラーも共同で監督してます。
チョイ役(やられ役)で出演もしていて、なかなか面白い人みたい
ですね。ただ共同監督の雇用規則がハリウッドには無く、監督組合
から総スカンを喰らったそうです。
 本作の内容は無法地帯「シン・シティ」が舞台で、複数の物語が
交錯していくスタイル。出てくる人物が超猟奇的でナイスな感じ。
少女の悲鳴を聴かないと勃たない男とか、人肉食で剥製趣味の青年。
全身ボンテージ・ファッションでマシンガンを乱射する女、二刀流
で日本刀を振りまわす女……「キャラが立ってる」とはこのような
ことを言うんでしょう。出演者もブルース・ウィリス、ミッキー・
ローク、ジェシカ・アルバなど、超人気な役者が勢揃い。

 私は2枚組のプレミアム・エディションを購入してたんですけど、
特典映像を見てビックリ。全編の9割がCGで構成され、セットを
建てて撮影されたのは酒場のシーンのみ。しかも、役者同士がほと
んど顔を合わせず、格闘シーンも合成で済ませている。スゲェ製作
方法ですな。ちょっと「やりすぎ」かも。
 あと、原作者フランク・ミラーは日本刀を振りまわす女・ミホが
お気に入りで、自ら演技指導もしたとか。このミホ役をスーパー・
モデルのデヴォン青木が演じている。ツリ眼で黒髪の美女なので、
オレ様の個人的好味にピッタリなんですよ(笑)。実業家で元プロ
レスラーの「ロッキー青木」の娘さんですね。次回出演作は映画版
DOA(かすみ役)ということなので、こちらもちょっち期待。

 さて、コミックの1作目は東犬二「ダークエイジ」です。本書は
中世時代劇のHマンガ。猟奇的な拷問器具も登場して、雰囲気満点
ですな。エリザベート・バートリなどの実話を元に構成されていて、
「血の伯爵夫人」とか「背徳シスター」とか、そんな感じ。巻末に
ちょっとした作品解説もあって、よく調べてますね。次回作もこの
調子でお願いします。
 次いで2作目は、玉越博幸「ごめんね、マリア様」です。作者は
月刊マガジンで「ガチャガチャ」を連載中……なのにナゼかヤング
アニマルでエロっぽい作品を描いていた。本書は、その連作短編を
集めたものです。内容は、女子高生が毎回エロい内容を懺悔する、
というパターンもの。一応、局部の描写はナシなんですが、本篇は
完全にエロマンガ。表題作以外にも短編2本を収録。

 3・4作目は鬼ノ仁「鬼ノ仁短篇集 愛情表現」と「個人授業」
です。前著はヤングアニマルと別冊「嵐」に掲載された短篇を収録
したもので、後著はまんまエロ漫画。内容は基本的に学園もので、
作者は教師と生徒のシチュエーションがお気に入りなんだそうです。
当然、前著には局部描写にキビシイ規制がかかってますが、後著は
そんなでもありません……この機会に見比べてはどうだろう?
 5作目は町田ひらく「黄泉のマチ」です。この作者はロリ劇画で
有名なんですけど、久々に読みましたね。どうやら最近のロリ規制
の強化で、潜伏を余儀なくされていたらしい。一時は漫画家を廃業・
転職も考えたとか……シャレにならない話である。本書の内容は、
人身売買組織にやってくる少女達の物語。連作の形式で、あと十本
くらいはネタがあるそうだ。ぜひ続きを描いてほしいところ。

 最後に……これらエロエロ作家さん達には、我が国の表現の自由
を守るため、今後もがんばってH漫画を描いてもらいたいものです。
私も単行本を買うことで応援してますよ。いやほんとに。

262. 謹賀で新年(2007/1/4)
 おごそかに年も改まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
主幹のEMUKEIでゴンス。あけましておめでたう……とはいえ、
年明け直後から仕事をしてると松の内もへったくれもありません。
まるで今年も私の休暇の無さを暗示しているような仕事初めですな。
とりあえず正月恒例の「箱根駅伝」だけは見ることができましたが、
あまりシャレになってませんね(泣)。

 気を取りなおして、本年の目標というか希望を述べてみましょう。
一年の計は元旦にあり! しかし肝心の「お休み」が無ければどう
にもならないことばかり(泣)。まあそれはちょっち置いといて、
獲らぬタヌキの何とやら。

 1.小説を(原稿用紙換算で)500枚以上書く。
 2.それとは別勘定で、短編を1作仕上げる。
 3.本を100冊以上読む。

 例年通りだとこんなところですか……特に短編は書きたいですよ。
ここ二年ばかり書いてないので、禁断症状かもしれません(笑)。
本当は新作を上梓したいんですけどね、テキスト化のタイプ打ちも
途中のままなので、最悪それでもオッケーということで。それなら
なんとかなるでしょう……たぶん。
 では以下「希望編」に突入します。

 4.放ったらかしの「あいてむ」ページ項目を改訂したい。
 5.発表済の小説に挿し絵をつけたい。
 6.創作ページに「ギャラリー」項目を増設したい。
 7.小説「修道士マルコ」をWebコミック化したい。
 8.同じく、この作品をゲーム化したい。
 9.新しいパソコンを買う……かもしくは自作したい。

 やりたいこといっぱいあるなあ(笑)。まあ4番は別としても、
5〜9番は全て「絵を描くこと」に関連している。特にそのカギと
なのるは9番だ。マイPCはいまだに98SEを使用してるので、
プログラムを組んでテストするのにも、おにゅうのパソコンは必要。
ゲーム化に限らず、絵を描くツールも自作できれば尚イイですね。
 しかし、時間のかかることばっかりだよな(泣)。ただ創作小説
では累計ページ数が「1716枚」に到達しているので、今年中に
2000枚を超えると思われる。けっこうな量を書いてるじゃん、
オレ様も(笑)。でも五年間で二千枚じゃ「400枚/年」でしか
ありませんな(泣)。今年500枚書いたとしても、6で割ったら
平均値が下がってしまう。目標である「年1000枚のペース」で
書けるのは、一体いつのことになるんでしょうか?

 予想通り泣き言ばかりになってしまいましたが、ここで前向きな
話をひとつ……本年は、今まで読んでなかった作品を読んでみよう
と思っている。マンガでも小説でも。これは、創作意欲を刺激する
ためですよ。毎回おんなじ作品を続けて読んでいると、惰性で読む
ようになってしまうからですな。作風の違う作品に触れることは、
創作にとってはいい刺激になりますからね……年末に「のだめ」を
まとめて読んで、痛感しましたよ。そういや読書の部分でも最近は
新規開拓をしていなかった。名前は知っているがノーマークだった
作家の著作に手を出してみようかな、とも考えております。これは
小説以外の書籍で、ですね。

 さて、無事に本年の目標も決まりました。ほんとに? とかいう
ツッコミは無視して、今年も焦らずマイペースでいってみましょう。
いやそのペースが問題なのだが(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が1作追加された。それと、この
だべりページの「かころぐ」も10ページ目に突入した。

 その1作は安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」第14巻
です。今巻はルウム戦役の後編。デギン公王とレビル将軍って面識
あったんですね……って、オリジン版だからか。それと、シャアは
相変わらず美味しいところをさらっていきますね。主役のアムロが
霞んでしまうほどに。そのアムロは水遊びしてるだけだし(笑)。
ま、今でこそ引きこもりで後向きな主人公は珍しくなくなりました
けど、元はこの作品からですからね。

 ところで、来週から溜まっているDVDを観ようかと思ってます。
去年買っといたのに、観てないDVDがまだ10本もあるんですよ。
やっぱり今年も私には時間が無さそうだなあ(笑)。

261. 今年の総括とか(2006/12/28)
 本年もあと数日となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は創作小説が一段落したこともあり、かるい「燃えつき症候群」
になっております。気合入れて執筆していると、よくなるんですよ、
こういう状態に。まあ、こんなときは焦らずじっくり回復するのを
待つのが吉ですな。なにもしない、というのをスルのも、たまには
いいものです……と、言い訳しておきましょう(笑)。

 さて、今年を振り返って見ると、かなり騒がしい一年だったよう
な気がします。個人的にはどうってことなかったんですが、周囲に
振り回されることが多かった。執筆する時間も無かったし(泣)。
ちゅうか、今このページを書いてるのもすでに0時を過ぎて当日に
突入してまして……一体いつ寝るんだろうオレ様は? てな感じ。
ここ一ヶ月くらいは読書もDVDも鑑賞できていない。とりあえず
近所の書店で新刊チェックするくらいのもので、しかもマンガだけ。
これじゃ創作意欲もしぼんでいくばかり、ですだよ。

 創作系で言うと、以前書いた小説が原稿用紙のままの状態だった
ので、タイピングしてテキストファイル化しようと思ってたんです
けど……ぜんぜん進まないんだな、これが(泣)。なんか、タイプ
してるうちにどんどん書き直しをするハメになって、それが止まら
なくなってテキスト化を中止……シャレになってません。これなら
最初から全部書き直した方が楽ですね。いやほんとに。
 一応、次回作に予定してる「修道士マルコ・第二部」のプロット
は出来てるんですが、この先、本筋以外のエピソードは全く未定の
状態です。こんなことでいいんだろうか? とか、いろいろ考える
こともあるんですが、ひとつひとつクリアしていくより他に方法は
ありません。さて……どっから始めたものか?

 できれば、この長編作と平行して短編も書きたいとこなんです。
今年も四月頃にはやろうかと思ってたんですが、前述のタイプ化が
思う様に進まず挫折……昨年の目標は原稿用紙1000枚だったん
ですけど、正直「半分の500枚ならイケる」とは思ってましたよ。
しかしながら、計算してみたら462枚しか書けてません(泣)。
ううむ……どうやったら執筆ペースを速くできるのだら〜う?(笑)
かなり集中して創作してても、思いつくのはずっと先の細かい脇筋
だったり(笑)。いや、笑いごとじゃないんですよ(泣)。
 とりあえず、発表するかどうかは別として、なんか1本短編でも
書いて、ストレス発散しておかないとマズイですね……私は元から
「書きたいものを書いちゃおう!」という「ノリ」で書くのが好き
なもんですから、本来あんましプロットとか気にしないんですよ。
まったく大変な作品に手をつけちゃったもんだね、我ながら。

 以上が今年一年の総括(笑)。ほぼ間違いなくこのとおりです。
来年は……ええと、どうしましょうか?(笑)

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が1作追加……でも8冊あります。

 それは二ノ宮知子「のだめカンタービレ」第3巻から10巻です。
本作はちょい前(だべり・256)で1・2巻を紹介してますね。
次いで3・4巻を買ったら、古書店で1巻から10巻まで105円
で売ってるのを発見しましたよ……どガーン! てな感じ(笑)。
で、残りを全部(10−4=6冊)買いましたよ。最初に古書店に
足を運ぶべきでしたね。
 本作は野田恵(のだめ)と千秋真一とのラブコメ……ちゅうか、
ギャグコメ?(笑) みたいな作品です。ドラマだけでなくアニメ
にもなり、作品中の曲目CDやドラマCDも出てます。すごい人気
ですなぁ……って、私もつられたひとりですけど。

 内容はというと、指揮者を目指す千秋真一は音大の院生となり、
学外でオーケストラの指揮をはじめます。一方、のだめはピアノ・
コンクールに出場したものの「幻の1位」となってしまう。実家に
帰ったのだめを追っていく千秋。海外留学を決めた二人はフランス
へと旅立ち、千秋は指揮者のコンクールに出場。痛恨のミスをした
千秋を慰めるのだめだったが……というのが10巻まで。かな〜り
はしょりましたけど、間違ってはいません。
 本作は、ギャグの間の取り方やセリフのテンポ・言い回しが調子
良く、読みやすい作品ですね。所々に「解る人には解る」地味ネタ
も入ってます。でも「ジーク・ジオン」はやりすぎでしたかねぇ?
ま、ひとつだけ言わせてもらうと、のだめがピアノ・コンクールで
練習していた「聴いたことあれへんフーガ」というのを、私はゼヒ
聴いてみたい、ですだよ(笑)。

 さて、ちょうど時間となりました……それでは皆様、良いお年を
おとり下さい。年明け最初の更新は1月4日を予定しております。
ではお先に、あけおめ・ことよろ!

260. 5周年&創作小説第一部完結!(2006/12/21)
 ということで、かなり舞い上がっている私、主幹のEMUKEI
でございます。改めてのご挨拶。初めましての人も、ちょくちょく
来てらっしゃる方も……いらっしゃいませ。どうぞごゆっくり。

 思えば遠くに来たものですが、創作小説の「修道士マルコ」は、
今回掲載分で第一部が完結となりました。第一章が昨年8月の掲載
なので、丸1年半もかかった計算です。第一部だけで原稿用紙換算
すると919枚……長いよな、ほんとに。で、今回のお話は第三章
からの続きで、主人公のマルコがようやく修道士らしい活躍をする
エピソードとなっております。ウェブ掲載になってからの新キャラ、
マリエルさんも活躍してますよ。今回終了の第一部と次の第二部は
「マリエル編」とも言える内容です。まだ本編を読んでいなければ
直ちに読みなさい。命令(笑)。
 今後は引き続きこの作品の第二部の執筆に取りかかる予定ですが、
次回掲載は来年の夏ごろになりそうです。執筆はとても遅いペース
ですけど、どうか気をなぐぁ〜くしておつきあい下さいませ。

 本サイトも丸5年が経過しまして、毎月の閲覧数もかなりの量に
なってます。今後、創作に関して言えば何か新しい企画を立ち上げ
たいところなんですが……小説にも挿し絵をつけたいんですけど、
まだまだ納得のいくものができません。絵を描くのはスゲェ時間が
かかるしね。それと「修道士マルコ」では、マンガ化やゲーム化も
検討してます。本サイトは創作物を発表する場として設けたんです
けど……やりたいことはいくらでもあるんですが、その時間があり
ませんな(泣)。まあぼちぼちと、ゆっくりまったりマイペースで
やっていきたいと思ってますよ。

 ところで、私は月刊コミック「リュウ」を毎月買ってるんですが、
今号で安彦良和「麗島夢譚」の連載が中断したのがとっても残念。
元から不定期連載だったんですけどね、執筆時間が無いらしいです。
この人は「ガンダム・オリジン」もけっこうな量を描いてますから、
仕方がないんでしょうけど……執筆時間については、身につまされ
ますねぇ(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が2作、新規に1作追加。

 最初は、こばやしひよこ「おくさまは女子高生」第11巻です。
今巻で別居状態に追い込まれた主人公の麻美ですが、私は個人的に
岩崎先生がお気に入りなので大満足です。しかも彼女がこんな性悪
だったとは……益々お気に入り(笑)。でも、おくづけの後書きを
見たらこの作品も終盤に突入だという……ううむ、ちょっと寂しい
気がするなぁ。
 次は魚戸おさむ「イリヤッド」第12巻です。今巻では神父対決
ですね。山の老人とバチカンは別の行動原理を持っている様子……
そこらへんがやっと表面化しました。途中引っ張りすぎで、読むの
止めようと思ったくらいですが、まだ読んでます。しっかしこれも
長い話ですね。

 新規の追加1作は柴田ヨクサル「ハチワンダイバー」第1巻です。
この作者はヤングアニマルでの「エアマスター」連載終了後、突然
ヤンジャンに居を移してこの連載を始めた……企画が通らなかった
のだろうか? そこらへんの事情は解りませんが、なぜ今の時代に
将棋で「真剣師」なんだろう? いや、もう既に珍しい部類なので、
逆に新鮮なのかもしれない。
 内容は、プロ奨励会くずれの真剣師・菅田の物語。彼はある日、
「アキバの受け師」と呼ばれる女真剣師と出会う。彼女は真剣師を
する一方で、宅配メイドもしているという謎の女だった……ううむ、
このギャップがたまりませんな(笑)。とはいえ、1巻では主人公・
菅田が「ハチワンダイバー」を名乗ったところまで。謎の女の正体
は謎のままでしたね。とりあえず次巻に期待。

259. おまえは預言者か?(2006/12/14)
 さて、創作小説の執筆も大詰めを迎え、私はテキストファイルを
持参して友人大先生様のお宅へ行きました。これはもちろん校正と
書評をお願いするためです。

「ちわ〜三河屋で〜す」
「おいおい、いつから御用聞きになったんだ?」
「毎度どうも。ご注文のテキストをお届けにまいりました」
「その前に、これを見ろ……」

 大先生様が見せてくれたのは、駅売りの夕刊新聞である。一面は
松坂のレッドソックス契約交渉だった。

「うん、見た。それで?」
「あのな……ドラクエがDSで発売するって、書いてあるだろ」
「へっ? マジですか?」

 この文章は誇張されてますけど、ドラクエがDSで発売するって
話は本当……ちょっちビックリしましたね、これには。ドラクエの
製作会社であるエニックスはスクウェアと合併したので、次回作も
プレステから出るものとばかり思ってましたよ。プレステの製造元
であるソニーはスクウェアの大株主でもあるため、ゲーム史上最大
のヒット作を手放すワケが無いのである。

「けど、DSの販売台数はダントツだからな。PSPのシェアって
半分以下らしいぞ」
「そうですな……ここに2000万台対800万台って書いてある。
5分の2しかない。実際は3倍くらいの差がありそうだね」

 前回エニックスがプレステでドラクエを発売した最大の理由とは、
ゲーム機本体の販売台数の多さなのである。台数が多いゲーム機で
ソフトを販売することが、売り上げにつながる。単純明解、企業の
論理とはそうしたもの。

「でも、だったらプレステの方が累計台数は多いよ? プレステ3
でなくとも、プレステ2の仕様で製作すればいいのでは?」
「ドラクエの製作スタッフが、リアル3Dで製作することには反対
なんだそうだ」
「マジですか!? ああ、それでDSなんだ……ってことは、あの
ちまちましたゲームが戻ってくるってことですな?」
「そういうことだ……おまえの予想は預言者並に正確だよ」

 そう。私は前々からこのページで、ちまちまゲームの再来を熱望
していたのである。リアル3D離れが進んで「プレステ3よりDS
が欲しい」とも述べていた。今回の製作発表は私の予想というか、
念願通りの展開である。

「ふむ……やっと製作者サイドにも、我々のようなゲーマー世代の
求める物がなんであるか、解ったんでしょう」
「そうだな。ドット世代とリアル・ゲーマーは違うから」
「ちゅうかね、リアルって結局、一種類しか無いんだよ」
「なにがだ?」
「現実はひとつでしょ? リアルには誇張もデフォルメも無いから。
それじゃゲームしててもつまんないよ。みんな同じリアルなゲーム
だったら、誰もやらないと思う。リアル・ゲーマー以外はね」
「ああ、それもそうだな……」
「でも……こんな発表されたら、DSが更に入手困難になるよ」
「ハハハハ! そりゃそうだ!」

 任天堂のゲーム機からドラクエが出るのは、なんと12年ぶりの
ことだそうです。もうそんなになるんですねぇ……月日の経つのは
早いものだ。12年前にドラクエを遊んだ小学生も、今では立派な
社会人である(笑)。いやほんとに。

 で、創作小説に話を戻しますが、このまま順調に校正がすすめば、
予定通り来週には掲載できそうですよ。ああ、でも世界設定の解説
ページを書いてないな……ま、これはできたら、でいいか。そんな
急いでやるべきものでもないからね……と、自分自身を納得させて
おきましょう(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が2作追加。

 1作目は伊藤明弘「ワイルダネス」第5巻です。今巻ではミズ・
コープランドとディーが大活躍してますね。本作の主人公は芹間の
ハズなんですけど、最後の方に出てきて一戦交えて、次巻に続く。
う〜ん……この作品を読むのはやめようかな、と思ってます。単に
ガンアクションを楽しみたいなら、別の作品でもいいしね。展開が
遅いうえに解りにくくて、ついていけなくなってきてるんですよ。
もっと解りやすくはできないものなのだろうか? 別のもう一作、
ジオブリの方も解りにくくなってきてます。これで読者はちゃんと
ついてきてるのかなぁ。個人的には、ポルノ監督の登場した一連の
話が最高だったんですけどね。

 次のは広江礼威「BLACK LAGOON」第6巻です。今巻は日本編から
一転して仕切り直しの新エピソード。ニセ札造りのおねぇちゃんと
戦闘メイド、あのチネリータたん(笑)のお話です。しかも最後に
出てきたのはまたも戦闘メイド……ファビオーラたん(笑)です。
ラブレス家にはまともな(普通の)メイドはいないんでしょうか?
こんなのが家にゾロゾロ居て、ガルシア君は平気なのかな?(笑)
いやそれより私は個人的にお気に入りの「ですだよ」ネェちゃんが
復活してくれたのがスゲェうれしい、ですだよ(笑)。

258. 蔵書はどこへいった?(2006/12/7)
 ちょっと前に(だべり・255)「チムニーズ館の秘密」という
コミックを紹介しましたね? これはアガサ・クリスティーの原作
小説をマンガ化した作品だったんですけど、原作本をもう一度読み
直してみようと思い、我が家の蔵書を捜索したんです……けども、
ちっとも見つからないんだよな、これが。

 丸一日かけて蔵書倉(押し入れ)を探索してみたが、見つかった
のは「ポアロ登場」1冊だけ……ナゼにして!?(笑) いやコレ
笑い事じゃないんだよ(笑)。このシリーズは全部あるハズなんだ
けど……ここらへんかな、と思った場所には横溝正史のシリーズが
あったり(笑)。他にもコナン・ドイルのシリーズ本が半分くらい
しかない……もしかで、引っ越しの時に処分しちゃったのかな?
このシリーズは我が家の蔵書中でもかなり古い部類なので、私にも
ちょっと記憶がありません。
 ちなみに、前出の「ポアロ登場」の初版は昭和53年。西暦だと
1978年ですね。昭和59年の第十一刷りを所有しているので、
西暦だと1984年だ。確か85年に「ドーバー海峡殺人事件」が
ロードショー公開されたため、この時期から集めているのは確実。
数年以内に既刊本は全て買ったと思ったが……ナゼ無いの?(笑)
さすがの私も、20年前の記憶にはちょっと自信がありません。

 これもかなり前になりますが、我が家の蔵書コミックが8冊ほど
行方不明になっていたため、全て買い直したことがあるんですよ。
アガサ・クリスティーも買い直すハメになるのか? 私の記憶では
合計で72冊あったハズなんで、古書店で1冊105円で買っても
7455円になっちゃうよ?(号泣)
 あの、前出本の奥付を見たら、既刊は71冊になってましたね。
この後に1冊発刊されているのなら、記憶は間違ってないってコト
ですな……じゃ、他の71冊はいったいドコいったんだ!?

 今日(もう昨日だ。0時過ぎてる)になって、別の部屋に積んで
あるダンボール箱も全て中身を開けて調べてみたが……入っており
ませなんだ(泣)。我が家では他に探すべき場所は無いんだが……
う〜む……ナゾは深まるばかりです。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規に2作追加。

 最初は梅宮あいこ「本当にあった笑える話 お水のオシゴト・編」
です。タイトル中の「・」はハートマーク(笑)。4コマ誌で通称
「ほんわら」といえばコレで、ぶんか社の雑誌に掲載されたもの。
本書はその中から作者がマンガ化を担当した水商売のエピソードを
集めた単行本です。残り物のツマミを再利用するケチな店、ボトル
の酒を捨てて残量を減らす店、お会計やつり銭をごまかす店など、
マジに笑える話がてんこ盛り(笑)。もちろん、ちゃんとした店の
自慢話もあります。
 それと、この作者は4コマにしては絵がとても巧く、ハッキリと
した輪郭を描くタイプの作家。ホステスさんも可愛く描けてます。
これはエロくて可愛い「エロかわ」という画風。本誌でも別冊でも
かなり人気のご様子で、私も他のエピソード集がでたらまた買おう
と思ってます。

 次は八月薫「女子アナ七瀬」第1巻です。原作は滝沢寛之、監修
「女子アナ・(はーと)研究会」が担当している。本書の原作者は
かなりの事情通らしく、業界でも話題の一作だとか……そういや、
近頃は某女優が自身の恋愛遍歴の暴露本を出したりして、芸能界も
騒がしそうですしねぇ……まあ、私は女子アナにはあんまし興味が
ないんですけど、マンガの作者の方のファンなので購入しました。
オタクというのは二次元が基本なんで(笑)。どうせならネタ元が
「スイカップ・アナ」だったら笑えたんですけどね(笑)。しかし
こういう業界ネタは一般人にウケる反面、興味が無い人はサッパリ
ですな。
 ちゅうか、こんなこと言ってると女子アナ・マニアからぶっとば
されそうなんで、マジメに評価しましょう。内容は、まだ二年目の
新人女子アナ・香田七瀬(22歳)が主人公。この業界の裏話的な
エピソードが多いが、それは半分。もう半分はエロエロです(笑)。
この主人公ですが、ちゃんと彼氏がいてHしてるところがリアル感
抜群でしたね、個人的に……見るべきはそこじゃないのか(笑)。
 ネタ的にリアルだったのは「女子アナ定年30歳」ですか。実は
コレ、TV局にいる知り合いに言わせると「26歳が定年」という
規則が実際にあったそうなんですよ、ちょっと前までは……でも今
現在、そんな規則はナイということで……ほんとに?(笑)

257. ネットゲーマー(2006/11/30)
 早いもので今日で十一月も終わり。東京は小雨が降る曇天です。
めっきり寒くなったためか、私は風邪を引いちゃいましたよ(泣)。
この忙しい時に……一般企業はもう年末体制に突入しているので、
普段より仕事量が多いのだ。もうそろそろ年末年始のスケジュール
が出るころなのだが、どうやら私は大晦日当番になりそうな予感。
同僚の一人が「俺はコミケに行く!」と言っていたので、私の方に
当番が回ってくるのはほぼ確実ですな。今年は大晦日31日の開催
なんだそうです。休暇は年明けってことになりそうですよ。

 そういや、別の同僚がこのほどネットゲーマーだったことが判明
しました。意外と多いみたいですな、ネトゲにはまってる人って。
なんでも「ネトゲは一日5時間まで!」というポリシーがあるんだ
そうで、夜10時から夜中2時までがプレイタイム。でもこれって
自分でルールを決めとかないと、延々とやっちゃうってコトですな。
一時期は帰ってからずっと「朝までプレイ」で、かなりヤバイ状態
だったとか(笑)。ゲームに限らず、熱中するのはほどほどにね。
廃人にならない程度にやりましょう……ま、ネトゲのサーバー代を
18万も払ったことのある私が言うのもなんなんですけど(笑)。
当時はつなぎたい放題の回線サービス無かったからねぇ。ちゅうか、
今はつなぎっぱだから廃人になっちゃうんですな。

 ところで、マイPCも古くなってきましたので、そろそろ新しい
PCを買おうかなと考えてます。HDもオシャカにしたしね(笑)。
現在ではネトゲはしていないので、要求されるスペックはそう高く
なくてもいい……ハズなんですけど、できれば「シムシティ4」が
サクサク動くマシンにしたいところですな。でもそうすると現行の
最上位機種になっちゃうんだよ(泣)。少しでも安くあげるために、
また自作するしかないのかな? でもそれだとソフトも全て自前で
揃えなくちゃならない。う〜ん……総費用だとあんまし違いがない
んだよね。どっちにしろ30万ちょいだな。

 なんとか春までにはおにゅうPCを購入したいんですけど、その
前にNDSも買いたいところ。既にソフトも中古屋に出回ってるし、
買ってスグに遊べる。しかし本体が売ってないんだよな、これが。
通販で買えるサイトも見つけたのだが、元のNDSしかなかったよ。
しかも新品は無く、あったのは中古だけだ。ライトの方はどこでも
品切れで……これはもう「Wii買えよ」ってことなのか?(泣)
それと、たまに雑誌などで「NDSライトを100名様に」なんて
懸賞を見かけるが、懸賞に確保する量があるんなら店売りに回せよ、
と憤りを覚えるのは、私だけですか?(笑)

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が2作追加……最近は創作小説の
執筆のため、読書量がめっきり減っている。

 最初は藤島康介「ああっ女神さまっ」第34巻です。今巻の話は
ホンダ・モンキーうんちくエピソード。作者のバイクマニアぶりが
全開ですな(笑)。それと、スクルドの恋愛話。この作品、K1が
大学を卒業した後はどうなるのかと思いましたが、このパターンで
ずっと続きそう。千尋さんがらみの話&各キャラのネタ。
 でもこの作品も長いことやってますけど、ずいぶん線が細くなり
ましたね。私は最初の動きのある絵柄が好きだったんですけど……
最近は描写が緻密になったぶん、まるで写真の模写を見てるような
印象を受けます。たいていのマンガ家さんは、画力がついてくると
動作が止まったような絵を描くようになるんですね。

 次は「お伽もよう綾にしき」第2巻です。今巻でも作者が得意と
するまったりペースで話が展開しているな……と思いきや、ラスト・
バトルは次巻に続く!? この作品もかなり長くなりそうですよ。
前作「彼方から」でのモンスター描写は本作の「もののけ描写」に
生かされてますね……ちゅうか、そのまんまです(笑)。
 そういや前作の連載は月刊誌「ララ」で始まったが、本作からは
そのララの後継雑誌「メロディ(MELODY)」になっている。白泉社
であることは変わりないため、単行本は「はなとゆめコミックス」
から出ている……ちょっと解りづらいですね。

 あ、先週は(2進で)キリのいい256回目だったんだ(笑)。
いま気がついたよ……こんなことではオタクとは呼べませんな。
仕方がない、512回目に何かしよう……5年後か?(笑)

256. ゲーマーはどこへいく?(2006/11/23)
 先々週は「SFCのシムシティをやっている」と書いたのだが、
やってて、ふと疑問に思ったことがあった。この裏ワザは、エミュ
でも再現できるのか? エミュとは、エミュレーション・ソフト。
ご家庭用ゲーム機をPC上で再現するソフトのことである。裏ワザ
はいいとしても、機体ごとの、初期バージョンとかのエラーも再現
してるのだろうか?
 マイPCにはエミュが無いので、友人からCDに焼いてもらった
エミュで試してみましたよ。これにはSFC版シムシティが入って
いなかったため、ウェブからROMをダウンロードしてきて実験。
おお、ちゃんと裏ワザはできる……結果は、プログラム的なバグは
再現されてましたが、機体依存のエラーは再現されていなかった。
まあ、予想通りの結果でしたね。

 しかし久々にエミュROMのサイトにアクセスしてみたが、私の
知っているサイトはほとんど消えてました。違法性が高いだけに、
入れ替りも激しい様子……会員制だったとあるサイトなどは、いつ
の間にか有料化していて公式のDLサイトになっていた。これには
ちょっちビックリですよ。さすがに中国サイトではこのような公式
サイトは無い様子。元が版権の無い国なので、勝手にやってるのが
ほとんどです。
 でも、私の欲しいゲームROMはどのサイトにも置いてなかった。
元ゲームの発売が日本国内だけだと、海外サイトで探すのは非常に
困難なのである。有名なゲームならあるが、マイナーなゲームほど
見当たらない……SFCの場合は既に「ソフト全リスト」ができて
いるので、気長に探すしか方法はないんでしょう。他にはヤフオク
をチェックしまくるとか(笑)。

 ところで、一般にはオタクなゲーマーほどエミュを利用している
ように思われているが、実はそれはマチガイである。エミュを利用
するのは「ゲームをタダでやりたい人々」なので、ゲーマーとは、
特に私のような「オタク・ゲーマー」とは、別種の人々なのである。
まあ、中にはやってる人もいるんでしょうけど、オタクとは物欲の
カタマリなので、ゲームに限らず何でも「即買い」が基本なのだ。
コピー物には用が無く、現物以外に興味は無いのである。そのため、
初版限定のグッズが自宅に溜まっていくことになる(笑)。これが
もっとひどくなると、限定版と通常版を両方購入し、限定版は封も
切らずに保管してしまい、プレイは通常版で……なんてこともある。
既に本来の目的からは逸脱してますな(笑)。

 そういや、PS3でも初期ロットのエラーが発見されたそうだ。
この初期ロットを求めるオタク達は、ヤフオクで70万円の値段を
つけたという……物欲もここに極まれり(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規に1作追加。あと、その続巻。

 でその1作は二ノ宮知子「のだめカンタービレ」第1巻と2巻。
本作はもう16巻まで出てるんですが、ドラマ化したらしいですね。
私はドラマは見てませんが、原作の方を読んでみました。内容は、
音大生の「千秋真一」が、下級生の「野田恵(通称・のだめ)」に
振りまわされる、というギャグ作品。私には男キャラの方が主役の
ように思えるのだが、タイトルは「のだめ」です。
 この野田恵だが「実はピアノがうまい」のに、普段の行動がよく
解らない「不思議ちゃん」という設定。セリフも「ぎゃぼーん!」
とか言ってるし(笑)。振りまわされる千秋の方はたまったもので
はない。それがこの作品のばかばかしさである。

 私は本作は前々から知ってましたけど、音楽、特にクラシックを
題材にするのは難しい、と思ってましたが……でも本作は基本的に
ギャグなので、クラシックを知らなくても楽しめます。演奏部分は
音が出ないのでどうしようもありませんけど、これを機会に曲目を
実際に聴いてみてはどうだろう? きっと本作がより楽しめるよう
になる……のかなぁ?(笑)

255. 創作小説の次回予告(2006/11/16)
 世の中PS3の発売で賑わっているようですが、私は相変わらず
マイペースで活動中です。ま、買う気もないので傍観しているだけ
ですね。それよかNDSの方が欲しい。これ、近所の店ではぜんぶ
売り切れなんだよな……たぶん、主力生産がWiiに切り替わった
せいで、供給が追いつかないものと思われます。

 さて、創作小説の次回掲載ですが、12月21日に決定しました。
「そうさく」ページにも告知を出しておいたよ。丁度5週間後で、
このページも260回目の時です。その頃は本サイトも開設5周年。
キリがよろしいですな……でも、まだ60枚くらい書かなきゃ完成
しないんですけど(泣)。今回も原稿用紙で230枚前後の分量に
なる予定で、残り4分の1ですか。量的には薄い文庫本なら一冊分
です。趣味のアマチュア小説家とはいえ、毎年二冊分の量を書いて
いると考えると、我ながらオドロキですな。

 今回の第四章、タイトルは「小さな秘密」です。内容は、前章の
つづき(笑)。じゃなくて、えっと、いやその通りなんだが(笑)。
前回と今回、2章分前・後編でやってるエピソードは、旧同人誌版
「小さな修道士」の第一話だった部分で、ウェブ掲載にあたっては
大幅に加筆・修正している。あの頃はこんな大長編作品になるとは
夢にも思ってなかったよ。一応、今回の第四章で「第一部完結」に
なるが……元からだと約3倍の分量になってる計算です。

 で、ちょっと考えたのだが、毎回この説明をするのも面倒なので、
作品解説のようなものを「そうさく」ページ内に置いておこうかと
思っている。このサイトもアクセス数が2万件を超えて、初めての
読者も人数が増えてきた。最初から大長編を読む、というのも希な
ことと思われるので、何らかの解説が必要、と考えた次第。
 これは次章掲載の前には作成しておこうと思ってます。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規に3作追加。

 最初は吾妻ひでお「便利屋みみちゃん」第1巻です。私は本書を
読んで気がつきましたが、作者はちゃんと仕事を続けてたんですな。
そういや不定期掲載の「あづま童話」は記憶の片隅にありましたよ。
他には書き下ろしと「失踪日記」も一部収録されてます。
 表題作の「便利屋〜」では、主人公のみみちゃんが、ガスの配管
工事をする話(5話)に爆笑! これって作者が失踪中にやってた
お仕事ですよ。かなりウケましたね。それとラストの26話ですが、
いま話題のDMC(デトロイトメタルシティ)のネタ。元になった
漫画はヤングアニマルで連載中……でもこれ、アマゾンで売り上げ
1位を記録したって聞いたけど、本当なのだろうか?

 2作目は榛野なな恵「チムニーズ館の秘密」です。こんなのいつ
描いてたんだ!? 本屋で見てマジびっくりしました。この作者は
「Papa told me」の中断以来、チェックしてなかったからなぁ。
 内容は、アガサ・クリスティー原作の同名小説のマンガ化です。
他にも「追憶のローズマリー」と「ソルトクリークの秘密の夏」の
3作品を収録。翻訳テキストはいずれもハヤカワ文庫。この作者は
イギリス好きなだけに、服装とかの時代考証もちゃんとしてます。
チェックの厳しい人ですな……ヤバイ、原作本をまた読み返したく
なっちゃったよ(笑)。どこにしまってあったっけ?(笑)

 3作目は竹本泉「よみきりものの…コオニライフ」です。本書は
「よみきりものの…」という読み切り連載作品を集めたコミックス
なのだが、タイトルの「コオニライフ」が収録作の一本と同じ題名
のため、今後もこのネーミング形式で発刊されることが予想される。
だからかもしれないが、本書のカバーには「1巻」の表示が無い。
これは、えっと……短編集の扱いでいいんだろうか? でも、連載
してるんだから読書リストでは1巻にしとかないといけないし……
ああもう!(笑) まあ、2巻が出た時点で再考しよう。
 内容は、学園物というシバリがなくなったので、作者得意の変な
話のオンパレード。どうも学園物を10巻も描いたため、さすがに
飽きちゃったらしい(笑)。今回の収録作では「地下の黒砂糖事件」
がウケましたね。これは「よみきり・もの」第8巻に収録されてた
「コゲたトンネル事件」のつづき……この作者、一度作った設定は
捨てません(笑)。これもシリーズ化なんでしょうか? 読み切り
コミックスの中にシリーズ物がとびとびで収録されるとは……この
作者だけでしょう。普通は逆ですよね。

254. シムシティは200万人の夢を見るか?(2006/11/9)
 パソコンの醍醐味とは「自動演算能力」だと思うのは、私だけで
しょうか? 複雑な計算をする式を書き、そのプログラムによって
自動的に計算させるという「演算処理」が、パソコンの真骨頂だと
思うワケなんです。まだパソコンの画像がショボかった時代、この
複雑な式は「シュミレーション」というゲームに結実したのだ。
 今週のお題「シムシティ」とは、シム人達が住む架空の都市で、
その都市の発展をシュミレートするゲームのことです。パソコンで
生まれ、いま現在も売れ続けているストラテジー(箱庭)ゲームの
王様である。

 どうやらDSでも「シムシティ」が発売されるようなんですよ。
たぶん「シムシティ2000」あたりが移植されるんじゃないかと
思うんですが、まだ画面を見てないので何とも言えません。かなり
前に購入したセガサターン版は操作性が悪くて閉口した記憶がある
だけに、今度はちゃんとやってほしいところです。パソコン版では
「3000デラックス」を探してるんですけど、どこの中古屋でも
売ってないんですよ……見たときに即買いすればよかったな、と、
いまんなって後悔してます。このデラックス版にはゲーム中に配置
できる「建造物」を「自ら作成するツール」が付属してて、これが
めっちゃ欲しいんです。廉価版には付属してないんですよ(泣)。
まあ、どっかにUPされてるでしょうから、ダウンロードしてくれ
ばいいだけのハナシなんですけど。

 で、あちこちネット探索していて、面白いサイトを見つけました。
それはスーパーファミコン(SFC)で発売されてたシムシティの
攻略&やり込みサイト。検索すればスグ見つかると思いますけど、
ここの攻略目標は「SFC版シムシティで人口200万人を目指す」
という、途方もないレベル。普通にやると60万人くらいが限界。
裏ワザありまくりで、最終的に人口は270万人を突破。ここまで
やり込むとは……信じられん。
 このサイトで紹介している裏ワザのいくつかは私も前から知って
いたのだが、脅威の「アナザーワールド」にはマジびっくりです。
自分でも試してみたくて、押入れの奥からSFCを引っ張り出して、
ここ数日は別世界を探検してました……おかげで創作小説の執筆が
ちっとも進まない(笑)。

 このように(どんなだ? 笑)中毒性の高い箱庭ゲームですが、
DS版の発売を機会に、一般人にも箱庭ちまちまゲームの面白さが
浸透するといいんですけど……仲間も増えるし。でもそんなことは
夢また夢、一瞬の光の矢ですかね?(笑)

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が3作追加。

 すいません、前述の通り今週は何もやってません(笑)。でも、
1作目は甲斐谷忍・城アラキ「ソムリエ」第9巻で、これが最終巻。
無事に入手できてホッとしたよ。ありがとう、ブックオフ!(笑)
でも連載中は気がつかなかったけど、実は探していたモノが自分の
身近にあった……というオチ、これ「みなしごハッチ」ですよね?
古すぎてよく解らない例えでしたか?
 2作目は柴田亜美「ドキばぐ」第4巻。この作品も長い連載です。
作者も自ら言ってますが「小学生も立派な社会人」になるくらいの
長期連載(笑)。今巻でのお気に入りはラジアータ・ストーリーズ
のプロデューサー山岸さん。本人の顔出し写真でポーズとってて、
面白い人ですね。でも肝心のゲームは……ゴフッ(吐血)。

 3作目は「B型H系」第3巻。ふと疑問に思ったのだが、作者の
「さんりようこ」は何歳なのだろう? いや、山田のライバル金城
の乗馬の名が「流星号」はナイだろう?(笑) 個人的にはそこが
激しくウケてしまって、腹筋が痛くなりましたよ。いやほんとに。
 あとちょっと気になったのは、金城の「兄萌え」ですかね。これ
今は少女マンガのネタなんだよな。実際に男どもは理想の妹に萌え、
女どもは理想の兄のマンガを描く……現実では永久にスレ違うこと
間違いありません(笑)。前にある友人から「オレ妹がいるけど、
ぜんぜん萌えないよ?」と言われたことがある。これに対して別の
友人(オタク)のセリフがすごかった。

「おめぇの妹じゃねぇんだよ!」

 マジ、すごい剣幕だった(笑)。人の好味は人それぞれである。
過度に刺激しない方がよかろう……しかし、私には姉がいるのだが、
姉萌えの作品を読んでも面白くはない。やはりマンガは現実逃避の
手段と考えるべきなのだろうか? リアルな現実はちっとも面白く
ないということなのだろう。マンガに限らず、ゲームでも小説でも
それは「ウソの世界」である。ユーザーの求めているのはリアルな
現実ではなく、巧妙な架空の世界なのだ。

「もっと上手にダマしてくれよ」

 というのが、大方の一致する意見だと思う。それともまた私だけ
なのだろうか?

253. 秋の味覚(2006/11/2)
 近頃すっかり涼しくなって、過ごしやすい季節がやってきました。
私は丁度今ごろ、秋から冬にかけての時期が一番好きなんですよ。
なんちゅっても秋の味覚が食べごろですから(笑)。
 で、さっそく梨とリンゴを喰ってみましたよ。買ったのは「幸水」
と「紅玉」というブランド物ですが……梨が激ウマだ! 梨はもう
時期的に終わりの頃なんですけどね、スゲェ美味しかったよ。でも
リンゴはゲロまず! 外は真っ赤だったのに、中がぜんぜん熟して
ません。これは青いうちに収穫したモノだろう……ハズレでした。
梨は三っつ全部喰ったのに、リンゴは1個で充分だった。リンゴは
まだ早かったのかもね。梨は明日また買いに行きます(笑)。

 ところで「食べ物の旬」という言葉を使いますが、この旬の時期
というのは、一週間から十日くらいの期間なんだそうだ。もちろん
養殖とかでなく、天然物の旬の期間。意外と短いものですな。
 現代は飽食の時代と言われ、別に旬の時期なんて気にしなくても
一年を通じて同じものが食べらる。それはそれでいいことですけど、
この時期に「イチゴ」とか売ってると、スゲェ違和感がありますね。
クリスマス用に栽培してるので、年末が最盛期になっちゃってます。
おかげで春先にイチゴを見かけなくなりましたよ。どうも季節感が
無くていけません。しかも、本来のクリスマス・ケーキはイチゴの
ケーキではなく、樹の形をした「ノエル」なんですけどね。これは
主としてフランス系カトリックの習慣です。
 しかし改めて考えてみると「今が旬の物を食べる」というのは、
スゲェ贅沢なことなんですな。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。書籍が新規に5冊追加。

 DVDはイギリスとインドの合作映画「カーマ・スートラ」です。
タイトルは古代インドの「性典」というか、性愛術の指南書のこと
です。映画の内容は、16世紀のインド貴族の娘タラと、召使の娘
マヤの物語。タラは隣国の国王に嫁ぐが、その国王は踊り子のマヤ
の方に夢中になってしまう、という恋愛悲劇。現代インドでは到底
許可されない性描写も、イギリスとの合作ならOKだとか。これは
かつての宗主国の威力ですかね?(笑)
 私は元の「カーマ・スートラ」の解説本も読んだことがあります
けど、どちらかというと「夫婦仲を円滑にするための手引き書」と
いう内容でした。そこにはもちろん性愛技術の方法も書かれてるん
ですけど、重要なのは「お互いの心が一致すること」なんですな。
今は夫婦間にもレイプ訴訟が発生するご時世ですが、この性典には
「奥さんを娼婦のように扱ってはいけない」とも書かれてました。
現代人も見習うべきところが多いんですよ。夫婦マナーの本として
もオススメですね。

 さて先週はコミックでしたが、今週は書籍がエロエロです(笑)。
1冊目はフランス書院の美少女文庫。北都凛「Will 薔薇のお嬢様」
です。絵師はH漫画家の鬼ノ仁。挿し絵以外にマンガも22ページ
ほど掲載されてます。このコンビは前作の「Wish テニス部の果実」
でも組んでますね。今回も題名が似てますけど、全然別のお話です。
 内容は、大財閥のお嬢様がご学友と一緒にスキー場にやってきた
までは良かったが、突如豹変したアッシー君に凌辱され調教されて
しまう、という鬼畜なストーリー。前作も鬼畜系でしたが、今回も
やりまくり(笑)。鬼ノ仁の画風ともピッタリ息が合ってます。
 でもコレ、実は買ったのはかなり前……もうとっくに紹介したと
思ってたんですけど、読書リストに記載が無い(泣)。読んである
のは確実なので、おそらく紹介漏れです。

 2冊目も同・美少女文庫から「CLEAVAGE〜恋人はお姉さん」です。
本作はPCエロゲーのノベライズですが、文庫だけのオリジナル・
エピソードなので、元のゲームを知らなくても楽しめます。内容は、
爆乳の姉と美人女教師との3P関係。お約束のツンデレ系ですね。
また本書は共作集にもなっていて、青橋由高、河里一伸、黄支亮が
それぞれ一章ずつ執筆を担当してます。珍しい形態ですよ。
 それと、本書のカバーと口絵には元のPCゲームの絵師「聖少女」
の原画が使われてますけど、本文イラストは中務省が描いてます。
ちょっと画風が違うので、そこが残念ですな。

 3冊目は二見書房のブルーベリー文庫「ツンデレっ娘大集合!」
です。本書はアンソロジーで、本田透ほか三名が作品を書いてます。
挿絵画家もそれぞれ別の人ですね。本書はカバー絵師の「Maruto!」
につられて購入しましたが……ツンデレは本田透の「くろす・ゆあ・
はーと」だけですよ? しかも百合モノだった。他はなんでここに
収録されたのかよく解らない内容です。ま、それなりに面白かった
からいいんですけど。
 内容をざっと紹介しますと、1作目の本田透(絵・七海綾音)は
ほっとけない系の天然ボケ幼馴染みの百合モノ。2作目の寿トリノ
「チェイン、アンチェイン」(絵・神楽丸ゆに亭)は、年下に犬の
首輪をつける調教モノ。3作目の北国秀人「素直にならない/なれ
ないふたり」(絵・MOYURU/N)は、メイドとご主人様との恋愛モノ。
最後4作目の蓮海もぐら「猫になりたい」(絵・よしじまあたる)
は、猫のオカルト作となってます……これらはツンデレではなくて、
本田透が提唱する「ライトヘビーノベル」というヤツですかね?

 4冊目は二次元ドリーム文庫から。庵乃音人「お嬢様チェンジ!」
です。副題が「乙女寮は大混乱」となっている通り、主人公は夏の
バイトで女子寮の管理人をすることになる。登場するキャラは妹と
巫女、剣道娘にメイドの4人という、ある意味王道のラインナップ。
おまけに彼女達は怪しげな「お香」により、魂と体が入れ替る……
もうなんでもアリである(笑)。
 最後5冊目は二次元ドリーム・ノベルズ(新書版)から斐芝嘉和
「神狼の戦巫女 神凪沙織」です。ちゅうか「黒髪の巫女」だけで
買ったんですけど(笑)。この新書版シリーズの特徴として「闘う
ヒロイン凌辱モノ」がお約束なので、安心して買えます。
 この2冊も挿絵師は「Maruto!」で、もう「ジャケ買い」ですよ。
この人はHマンガも描いてますけど、お仕事はイラストの方が多い
みたい。前には「キュン!」というH雑誌の表紙も描いてました。
ただ、この絵師はカラーがとても巧いので「挿絵フルカラー版」を
熱望します……価格が高くなっても(笑)。

252. 熱暴走の後遺症(2006/10/26)
 前にここで「マイPCのHDが熱暴走した」と書きましたけど
(だべり240)、どうやら本格的にお亡くなりになったご様子。
PCゲームのやり過ぎが原因だったんでしょうか?(泣) しかも
データの一部をバックアップしていなかったことが判明。ふんだり
けったりですな。このままの状態ではどうにもならんので、街中に
出向いて新しいHDを買ってきましたよ。今度のは80GBです。
元々のRAID構成はやめて、単体で起動させてみたんですが……
めっちゃ起動が遅いんだな、これが(泣)。人間、便利さに慣れて
しまうと、元には戻れないものです。

 で、今週はずっと失ったデータのチェックとかしてたんですけど、
判明した被害は「お気に入り」のショートカット集でした。これは
「Windows」の「Favorites」フォルダ内にあるデータ。住所録とか
メールのログはちゃんと別のHDに保存してたんですが、こいつは
盲点でしたね。システムとかは簡単に復元できるからいいんですが、
これにはちょっと参った。いざ無くなってみると、不便さがよ〜く
解ります。
 まあ、メモ帳にもアドレスの記録があったので、消えてしまった
URLは最新の30件ほどでしたよ……合掌。

 話は変わって、先月新創刊した雑誌「リュウ」ですけど、今月も
買いました。表紙の「和服の黒髪美女」につられちゃって(笑)。
これを描いてるのは岡崎武士。この人は前に「精霊使い」を描いて
いた漫画家です。しかし持病のため連載が度々中断して、一時期は
引退も考えたそうで……現在のお仕事はイラスト中心だそうですが、
3Dモデリング会社「アルファモデル」の代表取締役でもあります。
焦らずにやってもらいたいものですね。応援してます。

 さて、私的に今月号の注目作は米村孝一郎の読み切り「凍る翼」
ですかね。内容は、複葉機で山越えに挑むお話。この作者、以前は
「蓬莱学園」とかも描いてました。最近はゲームの仕事をしていた
そうです。漫画作品を見たのは久しぶりですな。
 7年ぶりに新作が始まった「銀河英雄伝説」ですが、私はもう前
の話を記憶していません。でも本編ではなく、番外編になるという
ことです。これってコミックスまだ出てたっけ?
 遠藤浩輝のマンガ、後編はエロエロでした(笑)。この人はエロ
作家ではないんですが、作品にはよく濡れ場がありますね。しかも
そっちの方が面白かったりします。

 鶴田謙二の「おもいでエマノン」ですけど、予想した通りお話の
進行ペースがゆっくりまったり(笑)。月刊でこのペースについて
いけるだろうか?
 あと天蓬元帥の「ちょいあ!」とかも面白かった。ちょい萌えの
学園四コマ漫画。今回は「姫カット」のネタで、おたくネタが多い
のが特徴ですな(笑)。でもこの作者、何気に絵が巧いんですよ。
デフォルメしてても特徴をしっかり掴んでますね。
 それと、私がこの雑誌で一番なのは「ひなぎく純真女学園」です。
内容は百合ネタなんですが、主人公・木成ユイが「おにぎり好き」
というのがえらいミスマッチでいい感じ。
 なんか最近、四コマ漫画にハマってる気がする(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規に3作追加。

 今週も「コレ出てたんだ?」系をご紹介。しかも、今回の3作は
全てエロエロですよ(笑)。その最初は吉富昭二「RAY+」です。
これは「RAY」の番外編を集めたもので、ブラックジャクが登場
する短編もある。これらはRAY本編の単行本には収録されてない
ものばかりで、やっと出てくれた。素晴らしいのは「Nurse」という
ちょっち「おバカな作品」です。これは「看護婦バトル漫画」で、
パンチラ(特に美里)のオンパレードです(笑)。見ていて楽しい
作品ですな。オチも「お約束」って感じ。

 次は八月薫「ホテルで抱きしめて」です。本作は粕谷秀夫の原作
付きで、雑誌「COMIC バズーカ」で連載中の作品。副題が「奮戦女
盛り編」という(笑)だけあって、全てがエロエロですな。内容は、
ホテルのルームボーイの主人公・韮先翔太が「毎回エッチな騒動に
巻き込まれる」という、羨ましい展開(笑)。しかも、ヒロインの
巨乳率が非常に高い作品です。
 あとですね、最近この人は雑誌の表紙をかなり描いているので、
できたら画集を出してもらいたいところです。

 最後は松久由宇「おしとね三国志」です。本作も高山紀芳の原作
付きで、集英社の「HOME REMIX(ペーパーバック)」コミックス。
でもこれって、元は「週刊大衆」に掲載されていたフルカラー漫画
なんですよ。確か十年くらい前になるハズですが……で、ちょっち
我が家の資料を調べてみたところ、第24話が平成8年6月3日号
に掲載されてました。やっぱり十年前だった。しかも本誌連載時は
「作・紀 芳漢/画・鷹羽 遙」になってるんだけど、なんでだろ?
しかしよくコミックス化したよなコレ……ほんとにビックリ。
 内容はというと、幻の名器を持つ主人公・姿蓉(しよう)の物語。
時は後漢末の中国大陸で、184年の設定ですな。三国志の人物も
登場しますけど、男は脇役ですね(笑)。

 本作は元がフルカラーなので、なんとかフルカラー版の単行本を
出してもらいたいところ。主人公・姿蓉は黒髪の美女なので、私の
好味に直球ストレートなんですよ(笑)。是非大判の画集サイズで
……確か、同じコンビで「水滸伝」も描いていたハズ。それも合わ
せて出してほしい。売れなくても私が買いますから(笑)。

251. ちまちまゲーム(2006/10/19)
 ついにNDSでもポケモンが発売されました。ファミ通の調査に
よると、売り上げ本数は一週間で100万本をかるく超えていると
いうことです。正にモンスターですな……海外では「ポキモン」と
呼ばれているらしいけど、常にこんだけ売れるゲームって最近では
珍しくなりましたね。その最近のゲームは3Dバリバリのリアルな
画面がウリのゲームが多いのだが、ポケモンの画面をみるとなんか
こうホッとします……「これがご家庭用ゲーム」って感じ。

 私のような「ドット世代」の人間にとっては、最近はやりたいと
思うゲームが少なくなった。昔のショボイ画面で、ちまちまとした
「やりこみゲーム」は無くなってしまったのだろうか? 私の場合
PCでも「シムシティー」とか「A列車で行こう」をやりまくって
いたので、じっくりと腰を据えて考えるゲームが少なくなったのは
寂しい限りである。
 PCゲームでもグラフィック・ボードの性能強化合戦のせいで、
3Dバリバリのゲームが多くなった。画面的には素晴らしくキレイ
なのだが、どうもヤル気がおきない……敵を撃つとか戦争するとか、
殺伐としすぎているせいだろう。

 先週、中古PCゲームで「トレード・エンパイア」というソフト
を買ってきた。これは交易経済のゲームで、プレイヤーは各都市を
巡る商人を操作し、商業王をめざすというもの。商品を載せたロバ
が平原を歩いて行く様子がとってものんびり!(笑) ただこれ、
商売敵が登場すると途端に忙しくなる。商取引の総額でライバルに
打ち勝たないと、商業王にはなれないのだ。このライバルの戦略が
けっこうシビアな設定で、こっちが施設した商用ルートにも平気で
割り込んでくるし、自前で建てた産業施設が赤字経営になることも
しばしばである。ゲーム・マップを順次クリアしていくに従って、
殺伐度も急上昇という……ちょっち大味なゲームでしたね。

 それと、昔やり込んでいた「ファラオ」というソフトを引っ張り
出してきて、また最初のマップからやり直してみましたよ。これは
エジプトの都市を建設するゲームで、プレイヤーは領地の経営者に
なります。ピラミッドやスフィンクスも建てられる、シムシティー
のエジプト版という印象ですね。でも久々にやったけど、まだまだ
やり込む余地が残っていたことに、かなりオドロキ。けっこう長く
遊べるソフトだよな、これって……中古市場では一度も見たことが
ありませんが、ストラテジー好きには超オススメ。

 この系統ではマイクロソフトの「エイジ・オブ・エンパイア」の
シリーズが一番メジャーですね。でもこれってゲーム進行がリアル
タイムのため、操作はとっても忙しい。最終的には敵を戦争で打ち
負かすマップが多く、殺伐度もかなりのものです。ヨーロッパ中世
の雰囲気はかなりいいんですけどね……前述の「シムシティー」と
「A列車で行こう」も超ヒット作のため、現在でも新作が出てます。
一度やってみると面白いですよ。私も今度また別のソフトを買って
みようかと思ってます。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規に3作追加。

 今週も「コレ出てたんだ?」系をご紹介(笑)。最初は高橋しん
「最終兵器彼女・外伝集」です。これはタイトル通りの外伝集で、
副題は「世界の果てには君と二人で」という……また救い様の無い
エピソードなんだろうな、と思っても買ってしまった(笑)。でも
驚いたのは「わたしたちは散歩する」が収録されてたこと。これは
雑誌「まんがくらぶ」に不定期連載してたシリーズで、途中かなり
間が開いてたため、私も全部読んでいなかった作品です。他が殺伐
としている内容なので、かなりホッとしますね。できたらシリーズ
全て読みたいんですが……その願いが叶うのはいつのこと?(泣)
それとこの本、僅か一ヶ月で再版してる。連載が終わったのはもう
ずいぶん前なのだが……すごい人気ですな。

 2冊目は佐々木亮「ちかちかプラネッツ」です。本作は「まんが
タイムきらら」から「〜MAX」へと掲載が移って続いていた作品。
内容は、なかよし星の親善大使チカちゃんが、地球でホームステイ
する佐倉家にやってくるというお話。萌え系4コマ誌だけあって、
ほのぼのとしたSF4コマ漫画。でもこの作者は久々に見ましたが、
ぜんぜん絵柄が変わってないような気がする(笑)。いや、たぶん
変化はしてるんでしょうけど、昔から雰囲気がこのまんまですね。
代表作は確か「マンションズ・ドラゴンズ」だったかな? 今度は
それも探し出して読んでみよう。

 最後はアンソロジー・コミックで、講談社発行の「猫本」です。
執筆陣がすごく、こなみかなた、北道正行、萩尾望都、諸星大二郎、
小林まこと、山下和美、堀内夏子、龍波ユカリ……など計二十三名。
すごすぎて解説が追いつきませんね。でも小林まこと、北道正行、
こなみかなた、の三名の作品は再録ということです。でこれはネコ
漫画の短編集なんですけど、ちょっち気になることがあるんですよ。
おくづけでは「〜以外は描き下ろし」となってるんですけど、私は
大半の作品を読んだことがあるんだよな、これが……これもしかで
「単行本未収録」の間違いではないだろうか? それと、おくづけ
では「とりぱん」という作品が収録されてることになっているが、
本編が無いし目次にも無い……ナゼだろう? ナゼかしら?(笑)
誰か理由を知っている人がいれば、教えてもらいたいものです。

 ちゅうか、今週はマイPCがゲームに占領されてたため、小説の
執筆がぜんぜん進んでない(笑)。私はDVDもPCで鑑賞してる
ので、それも溜まったままである……これはイカンなあ(笑)。


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