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だべり

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−−−−− だべりかころぐ(11)−−−−−

No.276〜No.300までの25件

300. 祝・更新300回!(2007/9/27)
 早いもので、この「だべり」ページも更新が300回に到達しま
したよ。もう6年近くつらつらと書いてきたワケですが、こういう
キリ番を迎えるとなかなか感慨深いものがあるなぁ……ってことで、
私、主幹のEMUKEIと申します。改めてのご挨拶。

 まず現在の活動状況の報告ですが、創作小説「修道士マルコ」の
第二部を連載中です。次回作の第二章・冬季分は12月ごろに掲載
予定で、あと三ヶ月ですか。ちゅうか夏まで八ヶ月あるのに対して、
冬までは四ヶ月しかない……これはキツイ(泣)。原稿用紙換算で
250枚執筆するのに、半分の期間というのはツライところ。
 今後の予定ですが、第三章が来年の夏、第四章が冬ということに
なりそうです。七周年(来年末)には第二部も完結できそうですが、
現在の執筆ペースでは春夏冬の三回掲載はムリっぽい……なんせ、
他の話が全く書けません。同時執筆中の未発表作品もいくつかあり
ますけど、この時期はぜんぜん進まないんだな、これが(泣)。

 しかし振り返って見ると、第1作目「紅の嵐」からの累計枚数は
1966枚にもなってました。開始から2年くらいは100枚/年
程度しか書けていないことを考えると、すごいペースアップです。
今年は500枚に到達する見込みで、5倍の量ですか? できれば
「修道士マルコ」をこのペースで書き続け、たまに別の作品を掲載
できればいいと思っております。それならずっと続けられそうです
からね。
 ちょいと計算してみると、執筆枚数が大台の1万枚に到達するの
は16年後になるんですか? その頃にはこの「だべり」ページも
1000回を超えているハズで、気の遠くなる話ですよ。

 と・こ・ろ・で。二週続いた連休中に、また購入したアイテムが
増えてしまいまった(笑)。その内容はCDが1枚、DVD8本、
コミックが16冊、書籍5冊、ムック本が5冊です……前回からの
累計ですと、紹介したものを除いてCDが3枚、DVDは14本、
コミック19冊、書籍とムック本が各10冊。こんなに一杯あって
いつ紹介するんだろう? とりあえず今週は衝動買い(ジャケ買い)
した分を紹介しておきます。

 前に(だべり・290)でも紹介しましたけど、ファミ通文庫で
ゲームの「シャイニング・ティアーズ」が小説化されてます。今回
買ったのは続編の3・4巻で「〜to ウィンド 姫君達の冒険」と
「シャイニング・ウィンド アナザーリンク 鬼封じの剣士」です。
これがどこにも無くて苦労したが、やっと見つけた。作者は全巻が
加納新太。イラストはTonyですけど、描いてるのは1巻以外は
カバーとカラー口絵だけですね。元のゲームも既に「ウィンド」が
発売されてます。あと、本作はドラマCDも2枚買いました。でも、
これは小説を読んでから聴いた方がいいのだろうか?
 次も前から探してた一冊。富士見文庫から、冲方丁「スプライト
シュピーゲル」です。これは角川の「オイレンシュピーゲル」とは
同時進行している作品で、やっと見つけましたよ。そちらの絵師は
「白亜右月」ですが、こちらは「はいむらきよたか」が描いてます。
指し絵のパンチラ・キックはお約束なんですかね?(笑)

 それとGA文庫(ソフトバンク)からはゲーム「アルトネリコ」
が小説化されていたので買ってみた。作者は田中桂。絵師はゲーム
のキャラデザをした「凪良(なぎ)」です。こちらもゲームは続編
が出て……出たのか? 小説も続巻が出るのだろうか?
 同じくゲームを小説化した「マグナカルタ」上下巻も購入した。
原案・岡崎純子、執筆・氷上彗一(ひかみ・けいいち)のコンビで、
ファミ通文庫から出てます。ゲームでもキャラデザを担当したキム・
ヒョンテ(Hyung-Kim)がカバーを描いてますけど、中のカラー口絵
と挿し絵は前嶋重機(・しげき)です。この人もかなり画力がある
ので、雰囲気ピッタリですね。

 というワケで、書籍6冊とCD2枚をチラッと紹介しましたけど、
「スプライト〜」の1冊を除いた他は全てゲーム関連になります。
全て初版で収集できたのは非常に良かったのですが、ただ、問題が
ひとつ……私はまだこれらのゲームをやったことが無い、ってこと
ですかね(笑)。すいません、今度中古屋で探して買います。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが2本追加。

 1本目は日本映画「釈迦」です。本作はブッダ(仏陀)の生涯を
描いたスペクタクル巨篇。昭和36年というから1961年の製作。
日本国内では初となる70ミリフィルムを使用してますけど、上映
できる映画館が少なすぎて、翌年に35ミリ版が公開されている。
このDVDでは、その再公開35ミリ版からリマスターされてます。
キャストは大映が誇る看板スターが総出演。本郷功次郎、勝新太郎、
その奥さん中村玉緒、市川雷蔵、川口浩(探険隊!)、京マチ子、
山本富士子など。内容は、シッダ王子(ゴータマ・シッダルタ)が
誕生して、ブッタ(目覚めた人)となって入滅・涅槃に入るまでの
物語となっている。
 本作はかなり前にTVで見たきりでしたが、改めて見るとすごい
映画。当時の製作予算が十億円となってますから、物価を考えると
現在だと三十億円ほどになるでしょうか? インドの古代神殿とか、
セットにも異常にお金がかかってます。監督の三隅研次と的場徹は
本田猪四郎・円谷英二に次ぐ特撮の名コンビで「大魔人」も撮って
います。本作では音楽も伊福部昭を起用してるし、この対抗意識は
すごいですね。

 ただ、作品としての評価はかな〜り低い。シッダ王子が誕生した
ときに「天上天下唯我独尊」とのたまうのはお約束ですが(笑)、
その後の青年期から仏陀となるまでの修行時代は、見るべきところ
がほとんどありません。悟りをひらいて仏陀となってからの演出も
「撮り」が遠く、あまりに聖人ぶっていて人間味が無くなってます。
156分が長く感じるのはこのせいかも。本郷功次郎のシッダ役も
ちょいと「濃すぎた」のかもしれない(笑)。ダイバダッタ(勝新)
の方が人間らしくて目立ってる気がする。脇のエピソードでブッダ
に救われる人々は感動的でしたね。
 ちょいと穿った見方をすれば、本作に先立つ昭和34年、東宝が
「日本誕生」を撮っている。182分もの超大作だが、本作と同様
に評価は散々だったらしい(笑)。両作品とも「話の詰め込みすぎ」
が原因でしょうね。日本でもこんな映画が作れた黄金時代があった
んだな、と……まあ、そんな感じの超大作です。

 次は「惑星ソラリス」です。これは最初に出たCDケース版で、
中古店で発見して即買いしました。この版には、オマケでシングル
CD「惑星ソラリスの海」が付属している。そのためか中古なのに
四千円もしやがりました(泣)。現行品のトールケース版は六千円
くらいします。本作は1972年のソ連映画で、監督はアンドレイ・
タルコフスキー。原作はスタニスワフ・レムですが、この解説では
スタニス「ラフ」・レムとなっている。なぜにして?

 本作では、いわゆる「タルコ節」のゆっくりした演出が特徴です。
良く言えば「静謐な」で、悪く言えば「眠くなる」ですか(笑)。
古い映画なのでツッコミどころも多々あり、特にロケット発射場の
数メートル側に人がいたら、確実に焼け死にますよ?(笑) とか、
宇宙ステーション内が人工重力で、地上と同様に立って歩ける……
とかイロイロ。しかしそんな色々を抜いても、ヒロインのハリー役
ナタリア・ボンダルチュクの演技は必見ですね。本作が名作となり
得た五割ぐらいは彼女のお陰。それほどの名演技です。
 前にリメイクした新作の「ソラリス」も見てますけど、やっぱり
本家の方が出来は上ですね。特に車が未来都市を走るシーンには、
日本の首都高速道路が使われている。これがイイ味を出してますよ。
ほんとに未来都市に見えるから不思議。ただ、原作者のレムは本作
には不満だったようで、原作とは違うオチ(ラスト)にも憤慨して
いたとか……だが「3大SF映画」のひとつとして、現在でも高い
評価を受けている作品ではあります。ちなみに、3大の他の2本は
「2001年」と「未知との遭遇」だそうだ。

299. 秋葉原めぐり?(2007/9/20)
 連休を利用して、友人と一緒にちょいと都心に出てみましたよ。
私は既に近場の書店でアイテム収集を済ませてたんですけど、件の
友人がマニアックなブツを買いに行くと言うので、おつきあいして
一緒に行ってきました。
「で、なにを買うのよ?」
「夏のコミケで買い逃したブツなんで、ちょっと同人ショップまで。
企業ブースの企画本なんだけど、一般販売が決まったから」
「ああ、なるほど。そりゃアキバまで行く必要があるね」

 連休中のアキバはすごい混雑で、駅前にはメイドさんがいるし、
歩行者天国ではエウレカのお姉さんが踊っていたりと、あちこちが
異空間化していた。ちゅうか、いつも通り(笑)。途中ガチャピン
の集団にも遭遇したけど、この暑い昼時にあの着ぐるみは自殺行為
ではないだろうか?
 昼食の後にお目当ての同人ショップに向かったのですが、場所が
うろ覚えだったため、辺りをぐるりと一周するハメになった(笑)。
やっと同人ショップを見つけると、その店頭で友人が一言。
「おいちょっと、コレなんだ?」
「え? ああ、痛チャリですね。ロードスポーツだから三十万円は
するんじゃないかな。気合入ってるなぁ」
「信じられん……」

 痛チャリとは「痛車」の自転車版で、アニメキャラのステッカー
を貼りつけた自転車のこと。私達が見たのはレース仕様の自転車で、
後輪ディスク一面に某美少女キャラが微笑んでいた。友人はかなり
びびってましたけど、実車ではインプレッサとかでやる強者もいる。
ボンネット全面ステッカーとか、工賃コミで十万円くらいはかかる
ハズです。

 で目的のアイテムですが、同人ショップのレヂのすぐ横にブース
が作ってありました……ただかなり人気のためか、売り切れです。
念のために他の同人ショップも巡って店員にも訊ねてみましたが、
やっぱりどこでも売り切れ。
「マジかよ? オレはどうすりゃいいんだ……」
「あ、このショップ、仙台に新店舗がオープンしてる」
「仙台まで高速代いくらだろう?」
「冗談ですよ。この店なら地元にもあるから、ちょっと落ちつけ」
「……今すぐ帰ってもいいかな?」
「いいよ。このぶんだと早く帰らないとマズイね」

 目的のアイテムは、金曜日に発売されていた。日曜の昼すぎには
完売してたので、後は地方店舗の在庫量に賭けるしかない。
 で、秋葉原からとんぼ帰りで地元のショップに直行。
「その店、どこにあるんだ?」
「あっちだよ。ちょっと解りづらい場所だね」
「ここか……すいません、某なんちゃら本は出てますか?」
「ええ。こちらですね」
「あったよ! よかった……」

 在庫は残りたったの二冊。本当にアブナイところ。数時間の差で
売り切れ必至の状況だったから、買えたのは幸運でしたね。
 そこで私はその本を見て、一言。
「う〜ん……この類の本なら、当日の朝一で買うのが基本ですよ。
マニアを甘く見ない方がいいね」
「ああ。よ〜く解ったよ……」

 友人はかなり脱力してましたが、私は食事を奢ってもらったので
とっても有意義な一日でしたね(笑)。ちゅうか、他のショップが
全く見れなかったので、来週も行くかもしれません(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規に2作、続巻が2作追加。

 最初の新規1作目は、松久由宇「愛さずにはいられない」第1巻
(Vol.1)です。これは週刊漫画TIMES連載で、ひじかた憂峰
(・ゆうほう)の原作つき。内容は、両親が離婚したために実家の
祖母の元で暮らすことになった小学生・水島タラの物語。この祖母
はまだ若く、ヤンママな感じ。下町でもんじゃ屋を経営している。
タラはこの街で様々な人と出会い、人生経験を積んでいく。
 この作者も久しぶりに読みましたけど、絵柄が全然変わりません。
この十年くらいずっと。画力がしっかりしてるからだと思いますが、
中々いませんね、こういう人は。いつも原作つきで描いてますけど、
カラーも巧いので、また「おしとね三国志」みたいな作品を描いて
くれないものだろうか? 確か「水滸伝」もあったハズなんだが、
単行本化はいつになるのだろう?

 新規2作目は笠井晶水「北斗の拳 ユリア外伝 慈母の星」です。
元の北斗の拳は現在「蒼天の拳」もやってる武論尊・原哲夫の原作。
でもこちらはもう完全に別の作品ですね。絵柄からして全く違うし。
内容は、若き日のユリアとケンシロウの物語です。
 この作者はイラストレーターとしては前々から知ってましたけど、
実はマンガ作品を読んだのは初めて。画力はスゲェある人なんです
けど、マンガはいまいち……ちゅうか、ユリア綺麗すぎ!(笑)
 それと、確か復刻したペーパーバック本は徳間書店から出ていた
ハズなのだが、これは小学館の発行だった。元々は集英社だから、
版権はどうなってるんだろ? パチンコ機のせいなんだろうか?

 さて続巻は2作とも同じ作家で、大島永遠「女子高生」第9巻と
「同棲レシピ」第2巻です。女子高生は今巻でやっと完結。思えば
この作品は漫画アクションからコミック・ハイに連載が移動して、
その掲載誌が休刊・復活という紆余曲折・波乱万丈の道のりでした。
作者本人も感慨深げのご様子でしたよ。最終巻は修学旅行篇の顛末
でしたが、ほんと、お疲れさまでしたね。
 一方「同棲レシピ」では、新キャラの竹内美穂子(竹ちゃん)が
イイ味を出してます。大ボケの主人公カップル二人では間が持たな
かったんでしょう(笑)。今巻でも半分が竹ちゃんがらみの話で、
次巻へのヒキもそうだった。今後の展開に、ちょっと期待。

298. クラシック音楽(2007/9/13)
 先週から引き続き、買いまくったアイテムを紹介していきます。
今週紹介するのはCDが2件。その1件(5枚目)はクラシックで
「どこかで聴いた クラシック・ベスト 101 PART 2」である。
これはディスク6枚組3000円という超激安CD。ちなみにこの
「1」は「だべり・244」で紹介してます。今回はその第2弾を
買ってみましたが、前回のも合わせて読んでもらうと、より理解が
深まるでしょう。

 このCDでは「映画で聴いた〜」とか「学校で聴いた〜」という
サブタイごとに1枚ずつ分かれていて、収録曲は全くのオムニバス。
1〜3枚目までは1曲目が全てバッハだったりしますけど(笑)。
でも、本製品は他の似たようなセットCDと比べてはるかに音源が
しっかりしているので、初心者から上級者までオススメできます。
音源のメインは「DECCA」と、他に「Grammophon」とか「PHILIPS」
からも収録している。かなり贅沢ですな。
 以下、注目曲のピックアップ。

 1枚目8曲目。タルレガ「アルハンブラの思い出」です。前回の
私の祈りが通じたのか、演奏者はナルシソ・イエペス。やっぱこの
人が一番好き。映画「禁じられた遊び」もこの人のCD付DVDが
出てたハズなんだけど、もうどこにも売ってません(泣)。
 1枚目9曲目はサティ「ジムノペディ」第1番。やはりサティも
入りましたね。10曲目もそうですけど、こちらは「ピカデリー」
という明るい曲……すんません、私は「神秘主義の時代」の曲しか
聴いたことありませんでした。けっこういいかも?
 2枚目7曲目。チャイコフスキー「白鳥の湖」から情景。これも
やっと入った。あまりに有名なのに最初から入っていなかったのは、
この第2弾をスグ出すつもりだったんでしょう。

 3枚目1曲目。バッハ「小フーガ」ト短調。ニ短調「トッカータ
とフーガ」並に有名な曲。映画では葬式のシーンでよくかかる。
 3枚目5曲目。シューベルト「野ばら」。詩はゲーテのもので、
ホモ映画でよくかかる。薔薇族とはここから来たものに相違ない。
 3枚目7曲目。ロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲。マンガの
「のだめ」では夜が明けなかったが、序曲は単独でも聴ける。よく
運動会でも使われるけど、当事者としては聴きたくない曲(笑)。
 3枚目14曲目。ロジャース「エーデルワイス」。この曲は映画
「サウンド・オブ・ミュージック」で超ヒットした名曲。歌い手は
ジュリー・アンドリュースだけど、私はクリストファー・ブラマー
(トラップ大佐)が劇中で歌っている方が好き。

 4枚目7曲目。ブラームス「間奏曲」イ長調。この曲を聴くと、
クリント・イーストウッドの「許されざる者」を思い出してしまう。
エンドロールでかかる曲がとても似ているためだ。
 5枚目1曲目。リスト「ラ・カンパネラ」。私はピアノ曲中では
リストの作品が一番好き。超絶技巧練習曲も彼の作品だ。この曲も
かなりいいですよ。元々はパガニーニのヴァイオリン曲で、リスト
がピアノ用に改作したもの。
 6枚目15曲目。ムソルグスキー「はげ山の一夜」。劇的な曲で、
映画のサントラのように楽しめる。私は「ゴジラ」を連想します。
きっと伊福部昭(ゴジラの作曲家)も参考にしたんじゃないかな。

 ところで、去る9月6日。世界三大テノールのひとりルチアーノ・
パバロッティがお亡くなりになった……享年71歳。大ショック。
すい臓ガンの手術後、自宅で療養中だったんだそうだ。我々はまた
偉大な芸術家を失ってしまったのですね(泣)。

 そういや芸術で思い出したが、先週の週刊スピリッツに冬目景の
不定期連載マンガ「ももんち」が載っていた。ちょいと見てみたら
シリーズ化したらしく、次回の掲載は冬の予定……ちゅうか、週刊
マンガ雑誌で季節連載をやってるのか?

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが2本追加。

 やっとDVDを観る時間ができましたよ。でその最初の1本目は
「小さな恋のメロディ」です。1971年の映画なので、38年も
前になるんですな。しかし純愛映画としては最初の傑作と言えるで
しょう。日本でもビー・ジーズの曲と共に大ヒットした作品。
 内容は、英国の中学校に通う少年少女の恋物語。ちょっと内気な
ダニエル(マーク・レスター)はメロディ(トレイシー・ハイド)
と一緒に学校を抜け出し、廃墟の秘密基地で結婚式をあげる。

 この作品、等身大の少年少女の心情を描いた最初の映画だと思わ
れます。この映画以前は、映画に出てくる子供とは「大人から見た
子供の姿」でしかなかった。そういう意味では、記念碑的な作品で
しょう。鉄道施設の廃墟を秘密基地にしている男の子たち。手製の
バクダンを造る科学オタク君。ツッパリの貧乏少年。森林の墓地で
猥談する女の子たち。廃品交換で金魚をもらうヒロイン……こんな
リアル演出の映画は本作以前には皆無だった。それら全てが当時の
生活そのまんまですね。いま見るとさすがに古臭く感じますけど、
イギリスの学校の制服がカワイイのは変わりません(笑)。

 それと、本作は音楽も抜群でした。ビー・ジーズ(Bee Gees)が
曲を提供してますけど、どうやら版権は映画会社にあって、CDの
ベスト盤にも本作の曲は収録されていない……思わずサントラ盤を
購入しちゃったよ(これがCD6枚目)。曲では「Melody Fair」と
「First of May(若葉のころ)」が有名ですな。
 ビー・ジーズでは、一般には「Night Fever」や「Stain' Alive」
などのディスコ・サウンドの方が知名度があるかと思いますけど、
本作みたいなロマンス曲も心が和みますね。まあ私の個人的な趣味
では「Tragedy」が一番のお気に入りです。

 ちょっと調べてみたけど、92年版のビデオソフト・カタログに
は本作のタイトルが無い……もしかで、初ソフト化だったのか? 
中古で買ったから解りませんが、知名度とは裏腹に珍しいアイテム
なのかも。ちなみに、このDVDには「TV放映時の日本語版」も
同時に収録されていて、93分版が見れる。本来は106分のため、
カット部分を見比べてみるのも面白い。吹替えの声優は内海敏彦、
永久勲、杉田かおる、などです。杉田かおるがトレイシー・ハイド
にピッタリの声で、トリハダものでした。

 さて、2本目は「リトル・ロマンス」です。本作は79年の映画。
これまた少年少女の恋愛物ですが、本作も超有名。今では大女優の
ダイアン・レインが映画に初出演した作品でもある。彼女は劇団員
からの大抜擢だったんだそうな。でも最初の共演者がローレンス・
オリヴィエというのもすごいですね。監督はジョージ・ロイ・ヒル。
この人は「明日に向って撃て!」などの名監督で、そのフィルムの
一部を本作でも使用……にくいあんちくしょう?(笑)
 内容は、フランスの少年ダニエル(テロニアス・ベロナール)が、
課外授業でアメリカ人の美少女ローレン(D・レイン)と出会う。
二人は気のいい老紳士ジュリアス(L・オリヴィエ)と知り合い、
彼が語った「サンセット・キス」の伝説を成すために、ベニスへの
冒険旅行に出発する。

 これはちょっと風変わりな恋物語で、二人を見守るジュリアスが
名脇役です。他にも「理解のある大人」を演じるローレンの父親も
いて、世代間の交流が巧く描かれてます。前出の「〜メロディ」と
決定的に違うのはそこでしょう。70年代の反発の時代が終わり、
もっと現実味のあるストーリー展開になってきてます。しかしまあ
そんな評価よりも、伝説の「サンセット・キス」は世界的に有名に
なっちゃいましたね。ベニスも大繁盛だ(笑)。

 それと、ダニエルは不思議と「〜メロディ」と同名。しかも頭が
チリチリなのも一緒(笑)。金髪と赤毛の違いはあるけど、この類
の純愛物で「男の頭髪がチリチリ」というのは、なんかの規則なん
だろうか?(笑) そういや「青い珊瑚礁」でも「パラダイス」で
もそうだった。ナゼだろう……という疑問も、本作で解けました。
それはローレンが、美術館でガイドから説明を受けているシーン。
ミケランジェロの「ダビデ像」があり、その「ナニ」をまじまじと
見つめるのだ……なるほど。確かにあのダビデの頭髪はチリチリだ。
恋人のモデルは、彫刻だったのである。

297. 夏ヤセとか(2007/9/6)
 関東地方ではまだまだ残暑の厳しい日々が続いております。日中
蒸し暑いなと思ったら急に土砂降りになって、台風も接近中だとか。
ちょいと調べてみたら、気温は28度。湿度計も70パーセントを
指してました……こりゃたまらん(泣)。

 この不快指数極まる日々を乗り切るため、とりあえず好きな物を
喰いまくることにした。近所の高級食材店に行って、味の知れてる
食材を大量に購入。うなぎの蒲焼き、マグロの切り身、冷し中華、
手作り豆腐、赤タマゴ、スイカ……これで五千円ならお買い得です。
さすがに一日で喰い切るのは不可能で、三日かかりました。最後の
夕食は卵焼きご飯と、デザートにスイカ半分。すげぇ腹一杯(笑)。
おかげでヤル気もかなり回復です。ただ、ナゼか解らないが体重は
減ったまま……オレ様はマジで病気? それとも単なる脱水症か?
三日の間は2リッターペットのスポーツドリンクを毎日消費してた
んですけど、体重は元に戻りません。うん十四キロあった体重は、
その「うん十」を切っている。でも外見は痩せたように見えないし、
体力が落ちた気もしない。謎だ……けど、まあいっか(笑)。

 ところで買い出しがてらに、近場でアイテム収集もしてました。
CDを8枚、DVDを8本買って、コミックを12冊、書籍を5冊、
ムック本を5冊購入……ええと、三万円を超えましたか? 超えて
いるようです(泣)。
 最初はCDからご紹介しますけど、まだ4枚しか聴けてません。
1枚目は「エウレカセブン」のOP・ED集で、これはDVD付の
コンプリート・ベスト版。なのに、中古屋では2500円でした。
2枚目も同じくコンベスト版「ブラッド+」です。こちらは新品で
買ったんですが、その店で貯まってたポイントを使ったら250円
でしたよ。ちなみに定価で買うと、4725円と4200円ですか
……なんだかなぁ(笑)。

 このコンベスト版ですが、二枚とも音楽性は素晴らしく、買って
損は無いと思う。特にエウレカは題名が「交響詩篇」ですからね、
かなり気合が入ってました。映像的にはそれほど目立った新技術が
使われているワケではないけど、非常に丁寧に描き込まれた作画。
曲ともピッタリ合ったカット割りと演出で、好感が持てます。
 でも実は私、二作とも本編DVDは見たこと無いんです(笑)。
いやソレ笑いごとじゃないよな(笑)。まあ、本編の雰囲気は解り
ましたってことで。DVDも中古で安かったら買ってみようかとも
思いましたが、全巻持ってる知り合いに借りた方が早い。

 次の3・4枚目は同じ歌手のCDで「ケリー・クラークソン」て
いう人なんですけど、知ってますかね? たぶん、普段から洋楽を
聴いてないと解らないと思うけど、有名な曲では映画「プリティ・
プリンセス 2」のテーマ「breakaway」だろうか? 2ndアルバム
が同名タイトルで、今回はそれと3rdの「my december」を買った。
1stの「thankful」は売り切れでしたよ。
 彼女は「全米スター誕生(American Idol)」というTV番組から
デビューした「アイドル歌手」で、同番組の初代優勝者でもある。
ただ今回の最新3rdアルバムでは作詞作曲もしていて、これで本格
ミュージシャンの仲間入りを果たしてます。元々がアマ・ロック界
の出身で、好きなアーチストは「エアロスミス」なんだそうな……
今時の女の子にしては、えらく渋い趣味(笑)。

 で聴いた感じなんですけど「妙に懐かしい感じ」がするんだな、
これが……80年代のロック&ポップスを聴いてるような気分です。
特に3rdの1曲目「NEVER AGAIN」が、モロそんな雰囲気。84年
公開の映画「フットルース」の曲に「HOLDING OUT FOR A HERO」が
ありますけど、よく似てます。これは日本のTVドラマ「スクール
ウォーズ」のテーマ曲にもなったし、知ってる人も多いんじゃない
だろうか? そんなドラマチックな曲調が好きな方には、すっごく
オススメ……いや「ドラムちっく」と言った方がいいかもね。

 さて、残りのアイテムにつきましては、次週以降においおい紹介
させていただきます。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が5作追加……ちゅうか、8本も
買ったDVDを一本も観れていない(泣)。

 最初の1作目は、技来静也「拳闘暗黒伝セスタス」第13巻です。
このマンガ、題名は「セスタス」ですけど、中身は「ルスカ」との
ダブル・キャスト。今巻でもセスタス自身の話はエムデン篇の顛末
だけで、約3/4は「ルスカ」のお話。地方廻りのセスタスより、
中央で苦悩するルスカの方が描き易いのだろうか? 巻が進むごと
に進行ペースが遅くなるのが最近の流行りとはいえ、私はちょっち
焦れてきました。まあ、セスタスが急に強くなってもアレなんで、
まだまだ長くなりそうなお話ですね。
 2作目は、伊藤明弘「ジオブリーダーズ」第13巻です。こちら
では同数巻でやっと旧・神楽の謎にせまりそうな展開……で次の巻
に続く(笑)。謎の島は「猫ハーレム」状態ですが、こんな一度に
キャラを増やさなくても(笑)。娘一人ずつに細かいエピソードが
ありそうですし、お年寄りの昔話もきっと長くなります。お色気は
カバーと口絵だけでした(泣)。

 3作目は、太田垣康男「MOONLIGHT MILE」第15巻です。今巻で
吾郎とロストマンも仲直りと思いきや、まだちょっと引きずってる
かもしんない。ただ、中国宇宙軍との戦闘が始まったので、お話の
展開は早くなるかもしれませんね。それと前に指摘したと思うけど、
無重力下での慣性動作ミスは、今巻でちゃんと修正されてました。
きっと誰か他からもツッコミを喰らったんでしょう。
 4作目は、ISUTOSHI「愛気」第5巻です。この作者ですが、以前
から「投げやりな台詞回し」が持ち味だったんですけど、今巻では
かなり真面目に格闘マンガしてますね。いや、お色気サービスとか
はいいとして、まともに話が進んでいるため普通に読める。今後は
必殺技のオンパレードというか、強さもインフレ状態になりそうな
予感もしますが、ちょっち期待してますよ。

 最後の5作目は、木城ゆきと「銃夢 Last Order」第10巻です。
この作品も長いお話ですが、やっとガリィの本領発揮かもしれない
……というところで次巻に続く(笑)。最近こんなんばっかりだ。
カルエラのエピソードは本筋とうまくつながったけど、ゼクス先生
2歳の方はギャグ担当重役になってますね。個人的に好きなノヴァ
教授がパワーアップして帰ってきたのは超ウレシイ(笑)。ペイン
では役不足のような気がしてたんです。戦いには「強い敵」が必要
ですからね……ってコトは、トリニダードは「クアドラ」にならな
かったんですよね? 彼とノヴァチップの合体も見てみたかった。
どんな性格になるんだソレ?(笑)って感じ。

296. 燃えつき症候群(2007/8/30)
 ぼちぼち夏も終わり、あと二日で秋になろうとしてますね。まあ
夏日としてはコミケ直後がピークだったんですが。ちょいと調べて
みたところでは、22日付の総電力供給量が34億2886万キロ
ワット/時(電力10社合計)だったそうだ。もちろん、過去最高
を更新してます……数値がでかすぎて実感できません。国民ひとり
あたり約30キロワットですかね? 我が家の蛍光灯は30ワット
なんですけど、1000個分ですよ。PCなら300ワットなので
100台分です。

 さてここ数日というか、創作小説の第二部執筆開始以来、全体の
プロットをまとめる作業をしております。しかし、当初の予定では
全20部と思ってたんですけど、もっと長くなりそうです(泣)。
この原因は「修道士マルコ」と「聖堂騎士ローラン」のお話が合体
したためですな。その方が面白そうだと思ってつなげたんですが、
どうやら墓穴を掘ってしまったようです。それぞれ20部の容量が
あるので、どう考えても20部以内には収まらない……ふう。
 とりあえず、元々の「修道士マルコ」のメイン部分だけで20部
ぐらいになる予定なので、現在はその他のサイドストーリー部分を
まとめています……どっかキリのいいところで中断できればいいん
ですけど、なかなかそう都合よくはいかない様子。年に2部書いて
も完結するまで10年だからなぁ。モチベーションを維持できるか
どうかも問題ですね。

 これは毎回そうなんですけど、作品を一作書きあげるごとに軽い
「燃えつき症候群」に襲われます。何にもする気がなく、心身とも
に脱力感に支配されるため、特に気の弱い人は注意が必要ですな。
まあ私の場合、自分で解ってるからいいんですけどね。夏の終わり
(夏休みの終わり)ですとか、一年の終わり(年末)などに感じる
「終末感」と似たようなものです。毎度の事なので、その解消法も
けっこうありますし……以下、その方法。

 1.散財する。欲しい物を買いまくる。食べまくり。
 2.好きな本を読む。見返す。音楽CDや映画DVDも同様。
 3.何もせずひたすら寝る。

 先週まではずっと「2」をやってて、所有している映画DVDを
10本ほど見返しましたよ。300本近くあるため観賞作品に困る
ことはありません。でもさすがに目が疲れたので、今週は「3」を
やってました。ちゅうかソレ、なんもやってないってこと?(笑)
来週からは「1」をやろうかと思ってますんで、ちょっとヤル気も
出てきたみたい。やっぱり休みは必要ですよ。充分ゆっくりしたら
書店巡りに出掛けるつもり。ちょいとネットで調べてみたところ、
既刊なのに買ってない本がいっぱいあることが判明。また都心まで
出なくちゃいけません。

 そういや夏場で体重が3キロ減ってたんです……グルメ巡りでも
しようかな? やる気と喰い気は似たようなものですからねぇ。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。

 その1本は「許されざる者」です。本作は1959年の西部劇で、
ジョン・ヒューストン監督、バート・ランカスター、オードリー・
ヘプバーン主演。同名タイトルの映画にクリント・イーストウッド
監督主演作もありますが、リメイクでもない別個の作品です。
 内容は、幼い頃に両親を亡くしたレイチェル(オードリー)は、
テキサスのカザリー家に引き取られて生活していた。しかし彼女に
インディアンの娘という噂が広まり、街から追い出されてしまう。
ちなみに、オードリーは本作が唯一の西部劇出演です。

 本作は西部開拓時代の悲劇を描いている。白人とインディアンと
の戦争は、人種差別を含んだ壮絶なものです。インディアンという
呼称にしても、今では「ネイティブ・アメリカン」と呼ばなくては
法律違反になります。このことからして、問題の根深さを感じさせ
ますね。元々はイギリスなどの植民地だった北米大陸では、白人は
原住民を駆逐して領土を広げていった征服者。以前にも外園昌也の
マンガ「ワイズマン」(全4巻・講談社)で読みましたが、彼らの
扱いは相当ひどかったようです。
 本作品では、元のカイオワ族がレイチェルをカザリー家から取り
戻しにくるシーンがクライマックスになってますけど、ドンパチの
アクションを見ていても爽快感はゼロです。脚本に問題があったん
じゃないだろうか? オードリーとバート・ランカスター(義兄の
ベン役)の演技が素晴らしいだけに、とっても惜しい気がします。
ドンパチ西部劇ではなく人間ドラマにするなら、もっと徹底した方
が良かったかもしれません。中途ハンパな印象でした。

 ええと、実はこのDVD、かなり前に買って見てたんですけど、
ここで紹介するのは忘れていたもの……見て紹介したDVDの中に
紛れ込んでたんです。本当は「見たけど紹介していない」DVDの
中になくちゃいけないんですが、どっかで間違えていたようです。
先週の「DVD再観賞」で気がつきました。まあ300本近くある
とこういうミスもあるということで……って、書籍でもあったな、
この類のミスが(泣)。もう一度「らいぶらり」リストをチェック
し直した方がいいかもしんない。

295. ピークとは頂点なり(2007/8/23)
 先日。電力消費量が今年最大となる予測から、東電は関係企業に
対して「節電協力」を要請する事態となった。緊急用の予備原発を
稼動させ、95年以来17年ぶりの電力供給不足だったそうな。
 実は前の「節電協力」の時、私はまだ学生で夏休み中。ちょうど
某大企業のPC基板工場でアルバイトをしていたのである。その日、
工場の主任がこう言った。
「お〜い。今日の仕事は終わりだ」
「えっ? なんでですか?」
「電気が足りねぇんだ。午後の操業もナシだよ」
「マジですか!?」
 これにはオドロキでしたね。当時の私には「電気が足りない」と
いう状況が想像できませんでしたよ。

「じゃ、PC基板を製造しているウチは、これから更に電力消費を
増大させることになるんですね?」
「家電の省エネもかなり進んでいるから、急に停電するなんてこと
にはならないだろうが……」
「そうか。省エネはしてるけど、家電は増える一方ですよね」
「何百万キロもの電気は、蓄電しておけないからな」
 日本では一年を通じてみると、電気は余ってるくらいなのである。
しかし、夏場のピーク電力消費に供給が追いついていない。家電の
省エネ技術はすごくて、十年前の半分くらいの電力でも同じ機能を
実行できるという。それでも家電の数が倍以上に増えると、電気は
足りなくなってしまうのだ。イタチごっこに似ている。

 そういや、我が家でもゲーム機やパソコンは稼動しっぱなしだし、
まあ、趣味がパソコンに移ったお陰で、TVやビデオが停止してる
のが救いだろうか? でも以前はPCでビデオ編集をやり始めると、
ブレーカーが落ちることがありましたね。あれは確か、台所で電子
レンジをつけた瞬間だった。やはり夏場で、エアコンもついていた。
自宅のアンペアを上げてからは落ちなくなりましたが、電力消費が
減ったワケではない。
 今回の東電の「節電協力」は、私にとっては懐かしい夏の思い出
ですよ。久しぶりに「電気を大切にね」という「でんこ」ちゃんの
フレーズを思い出しました……ほんと、シャレになりませんね。

 ところで話は変わりますが、ピークと言えば「創作執筆活動」も
今がピークです。現在は全体の粗筋というか、総プロットをまとめ
ているところなんですけど、やはり全20部以下にはならないよう
ですね。長くするならいくらでも(笑)できるんですが、これ以下
に短くするのは無理みたいです。話がとんじゃいますから。ううむ。
どうにかして執筆ペースを上げる方法はないものかな? これでも
手書きからワープロになって、確実に執筆量は増えているハズなん
ですが、どうやっても年間千枚が限界みたい。ひと月に百枚ペース
なら1200枚は書けるハズなんだが……あう(泣)。
 この「だべり」ページも10回も書くと1000行(50枚)に
なってるから、年間250枚相当です。その他に創作が千枚だと、
ほぼ目標値ですか……まあ、自分にできるペースで書くしか仕方が
無いんですけどね。

 それと、コミケに出陣された皆様には「おつかれさま」でした。
私の知り合いも行ってきたんですが「暑くて死にそう」だったそう
ですよ。連日40度を超える酷暑日で、レッサーパンダも熱中症で
死んじゃうほどですから……皆様もお体には気をつけて。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が1作追加。

 でその1作は魚戸おさむ「イリヤッド」第15巻です。この作品、
今巻が最終巻になります。主題のアトランティスの場所ですけど、
私の予想通りだったためちょっと拍子抜け……ネタバレになるので
これ以上は申しませんが、以前に読んだ歴史解説書にも似たような
見解が述べられていたため、そのまんまでした。ちなみにその歴史
解説書とは、中丸明・著「海の世界史」(講談社現代新書)です。
合わせて読むと、より理解が深まるでしょう。

 しかしこの作品、15巻というのは長すぎるような気がします。
山の老人とかのお話はいいとして、途中の寄り道エピソードは余計
だったかもしれません。私も話をひっぱりすぎと感じて、読むのを
断念しようと思ったくらいですから。でもまあ原作つきですから、
長くなるのも仕方がないのかもしれませんね。

294. 小説「修道士マルコ」第二部スタート(2007/8/16)
 なんとか無事に掲載することができてホッとしましたよ。大した
ミスも無く……IMEの誤変換が大量にあって泣きそうでしたが。
けどまあ相変わらず、いつものことなので気にしない、気にしない。
ひとやすみ、ひとやすみ(笑)。

 今回の第二部は、マルコが正式に修道士になれるかどうかのお話。
それが2章ぶんあり、次章にも続いてます。あらすじは「そうさく」
ページにも少し書きましたけど、丘の上の財政難を解消するために、
セレーズが盗賊退治を始める。第一章はこのエピソードがメインと
なります。マリエルのハーブ栽培も同時に進行してますが、これは
第三章以降で決着をつけたいと考えております。

 さて、同人誌時代の昔からの読者はお気づきかと思われますが、
今回の章タイトル「小さな幸福」は、同人誌で発表済だった短編を
再編集して改稿したもの。旧作とは微妙に話が違ってます。しかも
2章に分割したため、またかなり長くなってしまいました(泣)。
なんちゅうか「どうせ長くなるなら、全部書いたるか!」みたいな
気分で執筆中です。

 で、更に長くなったからには、執筆ペースを上げなければ終わり
ません。できれば、この第二部は来年の夏季分までに終わらせたい
と思ってます。次回が冬季分なので、来年の春季・夏季分で全四章
書き切れればいいなと……ほんとか?(泣) というのも、来年の
冬季には本サイトも「7周年」になるため、その時には創作小説も
「第10作」を掲載したい。とってもキリがいいですし、またそれ
くらいのペースでないと、このお話は終わらない。

 今後の予定では、間に第三部をはさんで「小さな英雄」につなげ
られればいいでしょう。この3部は各原稿用紙1000枚前後で、
計3000枚です。続きの「小さな英雄」は1部あたりが400枚
ほどなので半分ですが、元が全20部なので残りは16部になる。
それが6400枚。全て書いたら1万枚近くですか……年間千枚の
執筆ペースでも十年かかります。現在1500枚ほど書いたので、
年に千五百枚ペースで書いてもあと5年半。つなげてからの目標は
一年に3部の1200枚くらいだろうか? それなら完結も夢では
ないでしょう。

 ただし、この予定は「他に何も書かなかった場合」のことです。
他にも書きたい作品は山ほどあるので、こればかりはどうなること
やら自分にも解りませんね……ところで、今回の「小さな幸福」は
面白かった? ほんじゃまたねぇい〜(笑)。

〜今週の更新情報〜
 創作小説「修道士マルコ」第二部・第一章「小さな幸福」を掲載
いたしました。それと、今回のトップ絵は「エヴァ」です。映画も
公開されますからね。
「らいぶらり」にコミックが新規に2作追加。

 最初は小林尽「夏のあらし」第1巻です。この作者は「スクール
ランブル」を描いてますね。本作は「ガンガンウイング」で連載中。
内容は、主人公・八坂一(やさかはじめ)が夏休みに祖父の実家に
帰省したところから始まる。ちょっと古風な喫茶店に入ったところ、
黒髪ロングなヒロイン「あらし」に出会った。だがこの美少女は、
六十年前からタイムスリップしてきた幽霊(みたいな存在)だった
のである。
 前作と違って割とシリアスなお話です。六十年前というと戦時中
の設定ですが、夏の物語としては定番かもしれませんね。まあ、私
個人的に「黒髪ロングなセーラー服美少女幽霊」というのが二重丸
ですけども(笑)。今巻のラストでドイツ娘の「カヤ」が登場しま
したが、この娘も「あらし」と同様の幽霊みたいな存在。物語は、
二人がどうしてこのような存在になったのか、という謎解きで進む
ようです……「時かけ」みたいなものだろうか?

 2作目は、大島永遠「メルカノ」第1巻です。こちらは一転して
現代の恋愛話。前出の「夏のあらし」と対比するとすごい(笑)。
で内容は、携帯メールを利用した出会い系サイトのお話。今巻には
二組のカップルのエピソードがありますが、どうも主役は「翔流&
遥香」のヤンキー二人組のようです。この二人、腕っ節を買われ、
携帯の出会いサイト「フィル・ゲイト」の用心棒をやることになる。
というか、トラブル処理係のようなものだろう。これがメルカノの
語源となったのか?
 主役カップルは「ケンカ上等」なのだが、メールの会話では普通
の恋人同士以上にラブラブ(笑)。そのギャップが非常にウケます。
チャットとかだと、かなり演技が入りますからねぇ。自己演出って
やつですか?(笑)

293. 夏がくれば思い出す(2007/8/9)
 それは私の場合「遥かな尾瀬」でも「水芭蕉」でもなく、焼肉屋
の思い出である。今週は、そんなグルメなお話。

 もうかなり前になるのだが、知り合いと一緒に「旨い」と評判の
焼肉屋に行ったときのことである。夏だから焼肉というのもあまり
に短絡的だが、時期的に「BSE・いわゆる狂牛病」が話題だった
頃のため、怖い物知らずと言うかなんと言うか、冒険だったことに
は違いない。
 その店はこじんまりとした個人経営の店で、席も二十人も入れば
満席というような、小さな店だった。

「おっ? 牛サシ(牛肉の刺身)なんかあるよ。本格的だな」
「じゃそれも頼もうよ。すいませ〜ん……」
 厨房から出てきたのは、ほっそり美人の女将さんである。

「焼肉を二人前と、あと牛サシも……」
「すみません、今週は牛サシはやってないんですよ」
「へっ? 今週は?」
「ええ。お盆期間中は、職人さんが牛の解体してくれないんです。
殺生を控えているそうなので……」
「マジっすかぁ!?」
「あの……牛肉はおとしてから数日経った方が美味しくなるので、
焼肉なら問題無いんですけど、刺身はそういうわけにも……」
 美人の女将も困り顔であった。

 なんちゅうか、この「24時間・闘えますか?」の時代にあって
「お盆中は殺生できねぇんだよ、べらぼうめ」みたいな、昔気質の
職人が「まだいた」とは、非常にオドロキです……いやほんとに。
しかもその職人、こんな小さな店に生肉を卸している。こんなんで
やってけるんでしょうか?
 まあ、その店は一人前が五千円くらいする価格設定なので、安い
大衆店じゃないことは確かです。でもかなり謎ですね、これは。

 さてもう一軒。今度は寿司屋の話である。
 よく郊外に広い駐車場を持っているファミレスがあるが、そこも
そんな感じの寿司屋でしたね。チェーン店ではないらしいのだが、
カウンターはくるくる回るタイプで、お座敷もちゃんとある。
 われわれ取材班(笑)は当然お座敷に陣取って、席のメニューを
開いて見た。異変が起こったのは、その時だった(笑)。

「へえ、ここって値段が1個単位で書いてある。親切だなぁ」
「……おい、なんでエビが3種類もあるんだ?」
「あ、ほんとだ。サバも〆鯖とサバ刺しがある。タイもあるね」
「鯛って1個五百円以下で喰えるのかよ? しかも、ここに置いて
あるのは塩だろ? なんで塩が?」
「寿司に塩つけて食べると、けっこう美味しいよ。日本酒とかも。
しかもこれ天日塩だね。マニアックな店だなぁ」
 試しに、メニューの端から順番に頼んでみることにした。全種類
頼んでも五千円くらい。

「ちょっと待て、これ『地紙』の形じゃねぇか?」
「この店、もしかでアタリかも……」
 地紙(じがみ)とは本来、扇に張る紙のこと。巧く握った寿司は、
横から見たとき丁度その形になっている。銀座などの超一流店でも
みなこの形だ。ネタが板状でシャリに「乗っている」ように見える
のは失格である。ほとんどの回転寿司がそうだ。

「なんか、大エビ頼んだら頭も出てきましたが……」
「……このカシラって、食べられるんですか?」
「食べられますよ。ただ尖ってるので、注意して食べてくださいね」
「穴子(特)でかすぎ! 一匹まるごとですかぁ?」
「俺も頼もっと。すいません、穴子(特)もうひとつ」
 大エビの頭は巨大な「えびせん」を食べているような味でした。
パリパリしていて、とっても旨い。穴子(特)は本当にでかすぎ。
頼むのなら腹に余裕があるときにした方がよろしい。

 しかし……なんでこんなマニアックな店が普通の郊外店みたいに
営業してるかな? グルメ雑誌でも紹介されたことないみたいだし、
もしかで「取材はお断り」な店なんだろうか? そういや、前出の
焼肉屋もひっそりと営業していた。謎は深まるばかりである。

 われわれ取材班(笑)の次回調査にご期待ください(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」に……なにも追加されていません(泣)。

 いや、申し訳ない。ほんとに……今週は創作小説の最終仕上げに
没頭していたため、買ってきた本も積んだままなのである。お陰で
来週にはちゃんと掲載できそうですので、かんべんしてください。
なにも追加が無かったのは、確か二度目だと思う。

 しかし、これから友人大先生様の自宅に押しかけて、また校正と
書評をお願いすることになるんですけど……そこでなんか決定的な
ミスを指摘されたら、落ちるかもしれません(泣)。

292. アイテム収集(2007/8/2)
 今週は絵師「島田フミカネ」関連の作品を買い漁ってみましたよ。
最初はスニーカー文庫「ストライク・ウィッチーズ」ですが、既に
2巻が出てました。原作もしていて、著者の「ヤマグチノボル」は
ノベライズ担当という役割ですかね? この人は「ゼロの使い魔」
(MF文庫J)が大ヒット中ですが、デビューしたのは角川だった
んですな。それにしてもすごいコンビです。

 ただこの作品、カバー絵は島田フミカネが描いてますけど、中の
挿し絵は上田梯子……この人、名前は「はしご」なんでしょうか?
それとも「ハシコ」さん? そういや「あくしず」でもイラストを
描いてました。主役キャラ「穴拭智子」の描き方で比べると、絵師
本人より「りりしさ」感がアップしてます。眼の描き方が違うため
でしょう。どこか「CHOCO」と似ている気もしますね。電撃で
「イグナクロス零号駅」を描いてる人です。他に「ゼノサーガ」の
キャラデザもしてました。どちらかというと初期の「ピュアガール」
時代の絵柄に近い感じ。

 次は新書版コナミノベルズ「スカイガールズ」です。こちらでは
カバーも挿し絵も島田絵師が描いてました。著者の「蕪木統文」は
読み難い名前。私は最初、一見して「かぶらぎ」と読みましたが、
カバー裏では「Toumon Boogey」となっていた。ボーギーですか?
それともブーギィ? 人の名前って、難しいよ(泣)。ちなみに、
本作はコナミ原作のマルチメディア作品です。
 ついでに大判のOVA資料集も買ってみましたけど、島田絵師は
女性キャラとメカデザの担当でした。男性キャラは「黒星紅白」が
担当してますけど、これもすごいコンビ。ゲーム「サモンナイト」
とかをやってる人ですね。こちらでは3Dモデルを製作したりして、
より企画物っぽい感じがしてます。

 メカ設定ですが、ロボットよりも機械感というか「作業重機」の
雰囲気です。人間の動作をトレースする外骨格メカは、現実の工業
ロボットのノリですね。古くは「アップルシード」のランドメイト
がそうだった。スカイガールズの飛行メカ「ソニックダイバー」は
3タイプに変形する優れモノで、自立ロボットタイプと飛行タイプ。
それと人が乗って操る形態である。外観は線が細く、エルガイムや
エヴァと似ている感じですな。そういや「アンビリカル・チューブ」
なんて設定もある。これは搭乗服である「モーションスリット」の
お尻につなぐチューブで、そのまんま「しっぽ」のイメージだとか。
元は「へその緒」の意味ですね。

 でこの2作品に共通しているのは「蒼い空を、メカ美少女が飛び
まくる」というところ。そんな設定もすごいですが、もうなんでも
アリですね(笑)。ただ小説の場合は「蒼い空」と書いても今イチ
なんですけど、ビジュアルとして絵やアニメで見るならイイ感じ。
これは映像化に向いた題材ですな。空を飛ぶ、または「飛びたい」
というイメージは、昔から少年マンガとは切っても切れない関係に
あります。鉄腕アトムの頃からずっと「空を越えて、星の彼方」が
少年の夢ですから。確か「エウレカセブン」もそうでした。地上に
縛りつけられたこの身を自由な大空へ、という願望なんでしょう。
ただ、現代では飛ぶのは少年自身ではなく、美少女ですけど(笑)。
もしかで「飛びたい願望」ではなく「(何かを)飛ばしたい願望」
なんでしょうか?

 ところで話は変わりますが、エヴァの映画が劇場公開されますね。
それに合わせて「UCC・エヴァ補缶計画」が十年ぶりに発動中。
前は5種類でしたが、今回は全6種類になるらしい。私はUCCが
コンビニに並んでいるのを見たとき、なんか時代が逆行したような
錯覚に陥りましたよ(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが2作追加。

 今回のコミックは2作とも大判タイプ。最初は北条司&永田太の
「Parrot」です。本作は原作・北条司ですが、実写撮影したカット
を永田太がデジタル処理してフルカラー漫画化した。えらく手間の
かかった作品ですな。表題作「Parrot」は連作短編で、雑誌記者と
風来坊「パロット」のお話。他に短編も4本ありましたが、中でも
「CAT'S EYE」は久しぶりに見た気がしましたね。それと「AIR MAN」
では声優の神谷明が本名で出演してて、これも非常に珍しい。まあ
設定はトンデモでしたが(笑)。
 これ古書店で入手したんですけど、発行は七年前になるんですね。
当時のCGにしては非常に優れてます。今でも見劣りしませんよ。

 もう一点は桂正和「M エム」です。半透明ケースに入った限定
特装版。中身はウレタンみたいなフカフカのカバーに、人物が浮き
彫りになってました。付録でイラスト「イバラの向こう」が付いて
ましたけど、これも保存用のビニールに入っている。オビも金色で
豪華な感じです。本書は以前にも通常版なら見かけてたんですけど、
これは非常に凝った作りですな。おそらく、再版するのは不可能と
思われます。
 表題作はちょいエロ作品で、ヤンジャンに掲載されたもの。他に
フルカラー5ページ作品「a virgin」を収録。これはグラフィック
社発行の「Bitch's Life」に載ったもの。これもちょいエロでした。

 作者は少年ジャンプの「ウイングマン」の頃から知ってますが、
途中で連載が中断(交通事故)し、復帰してからはエロ度が増した
気がしますね。特にヒップの書き方が特徴的。そういやHマンガ家
「春輝」の絵柄がこの人に似ている気がしてたんですけど、改めて
比べて見ると……かなり似てます。

291. 夏休みの過ごし方(2007/7/26)
 東京は梅雨明けしたせいか、もうむっちゃ蒸し暑い日々ですよ。
学生さんとかは既に夏休みですから、あんまし関係無いかもしれま
せんけど、日中は表には出たくないですね。いやほんとに。まあ、
執筆のためにひきこもるには最適なのか(笑)。

 では今週も衝動買いの続きをご紹介。雑誌「MC・あくしず」の
2号・3号を買ってみました。この雑誌は第5号から独立創刊した
らしく、書店にはバックナンバーが大量に置いてあった。第2号の
表紙は「野上武志」で、この人もこの系統がすっかり定着してます。
この号の萌えよ戦車学校(略して「萌え戦」)は、コンパス作戦の
記事でした。これは北アフリカ戦役で、イタリア軍がイギリス軍に
コテンパンにされた戦いです。ちなみに第3号では独ソ戦でしたが、
メインはソ連軍(笑)。かなりマニアックですね。ところで、私は
ついこの前作者のH漫画コミックを買ったせいもあって、描かれて
いるキャラが全てエロエロに見えてしまいます(笑)。

 第3号の表紙は「島田フミカネ」で、作者はOVA「ストライク・
ウィッチーズ」や「スカイガールズ」のキャラデザもしてますね。
ちゅうか第2号のイラストでも、脚に着けるタイプの飛行ユニット
(ストライカー)とか、そのまんまのノリで描いてました。擬人化
メカ娘ではもう定番の装備なんでしょう。そういやOVAの2作は
小説化もされてるから、今度買ってみようと思ってます。
 あと、第2号の宣伝記事でちょいと気になったのが「それゆけ!
女性自衛官フィギュア」です(笑)。前に出てた「鉄道むすめ」と
同じシリーズです。発売も同じ「タカラトミー」で、前作の絵師は
「みぶなつき」でしたが、今回は「こうたろ」でした。これって、
ジャンル的には「制服フィギュア」になるんですよね?(笑)

 ついでに「ファミ通XBOX360」のバックナンバーも買って
みた。今年の3月号で、表紙は「アイドルマスター」です。なぜに
今更? という気もしないではありませんが、問題はこのゲームの
キャラデザの「窪岡俊之」です。前々からどっかで見た絵柄だな、
と思っていたのですが、この人は元々アニメーターでして、OVA
「ジャイアント・ロボ」のキャラデザだったことが判明。そういや
アイマスのキャラは「銀鈴」とよく似てる。ど〜りで見たことある
ハズだよ(笑)。
 ちょっとネットで検索してみたところ、かなりヒットしました。
ゲームの代表作は「魔法学園LUNAR!」で、サターンやGB、
DSでも出てます。富士見文庫から小説(作・杉谷祐)も出てるし、
カバー絵も描いてる。最近作では「シャイニングフォース・イクサ」
のムービー演出もしてました。アニメ関係のお仕事ですと、新作の
「トップをねらえ!」にも参加してる。けっこう有名な人だったん
ですね。

 ところで今週のお題って、似たようなタイトルのHゲーがあった
ような……あれは「終末の〜」でしたか?

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が1作追加。

 その1作は2冊あり、桜場コハル「みなみけ」第2巻と3巻です。
この作品、秋ごろにTVアニメ化するそうです。もしかで超人気?
書店でも売り切れ中だったので、私は古書店で購入しましたよ。で
本作の内容ですが、ヤンマガ本誌の言葉を借りれば、

 この物語は南家3姉妹の平凡な日常をたんたんと描くものです。
過度な期待はしないでください。

 なんだそうだ(笑)。いやその通りなんだが、とても笑えます。
しかしこの作品、本誌連載が隔週ぐらいのペースのため、単行本の
発刊は年一冊……ううむ、もっと読みたいぞ。まあ、本誌で読んで
なかった回もけっこうあったので、ちょっと得した気分です。最も
笑えたのは2巻37話「おもしろい本」でした。ハルカの番長って
どんなんだったんだろう?(笑)

290. 次回作の予告とか(2007/7/19)
 創作小説の次回作ですけど、「そうさく」ページに予告を出して
おきました。第二部・第一章は、8月16日に掲載の予定。現在の
執筆ペースなら間に合いそうなので、ちょっちホッとしてますよ。

 で今回のお話は……第一部の続き(笑)。前回の、逃げた魔術師
はどうなったのか? 丘の上の財政難は解消するのか? 主人公の
マルコは、正式な修道士になれるのか? 薬草師マリエルの仕事は
成功するのだろうか? そんな感じで、物語は進行していきます。
今後は執筆ペースを速くするつもりですけど、う〜ん……つもりは
つもり(笑)ということで、ごかんべんください。まあ、この作品
はすんごく長いお話ですから、皆様も気長にお付合いください。

 さて今週は、衝動買いした本を紹介してみたいと思います。まだ
読んでいないので、読書リストには掲載されません。ジャケ買いと
いうやつですな(笑)。その最初はファミ通文庫の2冊、加納新太
「シャイニング・ティアーズ」です。これは絵師Tonyの表紙に
つられて1・2巻を買いました。既に続編の「〜ウインド」も2冊
出ているハズなんですが、どこにも置いてありません。もしかして
超売れですか? でも1巻ではカバーも挿し絵もTonyだったん
ですけど、2巻ではカバーのみでした。あうっ……きっとめっちゃ
忙しいんでしょうね。

 続いて富士見ファンタジアの再刊、野尻抱介「ロケットガール」
全3巻です。これは前にも読んでたんですが、カバーの新装再刊で
買ってみました。初版の絵師はOVA「アイカ」とかの作画監督・
山内則康でしたけど、2巻目以降は新装再刊版と同じく「むっちり
むうにい」が描いてます。どっちにしろマニーな絵師ですな(笑)。
作者はSF作家というイメージですが、本作はライノベ系ですね。
ただロケットとか、技術の考証はさすがです。ちなみに元の1巻は
「あいてむ」ページにも画像がありますよ。初版は平成7年だから、
もう十年前になるんですねぇ。

 次は角川スニーカー文庫、冲方丁「オイレンシュピーゲル」です。
この作品、富士見では「スプライトシュピーゲル」が同時進行中。
すごいですな……作者はSF「マルドゥク」シリーズが有名ですね。
挿し絵は白亜右月が担当。OVA「爆裂天使」のキャラデザをして
いた絵師で、なんかすごい久しぶりに見た気がします。もう一方の
「スプライト〜」の絵は「はいむらきよたか」が描いてるそうなん
ですけど、どこにも置いてないです(泣)。この人もかなりマニー
な絵師ですな。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が1作、新規に1作追加。

 続巻も新規も1作ですが作品は一緒で、計9冊あります。それは
二ノ宮知子「のだめカンタービレ」第11〜18巻と、その第0巻
「キャラクターブック」です。これは10巻まで購入して止まって
いた作品ですが、最新18巻と共に全巻を購入。約3800円ほど
かかりました……大人買いってヤツですか?(笑)
 内容は、主人公・のだめ&千秋がフランスに渡って、指揮者コン
クールに出場したものの……というところから。逆転優勝した千秋
だったが、無理矢理ミルヒー師匠の事務所と契約させられ、世界を
巡る公演活動に出発。一方のだめは、留学先の学校でおちこぼれて
いたものの、なんとか復活。サロン演奏会も開催。千秋はマルレ・
オケの常任指揮者として、苦難の日々……というとこまで。

 キャラブックの方は作品データ集という構成でしたが、のだめの
中学時代エピソードの四コマ漫画もあって、かなりおもしろかった。
本編でいうと、やはり15巻のモーツァルト城主が最高でしたね。
35年と10ヶ月〜とか(笑)。私もかなり以前に本人の書簡集を
チラッと読んだことがありますけど、モーツァルトの詩は完璧です。
それは映画「アマデウス」が公開された頃(1984年)でしたが、
映画ではその完璧っぷりは控えめでした。ほんとはもっと完璧なん
ですけど(笑)。いやほんとに(笑)。

 それと、私もクラシック聴きは長い方ですが、まだまだ知らない
曲が多いことが解りましたよ。N響の「朝のクラシック」で流れた
ものは全て知っているハズなんですけどね。また100曲CDでも
買ってみようかと思ってます。
 でこの作品、アニメ化やらドラマ化やらと大人気です。書店でも
全巻平積みで売ってましたよ。アニメは第二部のフランス編もやる
予定ですが、原作が一段落してからになるそうです。

289. ちょっとした確認(2007/7/12)
 先週はGTについて述べましたが、かなり間違いが多かったので
訂正させていただきます。まずはGT4ですけど、廉価版の定価は
2800円でした。現在中古が2500円という価格……いやいや、
こうした間違いはよくあること(泣)。ちゅうか、1割引きくらい
なら新品を買っても大差がありませんね。

 一方GT3ですが、中古での価格は1000円です。300円と
いうのは「GT4・プロローグ」のお値段。これはライセンス取得
などのモードに特化したバージョンで、本来のガレージ・モードは
無いんだそうな……まぎらわしいですな。もっとまぎらわしいのは
東京モーターショー限定で稼動してたバージョンも発売してまして、
こちらはアーケード・モードだけの内容だそうな。中古での価格は
同じく300円でしたよ。
 ところで、GT3のセーブデータがあると、GT4に資金が追加
されるんだそうな。プロローグ版のデータからは、ライセンス免除
などの引き継ぎができるそうです。これは「両方とも買ってね」と
いうことなんでしょうか?(笑) まあ、全部で1600円くらい
だから買ってもいいんですけど……やるヒマがありませんね。とり
あえず創作小説の夏季ぶんが仕上がったら、改めて考えようかなと
思ってます。

 話は変わって洋画の「300(スリーハンドレット)」ですけど、
本作品の元ネタは1961年の「スパルタ総攻撃」じゃないのか?
という情報を仕入れました。大昔にTVで見たような記憶もなきに
しもあらずですが、内容はほとんど忘れてますね(笑)。DVDは
20世紀FOXから出てます。しかし近所の量販店には置いていな
かった……ネット通販ではまだ在庫があるのを確認したので、今度
買ってみよっと。

 ついでに角川の「コミック・チャージ」ですけど、今号はエヴァ
CD−ROMが付いてましたよ。内容はミニゲーム集とか、単行本
イラストの壁紙です。なんか本誌の内容とぜんぜん合ってない気が
するのは、私だけでしょうか?(笑)

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が2作、新作が1作追加。

 最初は魚戸おさむ「イリヤッド」第14巻です。前々からお話の
進行が遅い、と述べてきましたが、今巻では山の老人グレコ神父と
教会の関係が明らかになったりして、急展開してます。次巻で完結
するんですけど、寄り道するネタが尽きたんでしょうか?(笑)
 続巻2作目は聖悠紀「超人ロック クアドラII」です。これは
クアドラの2巻目。このシリーズは近未来を舞台にしたエピソード
が展開してますけど、今巻で一応完結してます。この先のロックと
スーミンの関係が非常に気になるところ。

 新規は同じく聖悠紀「超人ロック ライザ」です。コレ私は再版
かと思ってました(笑)。いや、かなり以前に同じサブタイトルで
描いてるもんで……ちょっと調べてみたら、旧作はSG企画発行の
単行本で、昭和62年3月10日初版発行でした……20年前だよ。
本作と読み比べてみましたが、再構成・描き直しバージョンです。
久々にライトニング(スカイホーク)ダンディ少佐の活躍が読めた
ので、ちょっと嬉しいです(笑)。そういや「ニムバスの世紀」も
「ソード・オブ・ネメシス」全3巻となって再構成されている。
 ややこしいのは、現在この超人ロックはシリーズの「完全版」と
メグコミックスの「再刊行版」が、少年画報社から出ていること。
これに「新作」が加わるので、間違えても仕方ないでしょう。

288. GTガイド(2007/7/5)
 ちょっと前に、我が家の近所に中古ゲーム屋ができたという話を
(だべり・275)しましたが、そこには古本屋もあり、もちろん
ゲームの必勝本も売ってます。今週はGT(3と4)のガイド本を
買ってきて、つらつらと読んでおりました。どっちも500円ほど
だったのでラッキーでしたね。

 GT3では中古車が無くなり、車は全て新車で買わなくてはなら
なくなりました。これは大不評だったそうで、ソフト自体も中古で
300円くらいで投げ売りされちゃってる……なんだかなあ(笑)。
その代わり初期資金が100万から150万に増えたんですけど、
この程度では焼け石に水でしょう。だいいち150万で買える車は
7台しかないのである。しかもGT2では半額だった車の評価格が
1/4になってしまっている。お金を稼ぐのが更につらくなって、
作業感が増してますね。

 システム的には「オイル交換」の要素ができたのもマイナスかも
しれません。リアルさを出そうというのは理解できるんですけど、
面倒くさくなっただけじゃないのかな? 買える車種は多少増えた
けど、外車では相変わらず有名どころが無い。例えばフェラーリ、
ランボルギーニが無いのはどう考えてもおかしい。
 そこで気がついたことがひとつ。GT3の車メーカーに「Acura」
というのがあります。NSXのチューンとかやってるとこですけど、
これってGT2にも出てきてたんですな。メーカー自体ではなく、
ミッドシップ(MR)チャレンジ第3レースのレッドロックバレー
に出場すると「ACURA NSX Type S Zero(J)」という車が敵車として
登場してますね。ただしこの車、プレイヤー側では運転できない。
プレゼント・カーには無いし、中古車でも売ってない……これって
アリなんでしょうか?(笑)

 さて、GT4ではどうなったかというと、中古車が復活(笑)。
システム的には細かなチューンの要素が増えたりとか、マイカーの
写真が撮れたり、レース監督になれたりもする。ただ私個人の趣味
で言うと、もっと車種とコースを増やしてほしいのだ。メーカーの
ラインナップは相変わらず……ルノーA110が入ったのは嬉しい。
マツダ・キャロルやコスモスポーツもかなり嬉しいのだが……って、
お気に入りは旧車ばっかりですね(笑)。他にファイヤーバードや
パンテーラとか、そういう車も入れてほしい。全くの余談ですけど
「首都高バトル・01」にはパンテーラが入ってましたよ。それと
新車ならランボルギーニ・ガヤルドとか、なんでフェラーリが入ら
ないんだろ? そんなに版権キビシイんでしょうか?

 とりあえず「GT4」が中古屋で安ければ買ってみようと思って
ますけど、もうベスト版(2500円)が出てるので、それと大差
無い価格だとちょっと考えもの……プレステ3で出る「GT5」は
どうなるんでしょうかねぇ。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が2作、新作が1作追加。書籍が
1冊追加。

 コミック1冊目。みずしな孝之「いい電子」第7巻です。今巻は
なんと言っても「松村・改め・内藤」ネタがダントツ1位(笑)。
コレ(349話)本誌で見たときはビックリしましたからね。まあ
ご結婚おめでとうございますネタですけど、ちょいやりすぎ(笑)。
新アシの二人ですけど、最初からキャラが立っててナイスですよ。
個人的にフジイさんの服装センスに萌えてます(笑)。
 2冊目は竹本泉「てけてけマイハート」第6巻。今巻では主人公・
のぞみが三十路に突入……ちゃんと歳をとっていくマンガ。それと
最初はコーヒーだったハズなのに、最近はお酒ばかり呑んでますね。
やはりこのネタも歳のせいなのでしょうか? この後の展開として
子供が生まれて、夫・しげるの学校に入学するところまでいったり
するんでしょうか……連載何年後になるんだろう?(笑)

 最後3冊目は新刊。河合克敏「とめはねっ!」第1巻です。この
マンガは帯宣伝によると「書道とラブコメとスポコン」が融合した
作品なんだそうです……確かにその通りですね。この作者は前から
長編(帯ギュ/モンキー)を描いていたので、今回も長くなりそう
な予感です。この作者の作品は私の好味とも妙に波長が合ってて、
今までも全巻買ってますけど、今巻では「キルビル」のネタが最高
でしたね。主人公の望月結希が「GoGo夕張」だったとは!(笑)
確かに黒髪ストレートですし、制服も似てますよ。今後の展開にも
かなり期待してます。

 書籍の1冊は学研M文庫・赤「世界戦史」第2巻です。これって
続巻となってますが、著者は「有坂純」から「学研編集部・編」に
代わってますね。有坂純も何章か担当してますけど、複数の著者の
アンソロという構成です。内容は、世界史に名高い戦争の特集本。
なかでもギリシア対ペルシア帝国の「サラミス大海戦」の一部は、
先週紹介した映画「300」の原案となった戦いです。
 ただこの本、読んだのはずっと前なんです……実は紹介するのを
忘れてました(笑)。先週の映画解説を書くのに内容を確認したん
ですが、読書リストに掲載されてないことが判明したんです。いつ
とばしちゃったんだろう? 年間100冊も読んでると、こういう
忘れ物もあるってことで、ごかんべんください……ちなみに、読書
リストには新規1冊として累計しておきます。

287. キネマの天地(2007/6/28)
 今週は最近観た映画2本のお話。最初は邦画「大帝の剣」です。
原作が夢枕獏、監督が堤幸彦というだけあって、かなり荒唐無稽な
伝奇ストーリーが展開してます。はるか昔、異星からもたらされた
謎の物質「オリハルコン」が分裂し、それぞれが「闘神の独鈷杵」
「ユダの十字架」「大帝の剣」となっていた。これら三種の神器を
揃えた者は、膨大な力を手にすることができる。時は寛永十五年。
大帝の剣を持つ万源九朗(よろず・げんくろう)は、豊臣の遺児・
舞姫と出会った……という和風SF作品です。

 主人公の源九朗は阿部寛。巨大な剣を振りまわす風来坊の役だが、
私はこの人の演技を見るのは「孔雀王・2」以来なので、うまいん
だかへたなんだかよく解りません(笑)。舞の方は長谷川京子で、
宇宙人に意識を乗っ取られたりもする難しい役だ(笑)。ワキ役で
は前田愛も出ていたのだが、私は友人に指摘されるまで気がつきま
せんでした(笑)。杉本彩とか、プロレスラーの船木誠勝はスグに
解ったんですけど……どうやら私の目の付け所はおかしいらしい。
黒木メイサって、何に出てた人でしたっけ?(笑)

 冒頭、異星人の宇宙船が闘うシーンあるのだが、この特撮はよく
できていたように思う。その他の部分は「お子様向け特撮番組」の
世界で、最初からそのつもりで観るように(笑)。全編にツッコミ
どころが満載なのだが寒いギャグも多く、笑えないのが一番の問題
だったのかもしれない。ただ、ナレーションが江守徹の声で、夢で
うなされそうなほどハマっていて印象的(笑)。テーマ曲を歌って
いたGLAYの「鼓動」もいい曲でしたね。
 ただこの作品、配収が1億円ちょっとしかなかったそうなので、
たぶん赤字でしょう。

 さて次は洋画「300」です。これはスリーハンドレットと読む。
こちらは「シン・シティ」などの原作者フランク・ミラーの作品。
前出の大帝の剣と同様に史実を大幅に脚色した構成で、ギリシア・
ペルシア帝国戦争の一部「テルモピュライの闘い」を映像化。時は
紀元前480年。エーゲ海地域へと侵行してきたペルシア帝国軍は、
天然の要所テルモピュライ山中の細い道でギリシア軍と激突する。
ギリシア軍はスパルタの王レオニダスが率いる精鋭300人。一方
ペルシア軍はクセルクセス王を総大将に、100万人の大軍だった。
 この作品、演出は「シン・シティ」と同じで全編CGで構成され
てます。役者以外は背景も動物も全部CGで、グレー調の画面色も
一緒でしたね。原作コミックに忠実に作ったそうです。

 さて、この作品もツッコミどころが満載なんですけど、どこから
つっこんでいいのやら(笑)。まずはペルシアの王様クセルクセス
ですが、歴史上は第五代の王様。長年の夢であるヨーロッパ征服に
着手したのはいいものの、この後のサラミス大海戦で敗北します。
映画では顔面ピアスのうえ奴隷御輿に乗って登場しますが、これは
もちろんフィクションですね(笑)。ペルシアは現在のイラン地域
のことですけど、前の「トロイ戦争」で奪われたエーゲ海のトルコ
西岸(イオニア地域)を奪回すべく、遠征を繰り返していたのだ。

 スパルタの王様レオニダスは史実ではスパルタ軍部隊の将軍で、
全体の作戦はテミストクレスという、アテナイ出身の戦略家が考案
したものです。映画ではスパルタ軍にスポットがあたっているため、
他のギリシア同盟軍もちょっとしか出てこない。実数は五千人から
1万人くらいだったらしい。一方のペルシア軍は、有名な歴史家の
ヘロドトスによると528万人もいたそうな。しかしこれもかなり
嘘臭い話で(笑)実数は1万人規模の軍が2〜30個だったらしい。
それでも1万対30万では、とてつもない戦力差には違いない。

 映画では犀(サイ)とか戦象(古代インド軍)なんかも登場して、
伝奇物っぽい演出が多くありましたね。その中でもペルシア帝国の
精鋭部隊「不死隊」が忍者そっくりでした。ちゅうか、

 紀元前480年に、忍者が存在するワケねぇだろ?(爆笑)

 日本はまだ縄文時代なんだよ? 邪馬台国の成立すらあやしい頃
ですからね。実際の不死隊はクセルクセス王の親衛隊・約1万人の
ことで、皆同じ制服(軍服)を着用していて、個人の見分けがつか
なかったことから「不死隊」の名がついたという。忠誠心も非常に
高く、このようなエリート部隊と徴兵された民兵では差があるのは
当然ですな。

 まあこの戦争では、サラミス湾の大海戦でギリシア海軍が巧妙な
作戦でペルシア海軍を壊滅させたのが勝利の要因だったワケですが、
海戦にはシーンの割り当てがほとんどありませんでした。ですので
まんま「スパルタ兵士の物語」と言えますね。
 それと、この類の作品では「グラディエーター」以降、ハンス・
ジマー調の楽曲が定番になっているらしいのですが、私個人的には
「そろそろ変えたらどうですか?」みたいな感じ。

 とはいえ、スパルタ軍の筋肉兵士が躍動する映像は圧巻の一言。
前述のような歴史的事実は考慮せずに、ヒーロー物として観賞する
のがよろしかろう、と思われます。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続巻が4作追加。

 最初は貞元義行「エヴァンゲリオン」第11巻です。この物語も
今巻の後半からやっとオリジナル部分に突入するのかも……前半は
「カヲル君・にぎりつぶし編」なのでTVと一緒。この先ちょっと
期待が持てそうです。
 2作目は藤島康介「ああっ女神さまっ」第35巻です。前巻から
スクルド恋バナが続き、K1妹めぐみ恋バナで引いてます。途中の
「ローライフレックス」がまたマニアックなメカ物。確か前巻では
モンキーだったが、このパターンが定着しそうですね。

 3作目は、さんりようこ「B型H系」第4巻。今巻で最も笑えた
のは金城の兄・圭一でした。巻中カラーで「ローマの休日」ネタは
ないだろう?(笑) それと「アポロエクササイザー」って、まだ
売ってるんでしょうか? それとも「リンかけ」ネタなのかな?
あと、私は個人的に体育教師・赤井に萌えてます(笑)。
 4作目は、こばやしひよこ「おくさまは女子高生」第13巻です。
まずは完結おめでとうございます、&お疲れさまでした。大団円に
もってくのは予想できたので、ある意味ホッとした感じですかね。
個人的には岩崎先生の活躍がもっと見たかったんですけど(笑)。
なんか前出の赤井先生といい、これじゃ女教師フェチですね(笑)。
謹んで次回作にも期待しております。

286. 最近のコミック情報(2007/6/21)
 ちょい前のヤンマガですが、士郎正宗の新刊告知が出てました。
見開きポスターもありましたけど、相変わらずの画素数過多の海賊
娘のイラストでした。告知の方はよく見たら以前出た「攻殻機動隊
1.5」の新装再版と判明。しかも「年内」発行予定ときたもんだ。
う〜む……もう追いかけるのやめようかな。なんかあまりにも時が
経ち過ぎて、当初の興味は既に無くしてるんですよね。攻殻の2巻
が期待ハズレだったことも原因のひとつですが、電脳SFも斬新な
ストーリィ性を追求した方がよろしいのではないかと思われます。
まあこの点は「銃夢」にも言えることですが。

 角川が出している隔週雑誌に「コミック・チャージ」というのが
あるんですけど、エヴァンゲリオンのポストカードが付いてました。
それが前号で、今号は綾波レイのマウスパッド(シール状)です。
9月の映画公開に合わせた宣伝でしょうか? 本編のコミックスは
第11巻が発売されたので、これから買いに行きます。ちゅうか、
本作も追いかけるのは義務化しちゃってますね。描く方も大変なん
でしょうけど、年1巻以下のペースでは追う方も疲れます。

 そうそう。コミックスの新刊ですが、既にかなりイロイロ出てる
みたい。最近書店に行って無かったせいか、買い逃している作品が
たくさんあります。ちょいとネットで調べてみたところ、約10冊
ほど続巻を購入しなければいけない状態。ちょっと変わった新作本
ではヤンサンで連載中の「とめはねっ!」でしょうか。作者の河合
克敏は「モンキーターン」を描いてた人で、今度は「書道マンガ」
ですよ。なんか本作といい柴田ヨクサルの「ハチワンダイバー」と
いい、不思議なジャンルの作品が増えてます。将棋マンガは他にも
ありますけど……書道は、無かったよな?

 ところで「月刊少年ジャンプ」が休刊したのはご存知でしょうか?
連載作品は週刊とか新雑誌に引き継がれるそうですけど、ちょっと
突然ですよねぇ……私もついこの前、八木教広の「クレイモア」を
買ってみたばかりだったので文句は言えませんが、出版不況は相当
深刻な様子です。というかその反面、ライトノベル系は絶好超で、
発行数を伸ばしてます。これもネットの影響なんでしょうかね?

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」に書籍が3冊の追加。それと「だべりかころぐ」が
11ページ目に突入……五年半ぶんですな。

 書籍は全てハヤカワSF。最初1冊目はチャールズ・ストロスの
「シンギュラリティ・スカイ」です。内容は、地球文明が外惑星に
殖民している未来。旧体制・封建政策のロヒャルツ・ワールドに、
異星の製造マシン「フェスティバル」が降ってきた……ストーリー
展開は、このマシンは何でも製造できる夢の機械で、人々は労働を
止め、革命を起こして独立しようとする。政府は製造マシンを侵略
行為とみなして宇宙艦隊を発進させる……というもの。

 本作はジャンル的には「未知との遭遇」系とでも言うのだろうか?
ただ内容はそうでも、スパイ物のような印象を受ける。宇宙艦隊に
乗艦した主人公のマーティンは、艦エンジンのソフトウェア技師。
ヒロインのレイチェルは時間旅行違反を監視する役目を持っている。
ボンドばりのアクションが展開する場面もあり、これはストロスが
英国人だからだろうか? 多少、中途半端な印象をうけたが、冒険
物として読めばワリと面白い。
 ちなみに「シンギュラリティ」とは、科学技術の幾何級数的進歩
によって、現在からは予測もできない段階へと世界が到達する時点
(特異点)のことである。

 2冊目はマイクル・スワンウィック「グリュフォンの卵」です。
全10作の短編集。表題作の内容は、月面基地が舞台。原子炉解体
技術者のギュンターがいつもの作業を終えて基地に戻ると、地球で
は世界大戦が勃発していた。月基地も生物テロ攻撃をうけて多数が
発狂し、100人足らずの作業員がサバイバルをはじめる。
 この作者は、ちょっと古風なテーマを現代調に書き直すのが特徴
のようです。他にも異星人との交渉物、世界の縁に向かう終末物、
恐竜研究者のタイムトラベル物……といった感じ。懐かしい雰囲気
があるので、SF初心者にもとっつきやすいと思われる。
 収録作中の一番のお気に入りは「スロー・ライフ」でした。衛星
タイタンの調査隊員が、異文明と接触するお話。ヒロインのリジィ・
オブライエンが活発的に書かれていて好感が持てます。この主人公
で長編も用意しているとか。2003年のヒューゴー賞を受賞。

 最後3冊目はグレッグ・イーガン「ひとりっ子」です。全7作の
短編集。表題作の内容は、科学者夫婦がAIロボットの娘を育てる
お話。読み進めていくうち予想した通りの展開になっていったのが
ちょいと不満でした(笑)。またこの作者は理学士号を持っている
ので、数学や物理学、量子力学に関するテーマが多いのが特徴。
 収録作中での一番のお気に入りは「ルミナス」でしたね。数論の
極地を地平線として、スーパーコンピュータを駆使して「向こう側」
と対決するお話。オチはそれなりだったんですけど、アイディア物
だと思います。日本では星雲賞を受賞。

285. 創作小説執筆計画(2007/6/14)
 今週はですね、ごく最近の創作小説の執筆状況と、今後の予定に
ついてのお知らせです。プレステ2を買ったせいもあって、ゲーム
ばかりやってる印象をうけるやもしれませんけど、創作小説の方も
ちゃんと書いてます。いや「ちゃんと」じゃないかもしれませんが、
書いてるんですよ(泣)。

 まず連載中の「修道士マルコ」ですが、前回(昨年・冬季分)で
第一部が終了してます。今度の夏季分から第二部に突入する予定。
その次回作の執筆量ですが、原稿用紙換算で200枚ほど。しかし
これはお話のメイン部分だけで、これから「話をつなげる」作業に
入ります……って、とりあえず書きたいエピソードだけを先に書い
ちゃったところ。ただ今回も全四章、約1000枚を予定してるん
ですが、第二部だけでは予定のプロットを全て消化できないみたい
なんですよ……ふう。
 いまその解決策を模索中ですが、最も簡単なのは、予定している
プロットをいくつかとばして、とりあえずまとめておく。代案1は、
内容量を1500枚くらいに増やして、予定通りに全て書くこと。
代案2は、更にプロットを追加して第三部を書くこと……この案は
「書ききれそうにないほど長い話を、更に長くする」ということで、
やってると終わらないんだけど……やりたくなってます(笑)。

 当初この「修道士マルコ」は連作短編の形式で書いていたため、
後からネタを追加しようと思えば、いくらでも可能です。メインの
お話は既にプロットができているので、隙間にどんどん入れてけば
いいだけのこと……ああそう、この長編とは別に短編を書くという
代案3もありましたね。とりあえず第二部をまとめておき、残りの
エピソードは独立した短編に……という、こっちの方がスマートな
構成なのかもしれません。なんせ自分でもプロットをチェックして
ないと、前後の整合性が解らなくなるほどですから。
 それとこの作品は、執筆第6作の「小さな英雄」につながる予定
でして、つながってからがまた長くなります(笑)。私もなるべく
早くつなげた方がいいとは思ってるんですが、ここで枚数を使うと
それがまた遅れてしまう……長くても良ければ書くんですけどね。
1部あたりに丸2年も費やしてると、第三部が終わるのは4年後の
冬季分ですか? つながるのが5年後では誰もついてこないんじゃ
ないでしょうか? まあ年1000枚くらいのペースで書ければ、
問題は全て解決なんでしょうけど(泣)。

 あと「小さな英雄」に登場する「聖堂騎士ローラン」の話ですが、
前に原稿用紙に書いた分のテキスト化がやっと終わりました。この
キャラは元々別の作品の主人公で、かなり昔に書きかけのまま執筆
が止まってたもの。マルコとは「小さな英雄」で展開を一本化した
ので、元のタイトルを完成させて発表するつもり。しかし、これも
かな〜り長くなりそうなお話です。テキスト化した部分はそのまま
保存したので、これから書き足しや変更、という作業に入ります。
連載ではなく「完成したら掲載」というスタイルでいこうと思って
ますが……どうなるかはぜんぜん未定(泣)。
 これもまたメイン・プロットは完成していて、後はエピソードを
適宜挿入し、書き進めていくだけの状態になってます。

 他には……同じこの世界設定を使用した短編が5作ほど、メイン・
プロットができてます。そのうち1作は途中まで書いてみましたが、
読み返してみると今イチ面白くなくて中断(泣)。これは春ごろに
発表しようとして断念したヤツですね。続きを書いて完成させるか
どうかは全く未定。
 ちなみに、全文での「メイン・プロット」の意味は、少なくとも
主人公と、からむ登場人物が決まっていて、ファースト・シーンと
ラスト・シーン(オチ)、見せ場(ヤマ場)が決まっていることを
表わしています。それ以前のアイディアは単に「ネタ」とか、同一
プロット内では「エピソード」と呼んでます。

 まあ現状はこんなところですが、夏季分の第二部第一章が「間に
合わない」ということはない……と思われます(笑)。八月中には
発表できるでしょう。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。書籍が1作追加。

 今回紹介するDVDと書籍は同じもので、原作とその映画化作品。
ネビル・シュートの「渚にて」です。原作は1957年の発表で、
邦訳は65年なのですが、当時はカットされた部分が多かったため、
現在出ている創元SF文庫版が初の全訳なんだそうです。映画化は
スタンリー・クレイマー監督、59年、モノクロ作品。
 本作の内容は「破滅SF」です。1964年、第三次世界大戦が
勃発し、炸裂した4700個もの核兵器によって、地球は放射能に
汚染されてしまった。米海軍の原潜スコーピオンは北半球に広がる
放射能を避け、オーストラリアへと回航する。

 いくつも書かれた破滅SFで、その原型となっている作品です。
でも世界の破滅とはいっても、別にこれといった戦闘シーンがある
ワケではない。ただ淡々と、生き残った人々の様子が書かれている
だけの演出。北半球から放射能が近づくにつれ、生き延びるための
努力や調査は無意味となり、そして誰もいなくなる……あまりにも
淡々としすぎていて、そら恐ろしい。死を待つ間、人々はなるべく
人間らしく生きようとするが、そこかしこの行に「あきらめ」とか
「もう時間が無い」とかいう台詞がこぼれてくると、ゾッとします。
世界は、雪がしんしんと降り積もるように、滅んでいくのです。

 主人公は原潜スコーピオンのドワイト・タワーズ艦長。映画では
グレゴリー・ペックが配役。実直そうな雰囲気がピッタリですね。
この艦長、アメリカに妻と子供がいるんですけど、既に死んでいる
という事実を無視し、帰航するときのためにプレゼントを買ったり
します。貞節を守って、現地の女性モイラ・デイビッドソン(エバ・
ガードナー)の求愛を振り切り、最後の時を迎える……悲しすぎ。
破滅型童話の傑作「風が吹くとき」では、老夫婦の「無知」が悲劇
でしたけど、本作ではなにもかもが自明で、ただ滅びの時が来るの
を待つんですな……徹底的にひどい話なんですが、タワーズ艦長と
モイラが清らかなまま、純愛を貫いて別れていく様が、この作品を
神々しい傑作にしています。

 私はDVDを観賞した後で原作を読んだんですけど、う〜む……
映画では個々のエピソードが短すぎて、ちょっと物足りない感じも
しました。逆に原作では長すぎて、悲惨すぎる印象を受けましたね。
ワキで進行するエピソードでは、オーストラリア海軍少佐ピーター・
ホームズ(アンソニー・パーキンス)の演技が良かった。この人の
表情は原作を読んでるときにもしっくりきましたよ。私個人的には
原作だけを読んだ方がいい気もしますが、映画も観るのであれば、
先にすることをオススメします。

284. 夏グルメ(2007/6/7)
 はや六月になって、もうすっかり夏の陽気ですね。春はドコへ?
みたいな気もしないではありません。日本では夏の前に梅雨があり
ますけど、この時期は喰い物がマズいので、私が一年で最も嫌いな
季節なんです……ふう。

 夏の食べ物で真っ先に思い浮かぶのは「スイカ」ですね。たぶん
日本人の遺伝子に「夏はスイカ、冬はミカン」と記録されてるんで
しょう(笑)。そんで、さっそく近所のスーパーでスイカを探して
みましたが……1個2500円はねぇだろう? こんなん実家の方
なら千円しないんだよ? なんでこんなに高いのかちょっと調べて
みたところ、最近スイカはあまり売れないという……ナゼにして?
どうも「家族で丸ごとひとつのスイカを食べる」というのは少なく
なったそうなのだ。各家族化の影響なのか? まあ、一人暮しでは
丸ごとひとつは食べ切れないだろうけど、スイカ食わなきゃ夏じゃ
ないだろう? 冬場コタツの上にミカンがなかったら、冬じゃない
でしょう? う〜む。季節感が無いなあ。

 他に夏の食べ物と言うと、氷菓子だろうか。ちなみに「アイス」
でもいいのだが「かき氷」系を想像してもらうといいだろう。別に
牛乳系のアイスは冬でも喰える。だが「かき氷」は夏だ。そういや
夏祭りなんかに行っても、かき氷をゴリゴリ作ってる屋台を見なく
なりましたね。テキ屋もかき氷じゃ儲からないのかな? それとも
「スイ(氷だけ)」を頼むような、粋な御仁がいなくなったからか?
かき氷は元の水がマズいと台無しである。牛乳系のアイスも牛乳が
マズいと最悪な味になる。それと同じことですな。その昔、牧場で
食べたソフトクリームとかき氷は驚くべき美味しさだったが、所詮
都会では無理な相談なのかもしれない。

 ところで、近所のコンビニではちゃんと「赤城しぐれ」を売って
ましたよ。このチープさがたまりませんな(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にDVDが1本追加。コミックは新規に3作、続巻
が1作追加。

 DVDは最近なにかと巷で話題の「エコール」です。どのように
話題かと言うと「美少女のおヌードが拝める」から。ロリオタ達も
大喜びの一本です(笑)。で本作の内容ですが、深い森の中にある
寄宿学校「エコール」が舞台となる。ここは少女ばかりの女学校で、
不思議な規則ばっかり。生徒は棺桶に入れられて入学してくるし、
生物とバレエ以外の授業は無しです。ああ「水泳」というか、泉で
水遊びはしてますけどね。他の科目は教えてくれる先生がいません。
生徒が亡くなっても敷地内で火葬してしまう、という一種の別世界。
にもかかわらず、ここの学校の運営資金は少女バレエの公演収入で
賄われている……胡散臭い匂い組織の匂いがプンプンです(笑)。

 この作品、映像的にはキレイに仕上がっていてよろしいんですが、
いかんせん話が全く見えません。芸術映画にはありがちな演出です。
個々のエピソードは、原作ではひとりの少女の体験だったそうなん
ですが、まとまりが無く「とりとめのないお話」と言ってしまえば
それまで。映像の「美しさだけ」を見れば二重マルなんですけど、
日本版のDVDはちょっと画像が荒いため、そこもマイナス。まあ、
良くも悪くもヨーロピアン風の小洒落た作品です。監督のルシール・
アザリロヴィックは女性の監督で、少女期の微妙な心理描写をした
かったんだと思いますが、これなら昔の少女マンガの方がよっぽど
面白い気がしますね。

 さて、本作をロリオタ的な視点で観賞してみますと、ヌキどころ
満載かと思われます(笑)。制服が白いため、古風な校舎と森林の
緑とのコントラストが美しい。パンチラ好きには「たまらん」ほど
白いパンツがしょっちゅう見えます。半裸で水浴びもそうですが、
着替えるシーンも多い。それとバレエの授業はこの系統の作品では
お約束です(笑)。レオタードも白なら、公演時の衣装も白ですよ。
声を大にして「少女の下着は白!」と言いたい御仁にはオススメな
映画です……って、こんな感じで、よろしいですか?(笑)

 続いて今週のコミックは全部エロ漫画です(笑)。1・2作目は
飯閃澪「ハコイリ」と「リケイくん開発しましょ」です。どちらも
既刊単行本を再編集したもの。出版元は蒼竜社で、単行本はプラザ
コミックスです。マイナーなロリ系作家がよく描いているところ。
作品の内容は、SFとかアニパロ楽屋ネタとか、80年代の正統派
オタクの見本のような話ばかり。同人誌を読んでるような雰囲気が
ありますね。それと「ハコイリ」の後書きで初めて知りましたが、
作者はウツ病持ちだそうで、寡作なのも解る気がしましたよ。私は
ペンタッチがわりと好きなので、諦めずになんとか漫画家を続けて
もらいたいものです。

 3作目は続巻で、春輝「秘書課ドロップ」第2巻です。主人公の
後台大輔は、就職した福富商事の覇権争いに巻き込まれていきます。
その過程でHな展開になるんですが、今巻では第一秘書課チーフの
桜崎佳代の姉が登場。和服で未亡人とはこれまたお約束です(笑)。
それと度々出てくる謎の爺さんですが、この人が社長さんですか?
だとすると、榎本沙織の父親ってこと? その隣に引っ越してきた
主人公の運命は? って、先読みは悪いクセですな(笑)。
 ところで、ふと思ったのだが、この作者の描く女性キャラ、特に
榎本沙織を見て「誰かに似ている」と思った。誰だっけ? ええと
「桂正和」の作品に出てきたような気がするけど……どうだろう?
単に顔が似ているだけなんだろうか?

 最後は八月薫「浮世艶草子」第1巻です。この作者、なんかもう
スゲェ人気ですね。篁千夏(たかむら・)の原作つきで、時代物に
兆戦ですよ。前に鳴海丈の小説「乱華八犬伝」で時代物の挿し絵を
描いてて、私は時代劇を描いてくれないかな、と願っていたのだ。
正にツボにはまる一冊。内容は、江戸時代の性風俗を紹介しつつ、
そのテーマに沿ったエロい展開を描いていくパターン物。時代劇は
黒髪率100パーセント。しかも全て和服だ。いいですね、これは!
最近のH漫画はメイドばかりになってて、和服を描いてくれる人は
滅多にいないだけに貴重な作品でしょう? 「日本黒髪党」党主の
私としても、イチオシの作品です(笑)。

283. にゅうPC計画(2007/5/31)
 どうも……今この記事を書いているのは31日の22時ですよ。
どうやら今日中には更新できそうにないので、1日遅れということ
になりそうです。と言いますのも、マイPCの調子が悪くてOSを
再インストールしていたからです(泣)。現在はなんとか元通りに
動作してますけど、不調の原因は全く不明……こりゃあはやいとこ
にゅうPCを導入しなければいかん。

 で前々から予定していたにゅうPCの購入計画ですが、いろいろ
調べていくうちに重大な事実が判明。最新OSの「ビスタ」では、
ビデオボードの動作条件がキビシイってこと。ほとんどの製品は、
メーカーの規定デザインを踏襲したものになっているハズですよ。
これはGフォースもラディオンでもそうで、これじゃ新規参入する
メーカーはいなくなっちゃうんじゃないでしょうか? もっとも、
この二社に性能で対抗するには無理があるので、価格勝負になるん
でしょうけどね。
 それと、TVが見れるキャプチャ・ボードの類はまだドライバが
対応してないため、古いボードは全く動作しません。あるメーカー
なんか「旧式ボードのドライバ更新はしません」なんて言ってる。
新入学セールの時期に発売されたPCで、TVの見れる機種はあり
ましたか? 無いでしょう? これってアリなのか?

 これはおそらく、最近流行りだした「ビデオ配信サイト」の影響
だと思われます。ストリーミング映像とかって「保存ができない」
仕様なんですけど、ちょっとしたテクで保存可能になるんですよ。
それには、テクに対応してるボードが必要なんですが、ビスタでは
これらのボードを全て排除したんでしょうね。いきおい動作条件が
異常にキビシクなってしまった……と、そういうこと。
 我が家のマイPCは自作機ですが、ちゃんとTVパソコンです。
TVも見れるし、外部入力もあるのでゲーム画面とかもキャプチャ
できる。もちろんそのテクも実現可能……OSが新しくなったのに
「不便になる」んじゃ、やってられませんよねぇ?

 ちゅうことで、にゅうPCの導入は「無期延期」になりました。
ま、これからビスタに対応したTVキャプチャ・ボードもイロイロ
出てくると思われますので、じゃそれが出てから考えよう、という
ことですな。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規1作、続巻が1作追加。

 1冊目は吉崎観音「ケロロ軍曹」特別編集版(桃)です。これは
テーマ別傑作選となってます。この桃(ピンク)巻は「プリティ・
ヒロインズ編」で、要するに女性キャラ特集の一冊。
 で内容ですが、本編では「ケロロ軍曹」は地球侵略にやってきた
おマヌケな宇宙人で、ポコペン人(地球人)である日向家に居候の
(囚われの)身上です。収録作の中では「第23話・夏美全開御宝
奪取作戦。」が超マニアックでした。海辺のミスコン優勝商品が、
なんとあの「ガンガル」ですよ。このガンガルとは「ガンプラ」の
パチモノ商品だ。誰が記憶してるんでしょうか? でも、私の友人
連中は全員知ってました(笑)。けっこう有名なんですね。

 この作者はずいぶん前から知ってますけど、ちょいとマイナーな
感じがいつもしてましたね。かなり以前に「ゲームセンター嵐」の
リメイク漫画とかも描いてました。非常にマニアックな人ですよ。
でも、この作品で一気に大ブレイクしてメジャー作家の仲間入り。
ビデオ化や映画化もしましたし、億万長者ですよね(笑)。ただ、
う〜んと……この手のギャグって「ちょっと寒すぎる」気がしない
でもありません(笑)。

 で続巻は、安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」第15巻。
ガンダム・エース誌上ではパロディ作品も多いんですが、こちらが
本家本元(笑)。今巻はオデッサ戦役の前シリーズ、カイとミハル
のエピソードです。TV版とはまたちょっと違い、戦争の悲惨さが
よく描かれてますね。個人的には、ミハルの弟と妹はこれからどう
なっちゃうんだろう? なんて感傷に浸ってますよ。ファーストの
真骨頂は、人情のリアルさにあったんです。今やってるガンダムは
「青春群像」に特化してますけど、昔の方がいいよなぁ。

282. レースゲーム奮戦記(2007/5/24)
 先々週ですが、プレステ2の「セガラリー」と「首都高バトル」
を探し出してやってみようかな、と書きました。両方とも中古屋で
難なく発見できたので、今やってるところ。ちなみに「セガラリー」
は最初期の「1995年版セガラリー」との2枚組で、2500円
でしたよ。もう一方の「首都高バトル・01」は、既にベスト版が
2800円で出たせいもあってか1500円……2本で4000円
ならお買い得でしょう。

 で最初は「セガラリー」から。95年版はスゲェやりにくいため
「オマケ」程度に考えた方がいいでしょうね(笑)。まあ、セガの
歴史的作品と思えばそれなりに価値アリ。本来の2006年版では
「アーケード」と「キャリア」の2モード。アーケードではまんま
レースが楽しめます。あまりのスピード感にコントローラー操作が
追いついていかないところなんかはとっても二重マル(笑)。ただ
キャリア・モードではラリー選手権の日程に合わせてゲームが進行
するため、少々かったるい気もしました。
 まず最初のラリー車を選んで、アマチュアの草レースに出場して
賞金を稼ぎます。その賞金を使って車をチューンすると、よりハイ
レベルのレースに出場できるようになる。いい成績を残せばプロの
チームからスカウトされたりもします……なんかイマイチ。

 これはおそらく「コース設定」のせいだと思う。現実のラリーは
ほんとにこうなんでしょうけど、いったきりのコースばかりで周回
コースが無いんですな。そのコースは200種類以上あるってコト
なんですが「飽きるのもはやい」かもしれません。周回コースなら
延々とタイムアタックし続けることができるんですが、いったきり
コースでは一回ごとにリトライすることになってしまう……これは
「ハマリにくい」設定ですよ。それとも、もっとレベルがあがれば
周回コースも走れるようになったりするんでしょうか? この先も
ずっといったきりコースが延々と続くとなると、ちょっちやる気が
しないなあ……って感じ。

 DC版と比べてみるとその差はハッキリします。プレステ2版は
スピード感は文句無いし、画像もキレイだし、DCのスペックでは
とても敵わないんですけど……やはりコースの魅力が半減してます。
リプレイ画像とか観てると、DC版の方がカッコ良く見えるくらい。
それと重要なのは「音楽性」ですか。我が家ではDCは現役なので
「セガラリー2」も頻繁にプレイしてますけど、BGMは名曲揃い
だと思う。私のお気に入りは「SEARCHIN FOR MY DREAMS」ですね。
直訳だと「わたしの夢を探して」ですか。女性ボーカルで、歌詞も
とってもロマンチック……プレステ2版は「いったきりコース」の
ためかBGMには歌詞が無いし、全曲ヒップホップ調。う〜ん……
好味の問題なのかもしれませんけどね、これは。

 次は「首都高バトル・01」ですけど、このゲームはアクセルと
ステアリングが「アナログ操作」なんですよ。アクセルを強く押し
込んでないと加速しないし、ステア操作も同様で曲がってくれない。
純正(付属の)コントローラーでプレイするのはかなり無茶ですね。
別売りの「GTフォース」とか、ハンドル状コントローラー必項の
ゲーム……これアリなのか?
 でもまあ、それ以外の基本的なゲーム・システムはDC版と一緒。
最初に車を買って、首都高でバトルをしながらマイカーをチューン
していく……親切なのは「最初から全コース・フリーランOK」な
ところ。DC版はエリアごとのラスボス(ライバル)を倒さないと、
違うエリアを走れなかった。これはウレシイですね。首都高の背景
もリアルでとってもキレイですし……遠景はちょっとごまかしてる
とこもありますが(笑)。

 これも改めてDC版と比較してみましたが、このプレステ2版の
操作感覚に慣れてからDC版をプレイすると「曲がりすぎて怖い」
くらいでしたね。壁とかにも当たりまくりの刺さりまくり(笑)。
それと、DC版ではエリアからエリアに移動するとき、一瞬ですが
「読み込みによる画面停止」があったんですが、プレステ2版では
無いみたいです……まだ全部走ったワケじゃないんでなんとも言え
ませんけど、この部分の改善は非常によろしいですな。
 で今現在は「シルビア・S14」を駆って、C1辺りをブイブイ
イワしてます(笑)。このゲームは敵車とのバトルに勝って「CP
(キャッシュ・ポイント)」を稼いでいくシステム。CPがお金の
代わりになっていて、それが車のチューン代とか新車の購入資金に
なるのだ……ぜんぜん稼げてません(泣)。ライバル強すぎです。

 DC版でもそうでしたが、このゲームでは「バトルに勝つ以外に
稼ぐ方法が無い」のがツライところ。最初はチューン代を捻出する
のがやっとの状況なので、作業感はでかいですね。ワンランク上の
車を購入するまでがやたらと大変。あと戦績によって「通り名」が
決まるので、バトル中のリタイアは厳禁です。半端なバトルばかり
していると「へっぽこランナー」とか、「ヘタレのガリガリ坊や」
などと呼ばれてしまうのだ……そうなったら、また最初から(笑)。
継続して勝率を上げていけば、また別の通り名が付くんですけどね。
まあ正直に言うと、いま4回目です(泣)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規に3作追加。続巻が1作追加。

 今週のは全てエロ漫画。最初は八月薫「お願いサプリマン「マイ
ピュアレディー」」第1巻。漫画アクションに前後編で掲載された
連作を集めた一冊。収録5作品中では1本目以外は隔月連載ですね。
 で内容ですが、主人公「田上」は冴えない中年男。夜の首都高で
パンクしたZを修理してあげたところ、運転してた「上野愛子」と
ラブホで関係することになる。しかしこの女性は謎のヒト。時たま
田上に小用を頼んでくるのだが、その用向きの相手は女性ばかり。
しかもその女性達とは、毎回ナゼか関係を持つことになってしまう。
次第に田上は、悩みを抱える女性達を癒す「サプリマン」となって
いくのだった……てな感じで、かなり凝った設定ですな。ジャンル
としては「バツイチ・未亡人」系になります。
 この作品「とみさわ千夏」の原作付きなんですが、この類の原作
モノにありがちな「説明ゼリフ」は意外と少ない。代わりに、人物
の気持ちを語る「心象ゼリフ」が多いのが特徴ですね。官能小説の
ノリで読める作品になってます。あとこれ1巻となってますけど、
どっちがほんとのタイトル? みたいな(笑)。どちらも収録作の
サブタイトルなんですけど、最近の流行りなんですかね?

 続巻は同じく八月薫「本当にあったHな体験教えます」第3巻。
この作者もあちこちの雑誌に引っ張りだこです。本シリーズも好評
みたいで、もう3巻目ですよ。内容は人妻浮気体験が中心ですが、
今巻では「ナース」や「となりのお姉さん」の系統もあります。
 最近はこの「読者投稿」系の雑誌がとても増えましたね。中には
「ウソだろう?」みたいな話もありますけど(笑)。でも「投稿が
面白い」というのは、小説家にとってみると耳の痛い話です(泣)。
まあ昔から「事実は小説より奇なり」と云われる通りなんですが、
私は「事実より面白い創作が一番面白い」と思ってまして、事実も
創作物に変換するには演出が必要です。既に投稿者自身が「誇張」
してる場合もあるし……リアル演出ってヤツですか?(笑)

 新規2作目は野上武志「大和撫子00七」です。この作者は別名
「しけたみがの(逆読み)」というペンネームも持ってますけど、
あんまし使ってませんね(笑)。でこの単行本、作者の持ちキャラ
総出演となってまして、ネタ元はカバー裏をご覧ください(笑)。
それと、おくづけを見たら僅か十日で再版してました。H系統では
驚異的な売れ行きですね。これじゃアキバまで行かなきゃ入手でき
ないワケだよ(笑)。
 本作は富士美コミックスですが、雑誌「ペンギンセレブ」第8号
には番外編でフルカラー4ページ作品が掲載されてます。他に短編
「先輩と僕」と「ただいま自習中」も載ってるので、コレクターの
方々にはオススメです。この執筆ペースだといつコミックスに収録
されるか解りませんからね。

 最後、きお誠児「だって、欲情したいんだもん。」です。なんて
直球なタイトルでしょうか(笑)。本書はコミック・メガプラスに
掲載された作品を収録してますけど、実は収録順はバラバラ。主に
30〜40号からチョイスされてますね。作者は基本的にロリ系の
作品を描いてますが、今回はフタナリ物もありました。
 この作者は私が継続して追いかけている作家のひとりですけど、
いつ見てもポージングが凝ってます。アクロバットというワケでは
なくて「カメラ位置」が巧妙なんですよ。かなり研究してますね。
今巻では4P物の「カイライ」が秀逸でした。設定は昭和時代モノ
ですけど、う〜ん……「阿片」はヤバくないですか?(笑)

281. 夢のスーパーカー(2007/5/17)
 私らの世代には忘れられないのがこの「スーパーカー・ブーム」
でしょう。確か火付け役は「サーキットの狼」だったと思いますが、
消しゴムとかのアイテムも大量に出回ってましたね……世の中には
奇特な人たちが大勢いて、現実にスーパーカーを買っちゃうことも
あるんですな。今週はそんな雑誌をご紹介。

 最初は「カーセンサーエッジ」という中古車情報誌。今号(5月
24日号)の別冊特集は「ザ・スーパーカー」です。Uカーの相場
価格が掲載されてるのがとってもステキ(笑)。以下、その一例。

 アルピーヌ・ルノーA110 (350万円から)
 ポルシェ911・930型 (600万円)
 日産フェアレディZ432・S30 (1000万円)
 ランボルギーニ・カウンタックLP400 (2200万円)
 トヨタ2000GT (2800万円)
 フェラーリ288GTO (6000万円)
 アストンマーチンDB4GTザガード (1億円以上)

 なんちゅうか、ザガードの「1億円以上」はねぇだろう?(笑)
生産台数が十数台(記載では19台)では仕方ないんでしょうけど、
フェラーリやカウンタックよりも高いとはオドロキです。この金額
じゃ見てても溜め息しか出ませんな(泣)。先々週にゲームの中で
でもドライブしたいと述べた一台ですが、それしか方法ナシですよ。

 続いて「カー・マガジン」6月号(通巻348号)の特集記事は
「スーパーカー トワイライト・ゾーン」です。これは70年代が
中心ですけど、ショップの価格情報も豊富。以下、価格の一例。

 ロータス・ヨーロッパ・67年式 (420万円)
 マセラッティ・メラクSS (730万円)
 シェルビー・コブラ427S/C (1150万円)
 フォードGT40 (1550万円)
 フェラーリ・ディーノ246GT (2415万円)
 ランチャ・ストラトス (売り切れ)

 あの、ストラトスが「売り切れ」って、なんでなんですか?(笑)
みんな突然ランチャの魅力に目覚めたとか?(笑) ま、この車の
オリジナルはフェラーリのエンジン搭載してますから、そっち系で
人気が出てるのかもしれませんね。

 でこの雑誌、イベントやエンスーの走行会記事もあるんですけど、
ちょっと驚いたのは「ランチャ037ラリー」の試乗記事。これ、
まだ走れる車体あるんだ!? てな感じ。それともうひとつ。今年
から富士にF1が戻ってくるんですが、イベントに出てきた実車の
「ロータス77」はオーナー車。F1カーがオーナー車ですか!?
しかもウエットタイヤ装着で、雨の富士スピードウェイ走ってるし
……F1完動車のオーナーって、どんな人ですかぁ?

 走行会では「チンクエチェント」が最高でしたね。ルパン三世・
カリオストロの城にも登場したフィアット500。今年は50周年
なんだそうで、7月4日がその誕生日だとか。もちろんルパン三世
仕様の車も走ってましたよ。それとここでも驚くべき人物がひとり。
イタリア大使館職員のペトルッチョ氏なんですが、このイベントに
合わせて本国から愛車のF500(67年式)を空輸しちゃった、
という人……本物のカー・マニアはやることがスゴイですね。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックの続編が3作追加。

 最初1作はISUTOSHI「愛気」第4巻です。この作品ヤクザ方面に
進むのかと思いきや、主人公の承久が稜武大の講師となったことで
「学園格闘物」のノリが継続される様子です。こっちに行った方が
読者を掴み易いという大人の(編集の)判断なのかもしれませんが、
敵のザコキャラが次々と出てくる展開はパターンになり過ぎていて
新鮮味に欠けるのも事実。私は最初からのレギュラー・キャラ2人
(蓬明&メタラ)をワリと気に入ってたんですけどね、修行の旅に
出ちゃってフェードアウト。これからは大学が舞台となるだけに、
お嬢(きずき)も出番が減ってしまうんでしょうか……う〜む。

 2作目は冬目景「幻影博覧会」第2巻です。やっと出ましたね、
この作品。ちょいと1巻を調べてみたところ、初版は2005年の
1月でしたよ。しかも初出は2000年2月のコミック「Bstreet」
ですから、もう丸7年以上が経過してます。私はけっこう時代物が
好きな方なので継続して買ってますけど、一般読者はとてもついて
これないペースでしょうね。今回収録のお話も途中9ヶ月ほど間が
空いちゃってます……既に女性キャラの魅力のためだけに買ってる
気もしないでもありませんが、まあ、気長に待つことにしましょう。

 3作目は竹本泉「わらいの園々」です。前巻と同じく別タイトル
ですが、どうやら「よみきりものの…」というシリーズ名になった
ようです。これはその第2巻。内容は、前作の「よみきり・もの」
第1巻収録エピソードのパート2もの……なんてややこしい(笑)。
作者本人もあとがきで「いろいろと話の作り方が間違ってます」と
言ってますが、この人の作風でならいつも通り(笑)。個人的には
「だひゃひゃ」と笑う表題作がお気に入りでしたね。

280. レースゲーム三昧(2007/5/10)
 先週からこっち、ずっとレースゲームばっかりやっていたせいで
右腕が死んでます(笑)。特に握力が無くなって、タイピングにも
支障が出そうな気配。まあその甲斐あって「アウトモデリスタ」は
かなり上達しましたが……現在はレベル6(最終レベル7直前)に
挑戦中なんですけど、ここがちょっちクリアできそうにありません。
赤城・裏六甲の登り下り4コースのため、激ムズです。

 このへんまでくると、最初は選択できなかった車もほとんど無く
なってきてます。まだ「光岡オロチ」はドライブできませんけど、
残りもあと数台……使えるようになった車の中では、当初の期待に
反して「童夢・零」が激遅だった(泣)。まあこの車も発表された
のが78年ですからね。設定が145psでは現代のロードスター
よりパワーがありません。逆に面白かったのはコンパクト・カー。
スバルの「ヤングSS」などは36psしかないため、本チャンの
レースに使っても敵車がアッという間に見えなくなります(笑)。
フリー走行だとけっこう楽しめますよ。ほとんどのコーナーで減速
する必要がありませんから、アクセルべた踏みで(笑)。

 友人大先生様は最近プレステ1ソフトのGT2にハマってますが、
このゲームは非力な車もかなりラインナップされている。こっちの
方がタイムを出すのが難しいんですな、実は……ダイハツ製の新型
ミゼットIIとか、フィアット500の限定レースは激ムズですよ。
軽量化レベル3までやれば勝てますけど、元々スピードが出ない車
のため、ほんのちょっとのコース取りミスでブチ抜かれます(泣)。
しかしこの敵車のえげつないブーストはなんとかならんのだろうか?
せっかくチューン設定があるのに、これでは台無しだと思うのだが、
一般ユーザーのご意見はどんなもんでしょうかね? 前出のアウト
モデリスタもブースト仕様のため、ゴール直前でブチ抜かれること
があります(泣)。

 ところで別の友人が所有するプレステ3もプレイさせてもらった。
最新のリッジレーサーは最初からブースト付で、敵車はもちろん、
自分も使えます。ボタン一発でマフラーから火を吹くんだな(笑)。
背景がリアルなだけにこれには爆笑でした。昔SFCでプレイした
「F−ZERO」を思い出しましたよ。全体にスピード感があって
良かったんですけど、操作系はちょっと難しくなった印象ですか。
壁の当たり判定はかなりシビアで、ガクガクしまくりです。これは
アーケードの設定そのまんま。ちょっとアンバランスな気もします
けど、この方がゲームらしくていいのかな?
 同様にウィーもプレイしたけど、こちらにはまだレースゲームが
無かったので、とりあえずミニゲームとかいろいろやってみました。
ジャイロ・コントローラーの操作感覚は非常に面白い。でもこれで
レースゲームをやるのは困難かもしれない。ミニゲームにはレース
風のものもあったんですが、左右回転(水平角)がハンドル、前後
回転がアクセルのため、操作がとっても微妙。タイムアタックとか
には向いてないかもしんない。まあ普通のコントローラーも別売り
されてますから、今後のラインナップに期待しときましょう。

 私も多くのレースゲームをやってきましたが、最もスピード感に
あふれたソフトはDC版「セガラリー2」でしたね。同じくDC版
「首都高バトル」も完成度が高かった。これ以前のものだと前述の
SFC版「F−ZERO」ですか。あとは、プレステ1のソフトで
「モータートゥーン・グランプリ2」も良かったですね。未確認の
情報ですけど、このMG2のスタッフが「GT」を製作したという
ことです。同じソニーの製品ですから……ゲームの性質が180度
違ってしまったのはちょっと残念。

 そういやセガラリーも首都高バトルもプレステ2で新作が出てた
ハズですな……今度中古屋で探してみよっと。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」に書籍が4冊追加。あと今週はコミック・リストを
50作ほど過去ページに移動しました。こちらが見やすくなったの
はいいのだけれど、過去ページは長くなる一方です。もっと増えて
きたら過去ページも分割を検討しなければいけません。
 それと、これはもう先週末のことになりますが、トップ絵を更新
しときました。今回の絵柄は「GT」です。マルコが乗ってるのは
遊戯筐体なんですけどね(笑)。

 書籍の最初はPHP文庫「「世界の神々」がよくわかる本」です。
タイトル通り世界の神々109人を解説した一冊。ギリシャ神話の
主神ゼウスに始まり、北欧神話オーディン、ケルト神話ク・ホリン、
インド神話シヴァ、メソポタミア神話ギルガメシュ、エジプト神話
ラー、と続いていく。有名どころはほとんど紹介されてますけど、
最終章がクトゥルー神話というのはご愛嬌(笑)。確かに神話には
違いありません。ちゃんと「20世紀の神話」として解説してます。
挿し絵もかなりあって、雰囲気たっぷりでお買い得ですね。それと
親切なのは参考文献リストが40冊以上あること。ここから個別の
神話にすすむのには非常に便利。個人的にはもちょっとマイナーな
うんちく情報がほしかったところ。

 2冊目もPHP文庫から「「医者いらず」の食べ物事典」です。
本書は薬になる野菜や果物・魚介類を114品ほど解説。科学的な
成分だけではなく民間療法の効能も掲載されていて、身近な食材の
うんちくが満載です。序章でも述べられてますが、食材の約8割は
日本食で占められ、日本食がどうして健康食なのか、ということが
よ〜く解る。著者の石原結實(・ゆうみ)はイシハラクリニックの
院長で「おもいッきりテレビ」にも出演している有名人。この類の
解説では非常にまともな人のひとり。捏造だった「あるある〜」も
このような人物をご意見番に据えておけば良かったのに。

 3冊目は河出夢文庫「花と植物おもしろ雑学王」です。こちらは
植物のうんちく本。CMで「この〜木なんの木、不思議な木〜」と
歌われる木の正体は? とか、食虫植物のウツボカズラは食べすぎ
で死ぬのか? とかいうような雑学ネタが満載。私が一番面白いと
思ったのは植物学界最大の謎で「つる植物の右巻き左巻きは遺伝で
決まる」というもの。問題は「巻く方向が(遺伝で)決まっている
のはナゼなのか」というところ。遺伝する情報はその固体が生存に
有利だから残るハズ……右巻きか左巻きか、その違いに有利不利は
あるのか? 全体では左巻きのつる植物が多いが、ではなぜ左巻き
が多くなったか? 左巻きの方が生存に有利だったのか? しかも
例外もあって、ツルドクダミのつるは右にも左にも巻きつくという。
コレ全く解明されていないそうですよ。光合成システムの方が先に
解明できるだろう……そんなに重要な問題なんでしょうか?(笑)
いや、学者にとっては大マジなんですよね。

 最後は廣済堂文庫の「日本地図の謎 おもしろ島々地図」です。
こちらは日本の島・6852島のうんちく本。人形劇「ひょっこり
ひょうたん島」のモデルとなった島はドコにある? とか、武蔵と
佐々木小次郎が闘った「巌流島」は、どうして負けた方の流儀名が
残っている? とか、桃太郎が鬼退治に行ったという「鬼が島」の
所在地は? とかいう謎ネタが満載。この他にも領土問題となって
いる北方四島、竹島、尖閣諸島の解説もあります。ちょっと驚いた
のはクリント・イーストウッドが映画化もした「硫黄島」のお話。
この島には二つの火山があり、年平均で20センチも隆起を続けて
いるのだそうだ。しかも、地熱が摂氏100度になった記録もある
という……ホットな話題でしたね(笑)。

279. 黄金週間はゲーム漬け(2007/5/3)
 一般世間ではGWの長期休暇中なワケですが、私も少ない休日を
利用して秋葉原に出向いたり、知り合いと映画を観に行ったりして
みましたよ……まあ、なかでも友人大先生様の命令でプレステ2を
買ったのが一番の話題でしょう。しかも色はシルバーです(笑)。

 自分のプレステ2を買ったことで、友人大先生様に借りっぱなし
だった旧型プレステ2はお返ししました。でそのお礼に、いくつか
ソフトを貸し出したんですが、中でもプレステ1時代の「GT2」
にハマったご様子。

「オレはあんまりレースゲーはやらない方だけど、これはけっこう
面白そうだな。国産車が多いから、マイカーはゲットしたい」
「でもそれ、ゲーム・バランスは最悪ですよ」
「そうなのか? まあ500円だから、オレも買ってみるよ」

 この話の続きは、本サイトの画像掲示板で進行中(笑)。ゲーム
開始時点での自己資金が100万円しかないため、好きな車を入手
するためにはレースに勝って賞金を稼がなくてはならない。それが
ひどい作業感を生み出します。しかも、肝心のレースでは遅い車に
ブーストがかかるため、タイムアタックの要素はまるでナシ。でも
資金調達には「近道」があるので、それは掲示板に書いておいた。
古書店でガイド本も入手できたんですが、レースを優勝したときに
ゲットできる車のデータが間違ってるうえ、攻略ルートについての
言及はまるでナシ……ただのデータ集ですかね。これなら買う必要
無かったかもしんない。でも資金が豊富なら豊富で、ゲーム展開は
マンネリ化します。続編の3や4はどんなもんなんだろ?

 プレステ2のソフトでは、以前にここで「リッジレーサー5」と
「アウトモデリスタ」を購入したと述べました。その後者「アウト
モデリスタ」は、秋葉原でガイド本を入手できましたよ。開始時点
では使用不可の車種もこれで判明しました。見てビックリしたのが
最終レース(レベル7)を全部勝つと使用できる「オロチ」です。
これは「光岡自動車」という小さなメーカーが製造してるんですが、
東京モーターショー(2001年)に出て話題でした。実車は既に
買えるハズですが、受注生産で1000万以上するとか……ゲーム
でしか乗れない車ですね。
 このゲームで使用できるのは国産車ばかりで「トヨタ・スポーツ
800(ヨタ8)」とか、幻のスーパーカー「童夢・零(ゼロ)」
とか、えらいマニアックなラインナップ。外車が無いのがちょっと
寂しい気もしますけどね……それと、最後に現れる「タミヤ・掛川
サーキット」に爆笑! これってラジコンカーのコースでは?(笑)
マイカーがミニマムサイズになって「みぃ〜」とかいう爆音? で
疾走するそうです。さすがはカプコン、遊びゴコロ満載ですな。

 改めて考えると私がレースゲームを好きな理由とは、子供の頃の
「スーパーカー・ブーム」の影響ですかね。DC版のセガラリーで
「ルノー・A110」をドライブできたときは、ちょっち感動しま
したよ。どっかにカウンタックLP400やマセラッティ・ボーラ、
デ・トマソ・パンテーラをドライブできるゲームはないものか?
トランザムならファイヤーバード・カラーでしょう? アストン・
マーチンではザガードやラゴンダ。GTカーだとポルシェ935、
BMW・CSLがお気に入りのカラーリングでしたね。

 現代は空力学のせいもあってか、個性的な自動車が少なくなった。
60〜80年代の「旧車」に特化したゲームはないものだろうか?
確かフェラーリF355のゲームならDCで出てたけど、どっかの
メーカーで製作してもらえないかなぁ。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが1作追加ですが、これは全7巻です。
書籍は1冊の追加で、これも上下巻で2冊……やばい、観ていない
DVDがまた溜まってきた。ゲームやってる場合じゃないよ(泣)。

 コミックの1作は山岸涼子「日出処の天子」全7巻です。これは
白泉社文庫のもの。以前出ていたコミックス版では、最終巻だけが
異様に薄かった記憶がありますが、文庫版ではほとんど同じ厚さ。
 内容は、聖徳太子として知られる厩戸王子(うまやどの〜)と、
蘇我毛人(そがのえみし)の物語。敏達帝の御世(西暦583年)、
二人が池のほとりで出会うところから物語は始まる。一応、要所の
史実は押さえてますが、キャラの性格は完全にフィクションです。
主人公の厩戸王子は三千世界の果てをも見通せる超能力の持ち主で、
蘇我毛人とはホモ関係になっちゃってる。すごい設定だよ(笑)。
昔の宮廷人・王族には(実際に)風変わりな人物も多かったという
話を聞いたことがあるけど、ここまでぶっとんだ人はいなかったで
しょうね(笑)。

 本作は少女誌「ララ」に連載されていた作品で、昭和58年には
第7回講談社漫画賞を受賞している。当時少女マンガでは歴史物の
作品が数多く描かれてましたが、このような伝奇物は異質でした。
でも、いま読むとぜんぜん違和感が無いところはさすが。ちょっと
時期が早過ぎたのかもしれませんね……まあ、某エロ漫画家さんの
言葉を借りれば「サイキック・ラブコメディ」だそうなんですけど、
いや、そのように見ることもできますよ、という意味ですな。
 それと、確かコミックス版には無かったと思うが、最終第7巻に
「馬屋古女王」という短編が収録されている。これは本編の後日談
といった内容で、厩戸王子の死亡直後からの物語。息子の山背王子
の代に一族が滅ぶという、その前兆を描いた作品です。こちらでは
厩戸王子の親族が、娘の馬屋古女王を取りあって崩壊していくのだ。
まるで呪われているかのようなオチである。史実では「大化の改新」
直前に蘇我によって滅ぼされる。そうした背景を知っていて読めば、
より興味深く感じるでしょう。

 書籍は学研M文庫「アメリカ独立戦争」上下巻です。本書は一見
すると戦記物のように思えるのだが、当時のイギリス議会の様子も
書かれていて風変わりな印象。まえがきにも「戦争は異なる手段を
用いた政治の継続である」というクラウゼヴィッツの「戦争論」の
一節が引用されている。前にも中東などでのイギリスの対外政策は
失敗続きだったように思ったが、ここでも同様という印象でしたね。
アメリカを含むイギリスの植民地政策には一貫したところがなく、
植民地からの搾取は当然だったようです。英国議会での派閥争いと、
国王の気分次第の人材登用も問題がありますね。ディベートなどの
論戦術に長けた人物の意見が通ってしまう状況では、政策の効果は
薄くなるばかりです。

 戦記の部分では、総大将のワシントンの苦労は並々ならぬものが
あったようです。イギリス正規軍と違ってアメリカ軍は錬度の低い
義勇兵が大半を占めていて、各地を転々としてます。圧倒的な数の
イギリス軍は、議会が足を引っ張っていて迅速な作戦行動ができず
にいたようです。いちいち本国にお伺いを立てていたのでは、どう
なるかは予想できますね。半ば自滅してくれなかったら、アメリカ
独立も危うかったかもしれません。
 本書は上巻が1750年から始まり、下巻が1775〜83年。
欲を言えば独立戦争前後の世界情勢についての解説がもっとあれば
良かったかもしれない。ちなみにこの直後の1783年。英国では
ギボンの「ローマ帝国衰亡史」が発行されましたが、それが絶大な
人気だったのも当然のような気がしましたよ。

278. うまいモノには毒がある(2007/4/26)
 今週はグルメ道の話題。近所のスーパーで春物イチゴの安売りを
してたので、2パックほど買って一気喰い(笑)。1つが298円
だから、普段の3分の2だったワケですな。イチゴはレモンなんか
よりずうっとビタミンが豊富な健康食品なんですよ。まあ、そんな
コト気にせず私は好きなもんたらふく食べてるだけなんですけどね。

 で話はここから。先週もチラッと書いた某薬科大卒の友人。現在
は実家の薬屋に勤めてるんですが、この友人に「イチゴを一気喰い」
という話をしたところ「それは止めておけ」と言われちゃいました。
さて、どうしてか?

「イチゴに限らず、ビタミン類を大量に摂取するのは体に良くない。
元々の食品を消化・分解して栄養素を吸収する、という機能が疎外
されるから、体が怠けてしまう。病人ならそれもいいけど、健康で
いたいなら普通に食事することだ」
「はうわっ……マジですか?」
「マジです。それと、ビタミンやカルシウムは一定量以上は体内に
蓄積しておけないから、余分があっても排出してしまう。その状態
が長く続くと、ビタミンやカルシウムが出ていきやすい体質になる。
そうなってしまうと、この先もずっと大量摂取を続けていくことに
なるだろう。最近は栄養ドリンクとか健康食品にも、一日の摂取量
を守るように、注意書きがあるだろう?」
「ええ。なんと言いますか、いちいちごもっともな……ちゅうか、
そんなことは気にせず、普通に食事していればいいんですね?」
「そうだ。いま長寿の世代は明治・大正生まれの人だから、当時の
質素な食生活が一番いい。それじゃ足りない栄養素だけを現代食で
補えば完璧だな。お酒も絶対ダメ。昔は極端に栄養不足だったから
日本酒も栄養源だったけど、今は栄養取り過ぎだから」

 聞いてると当たり前のことばかりなんですが、気がつかないこと
ばかりです。薬屋の人間が言うと、説得力あるよな。

「栄養ドリンクとかも呑み過ぎは絶対にダメだ。あれはドーピング
なんだから。オリンピックや国際大会には出場できない」
「でも、薬屋では栄養ドリンク売ってるよね?」
「タバコの自販機も置く予定だ。商売なんだから当然だろう?」
「ああ、そんなオチですか……」

 素晴らしくリアルな会話でしたね(笑)。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」に書籍が3冊追加。

 書籍の1冊目は徳間文庫「史記」第1巻です。これは当初6巻で
刊行された書籍を文庫化したもの。文庫版は全8巻ですけど、1冊
1200円のため、全巻だと9600円になってしまいます(泣)。
先週もチラッと紹介しましたが、本書と「十八史略」(全5巻)の
シリーズは非常に読みやすい構成ですよ。
 1巻目は「聖王伝説〜春秋末期」までのお話。中国史を最初から
知るにはまずここから。周の太公望、春秋五覇の時代。呉越同舟の
諺でお馴染みの呉越の抗争と続く……しかしコレ、とても二千年前
の記述とは思えませんな。著者の司馬遷は紀元前100年ごろの人
ですが、つい最近になって古代殷王朝の系譜の正確さが証明された
そうです。当時はそのような資料の収集も困難だったでしょうに、
改めて司馬遷の偉業に感服しますね。

 で2冊目は同じく「十八史略」の第1巻。全5巻1冊1000円
なので、全て揃えると5000円(泣)。前出の史記と合わせると
14600円ですよね……さて、どうしよう(笑)。ちなみにこの
十八史略、原題には「18冊の歴史書の要約」という意味があり、
西暦1300年頃に「曾元之(そうせんし)」が編纂したものです。
本書にはその歴史書18冊もリストが掲載されてます。
 でこちらは元々が要約本のため、1巻目でもう奏の始皇帝が中国
全土を統一するまで進みます。中国史の入門用には最適でしょう。
しかし本書では最初の解説が北京原人からはじまるので、ちょっと
面喰らうかもしれませんね(笑)。

 書籍の3冊目は学研M文庫「十八史略の人物列伝」です。本書は
十八史略を中心に、中国の歴史上の人物67人を紹介した解説書。
最近映画化された「墨攻」の元となった「墨子」も掲載されてます。
後半では元・明・清の各時代からも紹介。元の十八史略は宋代まで
ですから、ちょいとお得な一冊です。
 その追加中での注目は「李鴻章(りこうしょう)」ですか。日清
戦争時には外交官として終戦交渉にあたった人物で、大変な苦労人。
それ以前に軍の近代化を進めようとしたこともあったんですけどね、
西太后の浪費癖に悩まされたり、予算を削られたりしたそうです。
歴史学者の評価は高いにもかかわらず一般世間の評判は悪いという、
清代末期の不幸を一身に背負ってしまったかのような人で、これは
ちょっと同情しちゃいますね。

 ところで、中国の歴史書でも「正史」と呼ばれるものは「紀伝体」
構成で書くことになっている。これは歴代王朝の年代記「本紀」と
その時代の人物「列伝」からなるもの。これを合わせて「紀伝体」
というワケである。だから「十八史略」は正史ではなく、年代順に
書かれた「編年体」という一般の歴史書と同じ構成で書かれている。
別にどちらでもいいように思われるが、史記と他の歴史書(漢書)
では、その人物が帝王になったかどうかで「本紀」を書くかどうか
意見が分かれている。例えば「項羽と劉邦」では、漢の高祖・劉邦
にはどの正史でも本紀があるのに対して、漢書では項羽には本紀が
無いのである。この違いはけっこう大きい。

 このような理由から、中国史の書籍を読むときに注意してもらい
たいことがある。それは著者がどの人物を「選択し、排除したか」
というところ。中国史の解説をする者なら紀伝体を知らないワケは
ないので、人物選択が編集方針と密接に関係してくる。現代中国の
教科書を読むと、前政権のことを完全に悪者として書いていたり、
政敵だった人物の評価がえらい低かったりすることがあるのだ。ま、
日本国内でもちょくちょく見かけますけど、一冊の本に書かれてる
ことを鵜呑みにせず、異なる資料から知識を得ることが重要です。

277. 未読の書籍が100冊を超えました(2007/4/19)
 ええとですね、今週のテーマは上記の通り(笑)。書店めぐりを
続けていたのはいいんですが、未読の書籍が山になってしまった。
片っ端から読んでかないと、また同じ本を買ってしまう危険がある。
のん気にプレステ2とかやってる場合じゃないです。いやほんとに。
まあ、読むのはこれからですけど、では何をそんなに買ったのか?
先に紹介しておこうと思います。

 まずは長いモノから。光文社文庫から「ミステリー文学資料館」
というシリーズ本がでてるんですが、第一期が「幻の探偵雑誌」で
第二期は「蘇る推理雑誌」です。各10冊で計20冊。やっと全部
揃いました。全初版ですけど、たぶん再版はしないんでしょうね。
それと、別の出版社からも似たようなシリーズが15冊ほど出てる
ので、それも揃えると全部で35冊ですか……ふう。
 同じ光文社文庫のシリーズで海外作品の「修道士カドフェル」も
全21巻で完結しました。最後の巻は短編集のため、かなり薄い本
となってます。このシリーズは前に社会思想社から現代教養文庫の
「ミステリ・ボックス」として刊行されてたものです。本サイトの
「あいてむ」ページにも記述があります。もう一作、海外の作品で
収集しているシリーズがあるんですが、それはまだ本国でも新刊が
出ていて、現在は17巻ぐらいになるのかな? これも集めてます
けど、まだ10巻ほどですね。
 創元文庫の「キャプテン・フューチャー」シリーズも全11巻で
完結しました。これは2作1巻スタイルの分厚い文庫。ここまでの
合計だと(10+10)+21+10+11だから、62冊です。
それでも残りが15+7で22冊……いつ揃うのだろう?(笑)

 次は細かいところです。岩波文庫のいくつかが新訳になっていて、
これを旧版と比較するために買ってみました。作品ですとカフカの
「変身」や、モーパッサンの「脂肪のかたまり」といったところ。
後著は旧版では「脂肪の塊」だったので、タイトルそのものも新訳
になってます。新訳以外ではシェンキェーヴィチ「クオ・ワディス」
全3巻とか、ギャスケルの短編集を買ってみた。他の名作モノだと、
ちくま文庫の分厚い「プルタルコス英雄伝」全3巻など。
 SF小説は古書店で10冊ほど一気買い。ゼラズニイ「光の王」、
スコット・カート「エンダーのゲーム」、ソウヤー「ホミニッド」、
E・E・スミス「火星航路SOS」などを購入。特にハヤカワ文庫
ではスタニスワフ・レムの「捜査」を発見できたのが超ウレシイ。
これは秋葉原でゲットしました。捜索中の本は新品でも買いました
けど、中でも創元文庫の「東欧SF傑作集」上・下巻と、「ロシア・
ソビエトSF傑作集」上・下巻が非常にマニアック。それと映画化
されたSFのアンソロジーで「地球の静止する日」も買ってみた。

 他に珍しい書籍では角川文庫の「我が闘争」上・下巻とか、日経
ビジネス人文庫の「モルガン家」上・下巻あたり。前著はアドルフ・
ヒトラーが口述筆記させたという歴史的奇書ですな。後著は有名な
モルガン・スタンレー商会の伝記本です。他に徳間文庫から「史記」
全8巻と「十八史略」全5巻が出ていたので、それぞれ1巻だけを
買ってみた。チラッと見た限りでは、原文(漢文)と訳文・解説の
構成が非常に読みやすいと感じましたね。入門用には最適でしょう。
できたら「論語」とか「孫子」の系統もこの構成で刊行してくれる
とありがたい。歴史系では中公文庫からアンリ・トロワイヤの著作
「大帝ピョートル」「イヴァン雷帝」「女帝エカテリーナ」上・下。
ジャン・デ・カール「狂王ルードヴィヒ」なんてところも購入した。
これらは別に歴史年表を確認してから読むのがオススメ。時代順に
読めば混乱しなくて済みますよ。

 ちゅうか、これでも紹介した分量は6割ぐらいだろうか? 机の
横には平積みの状態の本が、床から7〜80センチくらいの高さに
なってます。しかもそれが3列あるんですけど、これじゃ収納する
場所にも困りますね(泣)。まあ、読んだものから書庫(押し入れ)
行きにすれば、歩く場所くらいは確保できそうです。

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」に書籍が4作追加。

 それでは読んだ本を紹介しましょう(笑)。最初は日本文芸社の
「学校で教えない教科書・面白いほどよくわかる」シリーズが2冊。
長いタイトルなので1回でご紹介。その1冊目は「毒と薬」です。
著者は「毒と薬研究会」となっておりますが、編集を担当したのは
新潟薬科大学の学長・山崎幹夫。本書は書き出しが「毒と薬の歴史」
から始まるため、通読できる構成で非常に読みやすい。古代中国の
「丹薬」とか、クレオパトラが自殺するのに使った「ヘビ毒」など、
歴史の雑学ネタが満載です。現代医学の抗生物質(ペニシリン)や
ビタミン、ホルモンのお話は第3章から。最後には「ドラッグ」に
ついて警告しているところが「いかにも」な感じですけど、本書を
薬物使用目的で読む人もいるんでしょうね、これは。私には某薬科
大卒の薬屋の友人がいますが、彼に言わせると「ドラッグはシャレ
にならんほど危険」だそうなので、くれぐれも薬物にはハマらない
ようにしてもらいたいものです。

 で2冊目は「聖書のすべて」です。本書は天地創造から、つまり
旧約聖書の「創世記」から年代を追って解説する構成で、これまた
非常に読みやすい。ただ、ちょっとオドロキなことがございました。
私は自身の創作小説でも修道士の物語を書いている関係で、聖書は
よく調べたつもりだったのですが、つもりはつもりでしかなかった。
私の頭の中では、聖書のエピソードが年代順になっていないことが
判明したのです! 私の認識ですと、古代ペルシアの王妃エステル
がイスラエル人で、王様に同朋を救ってくれるように懇願した結果
「ペルシアのバビロニア攻撃・征服〜バビロン虜囚からの開放」と
つながっていく……ハズだったのですが、実際は逆でした。これは
解放されたイスラエル人が「感謝して創作した美談」なのだそうだ。
へえ、ほう、ふ〜ん(泣)。ですので、王妃エステルも架空の人物
なんだって! 私は実在の人物とばかり思っていました(号泣)。
読んでおいて良かったよ、コレ。もしかで、この先ずっと間違った
ままだったかもしれません。

 さて次の2冊はナツメ社の「図解雑学」シリーズ。3冊目となる
のは「ローマ帝国」です。タイトルは帝国ですけど、ローマの歴史
そのまんまの本ですね。BC700年からAD700年までを年代
順に解説。歴代皇帝については、その政策や戦争、周辺各国の状況
なども書かれているので、全体を把握するのには最適ですな。私の
場合はほとんど知っていることばかりだったため、目新しい事項に
めぐり会えなかったのは残念無念です。ただ、最終章4世紀からの
解説は非常に参考になりました。ローマがコンスタンティヌス帝の
改宗でキリスト教化してからのエピソード。前出「聖書のすべて」
ではイエスの磔刑で解説が終わるため、その後の歴史的推移を確認
できるのは二重マルです。正直、ここから東西ローマ分裂・崩壊の
時代が最もややこしい部分なので、個人的にはもっと頁数を使って
ほしかったですね。

 最後4冊目は「グリム童話」です。本書はあちこち探しまくって
やっと見つけた一冊。内容は物語ではなくて、グリム兄弟の伝記と
童話の構成形態を分類して解説したもの。たとえば「まま母」には
どういうパターンがあるか? とか、ヒロインとなる「お姫様」は
どんな苦難に遭うのか? といったパターン分析をしている童話の
研究書です。面白いのはグリム童話(ドイツ)だけでなく、他の国、
日本や中国・インド・アラビアなどの類似作品とも比較している点。
一例では「天女の羽衣」が世界的に広まっている話で、本国ドイツ
では「白鳥乙女」であり、北欧では「海豹(あざらし)乙女」とも。
アラビアの「千夜一夜」にもあるという。これらに共通するのは、
乙女は超人的な能力を持っているが、飛翔能力はその着物(羽衣)
にある、という部分。これを取られると、飛べなくなってしまう。
いや、なんちゅうか、どうしてこんな遠い国同士で似たような話が
伝わっているんでしょうかね?
 本書では心理学的な考察もされてますけど、母が子に向ける愛情
だとか、そうした共通性から似たような物語が生まれることがある
んでしょう。精神的に成人する前の、親子関係の通過儀礼(再構築)
だとか、なかなか穿ったところを突いていて興味深い。元々口伝の
民話などには共通性があるということですが、このような童話から
人の深層心理を読み取れるのは、すごいことですね。

276. テーブル・ゲームの世界(2007/4/12)
 今週はプレステ2は放っといて、古書店めぐりをしてましたよ。
春先はお引っ越しの季節。古本屋の品揃えが最も充実する時期でも
あります。マニアとしては、この時期を見逃すワケにはいきません。
友人と一緒にアキバにも出向いたりしまして、捜索中のアイテムを
しこたま買い込んできました。ま、それはおいおい紹介しますが、
今回はテーブル・ゲームの書籍を中心にご紹介。

 まず最初はTRPG本「ロール&ロールSP」第1号です。これ
本誌の増刊なんですが、特集記事は「BRPシステム全訳」という
マニアックな本。これはテーブルトークRPGをプレイするための
「ベーシック・ロールプレイ・システム」で、あらゆる世界設定を
構築できる優れたシステムなんです。このタイプのシステムでは、
日本では既に「ガープス・システム」が紹介されてます。こちらの
発行元は角川ですが、本書は新紀元社の一冊。2004年9月7日
「初版」となってますけど、増刷はしてないみたい。
 でこのBRP、製作元のケイオシアム社が発売した他のTRPG
にも採用されてるので、それらに移行するのがとても楽なんですな。
普通なら、新しいゲームを始めるためには膨大な量のルールを把握
しなければならないんですが、それだとプレイヤーの負担が、特に
ゲームマスターの負担が大き過ぎるワケなんですよ。過去TRPG
離れが加速した原因も、実はそこらへんにある。

 私も一読してみましたが、非常にすっきりした内容で、ちょっと
パワーユーザーには物足りないかもしれない。汎用のルールのため、
削れる部分を最大限に削った残り、という印象でした。でも紙面の
第2特集では、このシステムを利用して製作したゲームも掲載して
いて、固有のルールがどのように追加されていくのかが解ります。
非常に発展性のあるシステムですね。ちゅうか、初心者の入門には
最適と思われます。中核となるのは「行動順序」と「内容宣言」の
ため、ほぼどんな世界設定も構築できます……ええと、北欧神話の
「時の女神」とかが出てこなければ(笑)。
 ちなみに、このケイオシアム社の発売済みの「BRP・一族」は、
超有名なものばかりです。代表作としては「ルーンクエスト」とか
「クトゥルフの呼び声」があって、他に「ストームブリンガー」も
非常に人気がある。全くの素人でも、ひとつくらいは名前を聞いた
ことがあるんじゃないでしょうか。

 次いで2冊目は「マナバーン」第1号。これは世界最大のカード
ゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」の専門誌。本誌の「ゲーム
ギャザ」別冊となってます。ホビージャパンの発行で、2004年
11月15日……奇しくも前出の「R&RSP」の発行直後です。
大元の「マジギャザ」については説明不用と思われますが、簡単に
述べますと「カードの集合体(デッキ)で対戦するゲーム」ですな。
このカードですが、現在までに1000種類以上作られているため、
デッキ構成のパターンも(事実上)無限にある。所有するカードの
種類が多い方が有利になるため、対戦は「古いカードも有り・無し」
などのルールで「クラス分け」されているのが特徴です。

 このカードゲーム、かなり以前から日本にもプレイヤーがいたん
ですけど、ここ数年で爆発的に増加しましたね。ルール上はクラス
分けされていても、新発売のカードを「箱買い」できるお金持ちが
有利になりがち。ハマると大変な散財になること必定です(笑)。
私はやってませんけど、よくヤフオクにレア物カードが出品されて
ますね。発売初期のカードでは1枚数万円もするものがあります。
システムや「絵的」には非常に面白いんですけどねぇ……ちょっと
やる気はしません。
 この雑誌、世界大会の記事などもあるため、優勝者のデッキ構築
などは対戦の参項になるかと思われます。ちゅうか、そのカードを
持っていることが前提ですけど。有名な(強い)デッキには愛称が
つけられ、またそれに対抗するパターンも日々変化していく。一種
「果てしない」様相を呈したゲーム。

 3冊目以降は国産のカードゲーム「モンスター・コレクション」
関係書籍。最初は「公式トーナメント・ルールブック(2001年
度版)」で、これはタイトル通りルール解説書。レギュレーション・
ブックというやつですな。4冊目はモンコレ2の「魔法帝国の興亡
パーフェクト・ガイドブック」です。こちらは第2期発売カードの
解説書。イラストが中心で非常にカラフルですな。最後の5冊目は
モンコレを「はじめて遊ぶ本」です。
 これらはどれも富士見書房の発行で、私が探していたのは最後の
5冊目。それはモンコレには多数の絵師が参加してるんですけど、
その中でも「竹本泉」の絵が見たかったから(笑)。カラー原稿を
8ページほど描いてます。ノリはゲーマガの「いろいろぶっく」の
タイプで「……なのよーっ」って感じ(笑)。実はこの本、発行は
1997年12月25日。もう10年くらいずっと探してたんです。
発見したときにはちょっち感激。ありがとう、ブック・オフ!(笑)
ちなみに、4冊目のガイド本には、竹本泉が担当したカードの絵も
ちゃんと載ってました。こちらは平成13年9月10日の発行です。

 しかしマジギャザにしてもモンコレにしても、コレクション性を
組み合せたのが大ヒットの秘訣でしょうか? 私の子供の頃には、
ゲーム性の無いヒーローカードなどのコレクションが流行ったこと
を思い出します。今でもトレカに関しては数百種類もありますから、
いつの時代でも変わらない収集アイテムなんでしょうね。まあ私は
集めてはいませんけど……とか言いながら、大昔のヒーローカード
なら300枚くらい持ってます。昔は「当たり」のカードが出ると
収納アルバムがゲットできたんですな。それも30冊ぐらいある。
日本だとこういうのは「メンコ」の延長なんでしょうかね?

〜今週の更新情報〜
「らいぶらり」にコミックが新規に2作追加。

 最初は川原泉「レナード現象には理由がある」です。なんか久々
ですね、この作者のマンガを読んだのも。でも相変わらずのペース
というか雰囲気で、思わず安心しちゃいました……ちゅうか、この
連作パターンものは「笑う大天使」の頃から全然変わってません。
途中のブレーメンを読んでなかったせいかな、そう感じるのは?
しかしこの本、四ヶ月で五刷りもしてたよ。ど〜りで一般書店では
見つからないワケだ。
 で本書の内容ですが、同じ高校が舞台のカップルのお話が三連続。
それぞれが「癒しのパワー娘&隠れ小説家」とか「美少女小学生・
柔道一直線男」とかでしたが、最後は「ホモ兄カップルの弟と妹」
という構成。1話目が一番ウケましたけど、2・3話目は少々強引
だったように思う。

 次は「ちょこパフェ」の1巻と2巻。全2巻のこの作品、作者は
「いずみ」となってますけど、これは「貧乏姉妹物語」を描いてる
「かずといずみ」のこと。本作は四コマ作品で、ケーキ屋の一人娘・
桂木千代子が主人公。小学四年生で、クラスメイトには和菓子屋の
娘・三井あずき。妹は、きなこ。担任は望月かしわ先生……ベタな
ネーミングが最高です(笑)。
 この千代子ですが、父親がパティシエ(菓子職人)で、フランス
帰りの帰国子女。チョコレートが大好きで、将来の夢は自分の店を
持つこと……こう書くと非常にアットホームなドラマと思われるが、
自分の店を持ちたいのは「相続税が大変そう」という現実的な理由
からである(笑)。この娘さん達が妙に大人びたボケをするのが、
この作品の笑いどころ。担任の先生の「嫁に行き遅れ」ネタが多い
のは、作者本人とオーバーラップさせたものなのだろうか?(笑)
現在連載中の「貧乏〜」より、こちらの方が作者の地が出てる気が
しますね。
 ところでこのコミックスですが、2巻を買ったら絵ハガキが2枚
ついてました。イラストは1・2巻のカバー絵で、なんかすっごく
得した気分です。


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めいん
だべり


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